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「小説新潮」で

12/3/16

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 という、また困ったタイトルの小説を書かせていただくことになりました。で、
 「小説すばる」で
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 という、変なタイトルの小説を始めさせていただきます。で、
 「小説現代」でも始まるのですが、まだタイトルロゴを作っていません。

 それから(何だか発売日のアナウンスの行き違いで色々とご迷惑をかけたようでありますが)、『定本百鬼夜行 陰』『定本百鬼夜行 陽』(文藝春秋)も明日発売になります(一部地域ではもう昨日発売になっているようです。これはフライングではなく、また他が遅延したわけでもなく、流通の都合そうなってしまうのだそうです)。
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 不思議な判型でありますが、四六判変形だそうです。わりと読みやすいかもしれません。
 「陽」は新刊、「陰」は新装版です。くわしくはこちら

 それからそれから、本日「電子百鬼夜行」シリーズが発売されます。
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 まずは『姑獲鳥の夏』と『百鬼夜行 陰』ですが、続けてぞろぞろ出るようです。『陽』も来月には並ぶとか。
 こちらは一斉発売ですが、電子でも「時間まではそろえられない」のだそうで、いつ購買可能になるのかは電子書店さん次第だそうであります。詳しくはこちら。電子出版はなんか敷居が高い、面倒そう、わからないという方のための買い方ガイダンスもあります。

 でもって、あの、南極のソフビ形の張り子プレゼント企画ですが、厳正なる抽選のうえ、

「岩手県在住の長根芳仁さん」

 に決まりました。当たってしまいました、長根さん。
遠からずスダレが参りますので、よろしくお願い致しますです。もちろん、張り子職人荒井良の作った一点ものであります。まあ南極夏彦自体はどうでもいいオヤジですが、荒井作品としては貴重であります。
 かわいがってやってつかあさい。

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どうということはないのですが イチ並び。うははははははは。

12/3/12

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 現在、二つ目の新連載第一回と書き下ろし長編を並行して進めております。ほぼ一時間置きにスイッチする感じ。
 今までは仕事が被る場合、時間が長くかかる仕事を中断し、短い時間で終わる仕事を合間に入れるというシフトだったので、こういう進行は初めての試みです。
 三つ目の連載も控えているので、当分このまんまのローテーションになる模様。効率がいいのか悪いのかはわからないので実験です(たぶんあんまり変わらない気が)。
 ちなみに、新連載その一『ヒトでなし』第一回は「小説新潮」に載ります。ものすごく久し振り。
 いま進めているその二は「小説すばる」であります。ちなみに、集英社なのにギャグじゃありません。うーむ。

日本図書館協会 選定図書

12/3/08

ストップ・プレス! ストップ・プレス!
いるの いないの』が、日本図書館協会より「選定図書」に選ばれました! こりゃスゴイ!
ツイッターで、厨子王自身も驚き、恐れ入っている模様です(笑)。

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ちなみに、3月20日(火)から「怪談えほん」全5作品の原画展が、青山ブックセンター本店で開催されます。
詳しくはコチラをご覧くださいませね。(まるひ)
 ↓
怪談えほん原画展|青山ブックセンター

東京ガベージコレクション

12/3/02

 まだまだ続きます。4月以降も続きまよ。
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 今週はあの大雪の中収録がおこなわれました。
 
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 なんとサプライズイベントが。
 照明が消えて運ばれてきたのがこれ。
 スタジオが暗くなった瞬間、平山先生が「なんだ、また誰か来るのか!」と言っていたのは内緒。

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 これ見てください。「あっ」と思った方。そうですそれです。

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 厨子王みずから切り分けてくれました。

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 私は「夏」を食べました。とても美味しかったですよ。
 ガベージスタッフさん感謝です。

 写真ぺたぺた貼ってみました(オーツカ・ハル)。

南極夏彦人形

12/2/28

『南極。』文庫化特別企画!!
「南極夏彦人形」プレゼントの締切が、明日2月29日(水)当日消印有効と迫っております。

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このすだれハ愛らしい人形(張り子 作・荒井良氏)があなたのものになるチャンスですよ。
詳細はこちら
どなたでも応募できます。お余りの年賀状のつかいどころですよ(オーツカ・ハル)。

【文庫版】『幽談』発売中です。

12/2/27

MF文庫ダ・ヴィンチ(メディアファクトリー)、620円ですー。

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この表紙を見るたびに、思い出しては背中がゾワザワするものが......。
それは、子供の頃にテレビで観たドラマです。(何十年前の話だ)
タイトルやストーリーなど、詳細はすっかり忘れてしまいましたが、女の人の手首が、どこまでも男性を追いかけてくるというホラーなドラマ。
とにかく手首がしつこい。箱に入れてヒモでぐるぐる巻きにして遠くに捨てても、脱出してまた追いかけてきたような。この辺はウロオボエですけどね。
人一倍怖がりなくせに、よく観られたもんです子供のワタシ。そりゃあ怖かったですよ、今でもこうやって思い出すぐらいですから。
「ああそのドラマなら知ってる」という方、いらっしゃいますかね?

幽談』の巻頭に収録されている「手首を拾う」は、もちろん手首が追いかけてくる話ではないです。
が、ワタシが手首ドラマ(勝手に命名)に思うぴったりなセリフを見つけてしまいました。

「覚えちゃあおりませんけども、忘れもしません」

どこにあるセリフなのか、よかったら探してみてくださいね。(まるひ)


【追記】
ツイッターってスゴイ!
更新の告知とともに、「手首ドラマ」をご存じの方がいると嬉しいとツイートしたところ、三名の方から教えていただきましたよ!
「手首ドラマ」は、『恐怖劇場アンバランス』の「墓場から呪いの手」でした。
いやあ、感無量であります。
教えてくださった方、ありがとうございました!

昨日の厨子王

12/2/08

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取材

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取材

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取材

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『いるの いないの』(岩崎書店)サイン50冊

という一日でした。詳細はまたおって。(オーツカ・ハル)

◎魔界の玩具ショー◎

12/2/02

 妖怪仲間で作家の石神茉莉さんの小説に登場するお店が、現実にあふれ出してしまうというお知らせ。
 世にも因果な品が集まる廃虚の玩具店「三隣亡」が、初台に現出いたします。
 11組のアーティストの競演によります「玩具店『三隣亡』へようこそ」展が、画廊・珈琲Zaroffにて開催されます。
 期日は4月19日(木)から5月1日(月)まで。

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 参加アーティストは、鬼会・凱留狗工房、Kei、COSOCOSO、thethe、赤色メトロ、是空、林美登利、瞳硝子、三輪浩光、八祐沙各氏の11組。

 石神ファンの方、各アーティストのファンの方は見逃せませんね。
 もちろん、そうでないみなさんもどうぞ。ここを入り口にして小説世界に入り込んでしまうのも一興であります。


◎業界の料理ショー◎

12/1/31

 グラハム・カーではなくて、グンジ・怪編集長です。
 仕事のメモは殴り書きで自分でも読めない有り様だというのにお料理手帳の文字は魔太郎のウラミ手帳のように細かくて丁寧だし、机周りは人外魔境の様を呈しているのにお料理手帳のレイアウトは手塚治虫の描く未来都市のようにみっちりきっぱり整理されているという、あきらかに道を間違った感がある業界一のシェフ・郡司編集長。今までにも魚をおろすといえば斬鉄剣のようなマイ包丁で鮮やかな職人技を披露し、鍋をつくるといえば大岡越前か遠山金四郎のような名鍋奉行ぶりを発揮して、ことあるごとに関係者に舌鼓を打たせてきた鉄人が、カレーを究めているという話を聞いたのが昨年の夏。
 それまで寿司職人に寿司の握り方を教わっていた男が、突然カレーというのはどうなのか。聞けばインド人に習ったという話。いや、嘘臭いでしょうそれは。まあ板前の腕は認めます。刺し身煮物焼き物、とりあえずどれも美味しかったです。でも、だからといってカレーも上手に出来るもんですか。包丁人味平かあんたは。インドの山奥で修業したのか。アノクタラサンミャクサンボダイかい。
 と、いうことで大いに疑問を持ったわけで、いずれ検証してやろうということになった次第。
 というわけでそれから数ヶ月、年を跨いで「グンジカレーを食す会」をソフト館で開催することに。
 角川怪&コミック怪工作員ダブルOの他、講談社Kさん、新潮社TさんOくん、青木(仮名)さん、集英社Cさん、中央公論新社変種N、メディアファクトリーR夫妻、デザイナー坂野夫妻、妖怪推進委員会のウメザワ年寄とTくん、物怪観光天野さん、児島都さん、村上健司くん、うちのO塚T島なんかが集まりまして、手伝ったりさぼったり持ち寄った菓子を食ったりしつつ郡司シェフのお手並み拝見。

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↑シェフ。

 主食が駄菓子なのになぜか菜切り包丁に凝っている変種Nが活躍したり、台所に一年立っていないTさんがタマネギ刻んだり、Kさんが持参のマシンでその百倍早くタマネギ刻んだり。

↓つまみ食うRもいたり。
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 うーむ。
 疑ったりして悪かった。
 ものすごく美味しかったわけで。
 禁断のムガールポークカレー、王様のチキンカレー、季節の野菜カレー、まかない最終カレーと、次々に繰り出される技の冴。どれも美味しいわけで。
 そもそも、こんなスパイスが並んだ段階で僕らの負けです。
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 ゲゲゲの女房のOP的でさえあるという。
 参加者全員、参りましたと頭を下げました。

 ちなみに、上司が調理している間に、シアタールームで部下二名が攻殻機動隊を観ていたことは、すっかりバレてます。

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◎南極さんが◎

12/1/23

 ご結婚されました。おめでたいことです。

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 写真は張り子ではなくてナマものです。
 南極役の俳優・橋沢進一さんと、女優の佐藤祐美さんの演劇婚。
 劇場を借り切って歌やコントやお芝居もある、ミラクルな挙式でございました。
 ちなみに、撮影したのはC塚さん(本物)です。(京極)


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