大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき公式ホームページ『大極宮』
大極宮公式ホームページ
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◎ミッション1・写真を撮りなさい
12/3/22
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◎ミッション3・新連載を始めなさい
その後、小説現代(講談社)で始まる新連載の打ち合わせを。で、これに決定。
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◎戻ったら
ゲゲゲ・90!
12/3/21
水木しげる大先生が九十歳を迎えられました。
大先生は調布市の名誉市民でもあらせられますので、調布市のグリーンホールにてそれをお祝いする「調布市名誉市民水木しげる卆寿記念 ―妖怪の棲むところ―」が開催されました。
会場は満席。
第一部は水木大先生がお住まいになっている調布市の長友市長を始め、大先生の故郷である鳥取県境港市、「遠野物語」のふるさと岩手県遠野市、こなきじじい生誕の地徳島県三好市(なんと三市とも『怪』遺産認定地!)の代表が集結、町おこしに対する取り組みついての報告会が行われました。おばけが町を元気にしてくれるというのは、何ともうれしい限り。
その後、記念の「手形」奉納。
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奉納先は、もちろん大先生ご本人。
弟子その1・荒俣さんと、その2・僕が先生と奥さまを壇上までアテンドさせていただいたのですが、大先生、中央でいきなりお客様にお尻を向けるという、ハイテク「ボケ」をかまされまして、弟子1弟子2もツッコみのタイミングを失ってただ笑うのみ。「いや先生、正面はこっちでんがな」とツッコむべきだったわけですが、あまりにも面白かったので、ただ笑ってしまった次第。いや、勉強になります。
でもってこの手形が立派で、しかも重いのであります。
記された文言が「屁のような人生」だったのが、かなりうれしかったり。
第二部は弟子2、弟子1による「水木大先生を語る」。まったく打ち合わせなしでしたが、はからずも僕が幼少時から今まで、荒俣さんが完成された現在の大先生を取り上げる恰好になりました。
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水木哲学のポイント「買う・喰う・(いびきを)かく」の3Kと、「忘れる、笑う、驚く(wonder)の3Wということでまとめようとしたところに、なんと水木大先生再登場。
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いや、スリーショットは実は久し振りなのでありました。
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「人間の心臓は120までは動くそうです」と荒俣さんがおっしゃいましたらば、「まあ大丈夫そうです」と仰っておられました。
心強いことです。
新刊『水木しげるの古代出雲』(角川書店)も、当日初お目見え。古代人の霊に夢でノックされてから数十年、ついに完成した作品であります。感無量。
懇親会の後、「怪」スタッフと次号以降の打ち合わせを延々といたしました。いや、水木先生にお会いすると、幸福な気持ちになってみんなテンションが上がるんですねえ。
というわけで、『怪0035』も間もなく発売であります。
「小説新潮」で
12/3/16
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に決まりました。当たってしまいました、長根さん。
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どうということはないのですが イチ並び。うははははははは。
12/3/12
現在、二つ目の新連載第一回と書き下ろし長編を並行して進めております。ほぼ一時間置きにスイッチする感じ。
今までは仕事が被る場合、時間が長くかかる仕事を中断し、短い時間で終わる仕事を合間に入れるというシフトだったので、こういう進行は初めての試みです。
三つ目の連載も控えているので、当分このまんまのローテーションになる模様。効率がいいのか悪いのかはわからないので実験です(たぶんあんまり変わらない気が)。
ちなみに、新連載その一『ヒトでなし』第一回は「小説新潮」に載ります。ものすごく久し振り。
いま進めているその二は「小説すばる」であります。ちなみに、集英社なのにギャグじゃありません。うーむ。
日本図書館協会 選定図書
12/3/08
ストップ・プレス! ストップ・プレス!
『いるの いないの』が、日本図書館協会より「選定図書」に選ばれました! こりゃスゴイ!
ツイッターで、厨子王自身も驚き、恐れ入っている模様です(笑)。
ちなみに、3月20日(火)から「怪談えほん」全5作品の原画展が、青山ブックセンター本店で開催されます。
詳しくはコチラをご覧くださいませね。(まるひ)
↓
怪談えほん原画展|青山ブックセンター
東京ガベージコレクション
12/3/02
まだまだ続きます。4月以降も続きまよ。
今週はあの大雪の中収録がおこなわれました。
なんとサプライズイベントが。
照明が消えて運ばれてきたのがこれ。
スタジオが暗くなった瞬間、平山先生が「なんだ、また誰か来るのか!」と言っていたのは内緒。
これ見てください。「あっ」と思った方。そうですそれです。
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厨子王みずから切り分けてくれました。
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私は「夏」を食べました。とても美味しかったですよ。
ガベージスタッフさん感謝です。
写真ぺたぺた貼ってみました(オーツカ・ハル)。
南極夏彦人形
12/2/28
『南極。』文庫化特別企画!!
「南極夏彦人形」プレゼントの締切が、明日2月29日(水)当日消印有効と迫っております。
【文庫版】『幽談』発売中です。
12/2/27
MF文庫ダ・ヴィンチ(メディアファクトリー)、620円ですー。
この表紙を見るたびに、思い出しては背中がゾワザワするものが......。
それは、子供の頃にテレビで観たドラマです。(何十年前の話だ)
タイトルやストーリーなど、詳細はすっかり忘れてしまいましたが、女の人の手首が、どこまでも男性を追いかけてくるというホラーなドラマ。
とにかく手首がしつこい。箱に入れてヒモでぐるぐる巻きにして遠くに捨てても、脱出してまた追いかけてきたような。この辺はウロオボエですけどね。
人一倍怖がりなくせに、よく観られたもんです子供のワタシ。そりゃあ怖かったですよ、今でもこうやって思い出すぐらいですから。
「ああそのドラマなら知ってる」という方、いらっしゃいますかね?
『幽談』の巻頭に収録されている「手首を拾う」は、もちろん手首が追いかけてくる話ではないです。
が、ワタシが手首ドラマ(勝手に命名)に思うぴったりなセリフを見つけてしまいました。
「覚えちゃあおりませんけども、忘れもしません」
どこにあるセリフなのか、よかったら探してみてくださいね。(まるひ)
【追記】
ツイッターってスゴイ!
更新の告知とともに、「手首ドラマ」をご存じの方がいると嬉しいとツイートしたところ、三名の方から教えていただきましたよ!
「手首ドラマ」は、『恐怖劇場アンバランス』の「墓場から呪いの手」でした。
いやあ、感無量であります。
教えてくださった方、ありがとうございました!
◎魔界の玩具ショー◎
12/2/02
妖怪仲間で作家の石神茉莉さんの小説に登場するお店が、現実にあふれ出してしまうというお知らせ。
世にも因果な品が集まる廃虚の玩具店「三隣亡」が、初台に現出いたします。
11組のアーティストの競演によります「玩具店『三隣亡』へようこそ」展が、画廊・珈琲Zaroffにて開催されます。
期日は4月19日(木)から5月1日(月)まで。
参加アーティストは、鬼会・凱留狗工房、Kei、COSOCOSO、thethe、赤色メトロ、是空、林美登利、瞳硝子、三輪浩光、八祐沙各氏の11組。
石神ファンの方、各アーティストのファンの方は見逃せませんね。
もちろん、そうでないみなさんもどうぞ。ここを入り口にして小説世界に入り込んでしまうのも一興であります。