大沢 在昌

大沢 在昌 おおさわありまさ,1956年生まれ,山椒大夫,人生は、釣りとゴルフと酒とムニャムニャ実は
ゲームも大好き悪い噂(?)が絶えない困った奴 著作リスト/立ち読み

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嗜好と文化 2014

14/7/10

主催:日本推理作家協会と毎日新聞社、協賛:JTで例年おこなわれているトークイベントが、今年も7月4日にイイノホールでありました。

 

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(ホワイエからの夜景)

 

始まって以来毎年のことですが、オイラは第2部の司会を担当。

 

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(リハーサルの様子)

 

今回の第2部ゲストは...

今野敏代表理事、北方謙三さん、福井晴敏さん、唯川恵さんといった勝手知ったるメンバーと、初顔合せとなる協会賞受賞者の恒川光太郎さん。

恒川さんは第1部からじつにイイ味をだしておられて、会場を盛りあげてくれました。

 

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(モニター越しの舞台。第2部開演直前)

 
イベント後は、唯川さんとともに編集者を交えて、遅くまで六本木で語り明かしたのです。

「ミステリーと私」 in 東大阪

14/6/26

何年かぶりに大阪に行ってまいりました。

東大阪市にある司馬遼太郎記念館での講演を頼まれたものです。

会場にお越しのお客様は司馬遼太郎さんファンの方が中心。

本好きなご年配の方が多く、普段とはちょっと違う雰囲気にオイラも若干緊張したのですが、つつがなく講演を終えることができました。

 

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(司馬さんの自宅に隣接した記念館は、安藤忠雄氏の設計によるもの)

 

それにしても司馬さんの蔵書の数たるや...すさまじいものがあり、最近は厨子王と違っていらない本はサッサと処分する傾向にあるオイラとしては、なんとも微妙な気分になったものです。

 

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(上村事務局長にご案内いただきました。庭に面した書斎、この奥に蔵書6万冊!)

 

 

大阪では2泊して居酒屋さんで串揚げを食べたり、おでんを食べたり、あるいは鶴橋で焼肉を食べたりと...前回は粉もんツアーを決行したので今回は粉もんなしで大阪の夜を楽しみました。

 

ところで、久しぶりに訪れた大阪の街で強く感じたのは、ラーメン屋さんが増えていること。以前はもっとうどん屋さんが多くて、ラーメン屋さんは少なかった気がするのですが。

それから江戸前のお寿司屋さんもかなり増えている感じで...大阪の食文化も変化しつつある気がしたのであります。

 

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(焼肉の前にたこ焼き...あっ、粉もん食べてたわ)

ラジオ出演そして大阪へ

14/6/20

TBSラジオ「たまむすび」の"その筋の話"コーナーに出演。

 
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浅草キッドの玉袋筋太郎さん、小林悠さんとお話ししました。
生放送も無事に終わり、これから大阪に向かいます。

ダイエット合宿...その成果は!?

14/6/12

『週刊文春』で隔週掲載している「時はカネなり」の取材を受けました。

掲載号はまたお知らせしますが......引き締まったでしょ。

 

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 ‐3.5キロ!!

ラジオ出演、そしてダイエット合宿へ!

14/5/30

ちょっと遅くなりましたが...

新刊『ライアー』の発売に合わせた宣伝活動の一環として、ラジオに出演してまいりました。

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」の"おはよう大発見"コーナーと、

ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」の"ハッピートーク"コーナー。

ON AIRは、

文化放送「おはよう寺ちゃん活動中」が、6月11日の朝5:46から6:00。(ちょっと早いよ!)

ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」が6月2日から5日間、毎日10:33から5分程度となっております。

『ライアー』に関すること以外にもいろいろと話してきましたので、聴いてみてください。

 

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そして、当サイトの"特別リンク"コーナーでも紹介しておりますが...

オイラと逢坂剛さんが日本推理作家協会協力のもと「SUNTORY Goods Bar」のオリジナルグラス『謎 Nazo』開発プロジェクトに参加しました。

千葉の菅原工芸硝子の職人さんと綿密な打合せをかさねて作りあげた、ウイスキーのオン・ザ・ロックスを飲むための使い勝手のいいグラスです。

 

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ウイスキーのお好きな方は試してみてください。

ちょっとお値段は高いのですが、それに見合った価値はあると思っております。

 

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※先着20名様限定の直筆サイン入りBOXです。

 

 
でもって...いよいよ恒例のダイエット合宿に行ってまいります。

昨年は仕事場の引っ越しがあって行けなかったので、今年はがんばって絞るつもり。

結果は戻りしだいご報告いたします。

『ライアー』サイン会

14/5/12

5月9日、リブロ池袋本店で新刊『ライアー』のサイン会をおこないました。

 
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まずは書店さん用にサイン本を準備。
 
ギックリ腰ではないのですが...腰の具合が悪く座ったままの写真撮影になり失礼いたしました。
 
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たくさんの方に来ていただき感謝しております。
ありがとうございました。

GW前に...

14/4/30

新刊『ライアー』の発売に際し、

全国の書店さんに向けたサイン本を100冊作りました。

 

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で、じつはこの日の朝...

GW中に勝浦で使う釣具を買いにタクシーで神田の上州屋に向かったところ、

なんと3月31日で閉店したとのこと。

呆然と立ちつくし張り紙をよく見たら、新橋にも上州屋があることがわかり

(むしろ新橋の方がオイラの仕事場には近い)新橋まで戻って買い物を済ませました。

そして天気も良かったのでついでにお昼ごはんを食べようと思いきや、

ランチタイムの新橋は人の洪水!

重たい荷物を持って新橋の街をさまようも、どのお店も行列で、

結局食べずにトボトボと帰ったのでありました...。

吉川英治賞贈呈式

14/4/15

先週の金曜日、吉川英治賞の贈呈式に出席してまいりました。

 
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受賞者は...吉川英治文学賞が東野圭吾さんと私。吉川英治文学新人賞が和田竜さん。吉川英治文化賞は障害者用自助具を作り続ける加藤源重さん、イワナの漁場を守り続ける志賀高原漁業協同組合、そして80年以上にわたる挿絵画家の中一弥さん(作家の逢坂剛さんのお父さん)。
 
予想はしていたのですが会場はたいへんな人出で、銀座方面からも幾多のおねえさんがお出でになり、なかなかスリリングな雰囲気のなかで滞りなくおこなわれました。
 
2次会は東野さんと私と合同で行うことを申し合わせていたもので...
銀座ライオンにて京極夏彦先生の司会によりとりおこなわれました。

 
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「ご歓談の時間がないという抗議は一切受け付けません!」という司会進行のもと、最初から最後まで次々とゲストの作家の方から祝辞を頂戴するという...前代未聞の2次会で、ほんとうに幸せな時間でした。

 
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その後は3次会、4次会と朝方5時過ぎまで宴は続き...心地良い疲れを感じる週末を過ごしたのです。
 
週が明けてから、参加していた方々がメールをくださいました。
とにかく感動的な夜をありがとうございましたという声が多く、我がことなのですが、そういう時間を提供できるひとつの材料に自分がなったことが幸せなのだとあらためて思ったしだいです。
 
セレモニーはこれで終わり。
また今週からは新しい作品の原稿と向かい合う日々が始まります。この繰り返しというのが作家の人生なのですが...自分はほんとうに幸せな作家人生をおくれているというのを感じています。
これから先もただただ良いものを書けるように...それだけしか考えておりません。
皆さまどうもいろいろありがとうございました。
 
...という殊勝なオイラでした。
 
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(担当編集者からのサプライズプレゼント)

 

「ミステリーと私」 in 徳島

14/3/24

今年で開館2周年を迎える徳島市立図書館から講演を依頼され、徳島に行ってきました。

昨年、開館1周年記念に厨子王が講演をし大好評だったということで、今年はオイラに白羽の矢がたったのです。

 

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早めに徳島入りをして美味しいご飯を食べ、ゴルフもしてから講演に赴いたのですが...当日の徳島は快晴そして強風、東京をはるかに上回る花粉が吹きすさび、たちどころに今年はラクだなあと思っていた花粉症が悪化してしまいましたけども...。

 

徳島市立図書館は徳島市の人口が26万人なのに対し、なんと2年間で来館者が100万人を超えるというたいへんな高回転率の図書館です。
館内の設備も充実しており、それだけ多くの利用者がやってくるのも当然だなと思いつつも...、一方でそれだけ多くの方が図書館を利用するということは、本が売れなくなるのもある意味当然かもしれないと複雑な思いももったのであります。

 

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とはいえ講演会場には多くの方がおいでになり、なかにはたいへん熱心なファンの方もいて、アツく楽しく90分語ったのでありました。どうもありがとうございました。

 

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帰京してその日の夜は、逢坂剛さんが受賞された「日本ミステリー文学大賞」の贈呈式に参加。
二次会にも行きましたが、多くの作家が逢坂さんの受賞を慶んでおりました。なにより人柄によるものだと思われます。
逢坂さん、おめでとうございました!

 

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(講演会場から望む眉山)

 

タイで吉報

14/3/06

先週、タイでゴルフをしてきました。
2年ぶりとなる今回の日程は4泊6日。
同行したKADO○○のS戸氏、S英社のN村氏、K談社のS見氏、そしてなじみのバンコク在住H田氏や彼の後輩らと、ひと足というか...二足も三足も早い夏を楽しんできたのです。

そんな滞在中の2月28日。
ゴルフを終えシャワーを浴びていたら携帯に着信、留守番電話にメッセージが...。
第48回吉川英治文学賞をオイラの『海と月の迷路』と東野圭吾さんの『祈りの幕が下りる時』がダブル受賞したという知らせでした。
我々エンターテイメントの作家がいただける賞としては最高の賞でたいへん嬉しく...と同時に、作品でいただける最後の賞ということで若干寂しい気持ちにもなりました。
いずれにしても候補作非公開ということもあってみんな驚き!?

そして3月3日の早朝に帰国し、その日の夜はNHKの「ラジオ深夜便」の生放送。
2ヶ月に1度のミッドナイトトーク出演も今回が最終回。アンカーの遠藤ふき子さん、どうもお世話になりました。

翌4日は吉川英治文学新人賞の選考会。
すでに発表になっているとおり、受賞作は和田竜さんの『村上海賊の娘』。上下2巻のとても分厚い作品ですが、血湧き肉躍るたいへん面白い冒険活劇歴史小説であります。
その選考会終了後、18時からは吉川英治賞受賞記者会見が。
まず吉川英治文学賞受賞者として記者会見にのぞみ、続いて吉川英治文学新人賞の選考委員としてまた記者会見をおこなうという......。
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そのあとは銀座に流れて祝っていただき、最後は六本木のBAR「ブルー」。
仕事を終えた各出版社の担当編集者たちも続々と集まって...25人というかつてない人数にふくらんだカウンターだけの店内は、まるで『海と月の迷路』の舞台、軍艦島のような人口密度になり...そんな中で祝杯をあげたのでした。

翌日からは新聞記事などで知った方からお祝いの電話やメール...ここ「大極宮」サイトへもツイッターなどを通じてお祝いメッセージをたくさんいただいております。
この場をおかりして御礼申し上げます。ありがとうございました。
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