大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき公式ホームページ『大極宮』
大極宮公式ホームページ
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スタッフから
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2025年...本年もよろしくお願い申しあげます!
25/1/08
『大極宮』...2025年もよろしくお願い申しあげます。
年始恒例、事務所近くの乃木神社に行ってまいりました。(ノリ)
まずはお約束。参拝客を出迎える紅白の干支の置物の撮影から。
縁起ものとして白蛇はよく見かけますが、赤は...マムシ?
いかんいかん、そんなボケは...。そもそも赤まむしはこんな赤じゃないし。
紅白そろって最高の縁起ものですね。
お正月らしい境内。
仕事始めだった前日、東京は久しぶりにまとまった雨が降って、
いつも以上に空気が清々しいと感じました。
もちろんお守り...「勝守」を買いましたよ。
写真の「勝」看板はデカいですが、
小さなお守りに、毎年毎年お願いしすぎなんですよね...。
とにかく、良い一年でありますように!
わたくし(ノリ)ごとです。 年末年始、弊社は9連休でした。
(世の中的にも)GWやお盆休みでもなかなか無い規模の大型連休。
ただ、そんなことは休みに入るまで意識になく...
去年ずっと続いていたバタバタ流れで、休みの予定なんて考えられず、
ノープランで連休突入。 28、29は爆睡...。
30日にお正月飾りを慌てて買いに行き玄関ドアに着け、
ちょっとした買い物を済ませるも...洗車は断念。
汚れた車のままの年越しはイヤなんですけどね...。
大晦日は大掃除棚上げ。家の中を少し片付けて、紅白歌合戦を観る。
年末ジャンボ宝くじは...買いそびれたのでワクワク恒例イベント無し。
年賀状終いをしてできたはずの時間はどこへ?
序盤の爆睡で使ってしまったか...。
そして、当たり前ですが起きたら元旦。
ここでやっと目標というか(←小さい)、ドラマ「涙の女王」を観始める。
いやいやこれが...止まらない。1話が長い!
パジャマから着替えるタイミングがなく、近所の神社への初詣は夜に。
寄り道はせず、戻ってからもひたすら「涙の女王」。やめられません。
去年の米不足のとき、
備蓄していたパスタや冷凍食品などの食糧をかなり食べてしまい、
買い足しをしていなかったので...2日は仕方なく食糧の買い出し。
スーパーは激混みでした...。ちょっと気持ちが切れたので、息抜きに
YouTubeでB'zを視聴。が...J-POP沼にハマり数時間が経過...。
息抜きし過ぎっ!...「涙の女王」に軌道修正。
でっ...4日早朝、ついに全16話視聴。この「涙の女王」で、
オジサンも一年分の涙を流したかも...評判どおり面白かったです。
達成感に脱力感も加わり...次はなんとなく、
「ウマ娘」をシーズン1から観始める。少年ジャンプではないけれど、
"友情・努力・勝利"の方程式がハマった作品は面白いですね。
スペシャルウィークは王道、サイレンススズカの設定が絶妙。
勢いでシーズン2へ。
トウカイテイオーにはリアル競馬の思い出がかぶって泣きそうに...。
ライスシャワーのエピソードも納得。
...で、気がつけば9連休最終日。 ウソでしょ?! 早すぎ。
たまっていた日刊スポーツを古い順に読み始める。
各競技、選手の抱負などはそんなに面白くなくて...
目は徐々に競馬欄に。
ちょうど東西金杯レースの出走時間が迫ってきたので予想をしてみる。
勝馬投票券を買わないのに予想をするのは好きではないですが...
結果は大ハズレ。賭けてないから悔しくもない無駄な時間を過ごし、
翌日からの出勤準備。
ああ、迷惑メールがどれだけ届いているんだろう...
想像すると恐ろしい...(結果はアカウント二つで1000通超え~)。
ついでにもろもろこなし、一息ついて...連休の締めは何にしようか...。
アレだ。映画「Love Letter」。
急逝された中山美穂さんは我々世代のスーパーアイドル。
女優さんとしても魅力的でした。1995年制作のこの映画...
岩井監督人気もあり、みんな観たでしょう。どうですか?
じつは韓国の知人にも中山美穂さんファンは多いんです。
映画が韓国でも大ヒットしたことを去年知ったばかり。
映画「Love Letter」視聴。いや~、いま観ても素敵な映画です!
「拝啓。お元気ですか?」 「私は、元気です」
(私はボチボチ元気です。今年は還暦を迎えます。
ギアを上げねば。"失われた時を求めて"...ノリ)
本年も応援ありがとうございました!!!
24/12/27
出版不況が続く中...本年も『大極宮』および関連イベントをアツく応援・
あたたかく見守ってくださり、ありがとうございました。おかげさまで作家、
スタッフともアクシデントなく一年を終えることができそうです。(ノリ)
今年は年明け早々、朗読劇『はじめての』から始まり、
舞台『死ねばいいのに』、ドラマ『霊験お初 震える岩』、
ミュージカル『鉄鼠の檻』、歌舞伎『狐花』、そのほかにもサイン会、講演会、
トークイベントなどなど...書籍刊行以外のことが例年以上に多かった印象、
いや...実際に多かったです。
ただ、それらすべてにおいて皆様がお客様となって盛り上げてくださり、
充実した催し・企画になりました。あらためて感謝申し上げます。
来年...2025年も、すでに確定した企画、検討中のものがございます。
書籍で小説を読んで、関連企画も楽しんでいただけますと幸いです。
関係各所、頑張りますので...どうかよろしくお願いいたします!
さて、ここから下はわたくし(ノリ)ごと、ひとり言です。
(中には『大極宮』がらみの案件から発生した事案・出来事もございます)
エンタテインメントが好きで...よく観に、聴きに出かけます。
今年観た美術展でとくに気に入った企画展は...
『倉俣史朗のデザイン』、『ムットーニワールド』、『高田賢三 夢をかける』、
そしてダントツ第1位は...『田名網敬一 記憶の冒険』展。
初めての大規模回顧展。2回観に行きました。
(田名網さんは回顧展を前に倒れ、回顧展開幕直後に急逝されました。
ご冥福をお祈りいたします...)
ポップアートの大家とは知っていましたが、その作品群は多岐にわたり、
デザイン、映像、立体造形...すべての色彩が圧倒・圧巻でした。
何度でも観たくなる展示。もっと早くから詳しく知っておきたかったです。
映画、ドラマなど映像関係...たくさん観ましたが順位はつけにくいです。
韓国ドラマ『無人島のディーバ』が一番のお気に入りかな。
2023年の作品ですが、今年になってから一気に観ました。
音楽関係...
暑かったせいもありますが、フェスにはあまり行きませんでした。
昨年BiSHが解散したことも要因?そのぶん室内のライブに行きました。
会場でいうと、各Zeppにはすごく足を運びましたね。居心地良し。
でも...なんといってもアイナ・ジ・エンド武道館公演『ENDROLL』!
今、仕事のデスク上にアイナさんのアクスタが3体並んでいます。
それと、大阪であった『2024 MAMA AWARDS JAPAN』。
二日間、K‐POPを堪能。ライブには圧倒されっぱなし。
アーティストはもちろんプレゼンターもエグかった。マ・ドンソクまで!
席を用意してくださったCJENMさんと仕事しててよかった~。
でっ、私の"今年の自慢話"の大トリはこの方...笑福亭鶴光師匠!
縁あって『鶴光の噂のゴールデンリクエスト』を見学させていただきました。
鶴光師匠がいるニッポン放送ラジオブースに向かうときは足が震えました。
なにを隠そう...中学・高校時代、一番ハマっていたラジオ番組が、
『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』。土曜深夜が待ち遠しかった~。
「金玉二個助探偵」、「ミッドナイトストーリー」、「その時君は?」...など、
人気コーナー目白押しで...何度かネタを投稿しましたが一度も読まれず。
そしてその頃、(なぜか)芸能人の直筆サインが欲しくて...
ついに「オールナイトニッポン」全パーソナリティ(1部2部)宛てに、
ネタも番組に対する感想も書かず、ただ「サインをください」とだけ書いた
往復ハガキを発送。すると後日、1通だけ返信ハガキが届いたのです。
それが...鶴光師匠から! 当時、感動で震え...泣いたと思います。
サインの横に「オールザットおもろない」と書かれていたそのハガキを、
ネタを読まれたわけでもないのに、自慢げに下敷きに挟んで学校に
持って行っていました。サインハガキ、今も実家にあるはずです。
...のようなことを本番前で忙しい鶴光師匠に(舞い上がって)話し、
40年以上経って、ついにサインの御礼を言うことができました。
快く写真も撮っていただき...再び感激したのです。
...以上。(今年も「大極宮」とは関係ないことを長々と書いて失礼しました)
それでは皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。
「大極宮」関係者一同より。
(年末は菊池桃子さんのライブを満喫。お話もさせていただき...当たり年ノリ)
故イ・ソンギュンさんのお墓参り。ダヒョンさんに...など。
24/12/17
今年の夏の話ですけど...
久しぶりに韓国のソウルに行ってきました。(ノリ)
コロナ禍で行き来しにくかったことで間隔は空きましたが、
むしろ仕事面...韓国サイドから企画を提案・相談される数は増え、
その仕事相手の方たちとは電話、メール、zoomでやり取りを継続。
初めてだったり数年ぶりだったり...ようやく先方に直接会うことができました。
ちなみに私は日本語しか使えません。英語は簡単な単語とゼスチャー、
(韓国に限らず中国、台湾の映像関係の方は英語が堪能です。マスト?)
韓国語は...「アンニョンハセヨ」、「カムサハムニダ」、「マシッソヨ~」、
「ファイティン!」ぐらい...。まあ、なんとかなるものです。
...というのは嘘で、日本語が話せるプロデューサーか通訳さんが常に一緒。
現地に日本語バッチリの知人が数人いるのはとても心強いです。
今回、ソウルに行く前に...もうすぐ亡くなられて一年になりますね...。
故イ・ソンギュンさんの遺作の一つ、韓国映画『スリープ』を観ました。
とても面白かったですけど...不思議な感覚で...つらくもなりました。
ここ「大極宮」で何度も触れましたが、
宮部の『火車』が韓国で映画化された際、主役の一人として素晴らしい
演技をしてくださいました。以来、個人的にも大ファンになり、
出演された映画やドラマを楽しませていただきました。
次...韓国での「大極宮」所属作家原作の映像化のときも、
ぜひ出演していただきたいと願っていました。その願いかなわず残念です。
で、せめてお墓参りはできないものだろうかと...現地プロデューサーさんに
打診したところ、映画『火車』のピョン・ヨンジュ監督に相談してくださり、
故イ・ソンギュンさんの奥様に連絡・許可を取っていただき...墓参できました。
眺めの良い素敵な場所。皆さんが観ていたあの笑顔の写真が置いてあり...
いろいろ想うと泣けてきました...。あらためてご冥福をお祈りいたします。
そのお世話になったピョン監督ともソウルの事務所でお会いできました。
ちょうど、ドラマ『白雪姫には死を』を撮り終わったタイミング。
新作ドラマ、近況に加え...宮部新企画の話もしましたよ。
韓国映画業界はコロナ禍を機に不況に陥っていますが...どうなるか...
映像化が実現するよう、応援よろしく...見守ってくださいませ。
ソウルに行ったとき宿泊するエリアは、ほぼ明洞。
観光客も多く...大通り、路地を含めて街の雰囲気・雑踏が好きなんです。
昼と夜の食事は打合せを兼ねた会食になりますが、朝は基本ひとり飯。
早朝からぶらぶら店選びをするのですが...悩むんですよねぇ。
二泊三日だと2回(2店舗)しか食事できませんから。けっこう真剣です。
打合せ先との会食...今回も美味しいお店に連れて行ってもらいました。
ガイドブックなどには載っていない、常連さんだけの家庭料理の店とかも。
私が笑顔で「マシッソヨ!」「マシッソヨ!」しか言わないで黙々と食べるから、
お店の方もどんどん料理をサービスしてくれるんです。
そのときは「カムサハムニダ!」「カムサハムニダ!」を連発...(笑)
毎食そんな感じですから、ソウルに行くと必ず太って帰ります。幸せです。
某大手映像制作会社の方たちには、ウナギ料理をごちそうになりました。
食べるのに必死で写真が雑ですみません...。
日本ではしばらく鰻を食べていなかったので、3人前ぐらい食べました。
日本とはちょっと食べ方が違う...
ってゆうか、下手な写真でも思い出してお腹がすいてきました...。
塩でもタレでもチョーおいしい!焼肉みたいに野菜で包んでも食べます。
あっ、そういえば...、相手の方が、
「どうぞ(韓国語)」とウナギを一切れ私の取り皿に入れてくださいました。
ウナギの尻尾の部分です。
ああ、韓国ドラマで見たことある!...ってシーンの再現。
韓国ドラマ好きの私を試すように、みんながニヤッとして私を見ています。
姿勢を正し、感謝を込めて御礼を言いました。
「カムサハムニダ~!」。...爆笑。
先輩、上司、お客さんの男性に尻尾の部分をお勧めするこの習慣、
ある俗説によるものですが...迷信でもお約束でももはやギャグだとしても、
とても嬉しい気遣い、サービスです。ごちそうさまでした。
さて...最後に本当はもう一枚写真を載せたかったのですが...。
TWICEのダヒョンさんがヒロイン役の映画『あの頃、君を追いかけた』の
撮影現場にも行ったのです。親しい知人のプロデューサーさんのおかげ。
クライマックスシーンの撮影で...厳戒態勢、ピリピリムードの中、
ダヒョンさんとの距離を5メートル、一瞬3メートルぐらいまでつめました。
でも...ロケ現場の関係、撮影時間がおしていて休憩もなかったので、
ご挨拶、写真撮影(ツーショット)、CDジャケットにサイン...
どれもかないませんでした。持参したゼブラの「マッキー」は出番なし。
目が合いそうな瞬間、指で小さいハート(...今どき)、キュンを
送ったけど(←かなりの勇気がいりました)、それも空振り。いやいや...
いま考えると空振りでよかったです。舞いあがっていたのです。反省です。
...以上、久しぶりのソウル訪問報告でした。
(仕事もたくさんしました。お酒もたくさん飲みました...ノリ)
久々の下北沢!佐野史郎さん出演の舞台を観劇に。
24/10/08
今年は年明けから業務でも舞台に関わり、その関係者の熱気というか...
取り組む姿勢と熱意に目覚めたというか...コロナ禍に行かなかった分、
大中小、様々な規模の演劇を観に出かけております。(ノリ)
そんな中、ちょっとだけ知り合い(と言わせていただいていいものか...)
佐野史郎さんからお知らせをいただき、とっても興味をそそられたので
観に行きました。舞台のテーマはもちろん面白そうだったのですが、
"劇作家・演出家の竹内銃一郎と俳優・佐野史郎の演劇ユニット:
JIS企画...20年ぶり、最後の公演"と、あったからです。...最後!?
劇場は、下北沢の「ザ・スズナリ」。
30年、いや40年?...とにかく大昔は下北沢の劇場によく行きました。
その頃の記憶が強すぎて、小田急線を降りたらまったく別の街。まだ
都市開発途中なのかみょうに視界が開けていて...一歩目から迷う始末。
でも少し落ち着けば...なんとな~く通りにも見覚えが。
ああ、懐かしい!この看板(...変わってないですよね)
心細く(失礼。それはトシのせいかな...)、きしむ階段を上り劇場内へ。
変わらぬ(...変わってないですよね)「ザ・スズナリ」に入ったとたん
気分も高揚。建物も含めすべてが昭和レトロ!落ち着く~。
なんとなくノスタルジーを感じる愉快で心地よい上演作は、
とてもとても楽しめました。やっぱり舞台は良いですね~。
佐野さん、ありがとうございました!
ちなみに佐野史郎さんとは...
京極、宮部の原作ドラマにご出演の際、撮影現場などで何度もお会いし、
同じ島根県出身ということもあり、気さくにお話しさせていただいています。
あとはなんと言っても...約20年前、
角川書店のイベント"「世界妖怪会議」&「怪談之怪」inむつ"において、
故水木大先生、荒俣先生、京極さんなど錚々たるメンバーの皆さまと、
恐山ツアーにご一緒したこと。私にとって一生の思い出です。
ガラッと変わって。
舞台ではないんですけどね。『髙田賢三 夢をかける』展も観ました。
こちらの会場はもう...足がすくむような近代的なエリア・場所。
そこに、お洒落の"お"の字も知らないけれど...足を運んでみるのです。
...感じました。パリの空気。
マネキンのこんなところにもこだわりが(もしかして有名?)...素敵すぎ。
(私服は...BiSHのTシャツを着たおしています。ノリ)
企画から5年...舞台「死ねばいいのに」
24/2/07
先日無事に公演が終わった舞台「死ねばいいのに」。
小説「死ねばいいのに」を原作に...という二次使用企画の打診は、
書籍刊行以来、映像化や舞台化をはじめいろいろとありましたが、
今回ついに、初めてカタチになりました!
プロデューサーのM氏から舞台化の企画をいただいたのは2018年。
当時、じつは映画化の方が先行しておりまして...
実績ある映画制作会社からの企画はかなり実験的な演出要素を含み、
面白い映像になりそうな感じでした。しかし...
製作委員会の座組が決まらず、コロナ禍もあったりして、
進行は止まってしまいました。(また動き出すかもしれません!)
その間、舞台化の方は紆余曲折ありながらもM氏を中心に、
熱意が冷めることなく...実現に向けて画策しておられました。
最終的な公演内容が決まった時は、私もうれしかったですねえ。
と同時に...粘り強く、我慢強く奮闘された関係者の方々には、
感謝と尊敬の念しかございません。
会場は「紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA」。
立派なホールです。そしてその舞台は何と...傾き10度に設営!
開場・入場した際、この舞台設定を見ただけで...不思議な空間、
なんだか不安定な精神状態を連想させ、上演に期待が高まります。
いよいよ開演。
新木さん健也...登場した瞬間、スッと世界観に入ってきました。
世界観を一瞬で創ったと言うべきか...。
「ああ、健也だぁ!」
「そろそろ言うぞ。アレ言うぞ...」(苦笑)
あとはもう、ラストまで見入りましたね~。
この難しい原作小説を2時間弱の舞台に落とし込まれた、
脚本・演出のシライケイタさん...お見事でした。
傾いた舞台で熱演されたキャストの皆さんもブラボーです。
終演後、京極も参加したアフタートークは当然その舞台上で。
傾斜、足元の心配をよそに、話は盛りあがりました。
もしかしたら...
原作小説執筆依頼の際、担当編集者さんがある楽曲を京極に聴かせ、
作品のイメージを提案されたという曲のタイトルが明かされるか...!?
と期待したんですけど、発表とはなりませんでしたね。
それはまた、同小説が別のカタチでコンテンツ化された際のお楽しみ、
...ということで。
舞台袖のモニターには、同時に2画面が映っていました。
何度も言いますが(書きますが)、すごい斜度です。
(この奥行きに対する傾斜10度、ヤバさ限界ですよ...ノリ)
2024年...本年もよろしくお願い申しあげます!
24/1/10
2024年...
大極宮、引き続きよろしくお願いいたします。
個人的に年始恒例としておりますが...本日ようやく、
オフィスの近所にある乃木神社に参拝することができました。
さすがに10日ともなると、お昼時間でも人出はまばら...。
手水舎でお清めし、ゆっくりと、こまごました作法を思い出しながら神前へ。
いろいろと拝んでまいりました。
前へ!
(ここ1~2年、「バタバタです」を使いがち。年明け早くも...ノリ)
今年もたくさんの応援ありがとうございました!
23/12/28
終息したのかな...? 新型コロナが5類に移行した今年、
もともと計画されていた企画、中断していた企画、ご新規の企画...
『大極宮』関連案件はいろいろと動き・進み、とても忙しかったです。
危なっかしい場面もありましたが...関係者の皆さんの努力、
そして何より、『大極宮』を応援してくださる皆さんのおかげで、
年内の予定は無事に乗り切ることができました。感謝いたします!
個人的担当業務は全然終わっていない...仕事納めの今日(28日)、
開催を知った時から、行かねばと思っていた個展に行ってきました。
「-龍神・龍王- 金子富之展」
(会場の照明の関係で写真が暗くてすみません)
写真だと画の大きさが伝わりませんけども...
金子富之さんの画、基本的にデカいんです。大迫力です。
離れて観て感じるその壮大さ。そして、近くに寄るとめちゃめちゃ緻密。
いつも食い入るように作品を観てしまいます。
今回の出展作品は、来年の干支でもある龍(辰)と再来年の干支、蛇(巳)。
蛇に関しては小さな作品もあり、巳年生まれの私...画が欲しくなりまして、
がんばればなんとか買える金額ではあったのですが...あったのですが...
清水の舞台から飛び降りることはできませんでした。(←たとえが古い)
ああ...正直、今でも迷っています。誰かに買われちゃうなあ。
てゆうか...買われちゃったら、あきらめがつくんですけどね。
ここで金子富之さんのプロフィール、初期のごく一部をご紹介いたします。
字が小さくて見えにくいでしょうか...。真ん中あたりに注目してください。
「第四回怪大賞 しょうれい賞、角川書店」とあります。
そう!
世界で唯一の妖怪マガジン『怪』で表彰されていらっしゃるのです。
皆さん、ぜひ応援を...と言いますか、実物をご覧になってくださいませ。
日本橋高島屋本館6階「美術画廊X」にて、1月8日まで開催しています。
※詳細は高島屋さんのホームページ等でご確認ください。
あと、個人的なことを一つ。
漫画家ちばてつや先生の草野球チーム「ホワイターズ」に、
かれこれ30年ちょっと所属しているのですが...私、ここ数年、
腰痛、膝痛、ふくらはぎの肉離れなどに悩まされ、長期離脱中なのです。
ユニホームに袖を通さず...年に1回、差し入れを持って行く程度。
去年、その年に1回の差し入れを持って行った際...
ちば先生がバッグからボールを取り出し、私にくださいました。
「壁相手にでも投げて、ボールの感触を忘れないように!」...と。
いやいや...もったいなくて壁になんか投げられません。すみません。
オフィスのデスク脇に置いて眺めて、たまに握っています。
...で、1年が経過。今年も残念ながら全休してしまいました。
しかし、差し入れに顔を出すのも恥ずかしいと思う頃...
とんでもない物がオフィスに送られてきたのです。
ちば先生からのサイン色紙。
子供の頃から大好きで憧れだった矢吹丈!
これ...ゴルフコンペで、ちば先生と同組で回った我らが大沢在昌先生が、
私(ノリ)が欲しがっているのを知っていて、頼んでくださったのです。
大沢センセ~イ、大感謝です。矢吹丈...もうあきらめていましたから。
じつは入団したての頃、ホームランを打ったらサイン色紙をくださいと宣言、
ちば先生にお願いしていたのです。文句なしの柵越えホームランで...。
あまかったです。まったくもって...あまかったです。
入団以来1本も打てず、加齢とともに飛距離は落ち...もはや可能性ゼロ。
サイン色紙が欲しいですと、自分からは言い出せませんでした。
いや~、見てください。この素晴らしい色紙を。最高です!
今、デスクの後ろに飾っています。振り返ると..."丈"が。力がわきます。
この感動...ちば先生に御礼を言いに、
今季最終戦、差し入れを持って球場に行きました。
見てください! ちば先生の勇姿。84歳、この日スタメン(DH)ですよ。
私、満面の笑みでピースしていますが、自分が情けなかったです。
チームメイトみんな、肩、肘、腰、膝...どこかしら故障しています。
でも...ちば先生と野球がしたくて、痛みをおして出ているのです。
...怠けていました。私も来年こそは復帰、大目標です!
あっ、今年最後のブログ。小学生の作文みたいな...。
「大極宮」とはまったく関係ないことを長々と...失礼いたしました。
それでは皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。
関係者一同より。
(まず、新しい野球用具をそろえなきゃ...ノリ)
水鈴社→クボタ→リーチ マイケル!
23/9/08
ラグビーW杯ネタ、「リ~~~チ!」と叫びたくなるところ、違う写真...
"Watering" Tシャツ。(モデル:ノリ)
これ、出版社の水鈴社さんからいただいたものです。
シンプルなので普通に着ております。
でっ..."Watering"の意味ってなんだっけ?(英語苦手)
どんな時に使うんだっけ?...と思い、ちょこっと調べてみました。
何かが起こったとき、感情的に叫ぶ言葉ではないですね。
どれ? という決め手がない中、気になる意味・使い方が。
"水を供給する"
...ほう。なるほど。
水鈴社のS原社長っぽいなあと感じると同時に、あるCMを思い出しました。
クボタのCM です。
前回のラグビーW杯のとき、大会期間中によく流れていました。
おぼえている方、多いと思います。
中継でめちゃめちゃ興奮した状態をいい意味で静めてくれました。
それどころか...このCMが大好きになり、ハーフタイム中、
このCMが始まると泣いてしまう体質になりました。
いま観ても、ウルっときます。
今日から始まる「ラグビーW杯2023フランス大会」...
いったいどんなCMで感動させてくれるんでしょう!
...いやいや。感動は絶対この"漢"から。
「リ~~~チ!」 リーチ マイケル。
正直、1次リーグ突破は厳しそうではありますが...
リーチが前を向いてアタックさえしていれば、勝機はあるはずです。
リーチが(絶対にありえないけど)下を向いたらチームは終わり。
今回のチーム、まだリーチ次第だと思うんです。 頼む! 耐えて!
※バックスの切札があと1枚足りない気がするなぁ...。
それと、カギはプレースキック。
ちなみにこのハンドタオル(タオルなんですよ)。
サンウルブス時代のリーチグッズです。
普段から事務所のデスクわきに貼っています。
常に睨まれて、いや...見張られて、いや...励まされています。
気合、入りますよ~。
テレビ観戦で、今夜から不規則な睡眠時間になります。
2015年南ア戦のような歴史に残るジャイアントキリングが観たい!!
(水鈴社のTシャツを着て"シノラー"を自称する...ノリ)
舞台『R.P.G. ロール・プレーイング・ゲーム』観ました!
23/6/13
なにかにつけ"久しぶりに"となってしまうのですが、
久しぶりに...舞台を観てきました。驚くことに演劇を観るのは今年初!
あわただしかったり、ぼんやりしてたりで、気がつけばもう6月ですよ...。
でも、今年初観劇となる舞台は"アタリ"でした!(ノリ)
宮部原作でも、ビジネス抜きで楽しみにしていた...
劇団「ワンツーワークス」さんによる公演、
シリーズ[家族を見つめる]①
原作となった小説は宮部が2001年に書き下ろしたもの。
刊行から20年以上たっているにもかかわらず、今も多くの方に愛され、
累計発行部数は100万部を超え(自慢、すみません...)、
定期的に堅実に重版がかかる...ロングセラー小説。
私(ノリ)も好きな小説のひとつです。
今回の舞台化にあたり、脚本と演出を担当されたのは古城十忍さん。
もう、お見事としか言いようがないです。
私は原作小説既読者ですが、最後まで緊張感をもって集中して楽しめました。
もちろんキャストの方々の猛稽古と、スタッフの方々の熱意あってのもの。
ミステリーとして面白く、素敵な作品に仕上がっていました。
そう!ミステリーですからね。結末を知らないほうがより楽しめるでしょう。
原作小説未読で舞台を観劇される方は、ちょっと羨ましいところもあります。
(観劇後に本屋さんで原作本の購入を...。小説も楽しんでくださいませ!)
この舞台は地方公演も予定されております。
詳細をご確認ください。
"アイナ・ジ・エンド"Tシャツを着て、赤坂の劇場に行きました。
舞台との関係性はないです。
(もうすぐBiSH解散。連日のようにBiSH関連Tシャツで出社...清掃員ノリ)
映画「仕掛人・藤枝梅安」新作2本立て!
23/3/09
「コミック乱 3月号」(リイド社)にも広告が載っておりました...
映画「仕掛人・藤枝梅安(一)」&「同(二)」を観てきました!(ノリ)
現在映画館で絶賛公開中の「梅安(一)」を観た後、たまらず、
4月7日の公開を待てないと「梅安(二)」を観たくなり...
仕事上の特権を行使、時代劇専門チャンネルの方にお願いし、
松竹さんの試写室でお先に観させていただきました。
いや~、2作品とも面白いです!
スクリーン全体に色気というか妖艶さも漂い(←表現が下手、失礼)
とにかく梅安役の"トヨエツ"がカッコイイ!!
時代劇を制作するのがなかなか難しい昨今、
"池波正太郎先生生誕100年企画"とはいえ...
新作映画2本の制作はなかなかすごいこと、大事業です。
パートナーズが42社というところにも大変さがうかがわれます。
熱意をもった制作陣、職人集団であるスタッフさんの時代劇愛!
随所にそのこだわり、心意気が感じられます。
できれば(一)から観た方が良いかとは思いますが...
今回の2作品は前後編というより2本立てと言った感じなので、
どちらを先に観ても大丈夫。と言いますか...
もう一方の作品もきっと観たくなります。
製作は東映京都撮影所(久しぶりに行きたいなあ。太秦映画村も)
東映さん、松竹さんに関係なく...時代劇を応援したいですね。
さて...宮部、京極も書いている時代物小説を読む際、
幼稚なことを言うようですが、これまでに観たドラマや映画、
マンガなどが映像的な想像をする場面で役立っていると思います。
もちろん言葉遣いや言い回し、セリフもそうですね。
そのあたり...ぼんやりでもいいので記憶にあれば、
よりスムーズに小説を楽しむことができるのではないでしょうか。
時代劇コミック誌のパイオニア...「コミック乱」はイイですよ。
さいとう・たかを先生亡き後も続いている「鬼平犯科帳」をはじめ
"生誕100年"池波先生の原作作品が多いです。
さいとう先生作画の「梅安」は、「コミック乱ツインズ」で
連載されていました。今は単行本で楽しむことができます。
あと...
弊社所属作家の小説を原案原作とした映像作品はかなりあります。
その中で、私のお気に入りのひとつがアニメ版の「巷説百物語」。
制作はトムス・エンタテインメントさん。
DVDは東宝さんから出ていますが、今はちょっと入手困難かも...。
いくつかの動画配信サイトで観ることができますので、ぜひ!
(オープニング曲とエンディング曲がお洒落です...ノリ)