大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき公式ホームページ『大極宮』
大極宮公式ホームページ
Since 2001.2.20
大沢 在昌
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11
今年も釣り写真から。2024年、釣り納めの様子!
25/1/20
今年も大沢の最初のブログは釣り写真から。
ただし昨年同様、初釣りの写真ではございません...
年末、ロングではない短い休暇での釣り納めの写真です。(代理:ノリ)
...と言いますか、見えてますね。ジャーン!!
「魚が釣れたら写真を送る」...といういつものメールではなく、
「イソメ、ぶっこみ」というタイトルで早々に釣果写真がっ!
それも、型はともかく...真鯛じゃないですか!?
穏やかな海面と足場の良さから、養殖用のイケスか?...と思える背景。
いやいや、ここは瀬戸内海。大自然...大海原からぶんどった真鯛です。
そう、今回の年末恒例(?)極寒釣り紀行...行き先は広島。
レギュラーメンバーである初代鮫番W氏と2代目鮫番T氏が同行。
ボートで出港し間もない写真も送られてきました。
一行...一番テンションが高いときですね。
足元にはでっかいクーラーボックスが置いてあるに違いありません。
...と言いますか、おっと! 写真の真ん中の人、
船尾にいるのは...元K社で大沢担当編集者だったMさんじゃないですか。
そうです。Mさんは現在、広島沖の某島に在住。
今回のツアー、現地コーディネーターをかって出てくださったのです。
到着早々、大沢に真鯛(型はともかく)を釣らせるなんてさすが。
しかし...瀬戸内の海、魚は甘くはなく、その後釣果写真は送られてこず...
納竿となったようです。
後日、Mさんから1枚の写真(データ)が届きました。
気分はロングバケーションだったのでしょうか。
それにしても、この貴重なLPジャケットにサインは...と、
私のようにもったいないなんて思わない素敵なメンバーなのです!
リベンジ釣行ありそう。
(自撮り棒、ヘタかっ...苦笑ノリ)
今治市合併20周年記念講演会に行ってきました!
24/12/25
大沢にとって年内最後の講演が愛媛県今治市でありました。(代理:ノリ)
「今治市合併20周年記念講演会」。いかなる記念講演会でも、
演題は「ミステリーと私」。...一貫しています。
今治市には市立図書館が4館あり、今回の会場は波方図書館さん。
今治...と聞けば、ブランド化に成功した"今治タオル"を思い浮かべますが、
講演会場には特別仕様(発注)のタオルが飾り付けてありました。
地場産業で"ビーノ"に対抗!?
あまりの出来の良さに、すぐさま「欲しい」、「欲しい」となるわけで...。
「ミステリー」は私(ノリ)がいただきました。
「大沢在昌」は...やっぱり大沢が。
「新宿鮫」は...同行してくださった光文社の2代目鮫番T氏が持ち帰り。
初代W氏と1枚ずつ分けるとのことでしたけど...ちゃんと分けたかな?
今治でなければ思いつかない演出というかサプライズ。お心遣い感謝です。
といった具合で、到着早々盛りあがったまま講演本番へ。
何度も書きます...演題は「ミステリーと私」。
講演では順調に笑いをとり、質問コーナーも活発でした。
最近の傾向として、シリーズ物の続きに関しての質問が多い気がします。
それで今回はついつい「新宿鮫」も執筆予定としゃべってしまい...
講演後、地元の愛媛新聞さんに記事にしてもよいか確認をとられました。
後日、紙面にはご説明したとおり「2025年以降に執筆予定」と載りました。
それにしても、2025年以降って...(苦笑)
波方図書館をはじめご準備いただいた関係者の皆さま...
もったいないぐらい良い天気の中、お集まりくださったお客さま、
どうもありがとうございました。
講演後は今治城の近く、街の中心部に移動して夕食。
いろいろハシゴしたいところでしたが残念ながら日曜定休日のお店が多く、
お酒を飲む場所を探すのも一苦労でしたが、シブいお店を大沢さんが発見。
洋酒喫茶!
年配のご夫婦が経営されているお店。
店内は内装、飾り付けがめちゃめちゃカッコ良く、
棚に並んだお酒も、大沢が感心するほどこだわりある品ぞろえ。
我々、カウンター席で飲ませていただきました。
"新宿鮫"シリーズ次回作について、さりげなく切り出す2代目鮫番T氏(右)。
(聞こえないふりをして)次、何を飲もうか...と棚に目をやる大沢。
(T氏がキレ良くピスタチオの殻を割る音だけが店内に響いていました...ノリ)
年末恒例!?...「大竹まこと ゴールデンラジオ!」出演!
24/12/09
5月に8年連続出演を無事達成した
文化放送 「大竹まこと ゴールデンラジオ!」
「大竹メインディッシュ」コーナーに、今年2度目の出演を果たしました。
(代理:ノリ)
12月6日...大沢と弊社にとっての年末恒例行事!?
浜松町文化放送に押しかけました。
今回は最新刊『夜刑事(ヨルデカ)』(水鈴社)の宣伝をメインに...
と思っておりましたところ、この小説『夜刑事』が、
オーディオブックのAudibleで先行配信した作品であったことから、
予想外(?)にもAudible談議に花が咲きました。
Audibleを含めたオーディオブック市場、浸透してきましたね~。
文芸作品に関しては、電子書籍を上回る勢いを感じます。
オーディオブックは聴けば聴くほどスキルが上がって、"ながら聴き"が
できるようになるといいますから...強い媒体コンテンツです。
もちろん、大竹さんリードのもと...『夜刑事』の内容に関しても、
ネタバレしないよう気を遣って魅力を伝えていただきました。
放送の番組レポートはこちらでご覧いただけます。
お聴き逃した方は、コチラから、radiko(番組の聴取期限がございます)
ポッドキャストでお聴きくださいませ。
大竹まことさん、壇蜜さん、スタッフの皆さま...今年もありがとうございました!
(来年、9年連続なるか...ちょっと心配なノリ)
「森村誠一展」関連イベント講演に行ってきました!
24/11/05
「没後1周年 森村誠一展 -小説を生きた男の肖像-」の
関連イベントとして、講演に行ってきました。(代理:ノリ)
講演の前に現在開催中の「森村誠一展」を見学。
そんなにエピソードを語れるほどではないのだが...と言っていた大沢、
それでも長いお付き合いをさせていただき、森村先生の趣味の写真でも
文学賞の贈呈式・パーティ会場で被写体となっていましたし...。
会場で展示品をながめているうちにいくつか思い出がよみがえってきて、
講演本番ではそのエピソードを披露していました。
展示会場内の森村先生の筆記具の前で足を止める大沢。
森村先生といえば、執筆にガラスペンを使用されることで有名ですけど、
同じショーケースの中に、なんだか見覚えのあるものが...。
なんと...いくつかある原稿用紙の中に、
大沢も愛用するコクヨの原稿用紙を発見!
一緒に見学していた私(ノリ)も思わず声をあげてしまいました。
厳密に言うと、
大沢は横書き400字詰(20マス×20行)タイプ、
森村先生は縦書き200字詰(20マス×10行)。俗に"ペラ"と呼ばれるもの。
このペラ...昔、手書き原稿が全盛だったころは、
映画やドラマの脚本では、1枚で1分。漫画原作だと1枚で1ページ、
というのが業界の基本だったと思います(たぶん)。
超ロングセラー品なので、愛用者は多いですよね。
講演の演目はもちろん「ミステリーと私」。
与えられた時間が90分だと、概ね講演を60分、質疑応答を30分とる
のですが...最近はどの講演でも質問の知識・レベルが高く、大沢も
テンポよく丁寧に答えるので、30分はあっという間に過ぎてしまいます。
誰も挙手しなくて、関係者がオロオロするなんてことはありません。
平日の夜、駅からもちょっと離れた会場でしたが、
足を運んでくださった皆さま、ありがとうございました。
展示会・イベント運営の皆さま...お世話になりました。
(会場の閉館時間の関係でサイン対応ができず残念でした...ノリ)
晴海図書館開館記念事業...講演会を行いました!
24/10/15
8月の出来事を今頃になってご報告...すみません。(代理:ノリ)
会場となった図書館は、東京五輪2020大会レガシーだそうです。
五輪ビレッジで使用した木材を活用した施設...
中央区晴海区民センター内の「晴海図書館」。7月に開館したばかり!
私は初めて行くようなエリアでしたが、大沢さんはさすがです。
コロナ禍に車で都内、いや...東京近郊を走り回ったからでしょう。
カーナビ頼りのタクシー運転手さんより早く、目的地の見当をつけ、
カーナビ音声をかき消す大きな声で建物まで誘導。見事正解!
ただ、この建物を見上げた段階では本当にココなのか...?
てゆうか、私は東西南北すらわからなくて入口を探してオロオロ。
しかし大沢さんが「ここだろう!」と向かったところが本当に入口!
図書館の職員さんが待機してくださっていました。
「晴海図書館」...素敵ですよ~。
最近できる図書館は設備も見た目も素晴らしいですね。
職員の方も明るく気さくで、利用者に最大限の環境・雰囲気づくり。
その日頃の気遣いは、控室に入ってすぐにみてとれました。
「ビーノ」があるじゃないですかっ!
大沢の過去のブログ等を読んで、つかみネタをご準備...。
大沢...一笑した後、同図書館さんでもらったトートバッグに、
このビーノを未開封で突っ込み...持ち帰り。しっかりしてます。
お礼の色紙を書いて、いざ講演会場へ。
演題はもちろん、「ミステリーと私」。
でも、しっかり業界ネタや時事ネタでアップデートされているんです。
だから何度聴いても面白いんですよね。
質疑応答タイムも質問が途切れることなく、盛り上がります。
ぜひ一度...機会がありましたら聴きに来てくださいませ。
初代"鮫島"役...真田広之さん、『将軍』でエミー賞受賞!
24/9/22
アメリカテレビ界最高の栄誉...「エミー賞」を
真田広之さんが製作にも関わり、主演をつとめた『SHOGUN 将軍』が、
作品賞、主演男優賞などを受賞...なんと18冠!おめでとうございます!!
(代理:ノリ)
※私(ノリ)が40年購読している「日刊スポーツ」...感動の1面!
真田さんは芸歴も長く、代表作も数えきれないほどありますが...
大沢にとって真田広之さんと言えば...
大沢が事務所設立のきっかけとなった初ヒット作『新宿鮫』(カッパ・ノベルス)
の映画化の際に、主役の鮫島役を演じてくださったこと。
1993年公開映画...『眠らない街 新宿鮫』。
以来、大沢は真田さんと親交が続いております。
(左:『新宿鮫』カッパ・ノベルス版。右:映画『眠らない街 新宿鮫』DVD)
この映画『眠らない街 新宿鮫』には、『将軍』に出演された浅野忠信さんも
出演いただいております...なんと! 浅野さん、おめでとうございます!
歴史的快挙なので、掲載させていただきました。
(滝田監督はアカデミー賞。なんかすごくないですか...ノリ)
書下し最新作『夜刑事(ヨルデカ)』...audibleにて配信中!
24/5/31
書店さんで購入できる紙の本の最新刊は『魔女の後悔』(文藝春秋)。
で、大沢の最新作は『夜刑事(ヨルデカ)』...ということで区別させてください。
(代理:ノリ)
連載期間約4年を経て書籍になった"魔女シリーズ第4弾"...『魔女の後悔』。
("水原シリーズ"と呼ぶ方もいらっしゃいますね)
一方、昨年オーディオファースト企画として一気に書き下ろしたのが『夜刑事』。
情報解禁リリース等では14年ぶりの書き下ろしとなっていますが...
正確には世に出る前...昨年書きあげたので13年ぶりになりますかね。
...と言いますか、そんな些細なことはどうでもいいのです。
大沢さん、書く時間(体力も)ありましたかっ!?
新聞連載、週刊連載、月刊連載、ゴルフ、釣り、商店街めぐり、銀座、六本木...
68歳。(ここにきて年齢を上にサバ読んでる説がありますよ)
前回の書き下ろしは「講談社創業100周年記念出版 書下ろし100冊」企画の
...『やぶへび』(現在、講談社文庫から発売中)。その『やぶへび』刊行時は、
"15年ぶりの書き下ろし!"と宣伝されていました。そこをさかのぼると...
書下ろし長編刑事小説『炎蛹 新宿鮫5』(1995年カッパ・ノベルス)となります。
どうでしょう。気になる方もいらっしゃるかと調べましたが(...ピンとこない?)。
常に連載をかかえていると、スケジュール調整・管理がややこしく大変なので、
スポットで書下ろし企画を入れるなんてことは、なかなかできないことなのです。
そんな状況下...今回、企画を持ち込んできたのは水鈴社S社長。剛腕です。
それでいて、作品作りはとことんこだわりぬいて...緻密、繊細&大胆。
経営者から、編集者の立場になって大沢と並走。まず小説を仕上げ、
つづけて福山潤さんによる朗読、雪下まゆさんによる装画をプロデュース。
audible作品『夜刑事(ヨルデカ)』が完成しました。
大沢のコメント。
「audible先行という企画に向け、新しいキャラクターを作ろうと
思いたった。主人公は刑事。ある理由で夜しか活動できず、
犯罪者だけでなく同じ警察官からも憎まれている。
これまでに書いてきた、どの刑事よりも孤独で、絶望と背中
あわせの日々を生きている。そんな男の捜査が、
福山潤さんの声で血肉を得た。楽しんでいただきたい」
大沢の最新作を聴いてみたいという方、
amazon Audible、『夜刑事(ヨルデカ)』で、ご確認くださいませ。
あと...話はまったく変わりますが...。
大沢のプロフィール写真(業界風に言うと"アー写")を最近替えました。
光文社さんでプロモーション撮影をしたときのものです。
カメラマンさんは...写真家:福岡耕造氏。
なんと、撮影がない取材や記事などに写真を提供しなければならないとき、
著者近影として使用させていただけることになりました。大感謝です!
福岡さんから、衣装違いで数カットいただきました。ありがとうございます!
「撮影:福岡耕造」の写真にも注目ですよ~。
(作家は"アー写"じゃなくて著者近影か。今まで近影じゃなかったけど...ノリ)
8年連続!早くも出演達成「大竹まこと ゴールデンラジオ!」
24/5/20
昨年、連続出演記録が途切れるんじゃないかとヒヤヒヤした...
文化放送 「大竹まこと ゴールデンラジオ!」
「大竹メインディッシュ」コーナーに、今年は早くも出演しました!
(代理:ノリ)
5月15日、快晴。
新刊『魔女の後悔』(文藝春秋)発売から約1ヶ月...
今回は製本前のゲラではなく、商品としての書籍のカタチで事前にお渡しし、
大竹さん、壇蜜さん、担当プロデューサーさんに読んでいただきました。
ただ...早くお渡しすればよいというものではなく、皆さんお忙しい方なので、
ブ厚い本を毎回読んで臨んでいただくのは、心苦しいところです...。
なので、面白かった!と言っていただき番組が始まるとホッといたします。
いつも申しあげますが「読んできました」ではなく、「読みこんできました!」
...なんです。
今回の放送ではネタバレしないよう、うまく作品の魅力を伝えていただきました。
当日の番組レポートはこちらでご覧いただけます。
お聴き逃した方、radikoでぜひご視聴くださいませ。
(radiko...番組の聴取期限がございます。お早めに!)
あと、ポッドキャストでも配信しております。
大竹まことさん、壇蜜さん、スタッフの皆さま...今回もありがとうございました。
(もしかして年内にもう一回出演か?あと1冊、新刊が出るということです...ノリ)
"魔女"シリーズ第4弾...『魔女の後悔』発売中!
24/5/01
闇のコンサルタント水原が主人公の"魔女"シリーズ最新刊、
第4弾となる『魔女の後悔』が文藝春秋より発売中です。(代理:ノリ)
今回はサイン会をしなかったせいか、そのバタバタ感がなく...
なんとなく落ち着いた刊行となりましたが、本の中身は濃くアツいですよ~。
試しに公式サイト「大極宮」のトップにあるバナーから、ぜひ立読みを。
月刊誌連載中は1回あたりの分量が少なく(←契約した原稿枚数ですけど)
「移動にどれだけ時間かかっとるんじゃい!」...と思ったものです。がっ...
4年かけて一冊の本にまとまればそんなことは感じません。イッキ読みです。
また、版元の文藝春秋さんは、自社の公式サイト「本の話」内に、
同シリーズの既刊文庫の解説を全文無料公開してくださっています。
関係者の方々に感謝!シリーズのもつ世界観・雰囲気が伝わってきます。
...という訳で、サイン会はなくとも、
書店さん向けのサイン本作りはあったので、文春さんにうかがいました。
当日、わたくし(ノリ)30分の遅刻。
正直、予想はしておりましたが...
息を切らせて入館受付をしていた時、
サイン書き済みの本を積んだ台車が出ていくところでした。
まぎれもない...『魔女の後悔』。
今回も300冊以上あったんですよ。大沢さん、サイン早すぎです。
バツが悪いなあと思いながら...指定の会議室に向かおうとしたら、
すぐ横のサロンから担当編集者さんが顔を出し...
「大沢さん、すでにこちらでおくつろぎです~」...と。
...参りました。なんという余裕。
でっ...1時間半後のインタビュー取材までの空き時間(...長い!)
わたくし、反省も込め、時間つぶしにありったけの雑談を披露しました。
K-POPガールズグループから、BiSHメンバーのその後の活動まで...。
ウケはしませんでしたが、時間は過ぎてくれました。
以下...サイン本作りの様子、
文春の大沢担当編集者さんからご提供いただいた写真です。
この準備...平面的に欠けのない几帳面な本の積み方をご覧ください。
わたし好み。高さの揃え方...イイです。
さらにテーブルの配置が絶妙! これが高速サイン書きにつながります。
大沢いわく...「本の流れ、スタッフの手の動き、導線が最高だった」
作業にはエライ人も投入。部屋の奥からはエライ方の肖像画が見守る空間。
お手本となるようなサイン本作り現場だったようです。
皆さま、ありがとうございました。
(モモコグミカンパニーさん著『解散ノート』おススメです...ノリ)
"狩人"シリーズ最新作は...『柩の狩人』!
24/4/15
音楽で「狩人」といえば、言わずと知れた"兄弟フォークデュオ"の狩人。
小説で「狩人」といえば、"新宿署の一匹狼"...(鮫じゃなく)
新宿署組織犯罪対策課警部補の佐江が主人公の"狩人"シリーズ。
その、"狩人"シリーズ最新作となる第6弾のタイトルは...『柩の狩人』。
地方新聞紙連載企画、すでに数紙で掲載が始まっています。(代理:ノリ)
(掲載紙「南日本新聞」さんが作ってくださったポスター)
※画:河野治彦氏
『柩(ひつぎ)の狩人』。
前作『冬の狩人』を書き終えた時、いや、書き終える前だったか、
同シリーズの次回作として、タイトルと構想はできていると、
大沢はインタビュー等で語っていました。
そして今回、企画というか準備が整い...満を持しての連載スタート!
とは言え、
完璧なプロットができていたわけではなく、執筆はいつもと同じ。
連載前、つまり書き出す前に決めていたのは、
「老朽化したビルの崩落事故。
10人の犠牲者が出て、それぞれに謎がある」...だけとのこと。
あとは締切に合わせ、原稿用紙を前にして、
浮かびあがってくる物語を書く...という普段のスタイル。
信じがたいこのスタイル、ほんとうなんですよ。
「日本海新聞」、「南日本新聞」、「室蘭民報」、「釧路新聞」、
「東京スポーツ」での掲載はスタート済み。
あと数紙、連載媒体となる地方紙は増える予定で、
すべての連載紙での掲載が終わってから、単行本化となります。
通常の連載よりはちょっと本になるのに時間がかかりますが、
連載紙を購読されている方は毎日を楽しんで、
そうでない方は...単行本化をお待ちくださいませ。
(あと2年!?そこまではかからないかと思います...ノリ)