大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき公式ホームページ『大極宮』
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大沢 在昌
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"ボディガード・キリ"シリーズ第3弾、『予幻』サイン会!
23/12/27
"ボディガード・キリ"シリーズ第3弾、
(「3」までくると、シリーズ感がでてきますね)
新刊『予幻』のサイン会を行ってきました。(代理:ノリ)
場所は紀伊國屋書店新宿本店さん。
日付はなんと、前回のサイン会...『黒石』のときと同じ12月19日!
ちょうど1年ぶりのサイン会開催となりました。(会場は違います)
ひとつ前のブログで書きましたが...
この『予幻』の発売日が、別の作品の連載開始日と重なるという奇跡。
それに続く、"奇跡の日付"シリーズ第2弾です。
『予幻』版元の方が意識してこの日の会場を押さえたとは思えませんので、
(後付けで「ゲン担ぎです!」と言われるかもしれませんけども...)
ほんとうに偶然です。
サインは9階にあるイベントスペースで、人数制限をかけながら実施。
予約予定時刻まで店内で待機していただけるので、寒さもしのげ...
恵まれた環境の会場です。
今回は希望者の方とツーショットの写真撮影もおこないました。
その際、お客さまには大沢の後方に立っていただいたので、
遠近法により大沢の顔が実際の比率より大きく写っていると思われます。
誤解されませんように。ご理解くださいませ。
お客様の中に、初代"鮫番"W氏を発見!
「早く次の新宿鮫を...!」という、心の叫びが聞こえてきそうです。
...どうなんでしょう。
サイン会を主催してくださった紀伊國屋書店新宿本店さま、
会場の設営、ご準備お手伝いいただいた書店員さま、
1年ぶりにお越しいただいたお客さま、そうでない方も...
師走のお忙しい中、ご来店ありがとうございました!
(来年はサイン会2回、春と秋かな...ノリ)
12月15日は、『予幻』&『柩の狩人』の日!!...でした。
23/12/18
大沢の新聞小説連載が始まりました。
(代理:ノリ)
"狩人"シリーズ第6弾...『柩(ひつぎ)の狩人』。
今月7日、文庫版が発売になったばかりの
同シリーズ第5弾『冬の狩人』を書き終えた時、
すでにタイトルと構想ができていた作品です。
大沢にしてはめずらしいことで、書きだしたくてウズウズ...
今か今かと準備が整うのを待っておりました。
そして...『冬の狩人』の連載と同じ座組・チームで、
満を持しての連載開始。まずは、
15日から「日本海新聞」さんで掲載がスタートしました!
写真は「日本海新聞」さんからご提供いただいたものです。
盛りだくさんの情報量...ありがとうございました!
今後、『冬の狩人』のときと同様、日本各地の地方紙さんで
連載が始まる予定です。
あっ...「東京スポーツ」さんも名乗りをあげてくださっているとかっ!
大沢への衝撃(笑劇)のインタビュー取材があるのか...期待しましょう。
ちなみに文庫版『冬の狩人』の解説は...
新刊発売の際、帯にコメントを寄せてくださった川谷絵音さんです!
ミュージシャン目線での作品解析、楽曲に取り組むときの
モノ作りの方法論...など、様々な比較もあります。すごく面白いです!!
ぜひ、本屋さんで下巻の解説だけでも読んでください。
きっと小説本体が読みたくなりますよ。
さて、新聞連載が始まった15日といえば...
大沢の最新刊、約1年ぶりの新作、徳間書店より発行となる
"ボディガード・キリ"シリーズ第3弾『予幻』の発売日!
新作の連載開始日と、
新刊の発売日が重なるなんて...そうそうないです。
それも媒体が新聞ですから、狙っても難しいことですよ。
そんな"奇跡の書"でもある新刊『予幻』のサイン会が、
12月19日、紀伊國屋書店新宿本店さんで開催されます。
サイン会の制限時間内であれば、駆け込みでも対応します...
と、大沢が申しておりました。
(注)あくまでも書店さんにおけるルールの範囲内です。
お待ちしております!
(サイン本はクリスマスプレゼントにも最適!...ノリ)
7年連続「大竹まこと ゴールデンラジオ!」出演!!
23/12/08
大沢のライフワーク的年間行事、
もしや今年で途切れるんじゃないかと心配しましたが...
文化放送 「大竹まこと ゴールデンラジオ!」
「大竹メインディッシュ」コーナーに、
12月6日(水曜)、出演させていただきました。7年連続、かないました!
(代理:ノリ)
大沢(と私...ノリ)にとっては、
歌手にとっての紅白出場のような...意義ある存在の番組ですからね。
ほんとに良かったです。これで安心して年を越せます。
それに、出演のお返事をした際はまだ未定とのことでしたが...
この日の放送が壇蜜さんの復帰日!
(写真提供:文化放送)
壇蜜さん。
文化放送の駐車場でマスコミ取材を受けられた数時間後、
まさか放送中、大沢と「バッコン」で盛りあがるとは...
まったくもって思われていなかったでしょう。
生放送で、ハラスメント的にもギリギリでしたでしょうか。
そして、徳間書店の大沢担当敏腕編集者Mさんも...
実名で放送され、現場で少々うろたえていらっしゃいましたが、
いやいや...隣に座っていた私は大笑いしてしまいました。
長年"シティボーイズ"のファンだというMさん...おいしかったねえ。
大沢、番組では新刊「予幻」についての解説&エピソード、
(発売前で実物の本を事前にご用意できず、大竹さんと壇蜜さんには
ゲラの状態で読んでいただきました。ご面倒おかけいたしました...)
あと...先日お亡くなりになったゴルフ仲間で盟友でもある伊集院静さん
との思い出も語っております。
お聴き逃した方、中身の濃~い放送をradikoでぜひご視聴くださいませ。
(radiko...番組の聴取期限がございます。お早めに!)
当日の番組レポートはこちらでご覧いただけます。
大竹まことさん、壇蜜さん、スタッフの皆さま...ありがとうございました。
(さあ...来年は8年連続出演!早ければ春にも...ノリ)
でっ、ラジオ出演の翌日。
『予幻』版元の徳間書店さんにて、書店様用のサイン本作りをしました。
"ボディガード・キリ"シリーズの既刊『獣眼』、『爆身』を含め500冊以上。
目黒駅近く、背の高いビルのキレイで立派なオフィスです。
サインをした会議室も広々、テーブルも新しく...気持ちの良い環境でした。
そんな何でもそろっているオフィスで、写真も撮っていただきました。
宣伝広告用です。
カメラマンさんの指示でレフ板を操作しているのは...
大沢の担当編集者さん。編集者さんは器用でなんでもできるんです。
この写真をいろいろな所で見かけられるよう...
版元様、たくさんの宣伝...よろしくお願いいたします!
西上心太さんによる"大沢「相棒(バディ)小説」5選"!
23/9/12
『熱風団地』ノベルス版刊行に合わせ、
『熱風団地』ノベルス化記念の特集記事が載っております。(代理:ノリ)
書評家の西上心太さんが選ぶ...
なつかしい作品やアノ人気シリーズも紹介されています。
ぜひ、大沢本選びの参考になさってみてください。
(ネッシー捜索調査結果、今回は残念でした。にしても"複数の鳥"って...ノリ)
崔洋一監督お別れの会
23/7/11
崔洋一監督お別れの会に参列してきました。(私も同行。代理:ノリ)
450人が出席と報道されていましたが、もっと多かったような...
とにかく会場はすごい数の人でした。
映画監督をはじめとした映画業界の方々、作品に出演した俳優の方々、
大沢のように原作者など...作品作りに関係した方々...。
会場で写真を撮ると、間違いなく著名な方が写り込んでしまうので、
場内で大沢の写真を撮るのはひかえました。
ポスターや遺品など、撮りたい対象も山ほどありましたけど...。
シンプルでセンスある祭壇の中央に飾られた遺影はカッコ良かったです。
30年以上前、初めて崔監督にお会いした時のイメージそのまま。
大沢にくっついてくるミーハーな若造の私にも、気さくに接してくださいました。
その頃すでに大沢は崔監督とはよく知る間柄で、
その後、大沢の小説を原作にドラマを2本、監督してくださいました。
もっと撮ってほしかったです...。
会場を後にする際、崔監督記念の品をいただきました。
ポストカードにもなる素敵な写真のセット。
崔監督は若い頃、ご友人と写真事務所を立ち上げられていたとのこと。
近々、その頃撮った写真などの個展を準備しておられたようですが...。
ケースになっている封筒には、
「Thanks!
Long good-by and good Luck!!」
との言葉と、崔監督のサインが入っていました。
私(ノリ)は、月が写っているのがお気に入り。このセット...宝物です。
崔監督。あらためて、ご冥福をお祈りいたします。
崔監督に撮っていただいたドラマ...
『アルバイト探偵 100万人の標的』(2005年)
製作当時の原作は、講談社刊「帰ってきたアルバイト探偵」。
いま、同小説は角川文庫から...
『アルバイト・アイ 最終兵器を追え』と改題され刊行されています。
ドラマと小説、興味をもたれた方はぜひ!!
(映画『月はどっちに出ている』を観てから(30年も経つんですね...)、
映画の影響で月をよく眺める(探す)ようになりました...今でも。ノリ)
公益社団法人名古屋中法人会 記念講演会
23/6/02
コロナ禍の影響でしばらく遠ざかっていた講演会。
久しぶりに講演の機会をいただいたのは、大沢が育った名古屋...
「公益社団法人名古屋中法人会」様からでした。(代理:ノリ)
大沢と私(ノリ)、二人そろって久々の出張です。
東京駅で、「新幹線に乗るの何年ぶりだろう?」
...なんて話しをしながら、駅構内の売店で駅弁を物色。
大沢は特製幕の内弁当、私は深川めしにしました。
おぉ、富士山。フジヤマ~!!
新幹線から眺める富士山、なんだか懐かしい...っていうかカッコイイ。
思わず写真を撮っちゃいました。
(この時点で、お弁当はとっくに食べ終わっています)
誰かにこの写真をメールで送ろうかなあ...とか、スマホをいじっていたら、
名古屋到着。
...早いんですよね。
で、すぐに講演会場入り。
演題はコロナ禍前と変わらず、一貫して「ミステリーと私」。
ネタも話術もブランクを感じさせません。何度聴いても面白いんです(笑)
もちろん業界の最新情報も盛り込まれています。
いつも思うのですが...落語を一席聴いたような感じ。芸です。
お声がけいただいた「公益社団法人名古屋中法人会」の皆さま、
講演はもちろん、いろいろとお気遣いありがとうございました。
(ゆっくり観光もしたかった...ノリ)
新刊『黒石 新宿鮫12』プロモーション活動!
22/12/20
新宿鮫シリーズ最新刊『黒石 新宿鮫12』プロモーション活動...
(何度も書きますが、タイトルの"黒石"は、"ヘイシ"と読みます)
『黒石 新宿鮫12』特設サイト のお知らせにあるとおり、
大沢...配信とサイン会を行ってきました。(代理:ノリ)
まず...12月3日。版元の光文社さんから、
刊行記念オンライントークショーを配信。
(大沢にポスターと同じポーズをとってもらえばよかったと後悔...。左はW氏)
現場入り。控室にとうぜんあるはずのお菓子「ビーノ」が用意されておらず...
大沢、配信が始まっても大好物「ビーノ」の必要性について語っておりました。
ただ、無かったことでモチベーションが落ちたわけではございません。
むしろそのガッカリ感を、聞き手の初代鮫番W氏と、
進行役の2代目鮫番T氏にぶつけるようにトークは熱をおび...
90分間、しっかりと"新宿鮫シリーズ"について話しました。
シリーズ次回作の(現段階)構想も聞けて...お得でしたね!
つづいて...12月10日。
ローソンエンタテインメントさんのスタジオ「&L&」(アンドランド)から、
「BAR新宿鮫」を配信。(アーカイブ配信中です!)
(左のW氏。ハイネックセーターではなく...首を痛めてコルセット。お大事に)
「黒石」発売記念オリジナルセット商品とともに...わざわざテーブルを追加し
ローソンオリジナル「ビーノ うま塩こしょう味」が並んでいます。
前回の配信時、「ビーノ」を買い忘れた2代目鮫番T氏が、
配信元のローソンさんがオリジナル商品「ビーノ」を販売しているという...
単なる偶然にしては、ちょっとできすぎな出会いを本番直前まで、
まるで自分が仕掛けたコラボのように熱弁されていたのが印象的でした。
ウイスキーJAMESONでの乾杯が、「BAR新宿鮫」開店の合図。
配信中、リアルタイムで投稿されてくるコメントに次々と答える大沢!
60分よどみなく話し続ける姿は、YouTuberデビューを予感させるものでした。
※残念ながら...現在、予定はございません。
そして、12月19日。プロモーションの最後を飾るのは...
『晩秋行』(双葉社)刊行以来、約5ヶ月ぶりとなるサイン会。
会場はその『晩秋行』でもお世話になった「丸善 丸の内本店」さん。
寒い夜でしたが、店舗が大型商業施設内で助かりました。それを見越してか、
サイン会開始予定時間前に長い行列ができたので、15分繰り上げスタート。
通路から入ってすぐのスペースにサイン会用テーブルが設置されています。
大沢のサイン書きスピードがハンパなく速いと言っても、
サイン会では、お名前だったりニックネームだったりの為書きを入れるので、
少々時間を要します。なので、繰り上げスタートは大正解!
でも...そのサイン書きの間、大沢と会話ができるのもお客様のお楽しみ。
そのあたりの時間配分、あんばいが...大沢、抜群にうまいです。
順調に大沢がサイン書きを進めている頃...
私(ノリ)は"ユーミン万歳!"の電子看板を撮るのにこだわっていました。
皆さんご存じだと思いますが、
大沢はユーミン(とくに荒井由実時代)の大ファン。カラオケでも歌います。
なんだか説明のしようもない使命感にかられ、撮った1枚です!
大沢の写真を撮っていませんでした。...と言いますか、
せっかく丸善さんが作ってくださった看板が切れていました。すみません...。
言い訳として...他のお客様も通られるので、じっくり構えられなかったのです。
けどこの写真は、決定的な瞬間を捕らえていました。
疾走する銀ペン。
(手、指、爪がキレイとかは置いといて...)
撮影時のシャッタースピードはよくわかりませんが...
未公認ながら、サイン早書きチャンピオンの片りんは伝わるかと。
さらにこれ...お客さまと会話をしながらの速さですからね。
自分の名前とはいえ、恐れ入ります。
...と、またもサイン速さ自慢で締めてしまいました。
サイン会を主催してくださった丸善丸の内本店さま、
会場設営・現場でお手伝いいただいた書店員さま、光文社の皆さま、
そしてなにより...お越しいただいたお客さま。ありがとうございました!
(コロナ禍が続く中、今年はサイン会2回!感謝いたします...ノリ)
今年2回目「大竹まこと ゴールデンラジオ!」出演!!
22/12/06
前回、今年6月出演時の予告通り...
最新刊『黒石 新宿鮫12』(光文社刊)のプロモーション
の意味もある...大沢のライフワーク的大行事、
文化放送 「大竹まこと ゴールデンラジオ!」
「大竹メインディッシュ」コーナーに、
11月30日(水曜)、出演させていただきました。(代理:ノリ)
冒頭、大竹さんと壇蜜さんから紫綬褒章受章のお祝いの言葉をいただき、
大沢は受章に関するウラ話を披露。少々ヒヤヒヤする内容も...。
そのあと、普段の執筆スタイルや一日の過ごし方、
行動派の大沢がコロナ禍で見つけた趣味とは...などなど語りました。
そして、新刊『黒石 新宿鮫12』について。
なんとここで大竹さんが気になったシーン、セリフを朗読してくださいました。
組織論を説明する箇所。
読み終わった後は、大竹さんと大沢がそれぞれの持論を展開...
めずらしく(?)社会派的な会話になりました。
何度も出演していると、このような勉強になる回も実現するということです。
でも最後に、壇蜜さんがニオイの話でオイシイところをもっていかれました。
...さすがです!
当日の番組レポートはこちらでご覧になれます。
大竹まことさん、壇蜜さん、スタッフの皆さま...
今回もあたたかく迎えてくださり、ありがとうございました!
(次の新刊発売時期が未定、6年連続出演で途切れないかが心配...ノリ)
シリーズ最新刊『黒石 新宿鮫12』サイン本作り!
22/11/28
『暗約領域 新宿鮫11』刊行から3年...
新宿鮫シリーズ最新刊『黒石 新宿鮫12』が発売になりました。
タイトルの"黒石"は、"ヘイシ"と読みます。
それで、新刊発売時の恒例となりました店頭販売用サイン本作り...
終わらせてきました。(代理:ノリ)
その数なんと、1,150冊!!
場所は版元、光文社さんの会議室。とはいえ搬入搬出もたいへんです。
1,000冊越え...大沢にとっては未知の領域。あっ、領域と言えば...
何度も書きますけど、文庫版『暗約領域 新宿鮫11』も手に取ってみてください。
途方もない数と思われましたが、社員皆さんのご協力のもと、
過去最多だった400冊から、記録を一気に大幅に更新しました。
当初は2日間に分けて...という計画も、
大沢の頭の中に、某バンドの曲...「メラメラとたぎれ~」が流れたのか、
開始前からメラメラと気迫が感じられ、
銀ペンを手に取ると合図もなく、一心不乱にサインを書き始めました。
通常、スタッフはここで一瞬慌てるのですが...そこは慣れた光文社さん。
百戦錬磨のベテラン編集者さんを前線に3人配置する、
(大沢サイドから)3-1-2のシステムで、難なく対応できていました。
序盤...大沢の着てきたシャツが新刊とコーディネイトされている!
...などと冗談も交わせる状況だったのですが、好事魔多し...。
トップ下、インクが滲まないように間紙(あいし)をはさむ役の初代鮫番W氏が、
徐々にペースダウン。几帳面に間紙を重ねようとしすぎて、目線(と頭)を
上下し続けた結果、乗り物酔いのような症状を訴え離脱したのです。
その後は淡々としたペースで進み、やはり予定の600冊までか...と思ったら、
離脱していたはずのW氏が、次回分(上の写真の左にある未開封の山)を
黙って机に並べ始めていたのです。
「ベリッ、ベリッ」と隅の方から音は聞こえていたのですが(包装紙を剥ぐ音)、
全員がゾーン状態に入っていたので、さほど気にはしていませんでした。
机の上には新たに200冊を超える本が積まれていて...
書いても書いても減らないはずです。
大沢「なに?このまま続ける?中途半端に残すのもなあ...」
と言いつつ、ペンは走り続け...W氏の「ベリッ、ベリッ」も止まらず...
歓声もないまま1,000冊突破。結局そのまま1,150冊を書ききりました。
原稿手書き派の大沢...剛腕、本領発揮の一日でした。
準備を含め、お手伝いくださった皆さん...お疲れさまでした。そして、
この日の「マン・オブ・ザ・マッチ」は...老獪な演技をみせたW氏です!
(サイン本作り。なぜかいつも"早書き記録会"になってしまいます...ノリ)
「つくづくびっくり」
22/11/04
文化庁から紫綬褒章内定の連絡がありましたと
ノリノリからメールをもらってまず思ったのは「え、俺が?」
まさか自分が対象になるとは思っていなかったからでした。
それから発表までのあいだ、かつがれているのじゃないかとすら
疑っていました。
どうやら現実とわかり、つくづく思ったのは読者の皆さんのおかげだな、
でした。
43年間、つづけてこられたのは、本を買って下さる皆さんがいたから
こそです。そうでなかったら、とっくに消えています。
ありがとうございました。
そして過去、現在の担当編集者の皆さん、大極宮のスタッフ、
家族、友人、もろもろ、おいらの周囲の人たち。
書きたいことだけを好きなように書いてほめていただけるとは、
幸せな作家人生です。
おいらが選ばれたことは、すべてのエンターテインメントの書き手に
受賞の可能性が広がったという証でもあります。
改めてありがとうございました。
それにしてもびっくりしたな。
大沢在昌
たくさんのお花、ありがとうございました。