大沢 在昌

大沢 在昌 おおさわありまさ,1956年生まれ,山椒大夫,人生は、釣りとゴルフと酒とムニャムニャ実は
ゲームも大好き悪い噂(?)が絶えない困った奴 著作リスト/立ち読み

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シリーズ最新刊『黒石 新宿鮫12』サイン本作り!

22/11/28

『暗約領域 新宿鮫11』刊行から3年...
新宿鮫シリーズ最新刊『黒石 新宿鮫12』が発売になりました。
タイトルの"黒石"は、"ヘイシ"と読みます。
それで、新刊発売時の恒例となりました店頭販売用サイン本作り...
終わらせてきました。(代理:ノリ)
 
大沢鮫12サイン本1.jpg
 
その数なんと、1,150冊!!
場所は版元、光文社さんの会議室。とはいえ搬入搬出もたいへんです。
 
1,000冊越え...大沢にとっては未知の領域。あっ、領域と言えば...
何度も書きますけど、文庫版『暗約領域 新宿鮫11』も手に取ってみてください。
 
途方もない数と思われましたが、社員皆さんのご協力のもと、
過去最多だった400冊から、記録を一気に大幅に更新しました。
当初は2日間に分けて...という計画も、
大沢の頭の中に、某バンドの曲...「メラメラとたぎれ~」が流れたのか、
 
大沢鮫12サイン本2.jpg
 
開始前からメラメラと気迫が感じられ、
銀ペンを手に取ると合図もなく、一心不乱にサインを書き始めました。
通常、スタッフはここで一瞬慌てるのですが...そこは慣れた光文社さん。
百戦錬磨のベテラン編集者さんを前線に3人配置する、
(大沢サイドから)3-1-2のシステムで、難なく対応できていました。
 
大沢鮫12サイン本3.jpg
 
序盤...大沢の着てきたシャツが新刊とコーディネイトされている!
...などと冗談も交わせる状況だったのですが、好事魔多し...。
トップ下、インクが滲まないように間紙(あいし)をはさむ役の初代鮫番W氏が、
徐々にペースダウン。几帳面に間紙を重ねようとしすぎて、目線(と頭)を
上下し続けた結果、乗り物酔いのような症状を訴え離脱したのです。
 
その後は淡々としたペースで進み、やはり予定の600冊までか...と思ったら、
離脱していたはずのW氏が、次回分(上の写真の左にある未開封の山)を
黙って机に並べ始めていたのです。
「ベリッ、ベリッ」と隅の方から音は聞こえていたのですが(包装紙を剥ぐ音)、
全員がゾーン状態に入っていたので、さほど気にはしていませんでした。
机の上には新たに200冊を超える本が積まれていて...
書いても書いても減らないはずです。
 
大沢「なに?このまま続ける?中途半端に残すのもなあ...」
と言いつつ、ペンは走り続け...W氏の「ベリッ、ベリッ」も止まらず...
歓声もないまま1,000冊突破。結局そのまま1,150冊を書ききりました。
原稿手書き派の大沢...剛腕、本領発揮の一日でした。
 
準備を含め、お手伝いくださった皆さん...お疲れさまでした。そして、
この日の「マン・オブ・ザ・マッチ」は...老獪な演技をみせたW氏です!
(サイン本作り。なぜかいつも"早書き記録会"になってしまいます...ノリ)

「つくづくびっくり」

22/11/04

文化庁から紫綬褒章内定の連絡がありましたと

ノリノリからメールをもらってまず思ったのは「え、俺が?」
まさか自分が対象になるとは思っていなかったからでした。
それから発表までのあいだ、かつがれているのじゃないかとすら
疑っていました。
 
どうやら現実とわかり、つくづく思ったのは読者の皆さんのおかげだな、
でした。
43年間、つづけてこられたのは、本を買って下さる皆さんがいたから
こそです。そうでなかったら、とっくに消えています。
ありがとうございました。
そして過去、現在の担当編集者の皆さん、大極宮のスタッフ、
家族、友人、もろもろ、おいらの周囲の人たち。
 
書きたいことだけを好きなように書いてほめていただけるとは、
幸せな作家人生です。
 
おいらが選ばれたことは、すべてのエンターテインメントの書き手に
受賞の可能性が広がったという証でもあります。
 
改めてありがとうございました。
それにしてもびっくりしたな。
 
大沢在昌
 
 
大沢紫綬l.jpg
たくさんのお花、ありがとうございました。

"美人画の名手"上村松園と『晩秋行』の関係性とは...。

22/10/31

現段階での大沢の最新刊は...『晩秋行』(双葉社刊)。
刊行時は6月下旬、ほぼ夏でしたから...
"晩秋"とよぶ季節がようやく追いついてきた今日この頃です。(代理:ノリ)
 
大沢晩秋絵1.jpg
 
 
そして、上村松園との関係性は...こじつけです。すみません。
 
最近、"晩秋"という言葉・文字に対して妙に敏感になっており...
先日、事務所の近くにある「サントリー美術館」で開催中の
なんとも落ち着きのある『晩秋』に出会いました。
 
大沢晩秋絵2.jpg
 
1943年制作。上村松園、晩年の傑作です。
作品紹介に書いてあるとおり、ほんとうに気品に満ちています。
 
大沢晩秋絵3.jpg
 
撮影OKの展示作品でしたので、撮らせていただきました。

『晩秋行』にも歳を重ねた素敵なヒロインが登場します。
今の時季、ぜひ手に取っていただきたい小説です。
(「鏑木清方展」も素敵でした。今年観た展覧会のベスト3に入ります...ノリ)

ノベルス版『冬の狩人』にサイン書き!

22/9/13

単行本刊行から約2年...
8月24日、幻冬舎からノベルス版『冬の狩人』が発売になりました。
 
大沢冬狩ノベ1.jpg
 
"新宿署の一匹狼"...「狩人シリーズ」佐江のほうです。
 
発売日にはちょっと間に合いませんでしたが...(すみません)
大沢、店頭販売用のサイン本を200冊つくりました。
(代理:ノリ)
 
サイン書きをした場所は、幻冬舎さんの会議室。
単行本刊行の際、プロモーションで何度もうかがったところです。
慣れた場所、ということもあったからでしょう...
大沢、案内してくれた担当編集者T氏より先を歩き、
T氏が他の編集者を呼びに部屋を出ている間に
ひとりでサクサクとサインを書き始めてしまいました。
 
大沢冬狩ノベ2.jpg
 
書くスピードもそうですが、取りくみも早い!
と言いますか...左手の甲だけやけに白く見えますね。
これは週3回ゴルフの証しです(左手だけグローブを着用しますから)
 
サイン書きが始まっているのを察知したか、
助っ人を連れ小走りで戻ってきたT氏。そのお手伝い要員さんは...
I専務、M取締役、「小説幻冬」前編集長A氏...って、エライ人ばっかり!
 
大沢冬狩ノベ3.jpg
 
皆さん、大沢とは長い付き合いなんです。
大沢の顔を見に駆けつけてくださるのは、嬉しいことですねえ。
作業をしながら、近況報告やら"すべらない話"を次々と披露。
一気に明るく楽しく、和気あいあいな雰囲気になり...サイン書きは無事終了。
 
といきたいところでしたが...途中、一瞬緊張が走る場面も。
大沢が突如、「なんか、マジックのインクの出が悪いなぁ」...と呟いたとき。
 
大沢冬狩ノベ4.jpg
 
その瞬間の写真がコレです。
大沢はすぐ、別のマジックに普通に手を伸ばしておりますが...。
たまたま写真を撮っていた私(ノリ)、
皆さんの臨戦態勢に入るような動きが妙に可笑しかったのです。
この日、撮った写真の中で一番のお気に入り(笑)
 
大沢、当然のように想定時間より早くサイン書きを終え、
この後しばし雑談タイム。そのときの話がめちゃめちゃ面白い!
こういう時間...コロナ禍では必要というか、大事ですね。
サイン書きと同じぐらい貴重な時間でした。
本を準備・搬送してくださった営業部の方々も含め、
幻冬舎の皆さま、ありがとうございました。
(笑いすぎて免疫力が高まった気がします...ノリ)
 
 
ちなみに『冬の狩人』単行本刊行の際は...
 
大沢冬狩ノベ5.jpg
 
川谷絵音さんが、帯に素敵なコメントを寄せてくださいました。
あらためて、感謝いたします。
大沢作品が映像化されるときはぜひ音楽担当を...お願いしたいです!

『晩秋行』刊行記念サイン会開催!

22/7/11

最新刊『晩秋行』(双葉社)の刊行記念サイン会が、
7月1日(金)、都内「丸善 丸の内本店」さんで開催されました。
(代理:ノリ)
 
大沢晩秋サイン会1.jpg
 
 
大沢にとっては、
2019年12月におこなった『暗約領域 新宿鮫11』のとき以来...
じつに2年半ぶりのサイン会。
 
今回、サイン会を開催してくださった「丸善 丸の内本店」さんは、
地下鉄の大手町駅から通路で直結(数分歩きます)している
複合商業施設「丸の内オアゾ」内に店舗があり、利便性がいいんです。
電車で向かう場合は外を歩かなくていいので、
猛暑だろうが、スコールのような大雨が降ろうが関係なく...
ラクに行けます。
 
大沢晩秋サイン会2.jpg
 
ちなみに...控室代わりに利用させていただいた4階のカフェの窓際席からは、
電車や新幹線が次々と出入りする東京駅を見下ろすことができるので、
"にわか鉄ちゃん"気分になれました。
 
大沢晩秋サイン会3.jpg
 
1階から4階までの店内には、サイン会の告知がしっかりと。
このような告知を見るのもじつに久しぶりです。
作家ができるイベントって限られますからね...。コロナにはまったく...。
 
サイン会のスペースは、2階出入り口近くの喚起がいい場所で、
お客様には外の通路に並んでいただきました。
上の写真でもわかるとおり(ちょっと写りが悪いかな...すみません)
ウイルス感染予防としては安心、安全だったと思います。
 
大沢晩秋サイン会4.jpg
 
サイン会のたびに来てくださる常連さんのお顔も見ることができ、
嬉しく、ホッといたしました。
大沢もサインとともにお客様のお名前を書き入れる際、
常連さんであることを思い出し、少しですが会話を楽しむこともできた様子。
 
サイン会にお越しいただいた読者の皆さま、ありがとうございました!
そして、開催していただいた「丸善 丸の内本店」書店員の皆さま、
お手伝いいただいた版元の双葉社の皆さま...心から感謝いたします。
(つぎのサイン会は年末、新宿鮫シリーズ最新刊の予定です...ノリ)

ラジオ「GIFT~未来への贈り物~」に出演!

22/7/04

TBSラジオ制作「GIFT~未来への贈り物~」に出演しました。
番組パーソナリティは、馬場典子さん!
7月4日(月)から8日(金)まで、5日間。
TBSラジオをキーステーションに各局で放送されます。
TBSラジオ「たまむすび」内では、13:42頃からオンエア)
大沢が人生で影響を受けたエンタメ作品を日替わりで紹介します!
(代理:ノリ)
 
大沢GIFTロゴ.jpg
 
 
この番組は、週替わりで登場するプレゼンターが、
これまでの人生で影響を受けたあらゆるジャンルの作品を紹介しながら、
リスナーの皆さんが進む未来へのヒントを届ける...というのがコンセプト。
大沢は"ギフトナンバー45"...45人目ということですね。
 
大沢GIFT1.jpg
 
 
まず最初にお伝えしたいことは...
馬場典子さんが、とってもとっても素敵ということです!
表情がゆたかで...会話の際のリアクションや仕草もカワイイ!!
私(ノリ)見とれてしまって、大沢の話が入ってきませんでした。
でも、いくつかのキーワードは耳に残っています。
紹介したのは...ざっくり言うと、お気に入りの小説と音楽です。
ハードボイルドの解釈とか...ぬか漬けのコツとかも語っていました。
 
大沢GIFT2.jpg
 
 
お聴き逃しのないように!
(私もしっかり聴きます...ノリ)

6年連続達成「大竹まこと ゴールデンラジオ!」出演!

22/7/01

最新刊『晩秋行』(双葉社刊)のプロモーション。
...であるとともに、
今や大沢にとっての新刊刊行時に最も重要な(?)行事となった、
 
 「大竹メインディッシュ」コーナーに、
今年も6月29日、出演させていただきました。
6年連続出演、達成です!(代理:ノリ)
 
大沢晩秋大竹1.png
 
 
前日の放送から、大竹さんが『晩秋行』をベタ褒めしてくださいましたが、
今作は、バブル期を経験した方々にはとくに刺さるのでしょうか。
そのあたり...バブル期未経験、
水曜パートナーの壇蜜さんの鋭いツッコミを交えて話が盛りあがりました。
もちろん、いつものように"夜の銀座の遊び方講座"もありましたよ。
それと...今回はなんといっても版元の担当編集者S氏いじりが...。
S氏にとってはオイシかったのか、災難だったのか...。
 
大沢晩秋大竹2.jpg
 
 
当日の番組レポートはこちらでご覧になれます。
あと、「radiko」のタイムフリー機能では、一週間後まで聴取できます。
どちらもぜひ!!
 
大竹まことさん、壇蜜さん、スタッフの皆さま...
あたたかく迎えてくださり、ありがとうございました。
コロナ感染対策も含め、お身体ご自愛くださいませ。
 
大沢晩秋大竹3.jpg
 
 
ちなみに大沢...
年内に"新宿鮫"シリーズ最新作(現在、「小説宝石」(光文社)連載中)が、
刊行予定との情報もあります。
そのときはまた番組に呼んでくださいませ!
(壇蜜さん、サクランボごちそうさまでした...ノリ)

最新刊『晩秋行』(双葉社)、まもなく発売です!

22/6/17

2020年12月から、2021年12月まで、

週刊誌「週刊大衆」(双葉社)で連載した「残照の森」...
タイトルを『晩秋行』と改題し、6月22日に発売となります。
(代理:ノリ)
 
大沢晩秋プロモ1.jpg
 
 
プロモーションの一環...
版元の双葉社さんの応接室で、書店様用のサイン本を作りました。
作業をお手伝いしてくださる営業のみなさん。人員確保もばっちりです。
サインの数、今回は300冊。
 
大沢晩秋プロモ2.jpg
 
...って、"しんちゃん"と"ゴマちゃん"にしか目がいきませんね。
本の山は...ありません。本が完成する前にうかがったもので。
大沢、製本前の「見返し」にサインを書きました。
書くスピードは...環境が変わってもかわりません。早すぎです。
 
次の予定までかなり時間が余ってしまい、
双葉社さんの各編集部などを見学することに。
 
じつは大沢、
ここ双葉社さんが主催する公募新人文学賞「小説推理新人賞」の受賞者。
それも第1回! 『感傷の街角』で受賞しての作家デビューなんです。
 
なので...社屋に到着したときから、社員の方が整列してのお出迎え。
会う人会う人、「お帰りなさいませ!」との挨拶...というか掛け声が!
その"ホーム感"に気を良くした(?)大沢...当時のことを思い出し、
社内をねり歩きながら若い頃のエピソードを話す話す。
(話が練られていて、まるで落語のようで...何度聴いても面白いのです)
 
たっぷり独演会をした後、(お仕事中だった社員さま、お邪魔しました)
 
大沢晩秋プロモ3.jpg
 
インタビュー取材を3媒体受けました。
それぞれ発売・公開されましたら、当サイトでお知らせしますね。
 
 
そして、重大なお知らせ。 お待たせしました!
 
この最新刊『晩秋行』(双葉社)の刊行記念サイン会が、
7月1日(金)、18:30~
都内「丸善 丸の内本店」さんで開催されることになりました。
参加・予約方法などの詳細は...
丸善 丸の内本店「サイン会」情報 にてご確認くださいませ。
 
大沢にとって、じつに2年半ぶりのサイン会...
読者の皆さま、お待ちしております!
(新型コロナウイルス感染予防、協力してサイン会を成功させましょう...ノリ)

新聞連載小説『リペアラー』...「高知新聞」から掲載開始!

22/3/28

大沢の新連載企画がスタートしました。(代理:ノリ)

 
タイトルは...『リペアラー』。 修復者という意味です。
 
3月22日、最初の掲載紙「高知新聞」にて連載が始まっております。
初回掲載前日の紙面で、小説の構想を語った記事によりますと...
 
「一人の人間が生き続けなかったことで、何が変わり、変わらなかったのか」
を証明する、というテーマで書きたい...とあります。
 
物語は創作、着想を得たのは若い担当編集者の急逝...とも...。
 
大沢リペア記事l.jpg
 
この連載小説は、「高知新聞」に続き...
「神戸新聞」、「熊本日日新聞」、「秋田魁新報」、「北國新聞」、
「中国新聞」、「信濃毎日新聞」で次々とスタート、掲載される予定。
ですので...
単行本になるのは、最終回が全紙で掲載された後になります。
1日でも早く読みたい!
...という方は、上記新聞を購読してみてはいかがでしょう。
(サッキー!無事に連載スタートしましたよ...鍋仲間だったノリ)

「Billboard Live YOKOHAMA」...最高でした!

22/2/14

共通の知人の紹介で知り合った世界的なギタリスト 吉田次郎さん。

私の本をほぼすべて読んでくださっているとのことで...

ビルボードライブ横浜であったライブに招待してくださいました。

マリーンさんの「Left Alone」...最高でした。

 

大沢吉田l.jpg

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