大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき公式ホームページ『大極宮』

『悪い本』

『悪い本』（岩崎書店）各所で評判になっているらしい…。

浜名湖で投げ釣り

　日、月、火と名古屋にいってきました。実家の片付けがあったのですが、非常に天気がよくて帰りに思わず浜名湖によって投げ釣りをしてみました。ただ当日は大潮でたいへん潮の流れが早く、浜名湖は狭いところで海と湖がつながっているので潮が大きく動くときは海流が強くなるんですね。その結果、仕掛けがあっというまに流され、泳ぎが得意でないカレイ君の口許にエサが届かない状況で、それと水温がまたあがったのか、やたらにキスが釣れたりして本命は１枚も釣れず、ちっちゃなキスとちっちゃなカサゴを釣っただけで帰ってきました。
　戻ってきていよいよ来年に向けて終了する連載が2本ほどあるので、それの原稿を書いたり、角川「野性時代」小説講座の生徒のみなさんと忘年会をしたりといった年末らしい日々が続いております。

ゲーム女の生きる道

　今週もお休みさせていただきます。

◎年末のフレッシュ◎

　小説すばる新人賞を受賞された橋本長道さんがソフト館（通称）においでくださいました。
　遊びに来たわけではありません。対談をさせていただいたわけです。なんたってデビュー前ですからまさにフレッシュ。いろいろと面白いお話を聞かせていただきました。
　がちがちに緊張していてもなぜか言葉だけは出るという体質は……他人事とも思えませんね。次作以降に関してもなかなか頼もしい言質がとれましたので、期待大です。
　橋本さんの受賞作『サラの柔らかな香車』（集英社）は、年明け発売です。

◎年末の新刊◎

　そういえば『幽No.16』（メディアファクトリー）が完成。僕は「眩談」の連載と、黒史郎くんとの対談、それから怪談文学賞の選考経過もろもろなどで参加させていただいております。
　表紙がなんともまあ、幽というより怪よりで、とてもステキ。

　怪といえば盟友村上健司くんの新刊『怪しくゆかいな妖怪穴』（毎日新聞社）も完成いたしました。
　毎日小学生新聞に連載中の「妖怪穴」をまとめたものなんですが、これが久しぶりの本格妖怪図鑑。「よい子と、元よい子のための」と帯のコピーにあります通り、大人が読んでも面白いわけです。というより妖怪好きは近ごろ忘れかけていた「妖怪わくわく感」を感じてしまうはずです。妖怪初心者や妖怪知りませんという方にもおすすめ。宇田川新聞さんの木版画や天野行雄さんの挿し絵もとてもいい感じ。ぜひ御手元にどうぞ。

　好評発売中の『怪0034』（角川書店）もお忘れなく。

◎年末のインタビュー◎

　電子書籍に関するインタビューがありました。がっかりしたりしょんぼりしたり、応援したりするようなお話をしました。
　ここは踏ん張っていただきたいものです、はい。



　そんなことをいっているうちに今年ももうちょっと。光陰宇宙船の如し。

そろそろ購入かな……　

　ことしも残すところ２週間ほど。みなさんこの一年どれぐらいの本を読まれたのでしょうか。今年は電子書籍での読書が増えたという方も大勢いらっしゃるでしょうね。ようやく電子書籍環境が整ってきた感じがします。専用端末もそれなりの完成度に到達してきました。もちろん専用端末の普及にはまだまだ時間がかかるでしょうし、改良もされるでしょう。個人的もそろそろ端末の購入も考えていますので、黒船の動向も気になる年末です。

ステップファザー・ステップ

　裏にも書きましたが、来年1月9日（月）から始まる連続ドラマ、ステップファザー・ステップの特設サイトがとても可愛く変身しています。
　安寿のコメントや第1話のあらすじなんかも載っていて、期待が高まりますねー。
　そうそう。くどいようですが、第1回は2時間スペシャルで、夜7時からですよー。観る方も録画する方も、どうかお間違えなきよう。
　ドラマのツイッターも始まっています。興味のある方はぜひフォローを！

FFがモバゲーに！？

　その名も『FINAL FANTASY BRIGADE』。
　ファミ通のニュース記事によると、おなじみのジョブが並んでいるし、チョコボもいますねー。
　ちょっとビックリなニュースだったので、思わず書いてしまいました。

来年の朗読会

　日程と会場が決まりました。
　１０月２８日の日曜日。これまでのように土曜日ではありませんのでご注意ください。
　会場は2008年にもお世話になった築地にある浜離宮朝日ホール。練馬の光が丘に比べると都心に近くアクセスはちょっとよくなります。
　ただし…会場は少し小さくなりますので、2008年同様にチケット発売初日完売ということになるかもしれません。こちらもご注意くださいませ。
　演目など内容はこれから決めることになりますが…１１年目を迎えるチャリティー朗読会、楽しみにお待ちくださいね。
（劇団四季「オペラ座の怪人」に感激！！　また観たいです…ノリ）

やばい

◆ある県警マルボウ10名の方と呑む機会で警察小説談義に。横山さんとか佐々木さんとか堂場さん等々色々出ましたが、私は当然大沢先生を一押ししたら…ある警部の方が「大沢はリアルすぎて（内情が正しすぎて）やばい」と仰ってました。更に胸を熱くした一夜でした。

・やばいのですね。
大夫にも「やばいらしいですよ…」と伝えておきます。