|
|
|
|
|
1992年11月
大沢在昌の作家活動を全面的にバックアップする目的で設立。
創立メンバーは、代表取締役・鮫夫人、役員・熊吉、秘書・まるひ、丁稚・ノリノリ。
巷で何かと噂されているようだが、実は大沢は、社長でも社員でもなく
契約上では単なる外注作家扱いにしかすぎなかったりする。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
1993年
仕事がハンパじゃなく忙しくなり、依頼の電話を受けるだけで疲労困憊の
宮部みゆきに、ヒソカな野望(謎)を抱き山椒大夫と化した大沢が忍び寄る。
「ウチに来れば楽になるよー」の口車に、まんまと乗せられた宮部。
連絡業務、著作二次使用権に関する管理・交渉などのマネージメント委託契約を
大沢オフィスとついうっかり結んでしまう。(安寿の誕生) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1996年
ひとりじゃ心細い安寿こと宮部みゆきが、誰か道連れにしようと目論み
まだデビュー浅い、世間知らずの京極夏彦に目をつけ勧誘を開始。
世間知らずなだけでなく、人に頼まれたり誘われたりすると断れない、お人好しの
京極(だから仕事も増える一方なのか?)。気がつけば、目の前に差し出された
マネージメント委託の契約書に実印を押してしまっていた。(厨子王の誕生) |
|
|
|
|
|
2000年
公式ホームページ作成その他、今後のインターネット大戦略を睨みつつ
関連会社「バヂャー」を設立。
それにともない、丁稚・ノリノリも「大沢オフィス」から「バヂャー」に移籍。
丁稚から番頭に出世し、八面六臂の大活躍。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2001年
2月20日、公式ホームページ「大極宮」を開設。定期更新の目玉コンテンツにと
「週刊大極宮」をこしらえたスタッフだが・・・後々"週刊"にしたことを少し(かなり)
後悔することになる。(毎週の更新地獄の始まり)
初夏頃から、業務拡充、スタッフ増員、オフィスの移転など、さまざまな改革計画が
浮上。会議を重ねるごとに作家・スタッフ全員の目がギラギラ(?)してくる。
11月、システム・エンジニアのキャリアを買われ、まるひにリクルートされた「ハル
くん」が新スタッフに加わる。(丁稚ふたたび)
12月2日、大沢オフィス、バヂャーとも移転。この新しいオフィスから、いったい何が
飛び出してくるのかは・・・今後のお楽しみ。 |
|
|
|
|
|
2002年
インターネット環境にない読者の方にも「大極宮」の雰囲気を味わってもらえるよう、
三人の新刊に「大極宮通信」の挟み込みを開始。
4月7日、初のセルフイベント、自作朗読会「さくら満開原稿まだ会」を開催。
4月18日、「大沢オフィス設立10周年謝恩パーティ」を、帝国ホテルなんかで
開いてしまう。(4月のイベント続きで、スタッフたちは年頭から、大忙しのてんてこ
舞いであった。あ、作家たちもか・・・)
5月、大沢オフィスが有限会社から株式会社へ組織変更。 |
|
|
|
|
|
|
3人の作家が、オフィスで机を並べて仕事してるって本当? |
|
|
|
答え
山椒大夫・大沢が偉そうにふんぞり返り、電話番の安寿・宮部は、保留ボタンをたまに
押し間違えて通話を切ってしまい、厨子王・京極がお茶くみとコピーとりに
駆けずりまわっている・・・んだったら、どんなに面白いでしょう。
でも残念ながら、それぞれの自宅や仕事場で、ひとりで原稿を書いています。 |
|
|
|
|
|
|
社歌があるらしいって、聞いたんですが? |
|
|
|
答え
ありますあります。しかも1曲ではなく何曲か存在し、歌によって、しっかり
担当者が決まっています。
年末恒例の大沢オフィス忘年会では、担当者はかならず自分の「持ち社歌」を披露
しなければなりません。これは義務です。
どんな社歌があり、誰が担当者なのか・・・、このへんはおいおい「週刊大極宮」で
明らかにされていくことでしょう。 |
|
|
|
|
|
|
大沢オフィスで実はいちばん偉いのが、秘書のまるひだといわれてますが? |
|
|
|
答え
ま、そういうことにしといて下さい。うひひ(まるひ) |
|
|
|
|
|
|
結局のところ、大沢オフィスって何なんですか? |
|
|
|
答え
何なんでしょうね。作家の個人事務所はけっこうありますが、複数の作家がマネージメント契約を
結ぶ形で所属する事務所というのは、今のところ他に例がないようです。
日常の業務はどういうものか、どんなことが起こっているのか、これについても「週刊大極宮」で、
秘書のまるひが書き綴っていくらしいので、そこのあたりからご想像下さいませ。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
まあ
冗談なのか本気なのか、大沢が「出版界のバーニング・プロを目指しちゃる!」と酒場で
豪語すれば、宮部は「年取ったら、オフィスから年金もらうの〜♪」などと、
あらぬ期待を抱き、4人めの作家がなかなか入らないもんだから、いつまでたっても後輩が
できなくて、ちょっぴりオモシロクナクテ小石を蹴ったりする京極
・・・・・・なんていう
それぞれの思いが、大沢オフィスには渦巻いているようです。 |
|
|