週刊大極宮

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- 第494号 -

2011/5/27

HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ

『絆回廊 新宿鮫X』

 6月2日の発売以降、いろいろなイベントが企画されているらしい。

燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

絆回廊

 新宿鮫シリーズ第10弾『絆回廊』がいよいよ6月2日、発売になります。
 それで先日、書店さん頒布用の本100冊にサインをするため、版元の光文社に行ってまいりました。
 光文社を訪ねるのはおそらく10何年ぶり。そのときはたしか『屍蘭』にサインをした記憶があります。
 それ以来…久しぶりに訪ねた光文社はとってもきれいでお洒落なエントランスになっていて、女性誌の打ち合わせなどもそこでおこなわれており、なんだか華やかでいい感じ。
 ところが…そこに編集者「二代目鮫番」ジャンゴが出迎えに現われると、途端にうらわびしいというか…小汚いというか…労働臭がたちこめるといったあんばいで…。
 文芸編集者の存在が妙に浮いていると感じました。まあオイラもその仲間の一人のわけですが…。
 会議室でサインを書いた後、編集部の様子も見にいってみました。そこで見た「初代鮫番」ナベちゃんの机の上のすさまじさ! ああ…ウワサは本当でしたよ。
 その後、光文社の近くにある名古屋料理の店に行って、手羽先や味噌カツをご馳走になりました。

 本の発売までまだ一週間ほどありますが、震災後ということもあって実際にどのような本の動きとなるのか…出版社もオイラも期待半分不安半分という感じです。
 サイン会や東北地方の書店さんまわりも計画中で、そのあたりに関しては随時お知らせしますので、当サイトをチェックしていてください。

安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

ゲーム女の生きる道

 今週もお休みさせていただきます。

arrow 厨子王の逆襲 〜 京極夏彦のコーナー

◎来月のTGC◎

 油断すると収録日がくるTGC。どうしてもスケジュール調整ができなくて、今回はギャラリーの入れない狭いスタジオでの収録。すいません僕のせいです。
 お昼にインドカレーを食べて待っていると、イベントやツイッターで暴れまくっている夢明ヒラヤマ先生、本日も絶好調の壊れっぷりで登場。
 狭いスタジオだと風景はラジオっぽいです一応。普段は楽屋っぽいんですが。
 で。
 実は、プロデューサーのK&Hから、「今日はうしし企画があるのです」という打診が。
 ええ、あるお方にサプライズ出演の依頼をされていたのですね。夢明ヒラヤマ先生にはナイショで。
 まあ僕は知っていたわけですが。いや、そりゃわかっちゃいます。まあいろいろありますから。でも、平山さんは知る由もなく。
 そして。
 出ました今週のびっくりドッキリゲスト。
 その時の平山夢明さんの顔を、僕はたぶん忘れないでしょう。一生忘れないかどうかはわかりませんが。浮気の現場を押さえられた亭主が、突然現れたニホンザルの群れに襲われたような顔。
 そしてしたたる冷や汗。泳ぐ目。もつれる舌。しどろもどろというのはこのことです。
 はい、「シメられて」ました。わはははは。
 ゲストは、おそろしいお方だったわけですね、はい。
 誰だったかは、オンエアで明かされるでしょう。

 ゲスト


 で。
 すっかり動揺した平山さんの動悸が平常に戻る前に次のゲストがご到着。
 もうお馴染みの、『困ってるひと』(ポプラ社)著者・大野更紗さん。そして、プロデュースされた高野秀行さん。
 高野さんといえば辺境探検家。ムベンベだの怪魚だのUMAのイメージが強いわけですが、果たしてこの二人を繋ぐものは何か。
 いやー、意外なものでしたが。
 この秘密も、オンエアで明かされます。

◎今月のJSG◎

 いや、邪神宮なんですが。スパンアートギャラリーでの第二部が始まっています。
 プレオープニングのお誘いをいただいていたのですが、某講談社にて某新企画のためのミーティングがあったので間に合わず。
 打ち上げだけ顔を出してまいりました。
 宇野亜喜良さん、高橋葉介さん、黒史郎くんに天野行雄さん、そしてキュレーターの児嶋都さんなど、豪華な顔ぶれ。
 展示は観られなかったのでまた行きます。
 クトゥルー好きの方はぜひ。

◎今週のSSMM◎

 いや、書斎・書庫・水木庵・水木楼ですが(書くなら略すなという話)。
 なんか取材が二件。そんなわけで、この更新原稿はかなり早い時期に書いています。更新にかぶるんですね。
 何の取材かは、やがてわかる人にはわかるでしょう。
 そんなわけでまた来週。

編集者Sのウラ情報

ようやく……

 震災の影響で中止になった大夫の「日本ミステリー文学大賞」の贈賞式が内輪でながら、開催が決まりました。主催の光文文化財団は同時に公募の新人賞「日本ミステリー文学新人賞」、優れた戯曲に贈られる「鶴屋南北戯曲賞」を運営しています。こちらも当然ながら受賞者がいらっしゃいます。内輪でこじんまりという形式になりましたが、お祝いできてよかったなと思っております。二次会はおおいに盛り上がるでしょうが。
 そんな震災の影響ももとに戻りつつあるなと思っていたら、夏の節電対策で雑誌の校了を48時間繰り上げるという話が。印刷所の稼働が落ちるからということらしいです。ギリギリで進行している雑誌も多いはずですから果たしてどうなることやら。これって作家の締め切りも48時間早まるということですよね。

まるひの秘書ヒショバナシ報

まるひの秘書ヒショバナシ

 今週もお休みさせていただきます。

ノリノリ編集後記

ダービー

 いよいよ今週末は日本ダービー。
 そして私も会員になっているウインレーシングクラブからウインバリアシオン号が出走します。同クラブとして初めて臨むクラシック競走。
 バリアシオン号に出資はしていませんが、夢のようでワクワクしています。
 青葉賞の後はとにかくダービーまで無事に過ごしてほしいと祈っておりましたが、寝違えを起こしたぐらいで(笑)、十分な稽古を積めたそうです。
 青葉賞組はダービーで勝てないというジンクスはありますが…皐月賞上位馬に引けをとらないと思いますよ。
 前走からのさらなる上積みも期待して、バリアシオン号を馬単1着固定で馬券は買うつもりです。頼むぞアンカツ!
 当日は、かつて愛馬ウインクリューガー号がNHKマイルカップを制したときに応援した場所から見守るつもりです。ちなみに青葉賞のときもその場所に立ち、最後の直線は競馬新聞で手すりをしばきながら「まくれ!まくれ!」と絶叫しておりました。ああ…勝つ姿を想像すると鳥肌がたってきました。
 でっ…ダービーネタの後だとどうでもよい話になってしまいますが、土曜の東京、最終12レースに吉田豊騎手で愛馬ウインベルセルク号が出走します。
 以前ここで書きましたが、今回が狙い目です。1着固定で勝負!
 2日連続で東京競馬場に足を運ぶことになりますが…財布の中身がどうなることやら。今年の競馬運をすべて使ってしまいたい週末です。あっ、競馬運なんて持ってたかなあ…。
(土日は雨の予報。両馬とも道悪をこなしてくれるはずです…ノリ)

アンケートから

朗読会……

◆え!? 11月5日じゃなかったんですかぁ???
でも大丈夫です。予定表直しました。
飛行機もまだ 発売前ですのでもうまんたいです。
飛行機チケットを手に入れるマイルの準備もホテルに泊まる特典のポイント準備もOKだ!
あと、これでチケット取れなきゃ泣きます。
10周年だからなぁ……発売予定が決まりましたら
早めのアップお願いします。
楽しみにしてますからねぇ~~~

10周年スペシャルバージョンでお届けします。お楽しみに。
何度でもお知らせします。10月29日ですよ。

- 第494号 - 2011/5/27