週刊大極宮

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- 第468号 -

2010/10/29

HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ

今夜の東京ガベージコレクション

花やしきで録音されたものが放送されるらしい(467号の厨子王の逆襲をご参照くださいませ)。

お約束のパンダカー

燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

ゴルフコンペ続報

 今週も出版社主催の秋のゴルフコンペが2つありましたが…先週のコンペで微妙に影を落としていたドライバー問題が大爆発。かつてないぐらいの大乱調となってしまいました。
 練習には行ったものの答えはだせず大たたきで、2回とも90以上を打ってしまって下位低迷。
 このドライバーの大乱調はしばらく続きそうな予感があって、ひじょうに不安です。
 原因はいくつか考えられるのですが…いちばん大きいのは、新しいシャフトに合わせてスイングスピードを上げようとし、無理に速く打ちにいって全体のバランスが壊れているのではないかと思われます。
 ただ、わかっていてもそこはすぐに直るものではないので、ここしばらく苦しい時間が続くかもしれません。
 …ところで、このところの寒さというのはちょっと異常です。
 10月だというのに真冬のゴルフウエアを着てプレーをする始末でした。
 寒くなるととうぜん体の動きも悪くなるし、シャフトも硬くなるので微妙にスコアにも影響はでてしまいます。
 それにしてもついこの間まで暑さにあえいでいたのが嘘のようで…。本当に夏が終ったらすぐに冬が来たという…そんな季節の移り変わりを感じてしまいます。

 飲みに行く回数も減って、とにかく仕事仕事の毎日。
 この状況が一段落するのは、11月の半ば以降となりそうです。
 その頃には大好物の上海蟹もベストシーズンをむかえているはずなので、それをちょっと楽しみに思ったりしております。

安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

ゲーム女の生きる道

 今週はお休みさせていただきます。

arrow 厨子王の逆襲 〜 京極夏彦のコーナー

◎今週はないようなもの◎

 もう終わっちゃいました。記憶では、有志の方々のご協力による書庫整理の続きが延べ三日間あって、それによって書斎の本が大幅移動になって、雑然としていると気がちがいそうになるので本の整理をして、それはいずれもまだ全然終わっていなくて、それからロングインタビューの原稿を二本直して、本の整理をして、対談原稿に手を入れて、本の整理をして、初稿とか再校とかをざくざく戻して、本の整理をして、「妖怪の宴 妖怪の匣」を仕上げて、本の整理をして、『怪0031』の表紙を仕上げて、本の整理をして、女子百物語本の原稿を書いて、本の整理をしたりしていたら、『南極』ノベルズ版の再校が届いて、おやおやと思ったらもう更新日になっていました。おかしいなあ。
 もちろん、他にもいろいろあったと思うのですが、よく覚えていません。
 本の整理はしました。
 で、本も読みました。
 あと、本の整理をしました。
 少しおかしいですかね、僕は。

これは氷山の一角なのです

 これから大事なお仕事に行きます。

編集者Sのウラ情報

「山風」と「山周」……

 本日、新しい文学賞が誕生しました。角川文化振興財団主催、というものの主体は角川書店ですね。「山田風太郎賞」。厨子王が選考委員として入っています。使われているのかどうかは知りませんが略して「山風賞」。「山周」とまちがえそうですな。字面も似てるし。どういう性格の賞になるかは、今後回を重ねて、候補作や受賞作が積み重なっていくと見えてきそうです。
 前にも書きましたが、数多くの賞がありますのでどれが一番なんですかと訊かれます。別にそんなランク付けはありません。歴史と知名度からいったら「直木賞」でしょうし、最後と思われているのが「吉川英治文学賞」。まあ一般の方には「直木賞受賞作家」という肩書きぐらいしかピンとこないのかもしれませんね。
 各賞のノミネート基準もよく分からない方が多いでしょうが、一応各賞内規があって、その規定にしたがって候補作を選んでいます。その内規も明確なもの、たとえば出版期間とか版型とかとは別に、賞の性格付けにかかわる空気のようなものも有るのかもしれませんが、それはかかわったことがことがないのでわかりません。

まるひの秘書ヒショバナシ報

今週の厨子王原稿メール件名

  大極宮テレビ寄席
 誰が出てたんだっけかなぁ…(by 編集者S)。

ノリノリ編集後記

「後巷説百物語」コミック化!

 「コミック乱 12月号」(リイド社)から、『後巷説百物語』の連載がスタートしました。
 作画は『巷説百物語』と同じ日高建男さん。今シリーズもいいですよ。
 月刊誌で一挙40ページあるので読みごたえもあります。ぜひ読んでみてくださいませ。

 そして…「コミック怪 Vol.12」(角川書店)も絶賛発売中。志水アキさん作画による『狂骨の夢』と『百器徒然袋』の2本立て、さらに皇なつきさん作画の『あやし』も好評連載中です。

 それと…「少年サンデー超増刊号 11月号」(小学館)では藤崎聖人さん作画の『悪夢狩り』が第2話目をむかえました。

 でもって…菊地昭夫さん作画の『ぼんくら』連載中「コミック大河」(PHP研究所)は、なんと発売中の今号で突然の休刊…。
 話がこれからというところだけに…続きが読みたいです。残念。

 一方で…「週刊コミック バンチ」の編集を手がけていたコアミックスさんが「月刊コミック ゼノン」を創刊しました。キャッチは…“天下御免の傾奇漫画誌”。原哲夫先生の新作は織田信長ですよっ!
 応援しましょう。買いましょう。
(「ゼノン創刊号」の付録は真っ赤な傾奇パンツ。コレはいて競馬に行きます…ノリ)

アンケートから

名セリフ大全

◆あなたが選ぶ名セリフ大会がすきです。このセリフにこういう見方があったのかと発見がたくさんあるし、私の場合、読んだことのない作品を読むきっかけにもなっています。なので、更新早めにお願いします!

・ありがとうございます。皆様からの投稿心よりお待ちしております。

- 第468号 - 2010/10/29