大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき公式ホームページ『大極宮』
大沢オフィス-公式ホームページ-
Since 2001.2.20
週刊大極宮
HEADLINE RUMORS |燃えよ山椒大夫 |安寿のがまぐち |厨子王の逆襲 |編集者Sのウラ情報 |まるひの秘書ヒショバナシ |ノリノリ編集後記 |アンケートから
- 第467号 -
2010/10/22
燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー
ゴルフコンペ
秋のコンペシーズンに突入しました。
初戦、リシャフトしたばかりのドライバーが前日の夕方に届いたので、無謀にもこれを持っていったところ…右や左に大暴れ。
歯を食いしばって寄せとパターでしのぎ、なんとか3位入賞でベストグロス賞もいただきました。
でも、オイラ的にはまったく納得のいかないかたちだったので、このドライバーを使いこなすべく練習を積み、次のコンペに備えたいところです。
ただ、なんせ仕事が立て込んでいるので果たしてどうなることやら…。
それと…「日本ミステリー文学大賞」を受賞いたしました。
これは作品ではなく人に与えられる賞で、過去の受賞者の方をみても、まだまだオイラは先のことだろうと思っておりました。
ですから連絡のお電話をいただいたときは正直、青天のへきれきで「マジで!?」と聞き返してしまったほどでした。
もちろん、いただけるのはありがたく嬉しいことではあるのですが、なんというか…満期になる定期預金のつもりで先々の楽しみとしていたのが、突然満期になったと知らされたような…そういう感じの喜びというのでしょうか…。戸惑いも半分といったところです。
受賞式は来年3月。2次会はさぞやオイラの悪口で盛りあがるだろうと想像しつつ、今かかえている仕事のことを考えると来年の3月のことなんて遥か遥か先に思えて…喜びはその日までとっておくんだなというつもりでおります。
「大極宮」のツイッターをご覧になった皆さまから、お祝いの言葉をたくさんちょうだいしました。ありがとうございました。
これからも同じようにがんばっていきたいと思います。
ただただこのひと言に尽きるのではないでしょうか。
安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー
ゲーム女の生きる道
今週もゲーム女からは遠ざかっているのですが…。
うれしいお知らせがありました。
大夫様、祝「日本ミステリー文学大賞」受賞!!
ちょうどS潮社の方たちと食事をしていたときにメールをいただいたので、編集Aちゃんと大夫の行きつけのお店までお祝いに行きました。
大夫様、受賞おめでとうございます(^o^)♪
厨子王の逆襲 〜 京極夏彦のコーナー
◎今週か先週か先々週か◎
すでに記憶が混乱しています。整理整頓は好きですが、こうなると記憶を整理する気にもなりません。時系列も乱れるというものです。
ガベージコレクションの収録があったような気がします。そういえば。スタジオと、屋外の公開録音だった気がします。
相変わらずの平山夢明さん、相変わらずのペコイチさんに加え、しあわせお笑いコンビのRRがいたように思いますが、定かではありません。
大勢の人に笑われた気がします。
ひとつだけ覚えています。なぜかディレクターのKくんは「僕にだけ」指示進行のカンぺをくれます。パーソナリティはあくまで平山さんですから。困るんですけど。
そういえば収録中にジェットコースターが目の前を何度も通ったような気がしますが気のせいでしょうか。
三匹の子ぶたというビックリハウス的なところから多田克己さんがひとりでニコニコ出て来たり、立原透耶さんがコースターは怖かったと加門七海さんを責めていたり、パンダカーに化野燐さんが乗っていたり、黒史郎Jr.くんがふこふこと機嫌良くしていたり、妖怪推進委員会や各社の編集者や化け大生が大勢舞い踊っていたり、ポカスカジャンがライブをしていたりしたのも全部夢かもしれません。東雅夫幽編集長やら郡司怪編集長やら横里ダ・ヴィンチ編集長やら村上健司くんやら児島都さんやら東亮太くんやら水沫流人さんやら天野行雄さんやら山下昇平さんやらがいろんなことをしていたりするのも、きっと僕の気の迷いです。
そういえばスタジオ収録は別の日だったようにも思います。ペコイチさんによく似たペコ二さんがいたようにも思いますが、それも幻覚かもしれません。
それにしても新コーナー「ひらやまゆめあき・ぼくのうた」はヒドイと思います。
というか、ゆうきまさみさんのデビュー30周年を記念して対談をさせていただいた夢も見ました。ゆうきさんは高校の先輩にあたる方なので、ローカルな話をたくさんした気がします。
鳥坂センパイの絵を描いてもらったりしたのも夢かもしれません。
でも、書斎・仮倉庫→書庫へのソフトの引っ越しをした記憶もあります。デフラグ不能になった書斎をなんとかするために外付けハードディスクを設置したのですが、データの移動に大変な手間がかかるため、たくさんの人がお手伝いをしてくださったような。
装幀家の坂野くんがずーっと手伝ってくれたような気もします。各社の担当編集や、推進委員会の店長も手伝ってくれたのだったかしら。本当だったらありがたいことです。
その最中、雨の中、なぜか役場の夜間窓口に何人もで行った夢も見ました。その後、オーツカくんと僕がハンコを捺した気もします。何だったのでしょう。
というか、いったい何冊あるんだろう困ったなあ。
でも、「幽14」や「怪0031」の原稿も書きました。「豆腐小僧双六道中おやすみ」は最終回です。それから他にももろもろ原稿を書いた気がしますが、どうなんでしょう。現実なのでしょうか。
でもって、妖怪推進委員会の二人が結婚式を挙げたと思います。
二人とも、もうかなり前からよく知っている人なので、娘を嫁に出すような、息子を婿に出すような、息子が嫁をとるような、娘が婿をとるような、不思議な心境でありました。
披露宴も個性的でありました。山下さんや天野さんがいろいろ大掛かりな作り物を作って準備されていたような。
でもって両家のご親族と同じくらいの数のお化け連中がいた気がします。門賀美央子さんや宮本幸枝さんやら松野くらさんやら、それはもう、大勢が喜んでおりました。村上くんと多田ちゃんが唄ったり踊ったりしてお祝いをしたのは、きっと悪夢です。
いや、妖怪関係者はみんな横並びで友達関係なので、こういう時は困ってしまいますね。
というか、お祝いのVTRも作ったかもしれません。二次会の進行をした記憶もあります。
それがどうも、遊園地っぽいところだったようにも思います。
あれ? それはラジオじゃなかったっけ?
全部夢かもしれませんね。
でも、RRが結婚したことは間違いないようです。コミック怪が寿ヘアになってましたし、「入籍しました!」という挨拶がありましたから。引っ越しの最中に。
いや、まだ終わってないんですよね、本の整理。
というか、原稿もまだ書いているんですよ変だなあ。あんなに書いたのになあ。やっぱり夢だったのかなあ。
何にせよ、おめでたいことです。末永くお幸せに。
「ほんとうだったかもしれませんよ」(オーツカ)
編集者Sのウラ情報
最年少……
今週18日に大夫が「日本ミステリー文学大賞」を受賞しました。まだ14回と歴史の浅い賞だけに、ピンとこなかった方も多かったことでしょう。この賞が他の賞と根本的に違っているところは、「作品」ではなく「人」に与えられるということ。長年、日本のミステリー界に多大な貢献をしてきた「人」に贈られます。したがって小説家だけでなく評論家などもその対象となります。歴代の受賞者をみても評論家の中島河太郎氏やいわゆる文学賞とは縁が薄かった西村京太郎氏、赤川次郎氏、内田康夫氏などが受賞されています。この方々が多くの読者に支持され、ミステリー小説の裾野拡大に多大な貢献をされたことは説明するまでもないでしょう。
そういう性格の賞だけに本人も受賞できるとしてももっと先、と思っていたようです。しかも最年少受賞。とはいえ作家年齢は30年を超えているわけで、ベテランといわれてもおかしくない位置にいるだけに不思議でもなんでもないという気がします。
それから受賞にあたって、お祝いメッセージをいただいたみなさん、ありがとうございます。
ノリノリ編集後記
日本ミステリー文学大賞
大沢さん、受賞おめでとうございます。
我々スタッフも受賞を(大沢さん本人からの電話で)知らされたときは…「えっ!?」「おぉー」と驚きましたよ。
おめでたい出来事があって、朗読会にもはずみがつきます。…と強引に朗読会に結びつけちゃいます。
朗読ですから、受賞後第一作ではなく受賞後第一声になりますねっ!(もちろん普段の生活での会話は除いてですよ。…ってゆうか、細かいことはツっこまないでくださいね)
みなさま、お聴き逃がしのないように…ぜひおいでくださいませ。
チケット発売中でございます。
(草野球リーグ戦、ホワイターズ首位浮上! 残りは2カード…ノリ)
アンケートから
祝その二!!
◆大沢さん、日本ミステリー文学大賞おめでとうございます。
これからますますのご発展をお祈りしております。
追伸:新刊まだですか?
◆大夫様、おめでとうございます!!
ほぼ日の新宿鮫も楽しく読ませていただいております。
書籍化も楽しみにしております!
・たくさんのお祝いメールありがとうございました!
もうすぐ朗読会
◆ノリさん、賛成です!!
「ルパン」の書き下ろし、もう一篇欲しいですよね。
今年も札幌から、朗読会におじゃまします。
今年は早くから日にちが決まってたので、特典航空券でお出かけです。交通費がお財布にやさしかったので昼、夜2回です。嬉しい。
あと少し・・・楽しみだなぁ・・・
・いつもいつもありがとうございます!!
今年もご来訪お待ちしております。