週刊大極宮

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- 第348号 -

2008/5/09

HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ

今週は

 GWのせいか、特になにもないらしいです。  

燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

勝浦にて

 民宿のオヤジをやってきました。しかし…
 史上まれにみる悪天候に見舞われたGWでありました。
 連休前の予報では、後半の3〜6日の4連休は好天に恵まれるとなっていたのに、実際には連日、強風と霧雨そして低温という状態で、じつにパッとしない日々が続いたのです。晴れたのは最終日の6日のみという…ていたらくでした。
 恒例のバーベキューも庭では行えず、ゴルフのスコアも推して知るべしという結果。
 そんななか好評だったのが、ふんだんにあるタケノコを使った料理。去年も作った素揚げにしたタケノコのスライスに塩と青のりをふりかけたものはビールのつまみに。ホワイトソースで煮込んだ料理はおかずに。なんせ毎日毎日雨なので、料理をするぐらいしか楽しみがなかったというのも現実でした。まあ、相手は天気ですから致しかたないことでありますなぁ…トホホ。

 帰ってからは、原稿書きと「江戸川乱歩賞」の候補作を読む日々が続いております。

安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

ゲーム女の生きる道

 竹崎さんにご報告いたします。

   すごく難しいです(T_T)!

『戦場のヴァルキュリア』でございますよ、もちろん。
 あのぉ……これ、「アクティブ・シミュレーションRPG」というのですね。
 鈍いわたくしには、"アクティブ"とゆうところが辛い(T_T)。
 わたくしよりずっと猛者のゲームファン編集さんも、これは手強いと言うておりました。

   しかし、手強くてこそSEGAのゲーム!

 ですから文句は申しません。申しませんが、辛いです(/_;)。
 未プレイの方にはどのようにご説明しましょうか。う〜んと、全体として『FE』的なんだけど戦闘のみ『バイオハザード4』だ――というと、ちょと違うか。かなり違うかな。
 たいへん新鮮なシステムです。『メダル・オブ・オナー』とかお好きな方にも、いいかもです。戦場の臨場感、たっぷりですから♪
 で、わたくしはですね、ファストエディションの攻略本と首っ引きで、ひとつのバトルを何度もやり直しながら進んでまして、やっと4章までクリアしました。
 ファストエディションには7章までの攻略しか載ってませんから、この先、行き詰ることは必至。てゆうか、それ以前にたどり着けるのかしら7章まで(-_-;)。こんなにゲームオーバーになるなんて、キャラに申し訳が立ちません。
 グラフィックが綺麗なだけに、なおさら負けると酷い感じがしちゃって(T_T)。
ごく個人的に。

   "やられゲー"と命名。

 そういえば、たった20分間しかプレイしなかった『ロスト・プラネット』もそうでした。
 ど下手って、悲しい(T_T)
 もしかすると宮部サンの根気が切れて、「リンクで西部劇やって撃ちまくろ〜♪」とか、いそいそWiiザッパーを取り出しちゃう、なんてことがあるやも……しれません。

   ごめんなさいm(_ _)m

 こんな形で、うちでWii対PS3の戦争が勃発するとはなぁ〜(しみじみ)。

arrow 厨子王の逆襲 〜 京極夏彦のコーナー

◎今週の受賞◎

 受賞作ナシの確率が高いことで知られる難関・日本ホラー小説大賞(角川書店主催)ですが、今年はどうやら当たり年。
 大賞、長編賞、短編賞はなんと二作の、四作受賞との発表が。
 しかも大賞を射止めた真藤順丈さんは、ダ・ヴィンチ文学賞の受賞者の方じゃありませんか。
 さらに短編賞受賞者のお一人は、先だって幽怪談文学賞短編賞に輝いた雀野日名子さんじゃありませんか。
 ダブル受賞がダブルですから、この場合は何というべきなんでしょう。
 いや、おめでたいです。驚きましたけど。

 それに加えて、もう一人の短編賞受賞者は田辺青蛙さん。こちらはビーケーワン怪談大賞の常連さん、つまりこのたび文庫化されます『てのひら怪談』(ポプラ社)作品掲載者のひとりでもあります。
 というより、まあ元をただせば妖怪周りの愉快な(おかしな)仲間の一人だったりするわけで、まあ、世の中はオモシロイものです。
 いや、おめでたいです。驚きましたけど。

 で、そのダ・ヴィンチ文学賞+幽怪談文学賞の授賞式が、まさに今日なわけです。
 僕も一応選考委員なわけで、行かなきゃいけないわけです。そんなわけで受賞者の方々とはたぶん今日お会いすることになるでしょう。
 しかしそうすると、ホラー大賞の受賞者四人中三人と事前に知り合うことになるわけですね。
 ホラー大賞の授賞式はまだ先ですが、壇上の受賞者の四分の三を知っているって、よく考えるとスゴイことだなあと思ってみたり(新人賞ですからね)。

 受賞されたみなさん、おめでとうございます。賞はあがりではなくふりだしですから、今後のご健闘ご活躍をお祈りしております。
 そんなわけで、これから授賞式(メディアファクトリーの方ですよ)に行ってまいります。
 授賞式の様子は、また来週。

編集者Sのウラ情報

雨男は……

 ↑で大夫も嘆いているでしょうが、連休の勝浦は散々な天気でした。天気予報に一喜一憂――一憂ばかりでしたが――していました。夜、ニュースを見ていると全国的には好天で夏の日差しが眩しいくらい。しかもゴルフ場の人に隣の市は晴れているらしいわよと言われるし。よっぽど誰かの行ないが悪いのでしょうか。
 しかし年々年のせいか体力の衰えを感じ、今回も最終日最高の天気に恵まれたにもかかわらず、ばててしまいました。
 大夫は5日連続でプレー、しかも最終日にベストスコアを叩きだすなど相変わらずタフですな。そうでなきゃ、連載原稿をいつもギリギリでストックなしなんて芸当はできませんぜ。

まるひの秘書ヒショバナシ報

今週の厨子王原稿メール件名

 大極宮にほえろ!
 な、なんだかヒサシブリに直球ど真ん中ストレート(重複表現)がミットにスパーンときた感じがしますわー。
 

腰痛太郎

 何も四連休のさなかにイデデデにならなくたっていいじゃないかああああ。
 今も腰にぎっちりバンド巻き付けてます。コルセットでウエストをぎゅうぎゅう締め上げて、ニコヤカに舞踏会で踊る中世ヨーロッパ貴婦人になった気分でユカイです。ってうそです。
 ま、おかげで連休中は、本(含むマンガ)がたくさん読めました。
 

素晴らしき大極宮ラー

 前号でコッソリお願いした「忘れ物」。
 たくさんご指摘いただきました。ありがとうございます! ホント助かるでっすー。ぺこ。
 コッソリコッソリ直していきますね。

ノリノリ編集後記

“ナイスハンター”その後…

 新入生、新入社員の皆さま…新しい環境はいかがですか。仕送り、初月給はGWで使い果たしてないですか。ここから月末の給料日までは、毎年なんとな〜くおとなしく過ごしちゃうんですよね。私は…どちらかというとゴールデンではなくノーマルウィークな感じで、草野球などしておりました。
 でっ、先週ここで書いた新しいバット“ナイスハンター”。
 使い始めて6試合消化しましたが、会心の当たりゼロです。ポテンヒットは出ましたけど、なかなかしっくりこないんですよねぇ。去年、最多安打のタイトルをとった古いバットに戻したくなってきました。チームメイトも試しに使っていますが、やはり今ひとつ、ふたつの反応。唯一、バットからオーラは出ているようで、やたらとフォアボールは多いです。でも、これって草野球だと全然つまらないんですけど。
 来年、チーム設立50周年を迎える『ホワイターズ』。わたくし、レギュラーの座が危うくなってきました。もっとも、今でも外野の4番手(5番手?)ですけどね。
(最近、人知れず太りはじめた…ノリ)

アンケートから

コンランチュウ(私が)

◆すみません! 週刊大極宮346号(前号)が見られません。準備中ですか?

・最新号をアップした時点で、前号は自動的にバックナンバーに回るシステムになったので…えーと…(コンランチュウ)。
 私が考えつく原因
1)サーバー移転にともなうキャッシュ関係のエラー(が起こるのかどうかわかってません私)。
2)アクセス集中による表示エラー(そんなアホな)。
3)なんだかよくわからないエラー(をい)。
 いや、私には346号がちゃんと見えたりするので……(汗)
 もしまだご覧になれないときは、またお知らせ下さいませね。
 頼りなくてすみません、ぺこぺこ。


- 第348号 - 2008/5/09