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▲山椒大夫 ▲安寿 ▲厨子王
Part1

▼レポート ▼まるひ ▼編集者S ▼ノリノリ

■ノリノリレポート

◆『灰夜』出版ドキュメントフォト(Part4)

あいさつしてます   3月6日三省堂書店神田本店
金屏風の前でお礼を述べる大沢。
(次回は、北方謙三氏の持つ
当書店最多サイン記録に挑む!?)
 
並んで下さった方々   3月9日東京旭屋書店池袋店
一連のサイン会のラスト。
ここでも行列・・・ありがたい。
読者との会話も弾んだ。


◆潜入!!『バイオナイト』
それは、とあるパーティでの立ち話が発端であった。
相も変わらず、顔を合わせると「ゲーム談義」をおっ始める大沢とミヤベ。
そこになにげなく加わってしまった、乱歩賞作家二名と講談社のM女史。
ゲームをやったことがないという彼らに、「じゃあ今度ウチに皆で集まって
遊ぼうぜ遊ぼうぜっ! きっと面白さがわかるぜ!」と、大沢が提案すれば
ミヤベは「すごいシーンを見せてあげる〜♪」と胸を叩いて請け負う。
(次の夜から、ゲーム女のプライドを賭けたミヤベの猛特訓が始まった)
かくして都内某所、というか大沢の仕事場での『バイオナイト』は開催された。

3月13日(火)に、鮫部屋に集まったメンメンは・・・
福井晴敏氏(『Twelve Y. O.』で第四十四回江戸川乱歩賞を受賞)
新野剛志氏(『八月のマルクス』で第四十五回江戸川乱歩賞を受賞)
講談社・文芸第二、M女史(お目付役)
山椒大夫・大沢(師範代)
安寿・ミヤベ(師範、ゲーム女)

メインとなるゲームソフトは、カプコンの『バイオハザード2』である。


世間話もそこそこに、大沢師範代のプレイで始まる。

全員、画面に釘づけ

左奥から、大沢師範代、新野氏、福井氏(後ろ姿)
右奥・ミヤベ師範、右手前・M女史(黄色)


福井・新野両氏とM女史に、ゲームの素晴らしさを伝えようと必死・・・ではなく
余裕のプレイを続ける、今回の企画の言い出しっぺ大沢師範代。
師範代のプレイを見守りながら、的確な解説をくわえるミヤベ師範。
二人の連携でゲームは映画のように流れ、2バージョンのクリアは見事!
さらに食事の合間をぬってミヤベ師範がコントローラーを持ち・・・
師範代でさえもクリアしたことがない『第四の生存者』(『バイオハザード2』内の
スペシャルステージ。難易度むちゃむちゃ高し!)で、華麗なテクニックを披露。
もちろん全員から賞賛の嵐。毎晩の筋トレの成果ここにあり!
そして、ぶっ通しで7時間以上(!)も続いた『バイオナイト』の最後を飾ったのは
やはり『鬼武者』。
「斬って斬って斬って斬って・・・・・・斬りまくれええええええっ!」
全員参加で盛り上がったのは、いうまでもない。

若手作家二人はゲーマーデビューを果たすのか?
それともゲーム制作サイドに進出するのか?・・・目が離せない。
ちなみに大沢とミヤベは、今年から開設される『バイオハザード小説大賞』の
選考委員をそろって引き受けたとのこと。
ここまで熱心に取り組む大義名分は十分!?

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■まるひの秘書ヒショバナシ

厨子王の写真1に登場してたので「ホームページでの顔出しOKですか?」と
確認するため、講談社・文3のK木氏に電話しました。
そしたらK木氏、こちらが用件を切り出す前に開口一番「どうもすみませんっ!」
なーんて必死に謝ってくるではないですか。ほえ? 何すかそりゃ?????
説明を聞けば、ウチから買ったサイン入り『灰夜』の代金を、まだ支払ってない
とのこと。早く払え!っていう催促の電話だと勘違いしたらしいです。わははは。
(1か月も2か月も滞ってるならともかく・・・、そんな面倒なことしませんって)

サイト開設日から毎日届き続ける『灰夜』の注文メールをチェックしてますと、
たまに知った名前を見かけます。それは出版社の担当編集者さんだったり、
大沢の個人的な知り合いだったり。「あら〜」って思わず頬が緩む瞬間です。
その気になれば、サイン本の1冊や2冊簡単に手に入れられる立場にいる
のに、正規の手段で・・・普通の読者の方々と同じ場所から申し込んでくれる
心意気が、なんかこう嬉しいんですね。
「○○さんが注文してくれましたよー」って大沢にも報告するんですが、やはり
ちょっとくすぐったそうな表情になります。同じ思いなのかな。
だからって、今後の仕事に関する対応がうんと良くなるとか、そういうことは
決してないですけどね。(そんな期待を抱く人も、いないですが)
あ・・・でも・・・、自分のメールアドレスを書き間違えて注文フォームを送信して
手間を増やしてくれた講談社・文2のうっかりKさんは、逆にマイナス1ポイント
かも? くすくす。

早いもので、大極宮開設からもう1か月たちました。
その間、リンク先の指定ミス、漢字やスペルの間違い、説明不足の箇所など、
あちこちこっそり修正してます。うひひ。
ご指摘下さった方々、ありがとうございます! 自分ではなかなか気づかなかっ
たりするので、本当に助かります。ぺこ。
そして、アクセスして下さったすべての皆さまに、心からお礼申し上げます。
ありがとうございますううううう!
今後とも、末永くお付き合い下さいませ♪(久しぶりにネットゲームをやったら
死にまくったまるひ・・・しくしく)

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■編集者Sのウラ情報

日本ミステリー大賞の授賞式へ行ってきました。
今回の受賞者は山田風太郎先生。わたし自身は面識がなかったので、お顔が
見られると思い楽しみにしておりましたが、高齢のためかあまり元気がなかった
のがちょっと残念。作家生活60年(!)、ほとんどの現役編集者が生まれる前
から書き始め、エンターテインメントの王道を歩いてこられ、莫大な数の作品を
残しています。最近のブームともいえる、復刊ラッシュでかなりの作品が入手
できますが、それでもかなりの作品が目にすることすらできません。
そこで注目されるのが、電子出版、もしくはデジタルデータベース化。
デジタル化された作品は品切れや絶版ということが基本的にはありません。
小説は「本」でなきゃとか、デジタル化にかかる膨大な費用や労力という問題は
長くなるのでまた別の機会に。
どういう形態にせよ良質の作品は長く読者の目に止まるよう努力していきたい
ものです。というようなことを感じた一日でした。
その後の懇親パーティではあんなコトもこんなコトも。
うう書きたいけど書けない・・・・・・。(S)

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■ノリノリ編集後記

丁稚として入社とあるが、当時はドレイと呼ばれていた。
“くろ乳首のN君”とエッセイに書かれ誤解を受けたりもした。
このたび番頭という役職になったらしいが、扱いは・・・。
おかげで自慢の乳首は色、ツヤ、香りともイマひとつ。(ノリ)

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