大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき公式ホームページ『大極宮』
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- 第382号 -
2009/1/23
燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー
東野圭吾氏
日本推理作家協会と読売新聞がおこなっている“ミステリーフェア”という催しがあります。
催しといっても、ほとんどは新聞紙面上で展開される広告関連でのミステリーのPRなのですが…理事長であるオイラもインタビューや対談でこれまで参加してきました。
そして今年でいよいよ4年の任期が終わって、晴れてお役ごめんとなれることが決まっているオイラにとって、このフェア最後の登場となる対談をしてきました。
お相手は東野圭吾氏。今もっとも売れている作家であります。でも、これほど売れているにもかかわらず意外と露出の少ない人で、ごく限られた機会にしかインタビューなどには登場せず、対談をすることも少ない作家なのです。
当日オイラは“若干先輩”作家の強みで、東野氏からいろいろと創作の秘密やらなにやらを聞いてきました。詳しいことは新聞紙上でご覧いただけたらと思うのですが、やはり良い作品を書くことを考え続けた結果が、今につながっているということだけは間違いなく言えます。
あたりまえの話ですが“売れっ子作家は一日にして成らず”ということでありましょうか……。
安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー
一週間遅くなりましたが
1月15日、第140回直木賞の選考会が行われ、受賞作は天童荒太さんの『悼む人』と、山本兼一さんの『利休にたずねよ』に決定しました。ぱちぱちぱち(^o^)
宮部は今回から選考委員を務めております。皆様にもご心配をおかけしたことと思いますが、インフルエンザにかからずギックリ腰にもならず、無事に選考会に出席することができました。
受賞式とパーティは、2月20日に東京會舘にて行われます。
ゲーム女の生きる道
そろそろ最終攻略目前なのですが、108人に足らないのですよ。
そう、『ティアクライス』のお話です。
プレイ中、もしくはクリアなさった皆さん、あの海賊の3人組にはどうやって再会しましたか? 海辺の洞窟じゃなくて、どっか別の場所なのかなあ。
最大で4パーティまで組めるように、直接攻撃系、間接攻撃系、魔法使い系の人数を揃えて育ててきたのですが、今のところいちばん多くて3パーティの出撃なので、最終章に入った現在、もうこれ以上の育成は必要ない感じ。あとはサイナスへ突入するだけなんですが、ううう、諦めきれない。。。
ところで、<一なる王>降臨の前の初のベルフレイド戦まで、主人公とリウのほかに、皆さん誰を連れて行きましたか?
私は。。。ロボットコンビとお師匠様♪ だって協力攻撃が全体攻撃でペナルティもなくて強力で、ボス戦では単体攻撃が強くて言うことなしなんだもん(^o^)♪
しかし、ベルフレイドも驚いたろうなあ。人間が来るかと思いきや。。。ねえ?
この際ですから、ラスボス戦までこの組み合わせで進もうと思ってます。<一なる王>を退けて、ヤードの勝ち鬨を聞きたいんだもん。
今日は関節の調子がいいですド!
厨子王の逆襲 〜 京極夏彦のコーナー
◎今週の全日本妖怪推進委員会◎
ごぞんじ浅草の浅草寺では、年明け12日より、天下泰平・五穀豊穣を祈願する「温座秘法陀羅尼会」が昼夜を通して七日間行われるわけであります。
その結願の日であります18日は、赤鬼青鬼がわきいでる「亡者送り」でございます。というわけで、年寄・世話役・肝煎・店長で浅草に。
結願の儀式の後、浅草寺のすべての明かりが一斉に消される……はずが、今年は参詣客が多かったせいか真暗闇にはならなかったわけですが、観音堂から松明をかざした赤青の鬼の人が登場。本堂の階段を駆け降り、大香炉をぐるぐる3周して、宝蔵門まで走りぬけ、本堂西裏へ。
裏手の銭塚地蔵堂には、先に別の僧が供え物を投げ入れた穴が掘ってありまして、そこまで駆けて儀式は終わり。松明の燃えさしの炭をゲットしますと、まあ運が向いてまいりますようで。
岡山県金山寺から正徳2年伝わったものであるとか。
でもっていろいろと委員会企画も進行中。
◎今週の世界妖怪協会◎
推進委員会の母体でありますのが世界妖怪協会。
そのご意見番であらせられる荒俣宏先生と、精神科医の春日武彦先生のジョイント企画が機関誌「怪」誌上にて進行中。
と、いうわけで春日先生の御案内でご意見番と私めらが都内某所へ。
レクチャーをうけたり見学をしたり、なかなか濃い内容の一日でございました。
荒俣×春日企画は、リニュウアル「怪」にて。
◎去年の終わりごろの写真◎
ええと。
漫画家の児島都さんが送ってくださった写真(というかそのコメント)がツボだったので載せます。
これも都内某所。真ん中にいるのがキクチ系の平山夢明さん。右が児島さん。
ちなみに、児島さんからのコメントは次の通り。
>三名とも完璧なまでに殺し屋にしか見えません。
>左から中条きよし、山崎努、京本政樹、という感じでございます。
>平山さんは若干風車の弥七寄りですが。
わはははははは。
また来週。
まるひの秘書ヒショバナシ報
今週の厨子王原稿メール件名
大極宮形平次
時代劇推進が続きます。
ついに……
あの方は、「こんにちは」さえ言ってくれなくなりました。
ひ「はい、大沢オフィスでございます」
京「名乗りませんよ!」
(いきなりかーい! って思わずプっと吹き出してしまうワタクシ)
ひ「どちらさまですか?」
京「そんなこと言ったってダメです」
ひ「ちくしょおおお!」(←マジで言ったw)
京「だって何か言ったら"書く"じゃないですか」
ひ「これだって書きますよーだ」
京「書くんですか?」
ひ「書きます(きっぱり)」
京「じゃあ今度からは何も言わない」
ひ「無言電話っすか!」
京「うん」
(ふたりでゲラゲラゲラ笑いながら、イタズラ電話と判別できなくなって困るとかイロイロとバカ話)
S氏に取り次ぐとき、「名乗らないヒトからだよっ!」と言いました。もちろん通じました。
ノリノリ編集後記
荒井良さん
京極さんの文庫本表紙を飾る“妖怪張り子”でおなじみ…荒井良さんの創作張り子面が、銀座の『兜屋画廊』で展示販売中です。
今回の出品数は60点。すべてオリジナルの一点モノ。
昨年の夏、京都の妖怪会議会場でゲゲゲ面を買えなかった私としては、ぜひとも1つ購入したいところですが…今回は入札制。オークションなんです。入札開始価格「3千円〜」となっていました。期間中もう一度行って、検討したいと思います。興味のある方は足をお運びになってはいかがでしょうか。29日までです。
詳しくは『兜屋画廊』ホームページでご確認ください。
(週末、馬を観に行きます。競馬ではなく騎馬『ジンガロ』…ノリ)
アンケートから
またも間違い
◆表も裏も、いつも楽しく見ています☆
ところで週刊大極宮の京極さん…“第2段”は“第2弾”ではないかと思います。
こっそり直しておくといいかもです。
“時代劇も推進したーい。”というコメントが、なんとなくかわいくて笑いました。
大極宮フェア、楽しみにしてますね(*^▽^*)ノ
・ご指摘ありがとうございます〜♪ こちらはノリノリが速攻でこっそり直した模様ですー。(まるひ)