大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき公式ホームページ『大極宮』
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週刊大極宮
HEADLINE RUMORS |燃えよ山椒大夫 |安寿のがまぐち |厨子王の逆襲 |編集者Sのウラ情報 |まるひの秘書ヒショバナシ |ノリノリ編集後記 |アンケートから
- 第374号 -
2008/11/21
HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ
人気急上昇?
11月15日放送の「王様のブランチ」に出演した山椒大夫を観て、「大沢さん、かっこいい〜」というアンケートがけっこう届いています。(スタッフたちは首をかしげていたりして……)
燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー
サイン会
二泊三日で福井市に行ってきました。この時期、福井といえばなんといっても“越前ガニ”。…ということで、たっぷり食べました。
でも、オイラとしては“越前ガニ”と呼ばれるオスのズワイガニよりも、メスのコウバコガニ(セコガニなど地方によって呼び方はさまざま)の方がはるかに安くて美味しいという意見です。
と、いきなりカニの感想ではじまりましたが…
これまで福井に行っても福井市の街なかに泊まることはなく、近くのあわら温泉や片山津温泉(石川県)に泊まってしまうことが、どうしても多かったのです。なので今回、福井市そのものに宿泊するのは始めてでした。
タクシーの運転手さんなどから聞くと、福井市は人口のわりに飲食店や飲み屋さんが多く、比較的裕福な街であるようです。サイン会をさせていただいた『勝木書店』の社長さんにご案内いただいた飲み屋さんで、「福井には美女が多い」と聞いておりましたが、まさにそのとおり。市内に片町という繁華街があって、我々は二日間にわたってそこで飲んだのであります。
最終日は名門『芦原ゴルフ倶楽部』で、K文社“鮫番”W氏&ジャンゴの両名とともにラウンド。古いだけあってなかなかのコースでした。
そんななか、キャディーさんにオイラのファンだという方がいらして、色紙などにサインをいっぱい書きました。ゴルフ場であんなにサインをしたのは初めて。でも…
オイラのゴルフの内容をあとでアレコレ言われているのかと思うと、ちょっと恥ずかしくなったりします。
ちなみにスコアは、90をちょっと切っただけという程度のもので、もちろん納得のいくゴルフではありませんでした。まあ、それもまた仕方がないことではありますがね。
あっ、そうだ…サイン会。たくさんおいでくださいまして、どうもありがとうございました。人口20数万の市なのに、あんなに大勢の方が来てくださって、感激いたしました。
厨子王の逆襲 〜 京極夏彦のコーナー
◎今週のインタビュー原稿◎
囲み取材というのは一回で済むからラクだなあとか思っていたら大間違いですね。同じなのに微妙に違う原稿がいっぱい上がって来て、それを微妙に変えて直さなきゃいけないわけで。まあ、同じ談話でも、聞く人、纏める人が変わればつまむとこも食いつくとこも違うわけでして。
何か直すにしても、微妙に違うのを全く同じに直しちゃうのもどうかなあとも思うわけでして。そんなもろもろは、表のどっかに書いてあると思います。
で、それ以外にも単独の座談会やらインタビューやらが立て続けに上がって来て、内容も「魍魎の匣」だったり「鬼太郎」だったり「幽怪談文学賞」だったり「装幀座談会」だったり「平山夢明」だったり、だんだん混ざって来るまったく関係ない記事たち!! なんか怖いぞ。
混ざると。もうみんなミックスしてしまえええい、と……そんなわけにはいきませんね。
◎今週のチャット◎
そんなわけで今週は椅子からオシリが離れられない感じの状況だったんですが、なぜか「ルーム」にお招きが。
実は、「『南極(人)』刊行記念・南極夏彦インタビュー」という色モノな企画がありまして。色モノといえば『小説すばる』(集英社)なわけでして。まあ僕の場合、ですが。
しかし、南極さんは実在の人物じゃないですし、住所不定無職ですし、いったいどうするんだろうと。
「どうやってお話を聞きましょうねえ」
などとのんびりした担当Iくんとへっぽこな相談をしているうちに。
「そうだ、チャットしよう」と、まるで京都に行くような話になりまして。まあ、たぶん文芸誌では先例のない(と思いますがよく知りません)チャットDEインタビューという企画が。
まあ、ナマでやるとI君が僕にインタビューすることになるわけですが、それじゃあダメだし。かといって全部書き起こしたのじゃ小説になっちゃうし。と、いうわけで。
チャットルームに招かれまして、祝田(架空)さんにインタビューされました。南極(架空)さん。はたして上手く行ったのでしょうか。
アドリブというか、ライブというか。でもリアルじゃなくて、リテライト。結構おもしろいかも。
ってなわけで、また来週。
編集者Sのウラ情報
1955
先週の「王様のブランチ」に引き続き、大夫がTBSに出演します。今晩(21日)収録です。今回はラジオで、「堀尾正明プラス」という番組です。放送日は11月29日(土)、12月6日(土)、ともに午前6時35分頃の予定だそうです。
新刊を出すたびにこうやっていろいろなところから声をかけていただけるのはありがたいことです。
あと今週は今野敏氏の作家生活30周年記念パーティがありました。サラリーマンなら30年は当たり前ですが、30年間書き続けてこられたというのは偉業といっていいでしょう。氏は1955年生まれなのですが、同年の生まれは今年柴田錬三郎賞を受賞された唯川恵さんがいらっしゃいます。で、今日が授賞式なのですが、収録が終わり次第お祝いに駆けつける予定です。
まるひの秘書ヒショバナシ報
今週の厨子王原稿メール件名
101回目の大極宮
「僕は死にましぇーーーん!」でしたっけ。なつかしいですなあ。
南極夏彦も、どれだけ殴られても蹴られても死にそうにないですね。
そんなわけで、いきますよー。
↓ ↓ ↓
◎今週のウニバーサン◎
「続発するウニバーサンお米とか取る」
「奥歯くすぐるウニ、バーサン横目に通る」
「毒吐きするウニバーサン横手で我慢」
「告白するウニ バーサン よく舐めるか獲る」
皆さん頑張ってくれてます!
Who are you?
まさか彼らと一緒に「ふっふっふっふっ♪」って歌える日が来るとは!(感涙)
観客の年齢層が異様に高いコンサートでした。わはは。
ロジャーのマイクぶんぶん振り回しや、両手にタンバリン持って打ちつけるアクションも(タンバリン壊してるし!)、ピートの腕ぐるんぐるん奏法も、健在! 全開!
最高にシアワセな二時間でした。?(T▽T)/
焼きそばをめぐるアレコレ
コレを読んだ厨子王から、クレームがつきましたよ。
「これじゃまるで、ボクとまるひさんが、ものすごーく仲が悪いように思われちゃうじゃないですか!」
「本望です! かっかっか」と答えておいた意地悪なワタシ。うひ。
さて、焼きそばひとつ満足に作れないワタシに、大極宮ラーの方々が、さまざまな救いの手を差しのべてくれました。ありがとうございますー。
◆何回も気合で作るしかないですよ〜〜!!
ちなみに私は、ラードを使って、豚ひき肉、キャベツの味塩コショウ味がおすすめ。
これに、黄身トロトロの目玉焼きを乗せて、ウスターソースをかけて、目玉焼きを崩しながら食べてみそ! 最高ですよ!
◆焼きそばの件。
麺は一度、レンジでチンをしたほうがおいしくできます。
炒めやすいですし。
◆焼きそばの作り方は『ためしてガッテン』のバックナンバーを見てください。
なんでも、鉄板でやるから美味いんだそうです。
◆簡単な焼きそば
1.焼きそばの麺は十字に包丁をいれて四等分にし、塩・胡椒をかけてほぐし、熱して油をひいフライパンに均等にいれます
2.中火で香ばしく軽く焦げ目がつくぐらいまで、混ぜずに焼きます
3.麺を裏返します。このとき、お皿を使うと簡単に裏返しにできます。同じぐらいに焼けたら皿に入れます。
4.豚肉・エビ・青梗菜などを炒めて、オイスターソースで味付けし、麺に載せてできあがり。
おおいに参考にさせていただきますよ!(鉄板はちょっと無理ですけどねー)
厨子王に「人として」認めてもらえるようにがんばりまっす!
ノリノリ編集後記
宮部さんの「初ものがたり」が…
コミック化されることになりました。作画は的場健先生。来週27日発売になる『コミック乱1月号』から連載スタートです。
『コミック乱』といえば、現在、京極さんの「巷説百物語」も連載中で、まるごと一冊“時代劇画”のマンガ誌。いまさら説明することもないと思いますが…さいとう・たかを先生が描く“鬼平”の表紙が目印。
“時代劇画の金字塔コミック誌”というだけあって「鬼平犯科帳」や「剣客商売」など、一挙50ページ以上の連載もあって読みごたえたっぷり。
この機会にぜひ手に取ってみてくださいませ。
(『コミックバンチ』で始まった「義風堂々!!直江兼続」も面白そう…ノリ)
アンケートから
マヌケとしかいいようがない
◆週刊大極宮を楽しく拝見させていただいています。
それで本題なのですが、「名ゼリフ大全」17回で、上から3つ目のtocomoさんの投稿のコメントが違っているのではないかと思うのですが。
「名ゼリフ大全」15回の上から3つ目と同じになっています。
もうどなたかが指摘されているかもしれませんが、気になったので、初めてアンケートで送らせていただきました。
・第15回を土台にして第17回を作ったのです。んでもって、tocomoさんのコメントを貼りつけるのを忘れて、前のが残ってしまったんですな。あああああ、なんというマヌケ!
ご指摘ありがとうございました。本当に助かりましたー。(まるひ)