大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき公式ホームページ『大極宮』

うーん……

　今年は「怪ラヂヲ」の放送はなさそうですねぇ。残念無念。

江戸川乱歩賞

　先週の金曜日、日本推理作家協会主催「第54回江戸川乱歩賞」の贈呈式が帝国ホテルで行われました。
　オイラが理事長としてこのパーティーで挨拶をするのはこれが最後ということで、いささか辛目のスピーチをしてしまいました。
　辛目というのは、要するに乱歩賞をもらった人はちゃんとそれに見合った執筆活動をその後してもらいたいという要望で…。乱歩賞に限ったことではないのだが、賞の運営には主催者、出版社、選考委員、予選委員の評論家などなど…大勢の人々がかかわっていて、さらに大きなパーティーがあって賞品、賞金も出るわけで…。
　それを受賞だけで満足されると、我々運営している側からすれば望んでいることではないわけで…。
　むしろ受賞をスタートにして、次の作品さらに次の作品へとつなげていく意識を持ってもらいたい…。
　まぁ、こんな内容を話しました。

　授賞式のあとは二次会、そして銀座のお店へと流れて、受賞者である翔田寛氏、末浦広海氏を囲み乱歩賞の先輩東野圭吾氏と薬丸岳氏、オイラが選考委員だったときの横溝正史賞を受賞してデビューした伊岡瞬氏、そして柳広司氏などが加わって…けっこうアツいトークを繰りひろげたのです。
　で、最後は六本木のブルーに流れ込んで、当日は関東地方を台風が通り過ぎるという天候ではありましたが、そんな天気にかかわりなく盛り上がりました。

　そういえば…安寿も久しぶりにパーティーに姿を現し、ひとり和やかな泣かせるスピーチをしたりなんかして、ずるいっちゃないよねっ…。

ゲーム女の生きる道

　逃げまくり系のホラー・サバイバル・ゲームで、他のゲームから一人だけ応援を呼べるなら、誰と一緒に逃げたいか？ 誰に助けてもらいたいか？
　このアンケートに、たくさんのご回答をいただいています!(^^)!
　ありがとうございます。まだまだ回答募集中ですので、お近くのゲームファンの方にも、「ねえ、あなたなら誰を選ぶ？」と、お声をかけてみてくださいませね。
　対象はあくまで＜ゲームキャラ＞に限りますが、アニメやコミックのキャラでも、ゲーム化されていればOKです。

・誰と一緒に逃げたいか？ → 笑わせたり励ましたり癒したりしてくれるキャラ
・誰に助けてもらいたいか？ → そりゃもう「無敵男（女）」に決まってる
　というセンで、皆様だいたい意見が一致してますね。
　でもキャラの顔ぶれは色とりどりで、楽しいです♪
　助けてもらうとなると、スネークやレオンやダンテやアーロンが支持を集めるのは当然ですが、その中で『幻想水滸伝』シリーズのキャラが健闘しているのが、『幻水』ファンのわたくしとしては嬉しい♪♪♪
『FFVII』のセフィロスも超人気（今のところNo.1かな）で、なるほど、言われてみればこのヒトも＜ワン・マン・アーミー＞でした。
　で、『幻水III』のナッシュがいいんだけど彼と一緒だと生存率が――というご意見、いやもうごもっともごもっとも♪ 『III』で本シリーズに初参入した彼は、「運」のパラメーターがどん底に低いし、確かに戦力としては不安ですよね。
　でも。そのナッシュも、主役を張ってる『幻想水滸外伝』では、最強の武器＜双蛇剣＞を持ってますから、強いですよ〜♪ 歳もまだ20代前半で、ぴっちぴちだし(^o^)。ナッシュ・ラトキエを呼ぶなら、「『外伝』の」と指定しましょう。

　ところで、私の身近から、こんな案が。

「いっそのこと、『零−紅い蝶−』の村人を、羽生蛇村に呼んではどうか？」

　これを聞いてわたくし、その昔、油田火災が起きると近くでニトロを爆破してその爆風で吹き消したものだったよなあ……ということを思い起こしました。
　あの村人は、噂によると＜ハンター＞より凄いらしいのです（どう凄いのか不明）。
　しかし。

　　断固、却下します。

　心理的抵抗、大きすぎ。癒されなさすぎ。絶望的すぎ。
　この人選には＜なごみ＞も大切ですよね(^^;)。
　では、また来週(^o^)!

◎今週の魍魎の匣◎

　10月7日より日本テレビ系でスタートしますアニメ・魍魎の匣の記者会見がありまして。
　アフレコをしているスタジオで、中禅寺役の平田広明さん、監督の中村亮介さんと三人のカコミ取材でありました。



　アフレコも見学してまいりました。
　中村監督はフレッシュかつソフトな感じの方でありまして、これが、それでいて厳しいという（笑）。
　中禅寺初登場のシーンでした。平田さんも初めて中禅寺になったわけで。
　いや、作り手の思い入れがひしひしと伝わってくる、シビアな現場でありました。



　平田さんが「実は競演してるんです」とおっしゃるので「ななな何ですか？」とお聞きしたらば。
　なんと「金田一少年の事件簿」の映画のアフレコの時だそうで。ええ、僕はすぐ死んじゃいましたからね。
　オンエアが楽しみであります。

　そんなわけで（どんなわけだか）今週はみぢかめ。
　また来週。

新聞広告

　朝日新聞をご覧になった方は気づかれたでしょうが、大きかったですね、『黒の狩人』の広告。あれは全10段というサイズで、普通の倍のサイズですね。各新聞とも雑誌の例に漏れず、広告収入が落ち込んでいますが、書籍広告の新聞依存は相変わらず高いようです。
　もともと数百円台の文庫や雑誌、高くても数千円の書籍でビジネスをしている出版社にとって、広告費にさける予算はそんなに多くありません。テレビCMなんか絶対無理です。コストパフォーマンスを考えると新聞ということになるのです。その新聞広告も各出版社で見比べるとお家事情が見て取れます。
　予算が少なくあまり出稿できないところは、狭いスペースに数多く詰め込もうとします。
　あとデザインを考える際、気をつかうのがスペースの割り振り。これはまあ大人の事情が……。

今週の厨子王原稿メール件名

　われら大極宮（先週の「飛びだせ」は、まるひさんので正解にします）

　やったー！　正解だったー！　(￣ー￣)b
　ということは、今週のは……沖田センセイで「ふれあい」ですかね〜。
　

マイボトル

　


　居酒屋でもスナックでもありません。少なくとも「和風」ではないです。
　じゃあ何屋さんなの？
　正解はいつか裏かココに書くことでしょう（たぶん）。
　しかしまー、ボトルキープなんて何年ぶりかしら。しかも焼酎を入れるのは初めてです。（かつてはバーボン党でした）
　ちょっと嬉しい私であります♪

ハワード・ジョーンズ

　…懐かしいでしょう。ライブに行ってきました。いやぁ、曲を聴きながら大学の寮に住んでるころを思い出しちゃいましたよ。
　当時はテレビ番組「ベストヒットUSA」などを観て、気に入った曲があると近所のレンタルレコード店「YOU＆愛」に行ってアルバムを借り、カセットテープに録音してました。よくわかりもしないのに、ノーマルとハイポジションを使い分けたりもしてましたっけ。
　そうとうダビングしたなぁ。そのテープを夜中に麻雀しながら聴いてたんです。寮には（カネの無い）学生が80人ぐらいいて、麻雀人口が高かった〜。毎晩4、5卓たってたんじゃないかなぁ。毎月、半ちゃん100回以上やってました。我ら1年生に麻雀を教えこんで、ちゃっかりかっぱいでた中山先輩は元気にしてるかなぁ。　…あっ、
　話が長くなりそうなのでこのへんでやめときますが。とにかく、ハワード・ジョーンズはお気に入りでした。まさかこの歳になって、生でライブが聴けるなんて。デビュー25周年、おめでとうございます。
　80年代にヒットを飛ばしたミュージシャン、どんどん来てほしいです。
（寮で1番人気はアルヤンコビックでした…ノリ）

水色

◆ぎゃー！！
　今朝大極宮から水色の封筒が届いてるのを知り、文字通り飛び起きました！
　ありがとうございます♪
「長い長い殺人」DVD、大切にします（*^_^*）
　今夜は家族でDVD鑑賞会します☆

◆長い長い殺人のDVD届きました。
　裏大極宮で倍率知って、無理だーと思ってたので、封筒見た時はもう声にならない声で絶叫しかけましたｗ
　ヽ(゜∀゜) ノ本当に封筒が水色！
　今年の朗読会チケットが買えなくてがっかりしてた所に思わぬ物を頂けて大変嬉しいです。ありがとうございました！
　あと、提供してくれたWOWOWさんとソニー・ピクチャーズさんにもありがとうございました！

◆DVD本日届きました。ありがとうございます。
　仕事から帰って郵便受けを開けたら裏で書かれていた水色の封筒が。
　こ、これは、もしや、と期待大で見たら　大沢オフィスの文字発見。
　もう3階の部屋までダッシュしました。本当にチョ〜うれしくって、何にもいえねェ〜って気分です。


・水色の封筒が好評で嬉しいワタシ（違）。皆さまおめでとうございます！　はずれた人のぶんまで、いっぱい楽しんでくださいませね〜♪（まるひ）