大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき公式ホームページ『大極宮』
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- 第362号 -
2008/8/29
燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー
夏休みが終わり…
無事に東京に戻ってまいりました。
今年の夏の外房はとても天気に恵まれ、最終日に曇り空だった以外はほぼ毎日が晴天。海にゴルフにバーベキューに花火見物…楽しい時間を過ごすことができました。
で、夏休みが終わってみればいきなり東京は天候不順。梅雨どきに戻ったような、あるいは早くも秋の長雨シーズンにでも突入したかのような涼しい日々が続いています。
こういうふうに急に涼しくなるのは、わがままなようですが夏休みを終えて仕事に向かわなければならないオイラにとっては、逆にあきらめがつく好い気候とも言えるわけです。
なので今は、9月に出る新刊の準備などをしながら粛々と原稿を書いております。
…と言いつつ、その9月の頭にはまた5日間ほど取材を兼ねてタイに行くことになっています。
何の取材かといえば、現在「フジサンケイビジネスアイ」で連載している作品『ブラックチェンバー』のため。
ここでちょっと余談ですが…
この『ブラックチェンバー』という作品タイトルについて。
古いミステリーファンならご存じの方がいらっしゃるかもしれませんが、かつてオイラの師匠でもあった生島治郎さんが書いた特務機関ものに『ブラックチェンバー』という作品がありました。もちろん内容はまったく関係ないのですが、今回の連載にあたって故生島治郎さんへのオマージュという意味でタイトルを使わせていただいているしだいです。
安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー
ゲーム女の生きる道
皆様、どんな夏休みをお過ごしになりましたか?
宮部は連日、テレビの前で北京オリンピック応援観戦に熱中しておりました♪
なので、WiiもPS3も使えず、スネークのミッションと『サイレン』のサバイバルホラーは小休止。『サイレン』はともかく、スネークは凄いところでセーブしてトメてるので、再開する折には、宮部の方からスネークに「待たせたな」と謝らねばなりませんm(_ _)m
一時、テレビを観ながらDSの『FE 新・暗黒竜と光の剣』をやろうかなと試みたのですが、やっぱ気が散ってしまって駄目でした(^^;)。
オリンピック終わっちゃって、淋しいです。全体に女子選手がみんな元気! カッコよかったですよね〜(^_^)v
厨子王の逆襲 〜 京極夏彦のコーナー
■試合に勝って勝負に負けたような夏のあれこれ■
〜長いですよ〜
◎第一話◎
もういつのことだったか忘れるほど昔な気がする、ほんの先々週の話ですが。
毎年夏場は忙しくなる世界妖怪協会及び全日本妖怪推進委員会ですが、今年の夏はまた格別に忙しかったわけです。
通常業務の他になんやかやとあるわけです。ありすぎるわけです。ありすぎですって。
というわけで、みな涙をこらえて鼻水をすすってあれこれ準備していた次第。
僕も妖怪フェスティバルinドームの怪ブース&妖怪会議用のVTR制作をしなくちゃいけなかったわけですが、なんたって打ち合わせをする時間もなく。
方向性が決まって素材がそろったのが納品一週間前ってな具合です。でもドームは待ってくれません。馬手で小説、弓手で映像、不眠不休で踏ん張ったわけですが……。
雷が(笑)。
いや、停電は反則ですって。しかもいきなりイカレる書斎のエアコン。
こうなると上がる室温あふれる熱気。
そして、あっちもこっちもお盆休みだし。幸い、電気屋さんがお盆休み返上で営業されていたので、エアコンは12時間ほどで復旧しましたが、その間、書斎は40度。
でも、刻々と迫り来る出発の時間。
結局、DVDが焼き上がったのが出発の一時間半前。なんという綱渡り。慌てて旅支度をしてクルマに飛び乗ったわけですが。
◎第二話◎
そんなこんなで角川書店T嬢M嬢、名古屋取材班(京都は出演者)村上健司くんと合流、東京駅のホームで荒俣宏さんと打ち合わせ。やっと打ち合わせが出来たーという感じでした。
でもって水木大先生御一行をお迎えしまして、名古屋へ向けて出陣。
実は、今年の妖怪強化月間、水木大先生はご出馬されない予定でございました。
何といっても第一回世界妖怪会議から干支も一回りしたわけで、「いいかげんお前たちだけでやれ」という、子獅子を谷へと投げ落とす親獅子の心意気。
子獅子的には「やめてー」なわけでございますが、そこは大先生。優しさからか、「アホな弟子には任せておけん」ということなのか、名古屋だけは視察にいらっしゃるということに。
で、やがてわれわれは名古屋ドームに。
先乗りで展示設営をしていたUさん、韓国からムーダン系のバンド・サムルグァンデ御一行を呼び寄せる特命を果たしていた怪編集長郡司その他が待ち伏せ。
焼き立てDVDをセットして動作確認。ちゃんと映って一安心。
会場は初日だというのになかなかの大盛況。
第二回怪遺産認定がなされた徳島県山城・大歩危の妖怪さんは闊歩しているわ、過去の妖怪会議開催地である八日市、三次市も大進出。
それから、湯本豪一さんプレゼンツの妖怪博物館はそれだけでもう入場料クリアじゃないかという感じの充実感。もちろん「鬼太郎」関係の展示も盛りだくさん。墓場もゲゲゲも運動会。
お化け屋敷も各種取りそろえ、グッズの方も半端じゃない量で、よりどりみどりとはまさにこのこと。
そんな中で、当日の朝でき上がった進行台本を現場で渡される僕と荒俣さん。うーむ、ギリギリセーフ。
で、休む間もなく本番。
オープニングセレモニー『世界妖怪サミット』でございます。
まずは僕の影ナレ、続いて韓国からのお客様サムルグァンデのみなさんの演奏。
その後、司会の郡司編集長が荒俣さんと僕を呼び込みまして、フリートーク。僕は連続徹夜明けのへろへろ、荒俣さんも前日遅くまでテレビ収録があったわけですが、そこはそれ、一所懸命にやらせていただきました。はい。
良きところで荒俣さんが水木大先生を客席に発見。なんと壇上に登っていただき、お話までしてくださるという大サービス。
いや、来場決定の時点で登壇までは予測されておりましたが、お言葉まではいただけないと思っておりました。うれしかったです、はい。会場のみなさんもナマ水木に歓声を上げていらっしゃいました。
いやはや、サムルグァンデのみなさんの素晴らしい演奏と、荒俣・水木両先生のお蔭で、なんとか乗り切ることができた感じです。ご来場いただきましたみなさん、ほんとうにありがとうございました。
そんなわけでミッション1はなんとか終了。
ケツカッチンの荒俣先生をお見送りし、水木大先生と慰労会を。
◎第三話◎
一夜明けて再度ドームを視察。視察ついでにグッズを購入(グッズ購入がメインぢゃないかという意見は却下です)。少しでも売り上げに貢献しなければイカンだろうと思ったのですよ。
本日は同胞・多田克己&東雲騎人の妖怪謝肉祭ステージがありまして。
境港の鬼太郎音頭保存会の方々も来場予定ということでした。
で、昼前に博物館・明治村に出動。明治村で推進委員会のメンバー(つまり世界妖怪ショップの売り子さんたち)と合流するわけですね。
裏でもおなじみ店長K、松野くらさん、中公N嬢などなど。なぜ明治村なのかは、実はよくわかりません。
観光なのか、秘密会合なのか、打ち合わせなのか微妙なカンジでありましたが。
ドテ丼などを食しまして、明治の町をあちこちと。
で、疲れていたせいかただのアホだったのか、うっかり記録用のビデオカメラ05号を置き忘れまして、あわてて戻ったところもう影も形もなかったというアクシデントが。
もし持って行かれた方がいらっしゃいましたら、本体はともかくメモリースティックだけは返していただきたいものです……。
マヌケですね、ぼかぁ。
でもってドームに戻り、謝肉祭の仕上がりを確認したり。
◎第四話◎
更に一夜明けまして、前夜のうちに合流していた講談社K嬢、中公N嬢、オーツカ君とT島君とともに、野外博物館・リトルワールドへ。
森博嗣さん、佐々木スバルさんご夫妻と待ち合わせをしまして、共に見学をいたしました。前回森さんとご一緒した際「一緒に博物館に行きましょう」という話になりまして、その第一弾(二弾はあるのかしら)でありました。
おもしろかったです。どうおもしろかったかは、長くなるので詳しくは書きませんけども。
ほぼ貸し切りでしたし(おいおい)。裏にありますスタッフへのおみやげ(女子限定)も買いました(オーツカ君が)。
あの身代わり人形、どう見てもス●イダーマンやド●えもんや仮面●イダーなんですが、どう見てもス●イダーマンやド●えもんや仮面●イダーには見えないという(矛盾してないんです。見ればわかります)、ステキな代物。
屋外の建物も良かったわけですが、屋内展示も見ごたえアリ。まるで水木大先生のコレクションの延長でした。凄いぞ、名古屋のテーマパーク。
おおまかに見学予定は立てていたものの、それほど綿密に行動していたわけでもないのですが(山越えなど場当たり的な要素も多かったというのに)、計ったように時間通りに進行しました。なぜなんでしょう?
ぴったり二時に見学を終了し、森さんご夫妻と別れて、いよいよ京都入り。
東映太秦映画村には先乗りのUさん、店長K、日本物怪観光の天野さん、それからメディアファクトリーの物販隊長・編集R(昨年の妖怪ショップ副店長が独立!)がすでに作業中。
やのまん・講談社・国書刊行会・T2メディアパル(木原浩勝さんのブース)、大将軍商店街のみなさんなども決戦準備中。
肝煎としては戦略的店舗設計をばあれこれと、日暮れまで。
それから、東雅夫さん、平山夢明さん、福澤徹三さん、化野燐さん(この日、名古屋ドームでは化野+木原両氏の妖・怪談義スペシャルが行われたわけで)、黒史郎君らと打ち合わせ&遅いお食事を。
平山さんは来るなり飛ばし過ぎです。
ホテルに戻った後、福澤・村上・編集Rと四人でこっそりラーメンを喰いに出掛けたことはナイショです。
◎第五話◎
でもっていよいよ太秦妖怪まつり大祭『幽・怪談ノ宴』の当日です。 ◎第六話◎
でもってついにラストミッション。太秦妖怪まつり大祭・『怪ラヂヲ』『世界妖怪会議』本番でございます。 ◎第七話◎
ああ、長かった。あんまり長かったのでその後のことは割愛します。
僕の出番は第二部『怪談の鉄人』なので、そちらは夕方五時入りでOKだったわけですが、肝煎的には寝ているわけにも行かず、開館直後に映画村入り。物販開始は午後二時ですが、それまでに万全の準備をしておかねばならんわけで。
昨年に引き続き小学館Aさん、そして本年は新潮社O君、そして妖怪馬鹿の青木(仮名)も推進委員会入り。売り子の最終兵器M嬢、ボランティア助っ人T沢君も到着。
本年の目玉は日本一の張り子馬鹿・荒井良作の「ゲゲゲ面スペシャル」。
赤ん坊鬼太郎・お父さん・お母さん・ガマ令嬢、それぞれ限定二十個。
スタッフ&関係者は購入禁止。このレアアイテムをゲットせんと、午前中から並ばれた方もいらっしゃいました。
それから鶴の千年匣、亀の万年匣、京極書斎仕様本棚映画村スペシャル(入札制)の制作者・謎の職人Iも自腹でお手伝いに。
ところがこの日はあいにくの雨。というかすごい雨。大雨。三匹の子豚ボウ・フウ・ウー(←古い)。ぎゃー。(まるひ注:オヤジギャグです……間違いではありません)
しかし! 第一部『京都怪談』第二部『怪談の鉄人』を合わせますと、本日はものすごい数の作家さんがいらっしゃるわけで、その威力は絶大。
平山・福澤・木原三氏の他にも、綾辻行人さん、加門七海さん、森山東さん、中山市朗さんという豪華な面々が勢ぞろい。そのお蔭もあって、悪天候の中大勢の方々にご来場いただきました。
不備もあったことと思いますが、店員一同懸命に売らせていただきました。お買い上げいただいた皆さま、お立ち寄りいただいたみなさま、ありがとうございました。
木原さんのブースには松島初音さんもいらっしゃいまして、サイン会も開催されました。
講談社ブースでは化野燐・石神茉莉・黒史郎のさわやか(一部除く)妖怪トリオが大活躍。
で、『京都怪談』終了後、『怪談の鉄人』リハーサル。
僕の担当は郎読。「幽」のサイトで募集した1200字怪談(テーマは京都)の中から選ばれた三作品を読ませていただきました。
だいさんの「烏丸線」、朱雀門出さんの「怪談死人鰻」、岩里稾人さんの「くずきり」の三作が選ばれました(接戦だったと聞いていますが)。
練習する時間が取れなかったので、噛んだり読み間違ったり漢字が読めなかったりしたら大変だなあと、かなり緊張していたわけですが、なんとか無事に終了。
その後、東さんの呼び込みで階段の上から福澤さん、岩の蔭から木原さん、井戸の中から平山さんが登場。それぞれタイプの違う怪談で会場を大いに沸かせまして。
カメレオンのよりちゃん話は絶品ですね。コワイ話を愉快に語る、平山節の妙。
というわけで、僕としてはまたまた三鉄人の話術でなんとかミッション2を乗り切ることができた、という感じです。
ご来場のみなさん、重ねてありがとうございました。
その後物販ブースで売り子などをいたしまして、中締めの打ち上げがスタジオ内でありまして、それから東さんに誘われて『てのひら怪談』のオフ会にぞろぞろと。
ライターの門賀美央子さんやホラ大受賞者の田辺青蛙さん、幽文特別賞の勝山海百合さんのお顔も。ゆっくりお話したかったのですが、次の予定があったため、平山さんの爆弾発言(笑)を聞いた後、挨拶だけして失礼いたしました。
その後推進委員会の中締め慰労会に急行、更にみうらじゅんさんの名古屋イベントに立ち合っていた郡司編集長が深夜に到着、それから翌日の仕込みと打ち合わせをいたしまして。
天候は昨日とは打って変わって快晴。お客様の数も倍増。そんなわけで本日は朝から委員会全員集合、客層や商品構成の変化を考えて、レイアウトを変更したりとなんやかや。
そんな中、問題は『怪ラヂヲ』で。
実はパンフレットなどの副題は「怪ラヂヲで語れ」になっていたわけですが、実を言うならそれは仮。そもそもこの「怪ラヂヲ」、関西では(ほぼ)聞けないものなわけです(ポッドキャストでダイジェスト版は配信されてましたが)。
それで語れって……難易度が高いわけです。
しかもゲストの妖怪プロジェクトさんとは当日まで打ち合わせができないという過密スケジュール。さらに、音響は僕のパソコンで操作するということに(数日前にそうなったわけで。しゃべりつつ操作は中々どうしてアクロバットです)。
いやー、無事に済むのかと出演者一同ドキドキのリハーサルでした。
ちなみに壇上で「怪ラヂヲで語れっていわれてもムズカシイから変えちゃおうよ」などと言ってめくりのサブタイトルを「妖怪と語れ」に変えたりしたわけですが、あれは仕込みというより本音でありまして。
で、「妖怪と語れ」は妖怪プロジェクトのかっぱさん、豆腐小僧さん、雪女さん、天狗さんを順番にお呼びして、妖怪とじかに語ろうというそのものズバリ企画だったわけですが……。
本番の方は予期せぬ謎の黄金宇宙人の乱入でレギュラーのペースは乱されっぱなし(笑)。いや、金色の人は地球外生命体じゃなく、くだんちゃんだったんですけどね。ええ、着ぐるみに身を包んだ木原浩勝さんだったのですね(いや、リハで突如出現したこのくだん、せいぜい通り過ぎるだけという予定だったわけで……)。まあよくしゃべるあの木原さんが始終無言という珍しい状況ではあったのですが、すっかりさらわれてしまいました。
しまいには通り掛かりの平山夢明さんまでご登場いただきまして(いたんです)。で、これまたさらわれてしまいました。ズルイぞ。平山夢明(笑)。
いやはや面目ない。レギュラーが一番しゃべってない気がします。まあ予定にない木原・平山両氏の登場というボーナストラックがあったことに免じて、ここはひとつご勘弁くださいませ。
で、荒俣宏さんご降臨。
休む間もなく(ほんとうに休まれてません)、はなばなしくサイン会が行われました。妖怪ファンへ感謝の気持ちを込めての路上サイン会であります。
ワタクシも村上君もサイン会が行われている間中、精一杯売り子を務めさせていただきました。題字も書きました。大盛況でありました。
多田克己さんも出現。世にも珍しい全員サイン入り『妖怪馬鹿』もめでたく完売。
そして、シークレットゲスト・大先生の次女にしてエッセイストの水木悦子さん(大先生名代)がご到着。
漸く出演者が揃いまして、第十三回世界妖怪会議のリハーサルが。こちらはVTRに沿った進行。この日のために徹夜した、あの日の夜がもう昔の思ひ出で。
VTRは第一回から第十二回までのダイジェスト映像+最近の大先生映像+大先生からのメッセージという構成。
その合間に、六人のパネラーがコメントを挟むという寸法でございまして。
本番では悦子さんに他では絶対に聞けない「水木話」(形態模写まで!)をご披露いただきましたほか、内弟子筆頭・荒俣さんの解説、京極・多田・村上の三馬鹿と郡司編集長による思い出話など、過去十二年の総括的な内容になりました。
それにしても……十二年も経ったんですねえ。
繰り返しますが、ご来場いただきました皆さま、ほんとうにありがとうございました。
出演者一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
妖怪会議終了後、物販のラストスパート。
なんやかやと売り口上を申し上げましたが、お買い上げいただきました皆さまにもこの場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
みなさまあっての全日本妖怪推進委員会でございます。今後も、全力で妖怪的なものを推進していく所存でございます。呆れずに御贔屓の程、伏してお願い申し上げます。
終了後、出演者による打ち上げ、行商隊による反省会(荒俣先生は境港へご出立)がございました。
こうして、妖怪の夏は終わったのでした。
とりあえず、生きて戻っております。
また来週。
編集者Sのウラ情報
夏も終わり……
お久しぶりです。みなさんはどのような夏を過ごされたのでしょうか。ゲリラ豪雨で大変な目に遭われた方も多かったと思います。妖怪会議で京都にいっていたノリノリも帰りの新幹線が止まって、東京に着いたのは翌朝ということでした。
以前、台風だったかで書店が浸水し、ほとんどの書籍が水につかったということがありました。水を含んだ書籍は容積は増えるし重いしで後片付けが大変だったということです。もちろん乾かして何とかなるというものでもありませんから、全部廃棄。こういう場合でも出版社は返品扱いしてくれるのでしょうかね。
そういう私の夏は、豪雨にもあわず例年通り民宿「おおさわ」で過ごしました。数えるともう20年以上変わらぬ夏の過ごし方です。あと何年続くことやら。
まるひの秘書ヒショバナシ報
今週の厨子王原稿メール件名
ジュ大極宮ック・パーク
いやはや、厨子王の原稿ホントに長いし。
「週刊大極宮」のお休みをいただいている間(そして厨子王の妖怪行脚のまっ最中)、コッチのほうでイロイロと書き散らかしたように、私はアレとコレに夢中。
とっても暑くて"熱い"夏でありました。
ああ、今思い返してもシアワセ♪ です
新刊サイン本プレゼント祭の後は
地獄(私にとって)の抽選が待ってます。
とんでもない倍率ですよ。すごすぎて、とても書けません。
当たった方は、奇跡と思ってくださいね。わはは。
あああ、今回はどんな方法で抽選しようかしら……。(悩)
ノリノリ編集後記
名古屋と京都
行ってまいりました。
イベントに関しては京極さんの原稿のとおり盛りあがった内容でございましたが、京都からの帰りはエライ目にあってしまいました。
京都駅で「大雨のため90〜120分の遅れが予想されます」と言われて乗った新幹線が、なんと5時間遅れで東京駅に到着。8時間も乗っていたのです。車内ではお腹はすくし、明るくてぜんぜん寝れないし…暇をもてあましました。
そんなわけで、米原駅で停車しているときは暇つぶしにホームを眺めて人間ウォッチング。
まず坂田信弘さん発見。プロゴルファーであり“坂田ジュニアゴルフ塾”主宰者にしてマンガ原作者でもあります。視界に入るようにさりげなくゴルフスイングをしてみようかと思いましたが…やめときました。
つづいてアッコさん発見。和田じゃないです。マイラバの方です。この場合は“akko”ですね。ライブツアーの帰りだったのでしょうか。スタッフも含めた数人の先頭をきって歩いておられました。カッコよくて綺麗で…ただただ見とれておりました。
その関係か…エイベックスのM社長(と思われる方)も発見。すかさず微妙な声量で『七人みさき』をハミングしてみましたが反応ナシでした。人違いか、聞こえなかったのか…。
探せばもっといろんな方がいらしたかもしれませんが、状況が状況だけに時間とともにイライラ、イライラ…。
お土産で買った生麩饅頭を食べて飢えをしのぎ、それからは車内でおとなしくしておりました。
(久しぶりに古内東子のライブに行った…ノリ)
アンケートから
ぱわ〜〜〜!
◆榎木津20連発!!
読んでても疲れました^^;
編集は本当にお疲れだったことでしょう^^
でも、改めて榎木津パワーの凄さを感じて嬉しかったです!
ありがとうございました!!
・やっぱり読む方も疲れましたか〜(笑)。でも、喜んでいただけて、がんばった甲斐がありまっす^^(まるひ)
救われます♪
◆わーいわーい。
プレゼント企画が始まりましたね。嬉しさのあまり、思わずメッセージを送らせて頂きます。
この企画が始まると、当たるかな?当たらないかな?なんてドキドキわくわくの毎日がスッゴク楽しいんですよね。
勿論、当たれば天にも昇る思いでしょけど、(嬉しさの余り本当に天に昇ってしまったりして…)当たらなくてもこの楽しみな毎日を与えて頂くだけで日常に張りが出るんですよ。日々の行ないを良くしよう!なんて。
感謝感謝です。
早速これから応募しまーす。
・こちらも嬉しいメッセージありがとうございます。そういうふうに考えていただけると、とっても救われます♪
毎回"ハズレる人"の方が多いので、こちらも心苦しいんですよう。(まるひ)
そしていつものヤツ
◆しばらく読んでいなかった名ゼリフ大全を、まとめて読んでいたところ発見してしまいました!
第14回の爺のコメント
「さりげないこそTOPが…」
TPOでしょうか? コッソリ直して下さいね〜。
◆「名ゼリフ大全 第11回」の、上から三つ目の名ゼリフ「ノベルス版 雨 P66」に関してーー。
「〜腸が煮えくり返したぞ。〜」は「〜腸が煮えくり返ったぞ。〜」ですよ、まるひさん!
・ありがとうございますううう! こっそりコッソリ直しておきました。いつもいつもホントに助かります。ぺこ。(まるひ)