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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王 ▼レポート

▼まるひ ▼編集者S ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ


超高級中国料理店でのお会計は、何とミヤベの腹づもり(覚悟)よりも
安かったらしい! じゃあもう一回!!!!

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆謹賀新年
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

年末年始は、原稿も何とか書き終わったので予定通り勝浦で過ごせました。
が、寒かったぁ〜。去年もそうだったが、今年はさらに輪をかけて寒かった。
元旦は雨だし…。こんなに天気の悪い正月を勝浦で迎えたのは初めてだった
ような気がする。日本海の若狭に里帰りしてから勝浦に来たS氏は、向こうは
晴れてましたよと言うし。太平洋側の方が天気悪いなんて…。
でも、寒いからといって家でじっとしているのもなぁと夜釣りに出かけたら、
液晶の腕時計が(おそらく)寒さで壊れた。液晶画面が消えたあと、勝手に
アラームが鳴りだし大ヒンシュク(玄関で三ヶ日鳴りっ放し)。
3、4、5日は、集まったいつものメンバーでゴルフ。日中も寒い。
ひどかったのは3日。冷たい雨の中で口もまわらなかった。
昼休みにクラブハウスに入って、テレビで箱根駅伝を観たら東京は雪…
寒いわけだ。
それに比べたら4日5日は風は強いものの天国。スコアもまあまあだったし。
この二月のような寒さ。例年に比べて天気の移り変わりが1ヶ月早いのか。
だとしたら花粉症も早まるなぁ…。
なんて思いながら仕事場に戻ったら天気良くなるし…。
で、いきなり締め切り4連発だし…。トホホ。

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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆新年のご挨拶
 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
今年のミヤベの努力目標は、とりあえずテレビ体操の継続と、懸案の書き下ろし
長編を進めることでありますが、ゲームも去年の倍ぐらいはやりたいと思って
います♪

◆ゲーム女の生きる道
 タイトルがリニューアルされたこのコーナー。しかし内容は一新されず、まずは
『ダーククロニクル』クリアのご報告であります。
よく鍛えたよねえ、武器! ユリスのレンチは「DENSETU」に、銃は「スーパー
ノヴァ」に、モニカの剣は「南国のキング」に、腕輪は「ファイブスター」に、
最高レベルまでビルドアップ! もちろんライドポッドも最高装備。
「サムライアームIV」も「ベズキャノンIII」も、ちゃんと発明しましたです。
おかげで8章のボス「魔神」にも楽勝でした。
でもユリスのレンチって、鍛えれば鍛えるほど重くなり(重量という項目はないん
だけど)、攻撃モーションが遅くなって、連続攻撃に割り込まれてしまうので、
8章のダンジョンではほとんど使いませんでした。銃やモニカの剣の「破砕力」を
上げておけば、レンチなしでも充分いけたしね。
きれいで楽しいゲームでしたが、ジオラマ作ってると、むらむらと部屋の模様
替えをしたくなってくるので困りました。

 さて、いよいよ次はゼルダだぞ。今年も張り切ってたくさんのゲームを
やり込みたいと思います!

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■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー

◆謹賀
新年でございます。
とはいうものの、もう門松も片付けてしまいましたが。
いや、速いものです。瞬く間に過ぎてしまいますねえ。
お餅もお節料理も食べ尽くし、七草がゆもいただいて、残るは鏡餅だけ。
正月は正月らしくしなきゃいかんです。
今年はカルタ取りとコマ回しが出来ませんでした。残念。
仕事ですね。
これじゃあ勤労辛年で。おっととし明け早々これは縁起がよろしくない。
せめて勤労信念と言い換えましょう。
何はともあれ無事に年が越せてありがたいことです。

◆ネタが
ないです。
僕も「ゲーム女のひと言」
(スタッフ注:今回から「ゲーム女の生きる道」です)とか、
恒例ダイエットネタとか、レギュラーコーナーを作らにゃいかんですかね。
募集しようかしら。コーナータイトル。

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■まるひレポート

◆2002年12月28日(土) 大沢オフィス忘年会 第一部
 安寿のおごりで超高級中国料理を食いまくろう会
                     in 福●門酒家 丸ビル店


最初に話が出てから実現まで、なんとまあ一年半以上もかかったこの会。
お待たせしました!
デザート含めて全11品、写真&スタッフの実に庶民的で情けないコメント付きで
ご紹介いたします。

※画像をクリックすると、大きなサイズでご覧いただけます。(重いですが)



◇アルバイト・ヨーコの口上(スタッフ全員の代弁)
 最初に言わねばならぬ事・・・「全て食べたことない味!」
 しかも比べられる物すら食べた経験がないため「感想」って言われても・・・。
 そんな私です。(ぺこり)


◇一品め 【前菜3種盛り合わせ】
前菜 クラゲの冷菜(中央)

ガチョウの冷菜(左右)

豚スネ肉の冷菜(上下)

「今までに食べた事ない"ぶるっぶる"のクラゲに腰を抜かす」(ヨーコ)
「最初は"とりあえずビール"だったんですが、ひとくち食べて、あわてて
 超高級紹興酒を頼みましたー。こんなに柔らかくて上品はクラゲは、
 初めてでっす」(まるひ)



◇二品め 【蟹みそ入りフカヒレスープ】
フカヒレスープ 黄金色に輝くスープ

「定番メニューですが今まで食べたなかで一番濃厚でした」(S)
「今までに食べた事ない味。カニみそたっぷり!フカヒレどっさり!
 しかも上品!!」(ヨーコ)
「旨さが五臓六腑にしみわたりました」(まるひ)


◇三品め 【干し鮑のステーキ】
アワビ♪ コレ1個いくらだろう・・・と
思わず考えてしまう
悲しい庶民(スタッフ)
 
料理はひとり分づつ取り分けて運んでくれます このアワビ様だけは
ナイフ&フォークで
いただきました。

「アワビ、と聞いただけで興奮してしまう私って……」(S)
「今までに食べた事ないほど(また!)オイチイ味がしみてた。ここで最高級
 ショーコー酒をぐびリっと。幸せです」(ヨーコ)
「噛めば噛むほど味わい深く、これがまた温かい紹興酒(皿の左上のお猪口)
 に合うんだってばもうタイヘン! ああ、シアワセの極みいいい!」(まるひ)



◇四品め 【パイナップル入り酢豚】
写真ぼけてますー(;;) 食べ慣れた料理を間にはさむ
心憎いコース仕立て

「なんかホッとしましたね」(S)
「唯一知ってる味が酢豚でした」(ハル)
「酢が思いのほかきいてて、突然目が覚めた(気がした)。気のせいか私の
 お皿にはパイナップルがいっぱい」(ヨーコ)
「サッパリ味でいくらでもイケそう。今まで食べた酢豚の中でいちばん美味い!
 それでもって、これがまた紹興酒に(以下同文)」(まるひ)



◇五品め 【北京ダック】
北京ダック こんがり焼けてコンバンワ♪
のアヒルさん
 
大活躍のお店のスタッフ 皮だけを薄く削いでいく
鮮やかな手さばき!
さすがプロ!

「皮を剥いだあとの身はどうなるんでしょうね」(S)
「顔付きダックだった・・・」(ヨーコ)
「パクっとかぶりつくと、パリパリの皮とネギとキュウリと甘いお味噌の、思わず
 顔がほころぶハーモニー♪ これがまた紹興酒(以下同文)」(まるひ)



◇六品め 【季節の魚の蒸しもの】
ハタの蒸しもの カエルのかわりに選ばれた
お料理
魚は「ハタ」

「世界各国いろんな料理がありますが"蒸し魚"&"煮魚"が大好きな私です!
 やさしい味で顔付きダックのショックも和らぎました。。。
 ところで"ハタ"ってどんな魚??」(ヨーコ)
「ネギが美味かった、なんて言ったら、お店の人に殺されるだろうか・・・(魚は
 ちょっと骨張ってて食べにくかったかナ)。でもお味(お醤油味?)はとっても
 よろしくて、これがもう紹興(以下同文)」(まるひ)


◇七品め 【伊勢海老のカレー塩味炒めもの】
伊勢海老! ゼイタクなぶつ切り伊勢海老

「意外にあっさりに。カレーはどうした」(S)
「今までに食べた事ない味(復活!)。伊勢海老の味がぎゅぎゅーっと
 詰まってました!」(ヨーコ)
「ぷりっっっぷりの歯ごたえに、殻までしゃぶりつくしたい伊勢海老のうまみ!
 これがもう紹(以下同じ)」(まるひ)



◇八品め 【キヌガサ茸の海燕の巣詰め】
キヌガサ茸&ツバメの巣! キヌガサ茸もツバメの巣も
初めて見るスタッフたち・・・

「燕の巣、初体験でした。次はあるのだろうか……」(S)
「キヌガサダケを食べたとき、ずっと"鉄人"祥雄(さちお)の顔がアタマに
 浮かんでいました…」(ノリ)
「いつか食べてみたいと思ってました。念願成就」(ハル)
「ツバメの巣をこんなに食べちゃって・・・ツバメ達の汗と涙(ヨダレ?)の
 結晶なのにィ。でも容赦なくパクつきました」(ヨーコ)
「フカヒレとも違う、初めてのこの不思議な食感は、私の乏しい語彙では表現
 できません。また食べてみたいー!」(まるひ)


◇九品め 【蓮の葉の蒸し炒飯】
チャーハン 皆の度肝を抜いた豪快な姿

「蓮の葉の香がほんのりして"おこわ"かと思ったら"チャーハン"!
 めずらしいですよね?」(ヨーコ)
「ご飯が"もっちり"でも"パラパラ"でもなく、ほっこりふわふわ〜♪
 もう食えねえ! と言いつつも、自分のお茶碗に盛られた分は一粒残らず
 完食!」(まるひ)



◇デザートその1 【マンゴープリン】
マンゴープリン ミヤベ安寿の大好物♪

「色と匂いだけぢゃない、食べた事ないほど(最後もやっぱり)果肉たっぷり!
 フレッシュフルーツを食べた感じで大満足でした!!」(ヨーコ)
「上に同じく! 超満腹にもかかわらず、イッキ食いしますた!」(まるひ)


◇デザートその2 【中華菓子】
大きさ比較のために添えられてますツマヨージ ひとくちサイズなるも
皆満腹で・・・
ほとんどが二次会の
お土産に・・・

「おーい、誰が食べたんだー?」(まるひ)




◇ヨーコのおまけ(実はメイン?)コメント
「とにかく値段に弱い超庶民なもので、最高級紹興酒(1本ウン万ウン千円)
 が! 味もわからん超庶民にガバガバ飲まれてちょっとフビンでしたが、
 オイチかったです!」




参加者総勢11名に共通した感想は・・・
「どの料理も味つけがサッパリめでしつこくなく、素材の良さが活かされていて、
 コースの途中で飽きがくることもなく、最初から最後までたいへん美味しゅう
 ございました」
ですかね。
安寿様! ごちそうさまでした!
じゃあ次は銀座店で・・・・(をい)


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■まるひの秘書ヒショバナシ

オフィスから忘年会会場へと向かうタクシーの中、山椒大夫は激怒なされた
そうです。
「誰だああああ! 丸ビルなんかに決めやがったのはあああああっ!」
ハイ、それは私ですぅぅぅぅぅ・・・。あー同じ車じゃなくてよかった・・・。
でもねえ、店選びのとき、ちょうどオフィスに来ていた厨子王の意見でもあるん
ですよう。
まるひ「銀座店と丸ビル店がありますけど、どっちがいいっすかねえ?」
厨子王「うーむむ。どうせなら新しいほうに行ってみたいっすねえ」
ってね。(と、責任の一端を押しつけてみる)

大沢が文句たれていたのは、もちろんお店に対してではなく、丸ビルの場所。
ううううううう、だって知らなかったんですもん・・・東京ミレナリオなんて・・・
いや、聞いたことはあったですが、まさかそれが丸ビルのそばだったなんて・・・
しかもあんなにすさまじい人出だなんて・・・(;;)
東京ミレナリオのおかげで、丸の内周辺の車道も歩道も大混乱。
整然と(?)しているのは、電飾見物の人々の流れだけ。これでもかってぐらい
ウルサク厳しく誘導されてましたしね。
目的の異なる、頭はもう超高級中国料理のことしかない私らは、丸ビルから
かなり離れたところでタクシーから降ろされ、すでにそこから流れが始まっている
ミレナリオ詣での群衆をかきわけかきわけ・・・
やっとこさ、この通りを渡ればそこは丸ビルだあ! ってとこまで来て足止め。
だって渡れないんですもん、人の川が流れてて。わははは。
いやぁ、ゴールは遠かった・・・。
この忘年会唯一の誤算でありました。
次のときは、周辺のイベントもちゃんとチェックしておかなくちゃです。(反省)

お店は丸ビル36階にあって、個室の窓からは、我らの行く手を阻んだにっくき
ミレナリオが見おろせました。イルミネーションはさすがにキレイだったです。
というわけで、今年もよろしくお願いいたします。

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■編集者Sのウラ情報

あけましておめでとうございます。ことしは一体どういう年になりますやら。
長く続く出版界の厳しい状況に薄明かりでも射すのでしょうか。
一気に晴天、とまではいかなくても雨雲を取り除く微風ぐらいは吹かせられる
よう、ない知恵を絞って行動していきたいと思います。
作家自身が読者の皆様の前に直接姿を見せる機会は、なかなかとりにくい
のが実情ですが、疑似体験というか一体感をもっていただけるようなイベント
なんかもやりたいですよね。
とにかく今年は、昨年オフィスが起こした小さな波を少しずつ大きくしていく年
だと思っていますので、出版社、書店、読者のみなさんよろしくです。(S)

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■ノリノリ編集後記

明けましておめでとうございます。
今年こそ景気のいい年に…と思っていたら、出ましたねぇ144万馬券!
新馬戦はなにが起こるかわかりませんなぁ。新馬といえば、僕の所有馬
(400分の1口だけど)"ウインクリューガー"の活躍に期待。
好きだった"タイキシャトル"の息子。新馬戦を勝って松元厩舎では、おそらく
二番目に期待の星。今年は1月18日、京都の白梅賞から始動。
たのむぞ武幸四郎! なんとかクラシックレースまで行ってくれ〜。
さて、仕事の方は…
昨年に引き続き、少しずつではありますがグッズ製作やイベント企画を
おこなっていこうと思っております。
本年もよろしくお願い申し上げます。
(年賀状、気に入っていただけたようでなによりです…ノリ)

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■アンケートから はスタッフのコメントです)

すみません今回はお休み・・・ぺこぺこ(レポートで手一杯のまるひ)

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