Back logo



 第86号へ 第87号 2002.12.20 第88号へ 
 最新号へ    


▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王

▼まるひ ▼編集者S ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ


超高級中国料理店にカエルがまだ入荷していないらしく、代替メニューの
選択という難題が再び降りかかって・・・

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆忙中閑有
このところ忙しくて家に帰っていなかったので、家族サービスに兵庫の城之崎
温泉と京都の天橋立に、二泊三日で行ってきた。
宿泊した松露亭はとても立派で気持ちよく、寒ブリのしゃぶしゃぶは絶品だった。
地元ではセコ蟹と呼ばれているズワイのメスも美味しかった。
そして、お土産…というより年末年始の勝浦別荘用に、子持ちカレイの干物を
大量に買い込んできた。

◆ベタ
「週刊現代」で連載が始まる『アルバイト探偵』シリーズ。
タイトルは『帰ってきたアルバイト探偵』。…ベタです。
あまりにベタ過ぎるんで、単行本になるときは変えるかもしれません。

◆不安…
忙しさはまだまだピーク! 28日のオフィス忘年会までに、すべての原稿が
終わるかどうか…今のところ五分五分といったところ。
果たして新年を別荘のオヤジとして勝浦で迎えられるのだろうか?
ただ、この12月の寒さがあまりにきつかったので、行ったときの寒さにも
少し怯えている。去年はゴルフ場の池に氷が張ってたし…。

◆今年を振り返って
個人的には色々あって、プラスマイナスゼロといったところ。
会社的には、株式化してイベントも行うことができ良い一年だった。
会社が順調であることがこの不況の世の中ではなにより。
プライベートはプラマイゼロでも、オフィス的には好調なので、良しという感じ
でしょうか……。
どうぞ皆さん、良いお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。

▲TOP
■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆押し詰まってきました
これが本年中最後の更新。
皆様、楽しいクリスマスと、良いお年をお迎えください。

◆今週のゲーム女のひと言
年越しのゲラがあるし、昨年とは違って今年はちょっと忙しい歳末なのですが、
この新作ラッシュは何事だろうか?? それも好きなゲームばっかり。
『ゼルダの伝説 風のタクト』に"裏ゼルダ"のディスク付きで頂戴しましたし
(感謝感激!)、『ドラゴンクォーター』に『クロックタワー3』も加わり、
『メタルギアソリッド2 サブスタンス』(これってつまり完全版ですわな)に
『アンリミテッド・サガ』。
わたしにどうしろと言うのだ??
年が明けたら『アークザラッド 精霊の黄昏』も出るんでしょ?
それにわたし、『バイオハザード0』はまだ一周しかしてないし、途中で諦めて
いたGQ版『バイオハザード』にも再チャレンジしたいんですよ。

時間がないじゃないか。

もう、順番にゆっくりやり込んでいくしかないですね。今後しばらくのあいだ、
このコーナーでは、「ミヤベさん、今頃これやってるの?」というくらい話題が
遅くなると思いますが、ご勘弁くださいまし。
現在進行中の『ダーククロニクル』ジオラマ製作も、なかなか時間がかかりそう
なのです。
それでも「モンスター変化」も「釣り大会」も「スフィーダ」(難しすぎ!)も「お魚
レース」も、すべて捨てて進んでるんですよ。メダルだけは集めてるけど。
おかげでユリスのレンチとモニカの剣はめちゃめちゃ強くなりました。
象を瞬殺しちゃうんだから。
ついでにライドポッドも強化しまくってます。

さて、(わたしの)懸案、Xbox『パンツァードラグーン オルタ』、19日に発売に
なりましたね。ううう。もうハードを置く場所がないって言ってるじゃないか。
テレビゲームのために引っ越すってのは、ゲーム女の生きる道としては正しい
かもしれませんが、社会人としてはいかがなものかと……。

は? 今さらこのゲーム女に、社会人としての正しい生き方を考える資格はない
とおっしゃいますか?
うん、そうかも。だったら引っ越そうかしら♪

というわけで、新年からこのコーナーは「ゲーム女の生きる道」というタイトルに
なります。内容は変わりませんケド。嗚呼、ひたすら行く行くゲーム道。
念願のゲーム部屋をゲットできるのはいつの日か?

▲TOP
■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー

◆妄念怪。
「怪」の反省会兼鼎談兼企画会議兼忘年会が某日某所にて行われました。
召喚されたのは水木大(おお)先生、荒俣大人(うし)、そして私と安寿姫。
いや、思い起こせば今年は怪0013号一冊しか出てないのですね。
その代わりに妖怪会議が二度あったのね。代わりってこたあないんだけれど。
と、いわれても、いずれも遠い昔の話のような気がしますね。
記憶の彼方、光の国の出来事だ。
とはいうものの、別にサボっていたわけではないのですね。
こっそりサボっていた人もいたかもしれませんが、そういう人には天罰が下ること
になっているので、僕は知りません。
とにかく、足掛け何年やってるのかすら忘れましたが、「怪」は健在です。
今月から「怪ネット」もリニュウアルしましたし(週刊水木さん情報は必見ですね)
水面下ではいろいろな新企画やら悪巧みが目白押し。秘密結社なみ。
悪人編集長はじめ、隠れてこそこそやるのが好きなのね、怪編集者だし。
怪執筆陣だし(怪の情報は怪情報、怪に載るのは怪文書というのか、やはり)。
いや、前号で安寿姫がおおせになっていらっしゃいましたが、来年は大変な
ことになりそうですね。
あんな人があんなことをあんな風に! エー、ホントぉ、それってスゴイ。
水木大先生なんか、たった数時間の間に50回は「びつくり」されておられました
から。もっとも45回は同じことに驚かれていたわけですが(笑)。
いや、流石は驚き大王。
で、驚き大王2号の荒俣大人も名言を連発。
おかげで僕まで驚き大王V3になってしまいました。
「来年は怪力回復・怪アグラです」
って……荒俣さんでなくては思いつきませんです、はい。
水木大先生の「ワニは速い」話も健在で(荒俣さんは380回聞いたそうです!)。
安寿姫はさぞや呆れていたことでしょう。

で、場所を移して忘年怪。
忘年といっても、忘れようとしても思い出せないので忘れようがないですが。
多田センセーやら村上君やらが合流。年末一時的に爆発的増殖をみせる
怪編集部勢ぞろい。
いつもこの人数で仕事してくれと思うのは僕だけだろうかと思ったり。
いや、水木大先生も冴えはじめまして、それはもう妖怪大戦争状態。
で、そうした写真↓(荒俣さんは水木さんに取り憑いているわけではないです)




荒俣さん99の秘密のひとつがご本人の口から暴露されたりして、
座は一時パニック状態に(笑)。
それはどんな秘密かというと、秘密ですから言えませんが。

というわけで恒例の水木ポーズ↓


ポーズ!!!



水木大先生&荒俣氏

安寿

多田氏

村上氏




二次会には仮名の男が何故か混じって、妖怪馬鹿(他社)忘年会でも
ありましたし。
来週は「怪談之怪」の反省会兼企画会議兼忘年会ですし、その後は
大沢オフィスの……。
先のことは……忘れよう。


▲TOP
■まるひの秘書ヒショバナシ

確かにこの「週刊大極宮」は2002年最終更新なんですけどね・・・
ノリノリくんと私にしたら、「大極宮」そのものはちっとも終ってないわけで・・・
12月27日金曜の「Q&A」更新に向けて、必死ですノリノリくん。
がんばー!(テキストファイルが上がるのを待ってるだけの、気楽な私♪)

というわけで、ノリノリくんの血と汗と涙の結晶「Q&A」で、年内あと一回は
おいでませ大極宮へ♪

▲TOP
■編集者Sのウラ情報

今年最後の更新ということで、毎年のことながら一年って早いですね。
とくに今年は朗読会、大極宮フェア、電子出版と未知の世界にチャレンジした
年でした。
この経験をもとに来年はよりパワーアップしたイベントやフェアなどに挑戦したい
と思います。
ということで来年もよろしくです。
自宅をADSLにしたのにN○○のチョンボで、局内工事は終わったのに
つながらない……。果たして年内に……。(S)

▲TOP
■ノリノリ編集後記

さあ、有馬記念! …迷いますなぁ。今年のドラマはどんなんでしょう? 
世代交代で3歳の牡牝がくるんでしょうか。それともジャングル? 
今年はビッグレース毎に軸馬を替えてきましたが、最後はナリタにします。
現在GT10連敗中、しかも有馬は過去3回出走して最高が7着。
プラス材料はありません。でもラストランは主戦の渡辺に乗り替わります。
決して腕がいいとはいえませんが気合が入るでしょう。そしてその気合が
馬にも伝わるでしょう。馬も騎手を男にしてやりたいでしょう。
互いに意地を見せて欲しい。馬単の軸に決定(重馬場関係なし)。
対抗は今年亡くなったSS産駒の中からエアシャカール。
面倒くさいから一点買い。
          (皆様よいお年をお迎えください…ノリ)

▲TOP
■アンケートから はスタッフのコメントです)

◆週刊大極宮に、更新時刻を表示してみてはどうでしょう(笑)。
ぎゃあああ! そんなオソロシイこと、とてもじゃないけどできません〜!
わははは。(まるひ)


◆この間テレビの芸能ニュースで本上まなみ結婚で、お相手は編集者Sと
あり、私の知ってる編集者Sはここの方だけ。
まさかねえ。
本上まなみの結婚相手=大沢オフィス・S氏なんて・・・たとえ天地がひっくり返ろうとも、
ありえないことですな! きっぱり!(まるひ)


▲TOP


 第86号へ 大極宮トップページに戻る 第88号へ 
 最新号へ