Back logo


 第48号へ 第49号 2002.3.8  第50号へ 
 最新号へ    

(この号は、通常と違って2ページ版です)


Part 1 


▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王 ▼レポート 1

▼レポート 2 ▼まるひ ▼編集者S ▼ノリノリ ▼アンケートから 
Part2

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ 

◆問い合わせの多い“京極特製ブックエンド”を大極宮書店で発売
することになったらしい。

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆朗読会パンフレット用の写真撮影
写真は魂を抜く…と昔の人は言ったものだけれども、長時間
(スタジオにこもって4時間)続くとやはり疲れた。
朗読会のパンフレット用ということもあったので、“素”の表情ではなく、
多少緊張感をもたせた表情をつくったり、ポーズをキメたりしたせいだ。
さらに、他の二人が撮っている間の待ち時間はリラックスしているわけ
だから、緊張と弛緩が交互にあって気持ちの切替えが大変。
俳優やモデルなら無意識に切替えができるんだろうけど…。

◆朗読会の稽古
正直なところ単独で読む『雪蛍』に関しては、とちりそうで不安。
かんだりアクセントが違ったり…
といったものは練習しても出ると思う。
三人でやる『おっとっと』に関しては、自分が笑ってしまいそうで心配。
お客さんの笑いに引っ張られないように気をつけねば。

◆あえなく…
再開したウォーキングは、花粉の飛散であえなく中止。
サングラスにマスク姿は大げさで怪しいし…。
身体の引きしめ策に悩んでいる。

◆もうひとつ…
健康診断の結果が出た。γ−GTPと中性脂肪と尿酸値がやや高め
とのこと。ウォーキングができればなぁ。

▲TOP
■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆朗読会パンフレット用の写真撮影
メークさんまではいってもらう写真撮影はすごーく久しぶりで、
撮影自体も非常に面白かったです。
三人そろっての“黒装束”もなかなかだったと思うのですが…。
パンフレットの出来上がりをお楽しみに!

◆朗読会の稽古
三人での掛け合いとなる朗読は楽しいけど、独りで読むのは世界観を
出さなきゃいけないから難しい。それに、軽い喘息もちなのでそれが
本番の舞台で出ないかも心配です。
とにかく、これからまだまだ練習しないと。
お家で録音とって聞いたりもして…。

◆ビクビク
花粉症――今までのところは大丈夫のようなのですが、どうも
クシャミが連発します。今年あたり、あぶないかなぁ。

◆今週のゲーム女のひと言
『ファイナルファンタジー9』のアルティマニアが出ましたね。
攻略本マニアとしてはたいへん嬉しい!
かくれもなきバカゲーであった『8』でさえアルティマニアが出てたのに、
『9』だけ何も出ないのは本当に寂しかった。

ところで『幻想水滸伝2』のクライブ・イベントに挑戦した話は書きました
が、しかと見届けたという報告をしてませんでした。
けっこうたいへんだったけど、できました!
『3』の発売前に、これから『2』をやるという方のためにアドバイスすると
したら、テンガアールとヒックス、ハンフリーとフッチのイベントさえ
起こさずに通過すれば、時間的にはまず大丈夫。
交易商のゴードンとか、めちゃめちゃ「ちんちろりん」に強い博徒の
シロウとかは、最初から諦めて仲間にしないこと。
あと、ハイ・ヨーの料理イベントも起こすと時間をとられるので、本拠地の
レストランには近づかないこと。
逆に、エレベーターを作ってくれるアダリーとか、「水滸図」を持っている
テンブルトンは、手間を惜しまず仲間にしておいた方が、結局は時間の
節約になります。

仲間の人数が少ないと(ちなみにミヤベはこのとき仲間62人、18時間
13分でクリアしました)、戦争イベントと、中盤の一大イベントである
ルカ戦に勝てないのではないかと不安なものです。
戦争イベントでは、最速ルートでプレイして普通に仲間になるキャラの
他に、「騎馬」能力を持ってるマクシミリアンと、「はげます」を使える
アンネリー、「ボディガード」を持ってるオウランの3人さえいれば、
何とかなります。ただし、仲間が61人になって城レベルが3になったら、
必ずティントの山道へ行って、ゲオルグを仲間にしておくこと。
彼がいるといないでは、チームひとつ分くらい戦力が違ってきます。
20時間以内に皇都ルルノイエを落とすためには、城レベル4でようやく
仲間になるペシュメルガやメイザースという強力なキャラを諦めなけ
ればならないので、ゲオルグの存在はすっごく貴重。
そうそう、順番が前後しますが、序盤では必ずギルバートを仲間にする
ことも忘れずに。
このおっさんは、なぜかしら戦争イベントではやたら強い。
もしも仲間にし損ねた場合は、リセットしてでも再トライしましょう。

ルカ戦の方は、「炎のエンブレム」を装備し、「土の紋章」の魔法を使い
まくれば乗り切れます。
前衛専門のレンジSのキャラの人数は余るくらいいますが、レンジMの
強力キャラ(リキマルと二人で男気攻撃≠出せるアマダは必須)と、
ルカにいちばん効き目のある「雷の紋章」を宿せる魔力の高いキャラを
意識的に育てておくと楽。あと、案外気づかないですが、ルカ戦で
頼りになる「壁」として後衛の魔法使いを守ってくれるのは、ビクトール
でもオウランでもなく、からくりまる≠ナす。
シロも意外と使えます。クライブ・イベント未体験の幻想ファンは、ぜひ
お試しを。

今週は、幻想ファン以外の方にはちんぷんかんぷんなゲーム女でした
が、ついでに言うなら、『ファイナルファンタジー7』で、「どうにかすると
セフィロスが仲間になるらしい」というデマが飛んだことがあったそうです
けれども(絶対ならないよ)、ミヤベはそれよりも、『幻想2』で、どうにか
するとクルガンとシードが仲間になるという噂の方にこそ、熱望の
度合いが強いだけに信憑性を感じます。
でも、この二人は、『外伝』でも敵方だったんだもんね。
ハイランドの武将だから、しょうがないんだけど。
さらに蛇足ながら、ミヤベはクルガン殿の方がタイプであります。
彼が和議の申入書を持ってクスクスの町に来て、主人公とナナミが
本拠地まで案内するとき、「同行者」に入るでしょ。で、その状態で
フィールドでバトルに突入すると、一緒に闘ってくれるんじゃないかと
一瞬期待するんですが、そんなおいしい展開にはならないのよね。

▲TOP
■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー

◆撮影
朗読会パンフレット用の写真撮影。
いや、撮るのが商売だったからか、何年たっても被写体はイヤね。
著者近影だってまともに撮ったことないのに……。
おまけに昔使った事のあるスタジオだし(笑)。
どうしてもカメラマンの後ろで指示を出したくなるの(笑)。
でも……僕はホリゾントの前。面倒だからさっさと撮ってくださ〜いと、
ポラも見ず、おまかせでとっとと終了。
ところが、続く大沢さんの注文をつけることつけること(笑)。
ライティングから角度から、ポラチェックしまくり。
撮影テクニック駆使(笑)。ハードボイルド作家は大変ですねえ。
いや、黙ってただ撮ったって渋く写ってますって(笑)。
で、続く宮部さんは化粧師の方についてもらってメイクばっちり。
アラ素敵。
被写体がいいとカメラマンの方もやる気になるのでしょうね。
いろいろと凝って撮っておられました。
えーん、僕にもテクニックつかってよ(笑)。なんか損した気分かも。

◆稽古
オフィス会議やら定例報告やら用事が終わってから、会議室に
居残って初稽古。
撮影から数えること10時間目にスタート。
僕らは大きな声を出して稽古をしました。
スタッフは恐縮しながら帰っていきました。
日付は、とっくに変わっていました。うはははは。
これも災難のうちか(笑)。

◆小道具
「妖怪狂言」の小道具が出来上がりました。
ううむ、いいぞ、豆腐。謎の職人大活躍です。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

豆腐

笠の上の盆の上の豆腐


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

豆腐小僧職人

豆腐小僧になりきる職人。いや、イメージ通りだ

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


▲TOP
■ノリノリレポート Part 1

◆長い長〜い一日“3月4日”密着レポート
3月4日(月)は大沢オフィスの定例会議以外に、三人の作家に対して
様々な予定が組み込まれていました。
スタッフに言われた事を文句ひとつ言わずにこなしていく作家たちの
様子をご覧ください。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【其の一 朗読会パンフレット用の写真撮影】

六本木の某撮影スタジオで、カメラマンの塔下氏により
朗読会パンフレット用の写真撮影が行われました。
それも昼の2時から夕方の6時まで、4時間みっちり。
三人それぞれ、普段は見られないようなポーズもとって
いましたが…パンフレットに採用されるかどうか?
同時に、オフィスで管理するプロフィール用の写真も撮りました。
こちらは近いうちに“著者近影”などで、お目にかかれることでしょう。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

スタジオ1

三人揃って“黒装束”
大沢さんは、シャツの第二ボタンをはめたりはずしたり…。
宮部さんは、“ロード・オブ・ザ・リング”のネックレスを
はめたりはずしたり…。
京極さんは、黒手袋をはめたままで…“必殺仕事人”みたい。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

スタジオ2

まずは、白バックでの撮影。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

スタジオ3

続いて、黒バックでの撮影。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

スタジオ4

ポラ見本が、次々と壁に貼られていく。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


いかにも演劇…っぽいものも含めてかなりイイ写真が撮れたので、
朗読会のパンフレットは素晴らしいデキになりそうです。


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ノリノリレポート Part2へ続く


▲TOP


第49号 Part2へ進む

 第48号へ 大極宮トップページに戻る 第50号へ 
 最新号へ  
大極宮トップページへ戻る