第45号へ | 第46号 2002.2.15 | 第47号へ |
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王 ▼レポート ▼まるひ ▼編集者S ▼ノリノリ ▼アンケートから |
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■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ | |||
◆司馬遼太郎賞贈賞式の前夜、ミヤベはあまりの緊張のために よく眠れなかったらしい。 |
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■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー | |||
◆新刊に向け 短篇集となる『ジョーカー』のゲラ(製本前の印刷原稿)の手直しを 始めた。 と、言いたいところだが……編集部から送られてきたゲラは、 短篇一本まるごと抜けてるじゃん! 年末あんなに急がせといて…。 ◆ヤバイかも… 久しぶりに仕事場の模様替えをした。マスクをして本の整理も (厨子王の美しい本棚に触発され「愛と執念」をさっそく実行) ついでにしたところ… 作業を終えマスクを外した途端にクシャミが連発。 ホコリのせいか? 花粉のせいか? 今の段階では判断できないが、周りにいる花粉症持ちが 先週あたりから発症しているのをみると…ヤバイかな。 憂鬱な季節がやって来た。 ◆マズイかも… 前回、ダイエットでもしようか…などと書いたが、どうやら本気で やらないとマズイ。 夏場に絞ったときに比べると3キロ増えていた。 11月までは持ちこたえていたのに。 ダイエット合宿にも行けないし、外は花粉が怖いし、どうしたもんか…。 ◆佳境 サンケイスポーツに連載中の『砂の狩人』が佳境にさしかかってきた。 気合いを入れねば。 |
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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー | |||
◆2月12日、菜の花忌の司馬遼太郎授賞式 無事終了いたしました。 受賞は大きな名誉でありますが、責任も大きい。 これからも頑張ります。 ◆今週のゲーム女のひと言 カプコンさんのGBAソフトの新作『ブラブラ』というのが面白そう。 とりどりに性格の悪い魔物を飼い慣らしてモンスター・マスターを 目指すというRPGです。 GBAは、ゲーム画面が暗くて中年には辛いのですが、どうやら 「テレビでGBA」という優れものの周辺機器があるそうで、それを 使えばGBAソフトもばんばんプレイできちゃうトカ。うっふっふ。 それにしても、「とりどりに性格の悪い魔物を飼い慣らして」働かせて いるモンスター・マスターって、うちのオフィスのスタッフのことじゃ ないかしら? ちがう?? あ、担当編集者もそうか。 さて、PS2では、いよいよミヤベも「いっちょやってみるか!」と、 買ってきました『ウイザードリィ BUSIN』。なんといってもアトラスが アレンジした「ウィズ」ですからね、楽しみ、楽しみ。 で、先週のこのコーナーをアップしちゃってから気づいて反省したの ですが、世の中のゲームファンの大半は今、PS2でプレイできる バーチャファイターに夢中のはずなのですよね。格闘ゲームから 離れて久しいミヤベぐらいなものなのだよ、エアポケットだぁーーー なんて嘆いているのは。 失礼いたしました。 |
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■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー | |||
◆NHK『トップランナー』放送。 さくさくと切ってありましたね。 などと言っているうちに……翌日から御用聞き関係の方や配達関係の 方の様子が変。なんというか、眼が笑っているわけです。 で、ちょっと間を空けて「見ましたよテレビ」のひと声。 この場合、 なんて答えればいいのよ(笑)。 えへへへへとだらしなく笑うだけでしょう。 あるいは振り返りざまに「見ィたァなあ」ですかね。 恐るべし国営放送。気軽に声を掛けられるようになっちゃいました。 (当ホームページのアンケートにも書き込みがあるですよ/編集部) でもね、反響があったって生活は変わらんです。 仕事モードでなーんにもないし。 「災難男の嘆き」も(幸い)ネタがない。 ◆取材。 浜口乃理子さんがいらっしゃいました。 講談社文庫の小冊子の取材以来ですから10ヶ月ぶりなんですね。 早いものじゃのう。 今回はイブニング(講談社)連載中の「のんポリズム」の取材。 どうも恐怖の整頓魔人としての取材らしい。 しかし話は途中から脱線しまくって(東海道線に乗ったつもりが いつのまにか八高線に乗ってたみたいな)、夫婦円満の秘訣とか 話してるし、僕。 またそれを真剣に聞いてるし、客。 いずれも愛と執念ですよ。はい。 ◆試写。 取材が予定より早く終わったので、、『ロード・オブ・ザ・リング』の 試写会に行きました。K書店さんのはからい(たくらみ)ですね。 案内に「途中入場絶対お断り」と書いてあるので、あらかじめ 「行けません」と言っていたのですが(時間はぎりぎり。ちょっとでも 長引くとアウト。災難もあるしね)間に合いそうだったので急行。 なにしろ大沢さん、宮部さんも一緒なんですね。 三人揃っての映画鑑賞なんて考えられませんからね。 それに荒俣宏さんご推薦でもあるし、世界妖怪協会員としては見て おかなければと。 で、なんとか間に合ったのですが……途中から堂々と入ってきた人が いたので吃驚しましたねえ。 ねえ、大沢先生。 目立ってたなあK書店のSさんに似た人。 でもって長かったですね。 試写会後も、K書店さんのたくらみ(はからい)で三人揃って食事など。 ほとんど仕事の話でしたが。 |
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■ノリノリレポート | |||
◆その1 【第五回司馬遼太郎賞贈賞式】 2月12日、日比谷公会堂でとりおこなわれた“第六回 菜の花忌 シンポジウム”のなかで、『第五回司馬遼太郎賞贈賞式』は 行われました。 宮部みゆきの受賞理由は 『理由』『模倣犯』など大ベストセラーとなった推理小説にとどまらず、 時代小説やSFなど幅広い範囲で書きつづける意欲的な創作活動に 対して・・・ということです。 |
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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 開演前の控え室にて 宮城谷昌光ご夫妻と ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ S氏も書いているとおり ミヤベ(右から二人め)は遙か彼方の豆粒(笑) ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 贈賞式の後 さっそく副賞の包みを開いてみるも・・・ ▼ ▼ ▼ フタの開け方がわからない・・・ S氏&ノリノリも加勢して、あーでもないこーでもないと・・・ ▼ ▼ ▼ 副賞は立派な懐中時計でした! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 同時受賞の山内昌之(東京大学大学院 総合文化研究科教授)さんとのツーショット ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |
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(パンフレットより転載) |
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◆その2 【ロード・オブ・ザ・リング試写会】 2月13日、よみうりホールで行われた『ロード・オブ・ザ・リング』の 試写会に、大沢・宮部・京極の三人が揃って出没。 めずらしいスリーショットを撮ってきました。 |
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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 嬉しそうにパンフを掲げる三人。しかし… ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |
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三時間におよぶ超大作の上映が終わった直後の第一声は、 「なげぇーよ」 「ケツ痛ぇーよ」 「あそこで終わりかよ」 といったもの。でも、尻の痛みがやわらいでからは、 「これは(客が)入るよ!!」と、コメントも一致。 とにかくイスの座り心地がいい劇場で観ろとのアドバイスです。 |
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■まるひの秘書ヒショバナシ | |||
プレゼント応募・アンケート・Q&Aを送信しようとすると 「お使いのサーバからのアクセスは許可されていません」 というエラーメッセージが出てしまう方へ。 大変ご迷惑をおかけして申し訳ございません。 アンケートやプレゼント応募には、サーバーを借りているプロバイダが 用意したフォームを使用しています。 (こちらでは回答項目など、プログラムに関係ない部分を書き換えて いるだけで、アクセス制限等の手は一切加えておりません) プロバイダのフォームということで安心しておりましたが・・・ 「送信できない」というメールをたて続けにいただきまして・・・ プロバイダに問い合わせをし、フォームが送信されない原因を 調べてもらったところ、エラーがあることが判明したとの回答が ありました。 プロバイダ側も修正テストを行っているようです。 早く送れるように直ってほしいと、私どもも心から祈っております。 プレゼント応募のしめきりまでは、まだ余裕がありますので、少し 日にちを置いてからまたご送信いただけませんでしょうか。 よろしくお願いいたします。 って、トップページに書くべきだったかも・・・うーむ、今週は謝って ばっかりですな・・・ああ胃が痛い(;;) |
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■編集者Sのウラ情報 | |||
宮部さんの司馬遼太郎賞の贈賞式へ行ってきた。 司馬さんを偲ぶ「菜の花忌」の会場で行われたこの式、2000人は 入る会場はほぼ満席で、ぎりぎりまで控え室にいて会場入りした われわれの席からは、壇上の宮部さんは遙か遠くだった。 このような一般の招待者を招いての贈賞式は珍しく、これはこれで 楽しく温かいものだった。 司馬さんが亡くならてから六回目の「菜の花忌」、時間がたってもなお 多くの人を引きつける司馬文学の奥の深さを改めて思い知らされた。 昨秋には大阪に記念館もオープンし、賑わっているという。 作家の業績を保存し多くの人の記憶に留めて貰おうという記念館、 全国に散財している。 それは自宅(もしくは近隣)であったり、ゆかりの地、生まれ育った ところ、作品の舞台となったところなどに建設されることが多い。 地元の自治体の観光、文化の拠点にということで、誘致されることも 多い。 だいたいが没後に造られることが多いが、現役作家の記念館も 幾つかある。オフィスの三人に記念館なんていう話をしたら、絶対 いやがるだろうな。(S) |
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■ノリノリ編集後記 | |||
連日、冬季五輪をテレビで観戦。完璧に寝不足(でも幸せ…)。 基本的になんでも好きだが、採点競技はどうもいまひとつ。 タイムで争ったり直接相手と戦う競技に比べ、勝敗を分ける 採点基準が素人にはわかりにくい。ジャッジの主観だけだもん。 競技者本人、コーチやスタッフ、観客や解説者が最高の演技をしたと 思っていても、ジャッジの採点がすべて。 思ったより採点が高かったり低かったりでブーイングの嵐もしばしば。 小数点以下まで“点”を出すけど、妙に“どんぶり的”な感じがする のは僕だけ? でっ、採点が不服で選手はノーコメントで会場を去り、代わりに コーチが涙で訴える…。ひいちゃうんだよねぇ。 選手を納得させることができる唯一の指導者がそんな態度じゃ。 だから、僕は採点競技を観戦する時に順位は気にしない。 すべて、エキシビションだと思って観る。 選手本人には悪いけどね…。 (ジャンプ競技に飛型点は必要ないと思う…ノリ) |
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■アンケートから (●はスタッフのコメントです) | |||
◆各ページが縦に長い。。 作家の方のページに多く見られる気がしますが、 職業と何か関係があるんでしょうか? 無いでしょうね。。 ●テキスト(文章)主体のページ作りだと、どうしても縦長になってしまいます。 あと私が個人的に「新たなページを読み込むストレス」よりも「スクロールの 面倒さ」のほうがまだマシ・・・と考えているせいもあります。(自宅はいまだに 非力なアナログ回線なもので・・・しくしく) 縦長ページがお嫌いな方には、どうもすみませんと謝るしかないです・・・。 ぺこ。(まるひ) ◆宮部みゆき先生の『R.P.G』特装本のできるまで… 本作りに携わる者として、製本過程が拝見できて、嬉しいです。 上製本の行程をある程度知ってはいるのですが、字面(言葉)で 知るのと実際の現場を見るのとは違うわけで、その点勉強に なりました。ただ画像が大きく見られたらなぁ、と、そこのあたりが 少し残念です。 ●写真をクリックすると大きな画像に飛べるようにしておきますね。(近々) どうもすみません。ぺこぺこ。(まるひ) ◆作家Q&APart3を読みました。 宮部さんへの質問で、ひとつ残念な箇所がありました。 『模倣犯』について、「○○は何故死ななければならなかった のか?」 というものです。 ぼくはまだ『模倣犯』を読んでいません。 やばい、ストーリーに触れてる、と思い慌ててスクロールしましたが やはり名前はしっかり覚えてしまいました。 これから読む人の楽しみのために、質問を削除するか、せめて名前 だけでも伏せ字にするかできないでしょうか? 同じ趣旨で、その次くらいの『火車』に関するQ&Aも気になりました。 ●おっしゃるとおりです。作品を読んでいらっしゃらない方への配慮が 足りませんでした。 Q&Aのところを訂正するとともに、以後気をつけます。すみません。 ぺこぺこぺこ。(まるひ) トップランナーまだまだ ◆TRを見てポツリと感じました。 「一家に一台・京極夏彦」。 (整頓好き。あぁ〜、うらやましい) 『愛と執念』で本棚、いや、家中をきれいにしたいもんです。 そうそう。 山椒大夫さまもなかなかの男っぷりです。 ◆TR。何故か家族一同で見ました。 妙にハイな私を横目に、テレビに映った京極さんを見て母が一言。 「変な人だね」 狽ィうっ ちなみに姉は「若い!?」と驚いてました。 姉の想像では初老ぐらいだと思っていたそうです。 ・・・・・・うちの家族に勘違いされまくってます。京極さん(笑) ◆トップランナーとても面白く拝見しました。 私は京極さんのファンなのですが、宮部さんのコメントにもひかれ ました。「心に半ズボン」・・・う〜ん、いいなあ! その時宮部さんがかけておられた丸いメガネもよく似合っていて、 可愛いらしかったです。 ◆京極さんのトップランナー見逃してしまいました(T-T)。 再放送があるのなら知りたいのです。 今度こそはビデオもしっかり予約します。 実はビデオ予約は前日からしていたのですよ。 でも・・・そこには・・・子供のアニメビデオが・・・。 書込み防止のビデオだったので録画できなかったのです。 再放送予定日が分かりましたらぜひぜひお教えください。 ●見逃した方は、再放送されるよう祈りましょう〜。事前に情報が入れば こちらでお知らせします。(って、誰かが教えてくれますように・・・) 私も予約録画のやり方間違えまして(;;)、ノリノリ君が録ったビデオが あってよかったです。(まるひ) |
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