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 第37号へ 第38号 2001.12.7 第39号へ  
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王 ▼レポート

▼まるひ ▼編集者S ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ 

◆下のコーナーにもあるとおり、移転してからというもの、新しいオフィスに
ひんぱんに顔を出すようになった大沢・・・(嬉しいのか? ヒマなのか?)
通常業務と引っ越し荷物の整理で超忙しいスタッフたちには、かなーり
ウザイ存在になりつつあるらしい・・・ぷ。

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆優勝目指して意気込んでいたのだが…ボロボロ。90台に逆戻り。
アイアンに鉛を貼った効果も一週間で切れていた(やっぱり…)。
さらに、ドライバーを含めた長いクラブが絶不調。すべて右にスッポ抜ける
感じ。真っ直ぐな球筋で勢いよく出て行くから、
「OBでぇーす」「OBです…」「…OBですぅ」「…」。
当然、ニギリも払いまくり。
でっ、その悔しさを胸に…夜の銀座に乗り込んだ。
といっても、安寿の受賞祝いの三次会(カラオケ)。
社歌を歌いまくってやったぜっ! 厨子王とのデュエットもっ!!
こちらは息もピッタリで、聴衆から喝采を浴びた…満足。

◆ショック…!!
かねてから積極的に協力している映画化の企画が暗礁に乗り上げ、
ブルーをとおりこしブラックな気分。
詳しいことはお知らせできないが、この年末の忙しい時期にますます
仕事が増えそうな気配(いまさら抜けれない…)。
でも、上手くいかなかったら俺が悪役にされるんだろうなぁ…。

◆それでも…
締切りは待ってくれない。ブラックな気分を引きずって仕事場に戻り、年末
特大号の短篇を書き上げた。

◆しょっちゅう出没!
引越しの終った新事務所を見てきた(一日に2回行く日も…)。
すごく静かで広くてキレイで、ここで仕事をしたくなった。
秘書に「いいですよー」と言われたが、きっとウザがられるんだろうなぁ…。

◆新刊情報
『らんぼう』が新潮文庫から一月に発売予定。
なんと、解説は西原理恵子氏がマンガで(?)書いてくれることになった。
が、はたして原稿が間に合うのだろうか?…とっても不安。
フォーカスから来たばっかりの担当編集者は、西原の恐ろしさを理解して
いるのだろうか…。

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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆御礼申し上げます
毎日出版文化賞特別賞、本当に嬉しい受賞でした。
授賞式が素晴らしかったし、何よりも、出版元の小学館と一緒に表彰して
いただけたことで喜びも二重でした。
雨女のミヤベが、この授賞式当日は快晴に恵まれたのも幸せ!
『模倣犯』を読んでいただいた読者の皆さまに、あらためて御礼申し上げ
ます。

◆今週のゲーム女のひと言
ハナをかみながら『メタルギアソリッド2』をプレイするワタクシ。
初回限定版添付のムックを入手した方は、前作でミヤベがいかに苦闘
したかご存知のことでしょう。『2』は難度が若干さがってるというレビューも
見かけましたが、アクションの種類が増えているので、やっぱりけっこう
難しいです。
スネークも風邪ひいてクシャミするのがプリティ。
でもどうしよう、『ピクミン』もまだクリアできてない。忙しいです。

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■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー

◆男の館
またまた仕事漬けの日々に戻ったのですよ。
ただ、我らが安寿姫の受賞祝いがございますので、なんとか仕事を切り上げ
まして、三次会には出席しました。
そこで、ゴルフコンペ帰りの大沢さんと社歌その1をデュエットする羽目に…。
自分が何者だか解らなくなる瞬間を味わう。ああ、いいのかこれで。
それにしても、毎度のことながら、テンションの高い編集者の方々には驚き
ますねー。
ていうか、言葉をなくしちゃいますねー。
「君はこんな人だったかい!?」
(心の中では……ナニモンだあんたは!って感じね)
とくに男性編集者だけで固められたひと部屋は空気もネバっていて、湿気が
多くて重苦しくって、とても入れませんでした。
あー恐ろしい恐ろしい。

◆賀状の嵐
年賀状の季節ですね。
最も重要な仕事である大沢オフィスの年賀状を製作。
スタッフ全員の名前も入っているので、オフィスものらしくなってます。
ウマ年なんだよなー。
自分用のも2種類つくらなきゃいけないし、なんやかや何種類も作るので
この時期は大変です。
出すときだって600枚以上サインすることになるわけですから。
まるで反省文。
あー。反省だけの一年が。

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■ノリノリレポート

11月28日、赤坂プリンスホテルで行われた『第55回毎日出版文化賞
贈呈式』に行ってきました。
なかでも、宮部さんが受賞した“特別賞”とは「広く読者に支持され、
出版文化の向上に貢献した出版物」に贈られる賞です。

◆まずは授賞式の模様から

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出版文化賞受賞者の方々と、
賞状の授与を待つ宮部さん

01

ちょっと緊張気味…


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この式のために新調した着物で登場
袴が似合っています

アッ、髪の色が変わってる!(メッシュばりばり入ってます)


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受賞の喜びを語る宮部さん
…寄席じゃないよ

03



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授賞式後のパーティ会場で
選考委員の林真理子先生と

04


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スタッフ全員で出席した、おめでたい式でありました。
それにしても…いったい何個目の受賞なのかなぁ?

(追記)個人的には、かつてビックコミックスピリッツで読んだ『サルまん』に
登場していた“白井編集長(現小学館専務取締役)”を、ナマで見られた
ことに感動しました。(一枚目の写真 右から二番目)

◆授賞式の後の二次会は、ミヤベの大好きな『美々卯』のうどんすき。
ここでチカラいっぱい腹ごしらえをして、いざゆかん三次会へ!

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会場(銀座の某カラオケ店)に一番乗りして待ち受けていた
京極厨子王から、お祝いのシャンペン贈呈

05

思わず「師匠!」と呼びたくなる、京極のいでたちですな


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着替えも済ませて、あとは歌い倒すのみ!

06



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オチャメな厨子王

07

左端でニコニコしているのは、『模倣犯』を担当した小学館T氏
実はこの日、T氏にふたりめのお子さんが誕生したという!
めでたさも2乗の夜でございます


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大沢オフィス社歌その1

08

小指を立てて熱唱する男たち・・・
曲名はまだヒミツです♪


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以上、三次会レポート by まるひ
(途中から大ヨッパライだったので、後半は覚えてません。わはは)


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■まるひの秘書ヒショバナシ

ったくもー、誰かどーにかしてくださいよ大沢を!
毎日のようにオフィスに顔出しちゃあ、たいそううらやましそうに「いいなぁ〜、
広くてキレイだなぁ〜、みんないいよなぁ〜」なんて、もうもうウルサイったら
ありゃしないです。
私らスタッフが「アレがない! コレどこいった! コイツはどこにしまったら
いいんだぁ!」って段ボールの山と格闘してる脇でそんなこと言われても、
相手してるヒマないっす。電話やFAXだって、じゃんじゃん入ってくるんです
からね。はっきりゆって、ジャマです、ジャマ!
ええ、同じ日の昼と終業時に2回来たこともありましたね。
「昼飯食いにいこー」と「晩飯も食おーぜー」でした・・・。わはは。
ノリノリ君と新人のハル君は、その日2度も大沢とゴハンを食べるハメに。
(夜は私も付き合いましたけどね)
まー、慣れる(飽きる)までの辛抱だと思って、あきらめるしかなさそうです。
くすくす。

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■編集者Sのウラ情報

前回ふれた新しい情報媒体ですが、ようやく形になってきました。
それは「大極宮通信」と名付けた小冊子です。
今後出版される大沢、宮部、京極の三人すべての新刊(四六、ノベルス、
文庫、一部雑誌)に出版元で挟み込まれ配布されます。
今月は、創刊準備号と謳われた0号が雑誌「怪」(角川書店)、大沢の角川
文庫オリジナル「未来形J」の2冊に挟み込まれます。
0号は「大極宮」を御覧の皆さんには旧知の情報になってしまいましたが、
今後はオリジナルコンテンツを充実し、「大極宮」を御覧の皆さんにも
楽しんでいただける内容にしていきたいと思っております。
御覧なった方は、是非感想やご意見をお聞かせください。(S)
Mail: tusin@osawa-office.co.jp(発売日以降に有効になる予定)

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■ノリノリ編集後記

最近ハマっているのが…ドイツ生まれの新素材“激落ちクン”。
水をつけて軽くこするだけのスポンジ(…のようなもの)。
大掃除にはまだ早いが…これを使って日夜、家中の物を磨いている。
先日、約一週間かけて(風呂に入ったついでに、1日10分ずつくらいで)
風呂場をピカピカにした。まるで新築のよう!
そして、桶とイスも磨きあげた。新品同様に甦った!
仕上げに電灯のカバーも…と思い、磨いたばかりのイスに乗ったとたん
「パキッ!!」と、足元からイヤな音と微妙な振動が伝わってきた。
しばらく全裸のまま立ち尽くす…。
イスには、真ん中にあいた穴から一本だけ亀裂が延びていた。
見た目にはほとんど分からない程度のヒビ…でも、使うと痛い目にあう。
頭を洗っている時など、ちょっとした体重移動で尻の肉を強烈に挟み込む
(外のトイレで便座にヒビが入っていて、太ももを挟まれたときと似て
いる!?)。新しいのを買い忘れるから、いまだに使っているのだが…
緊張感ある入浴がしばらく続くのか…。
            (ひょっとして“M”かな…ノリ)

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■アンケートから はスタッフのコメントです)

◆HPで注文した待望の「闇先案内人」が、我が家に届きました。
でも…「サイン本は読むものじゃない」「記念に持っとくものだ」
「読みたかったらもう1冊書店で買え」といまだにもめていて
まだ読んでいない…私。みなさんどうしましょ?
僕は電車の中とかで、サインを他人に見せびらかすように読んでます
(サインのあるところに指をはさんで、チラチラめくれやすくしている)。
でも、大沢さんに“黒乳首”って書かれたときは…家でこっそり読みました。(ノリ)

◆「未来形J」は文庫ですが、新作なのでぜひこちらで通販してください。
『大極宮書店』で扱う予定はありませんが、一般書店で買っても特典が
つくかも…!?(S氏が中心になって、何か作ってますよ…ノリ)


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