週刊大極宮バックナンバー

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 最新号へ 2008.1.25

▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王
▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ

◆2月に発売予定の『標的走路』には、嬉しいオマケがついているらしい。

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆ゴルフに麻雀
 水曜日、正月の勝浦を別にすると最初のゴルフコンペがありました。伊集院静氏、佐藤雅美氏、楡周平氏、神崎京介氏らと各社編集者をまじえてほぼ毎月おこなっているコンペ。さすがに1月ということで参加者は少なく13名。しかも朝起きたら東京は雪! この時季は埼玉のゴルフ場だと雪で中止になることが想定されるので、千葉のゴルフ場にしていたのだが…
 会場となった木更津のゴルフ場は一日中冷たい雨。実際に雨が降りしきる中やってみると、雨より雪の方がいいのではないかと思えるぐらい骨身にしみる冷たさでした。スタート直後の2番ホールから、心ははやラウンド後の風呂へ。そんな悪条件のもと、グロス二桁でまわったのはオイラと伊集院氏の2人だけ。それ以上のことは聞かないでください……。
 とはいえ、当日、参加表明者のなかでひとりも脱落者がいなかったのは見事。みんなよっぽどゴルフが好きなのか、それとも根っからのマゾなのか…まさにプレイというよりは“行(ぎょう)”といった感じでありました。

 今週末は推理作家協会の麻雀大会が銀座の雀荘で開かれます。
 この大会、例年オイラはたいした成績は残していない(一緒に参加したまるひが、オイラより上位だったと吹いていた記事でご記憶の方もいらっしゃると思いますが…)。今年は、そのまるひが所用があるとかで不参加、代わりに編集者S氏が大沢オフィスから参加する。S氏とオイラの順位は果たしてどうなるのでしょうか…。

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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆今週はお休みさせていただきます。

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■厨子王の逆襲 〜京極夏彦のコーナー

◆諸般の事情により
 本日、実況写真のみとなります。

TBS入り

18:36 「TBS入りです」


物色ちゅー

18:39 「水戸黄門グッズを物色ちゅー」


スタジオ入り

19:01 「スタジオ入りです」


手前右側がピエール瀧さん

19:12 「ピエール瀧さんもスタジオ入りです」

 
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■編集者Sのウラ情報

 さて、明日は推理作家協会のマージャン大会であります。例年まるひが参戦し、打倒山椒大夫と、仲間割れしてどうすんだというところなんですが、今回は代わりましてワタクシが参戦です。もちろん打倒山椒大夫であります。いいのかそれで。
 ワタシや大夫が学生のころは遊びといえばマージャンぐらいしかなく大学のそばには必ず雀荘がありましたし、かつては作家の遊びもゴルフよりはマージャンという時代でした。デビューしたての大夫が、生島治郎氏に連れられて赤坂某所で大御所と打っていたという話をよくしてくれます。
 いまやマージャンからゴルフというところですが、それも皆が皆やるわけでもなくやはり個の時代なんですね。少し淋しい気が(S)。

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■まるひの秘書ヒショバナシ

◆今週の厨子王原稿メール件名
 大極宮セブン
 今週の厨子王の原稿ならぬ実況写真は、怪ラヂヲ収録に同行しているオーツカ・ハル君がケータイで撮影したものです。
 メール着信時間とタイトルもそのまんま載せておきました。少しボケているところも実況ぽくていいですな。
 そんなこんなでコロっと「ヤッターマン」見忘れました。トホホ。次回こそ、ビックリどっきりメカ〜!

 雪は日曜ではなく水曜に降りました。その日、大沢・山椒大夫はゴルフ。留守の日中にちょっと業者さんの立ち会いをしなくてはならず、私が大沢の仕事場マンションに行くことになっていたんですね。降りしきる雪とツルっと転びそうな道を恨みながら歩きつつ、ひょっとしたらゴルフが中止になったかも、なーんて考えがかすめたりしました。でも、そんな連絡入ってないし、現に留守だし。こりゃ麻雀にでも切り替えたのかしらん、と勝手に想像しておりましたら。
 いやはや…、本人も書いているとおり、ちゃんとやったんですねー(そのゴルフ場は雪ではなく雨だったそうですけど)。
 スゲーーー! なんて根性のある人たちなんだ!!!
 これがもし平日じゃなかったら、絶対に外には出かけなかっただろうヘタレな私は、もうもう心から感嘆です。そしてちょびっとだけアキレたです。(年間あれだけゴルフやってるのに、なにもこんなときまで…)と。これはスタッフ皆が思っていたことでもあります。うひ。
 風邪引かずに帰ってきてよかったですな。ホントに。

 ではS氏、私の代わりに山椒大夫に勝ってくるのだぞ!

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■ノリノリ編集後記

 江戸東京博物館で『北斎展』を観てきました。「冨嶽三十六景」やら昨年アダチ版画が復刻した「百物語」をはじめ、たくさんたくさん北斎画がありました…あたり前ですが。本でしか見たことのない肉筆画の掛軸は迫力モノ、ほかに「北斎漫画」やら小物(?)も大量。挿絵なんかも描いていたんです。
 そう!挿絵といえば…奇跡のコラボレーションが実現します。先週の厨子王の更新原稿にあった“幽霊馬鹿V3”の新聞連載の件、なんと挿絵は北斎なんです。…といってもあらたに画を依頼することはできませんので、北斎の作品群の中から京極さんが毎回選んで着色も担当。すでに関係各所の了解もえております。小説の内容もさることながら挿絵も含めて、連載が俄然楽しみになってまいりました。“江戸の通俗娯楽浮世絵師”葛飾北斎と“平成の通俗娯楽小説家”京極夏彦による夢のタッグ結成!! 連載は地方紙での配信になりますので、興味がある方は地元の新聞社にリクエストしてみましょう。まとまって書籍になるときは文章だけで挿絵はなくなりますから…この作品はぜひ連載のかたちで読みたいところです。
(ミュージアムグッズ好き…ノリ)

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■アンケートから (兼 間違いさがしコーナー)

今週はお休みです。

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