第333号へ | 第334号 | 第335号へ |
最新号へ | 2008.2.1 | |
▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王 ▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから |
■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ |
◆スタッフ内に(まるひ以外にも)ヤッターマンの隠れファンが多いことが判明。 |
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー |
◆麻雀大会 よもやの快挙! …といっても優勝ではないのですが、今回はなんとベスト4(第4位)という結果にあいなりました。 これまでは毎回参加者40名ぐらいの中で、だいたいまん中から下にいくことが多かったのでオイラ的には快挙であります。 当日は、同卓ではないけども順位でニギろうという編集者が5人もいたので、負けるわけにもいかずがんばった結果…と言いたいが、まあ、ツイていたのですね。 この麻雀大会は、あらかじめくじ引きで決められた組み合わせで三回戦をおこない、あとはそのトータル点数の上位順に卓を決めて最終戦(四回戦目)をおこなうもの。 で、三回戦が終わった段階でオイラは3位につけ、優勝を懸けた卓に入ったのだが、前述したとおり結果は4位。とは言え…これまでの麻雀大会の中では最高位です。優勝でもしたらシャレにならないぞと決戦前に冷やかされ、オイラもそんな気は毛頭なし。といって手を抜いたわけでもないのだが…。 今回の優勝者は評論家の権田萬治さん。じつに三回目の優勝ということで、いかに麻雀が上手いかということがおわかりになると思う。権田さんはミステリー文学資料館の館長でもいらっしゃるし、昨年の60周年イベントやらオイラの「新宿鮫」展などで、もろもろお世話になっている。 権田さんのこの快挙は素直に祝福したいと思います。
|
▲TOP |
■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー |
◆「怪獣の声の世界」 毎週土曜日、TBSラジオで放送されている「怪ラヂヲ」の中でも、宮部が特に楽しみにしているコーナーです。 ずうっと愛聴しているのですが、1月19日放送分では、思わずラジオの前で手を打ってしまいました。 ゴジラは「あえ〜ん!」と啼く! ねぇ。日本人なら誰でも知ってるゴジラの咆哮ですが、しかし、あれを「あえ〜ん!」と表現するというセンスに感嘆いたしました。DVDで持ってるゴジラ映画を再見しちゃいましたです。唐沢なをきさんは、やっぱり天才! ところで。 宮部、今年は早々に風邪でえらい目にあったものですから、加湿器を購入いたしました。プラスチック製のごっついタンクに水道水を入れて、スイッチをオンすると蒸気が立ちのぼる。ただそれだけの、ごくごくシンプルな製品です。 この加湿器が、稼動しているあいだじゅう、「ぶるぶるボボボぶるぶるボボボボ」という一種独特な音を発するのですよ。 な〜んか聞き覚えのある音声なんだ、これが。 で、ふと気づきました。あ! これはあれだよ、あれ! 「ゼットン」と命名♪ そういえばうちの近所には、ブレーキかけると必ずひと声高く啼く「モスラ自転車」に乗ってるおじさんがいます(^^)。◆ゲーム女の生きる道 アイテム集めの旅を続けている宮部のシレン君です。 可哀相に、私が「不思議のダンジョン」攻略ど下手ちゃんなものだから、何度も「問題外」の文字を見せつけられている我がシレン君。それでも仲間イベントはひととおり終わったんですが、どうしても迷子のスララを両親の元に送り届けてあげることができず、ぐやぢい(>_<)。 先夜も、あと一歩のところでオヤジ戦車にやられてしまいました。くっそー。 実はテーブルマウンテンをクリア後に出てくるダンジョンの方が大変だと聞きますし、『風来のシレン』は、スーファミ、GB、64、DSと、どの機種でも遊べる作品が揃ってるので、この分ですと宮部、今年はずうっとシレンをやってることになりそうです(『幻想水滸伝Y』が出るなら話は別ですが)。 剛剣マンジカブラはゲットしたから、早く風魔の楯がほしいなぁと思って、くさったおにぎりを大事に持ってる時に限って、変化の壷が出てこないんだよね。それが「不思議のダンジョン」なのさ〜。楽しいです♪ |
▲TOP |
■厨子王の逆襲 〜京極夏彦のコーナー |
◎今週の怪ラヂヲ◎(トランプ重井というか、山之内金太郎というか) ええと、先週は諸般の事情(通信関係の不具合なんですが)により収録現場からの実況のみでございましたが、写真キャプションにありました通り、ゲストはピエール瀧さんだったわけで。 あの、電気グルーヴのピエール瀧さんですよ。 ピエールさんには大好評『墓場鬼太郎』のOPテーマ「モノノケダンス」(2/14発売)をご担当いただいた他、トランプ重井役で声優としてもご出演していただいております(ちなみに、「モノノケダンス」のジャケットは水木大先生書き下ろし、CDには劇中でトランプ重井が歌う「有楽町で溶けましょう」も収録されてます)。 と、いうわけでピエールさんをお迎えしても内容はいつもとまったく変りませんでした。テーマは「おやじ」。でもって今週も引き続きピエールさんにご登場いただくわけですが、やっぱり中味は変りません。 先週より更に老けた感じで、よぼよぼお送りしたいと思います。 ピエールさん主演のテレビドラマ『おじいさん先生』のなんかをご覧いただいてからお聞きいただけると、よりよぼよぼした感じでイイかもです。 『おじいさん先生』はDVDBOX(Vap)発売中です。 つうか、「怪ラヂヲ」なのになんで『幽』の編集Rがスタジオにいるのかは、もちろんナイショです。 と、いうわけでピエール瀧さんと。 ◆地獄組の赤目というか、ムスカというか 年頭から「今年は芸能だ」と郡司怪編集長が叫んでいるわけです。もちろん『怪』の話ですから芸能といっても伝統芸能・民俗芸能・古典芸能のたぐい。 まあ、それは僕も大いに賛成なのですが、ピエールさんにはじまり、どうも芸能違いな気もするぞ今週は。 と、いうわけで寺田農さんです。 昨年放映された実相寺昭雄さんの追悼番組『ハイビジョン特集・肉眼夢記〜実相寺昭雄異界への招待』の打ち上げがあったわけです。 会場には実相寺夫人の原知佐子さんや、作曲家の冬木透先生(セブン!)、美術の池谷仙克さん、カメラマンの中堀正夫さんら実相寺監督ゆかりの方がずらり。 で、メトロン星人人間体こと寺田さんが僕の横にいらしたわけで。なんだかんだとたっぷりお話を伺うことができました。 寺田さん、生の声も素敵です。 みんな実相寺さんが好きだったんだなあとしみじみ思った春の夜。 会場にはこれまた怪ラヂヲ怪獣の声の世界担当の唐沢なをきさんの兄上でいらっしゃる唐沢俊一さんのお姿も。 残念ながらほとんどお話はできなかったのですが、何やら新展開も企画されているようで、こちらも楽しみであります。 ◆広目屋玉助というか、三条大納言実条というか 俳優の梅津栄さんが書の展示会を催されておりまして、ご招待いただいたので最終日にお邪魔して参りました。 書家の北田竹邨さんと水墨画家の姚小全さんとの三人展。 会場には梅津さんご本人もいらっしゃいまして、なにやら歓迎していただき恐縮した次第。 梅津さんは、昼夜を問わず、突然天啓を受けるように思いつかれた言葉をお書きになるのだそうです。 今年八十歳を迎えられるそうですが、ますますお元気なご様子。今夏公開の『ゲゲゲの鬼太郎2』(松竹映画)にもご出演いただいております。 今後のご活躍に期待です。 ◆トカゲロンというか、風間小源太というか ええ、知人にお誘いいただきまして、巨漢Uさん、郡司編集長と花籠部屋の初場所打ち上げにお邪魔しました。 花籠部屋は今場所、ちょっぴり残念な成績でしたが、来場所は行くぞ、ということで。 花籠親方(元太寿山)も素性の妖しいお化け組を快く招き入れてくださいました。 しかし、親方よりUさんのほうが若干重いってどうよ。 と、いうわけで、次はいよいよ上を目指す、十両の光龍忠晴関と。 おいおい、それはそうと、この小見出しは何なんだ、と思われたでしょうが、ごもっとも。 会場にですね、俳優の堀田眞三さんがいらしたわけです。シブイ!!
リストなど見ると出演作のほとんどを観ている僕がいたり。 これなら芸能違いでもいいや。 今週だけでしょうけども……。 ◆おしらせ 東アジア恠異学会などでお世話になっています、斎宮歴史博物館の榎村寛之先生が新刊を上梓されました。 『古代の都と神々〜怪異を吸いとる神社』(吉川弘文館・歴史文化ライブラリー)。 神社神社といいますが、神社ってなんだろう? と思われたことはありませんか。 和風の教会みたいなもんだろう、とか、お寺の一種でしょとか、鳥居があれば神社でしょとか、まあ一般にはそんなものかもしれませんが……。 ぜひご一読ください。そんな神社観が一変します。 ◆もうひとつお知らせ 以前告知いたしました通り、一部地方紙で連載をさせていただくことになりました。 二月スタートを皮切りに、順次掲載開始の予定です。 中味は↓これ。 |
▲TOP |
■編集者Sのウラ情報 |
先週の推理作家協会麻雀大会の結果は↑で大夫が鼻息荒く書いているでしょうから、敗者は何も語りません。 さて昨年来厨子王が小出しにしていました新聞連載ですが、いよいよ来週から始まります。媒体は都道府県単位のいわゆる地方紙。地方紙の小説連載というのはほとんどが通信社の配信により、スタート時期もまちまち、朝刊だったり夕刊だったりします。今回の厨子王の連載はオフィスから各紙に原稿を提供しています。 まず最初にスタートするのは2月6日から群馬県の上毛新聞朝刊。引き続き中旬より京都新聞夕刊、下旬から岐阜新聞夕刊と予定されています。その後も何紙か連載していただけそうなのですが、まだ公表できる段階ではありませんので、決定次第お知らせしていきます。 厨子王にとって初めての新聞連載、タイトルは『数えずの井戸』。「嗤う伊右衛門」「覘き小平次」に続く江戸の怪異を材にしたシリーズ第三弾で、テーマはタイトルから想像がつくとおり「番町皿屋敷」。あまりに有名なお菊の物語をどう現代に蘇らせるかお楽しみに。といって全国の人が読めるわけではないので申し訳ないのですが(S)。 |
▲TOP |
■まるひの秘書ヒショバナシ |
◆今週の厨子王原稿メール件名 美女と液体大極宮 液体大極宮…。 そんなこんなで、やっとオフィスのテレビで「ヤッターマン」観ることができました。ホントは忘れてたんですけどね(やっぱり…)。 「まるひさん、ヤッターマン今始まったよ!」と教えてくれたノリノリくんありがとう。 いや〜、当時の雰囲気そのまま声優も同じ、思わず「くっだらねええええ!」と叫びつつも笑ってしまうビックリどっきりメカもイイ! これを機に「タイムボカンシリーズ」続かないかしら…(祈)。 そんなこんなで、やっと大極宮フェア開催書店リストをアップすることができました。遅くなって申し訳ございませんです。 「あ〜、あそこか〜」と思い当たる書店がありましたら、ぜひぜひお立ち寄りくださいませね〜。 |
▲TOP |
■ノリノリ編集後記 |
シーナ・イーストン(懐かしいでしょ?)のライブを聴きに行ったら、当日夕方の部の公演途中に声が出なくなったそうで…夜の部はそのまま中止になってしまいました。このライブ観賞、趣向を変えた接待だったのに残念。結局、美脚系飲み屋へ。行けば行ったでこちらも楽しいのですが…(笑)。でも、生のシーナ・イーストンは見たかったなぁ。 さて、スポーツネタ。福士…って落合じゃないですよ(字が違うか)福士加代子。マラソンの結果は残念でしたが、個人的には見直しました。ちょっとチャラい印象をもっていたけど意地でもゴールするあの根性がすごい。しかも笑顔で。トラック競技で五輪を目指すようだが、連闘で名古屋国際マラソンも走ったらどうだろう。競馬では10回の調教より1回のレースといいます。スタート直後から高橋尚子との先頭争い。これは見たいですよ。福士不在で高橋の復活もかなわなかったときは第3代表候補が難しくなる。もちろん彗星のごとく新人が現れれば別ですが…。 (競馬でも何でも“大逃げ”タイプが好み…ノリ) |
▲TOP |
■アンケートから (兼 間違いさがしコーナー) |
◆週刊大極宮のバックナンバー第330号が2つリンクされてますよ!!早く直してくださいね。 ◆週刊大極宮を二週間ぶりに拝見しました。 なので先週分を拝見しようと思い、バックナンバーに行ったのですが… 330号が二個載っています(笑) 誤字(というよりミス?)を見つけたのは初めてで、嬉しくなっちゃいました♪ ●二週に渡ってご指摘を受け続けた間違いでした。キャー恥ずかしーい。(左側の一覧のほうではなく、本文画面のリンクだと思いこんで悩んでいたバカなまるひ) |
▲TOP |
|
||
第333号へ | トップページに戻る |
第335号へ |
最新号へ |