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 第252号へ 第253号 2006.5.26 第254号へ 
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王

▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ

◆宮部のはまっていた「SAMURAI7」のDVDをGONZOさんからいただき、ようやく見ることのできる大沢オフィススタッフ達。また一人、また一人とはまってゆく…。

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆トークショー
「大極宮フェア」で応募いただいた読者の方とお世話になった書店員の皆さんをお招きしたトークショーを行いました。会場は講談社のご好意でお借りすることができた講談社大講堂。出版社に講堂があるのは珍しく、オイラも初めて行ったしお客さんももちろん初めての経験だったろう。
 かんじんのトークショーの中身はと言うと…体調万全でない安寿はテンション低く、前夜飲みすぎたオイラもテンション低気味。そして厨子王に至っては、「僕はいつもテンション低いです…」。
 とは言え、なんとなく始まったトークも徐々に盛り上がっていくと、お客さんからも笑い声が聞かれたりして、最後はけっこう楽しんでくれたんじゃないかな。


ステージ遠景


ゆるめトーク中


 そのあとは新聞のインタビューがあるため、我々三人は近くのホテルに移動。三人揃ってのインタビューというのはじつは初めて。その取材の最中に、にわかに空がかき曇り暴風雨が吹き荒れて…"異常気象女"安寿の神通力は衰えていなかった。

 取材終了後はボランティアで来てくれた編集者諸君が待つ、打ち上げ会場の居酒屋に移動。我々が二時間のインタビューを受けている間に、待っていた20人ほどの編集者はすっかりできあがっていて(昼酒はキクからねぇ)、小一時間でそこは切り上げ、二次会のカラオケボックスへ。このところカラオケを自粛していたらしい安寿は気持ち良さそうに歌っていました。

◆取材
 25日から週刊誌の連載小説の取材のために釜山、ソウル、上海に行ってきます。取材対象は警察と暗黒街。そっち方面の人とばかり会うことになる。場合によっては捕まってしまったりして……。

 
■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆ゲーム女の生きる道
 まことに申し訳ございません。

 点検整備のために運休中です。


申し訳ございません


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■厨子王の逆襲 〜京極夏彦のコーナー

◆トーク×2
 きっと↑でも大夫や安寿姫がお書きになっていらっしゃるでしょうが、大極宮フェアの一環でありますトークショーが行われました。
 全国津々浦々からお集まりいただいた当選者の方、ダラっとした感じの(笑)ゆるめトークにお付合いいただきましてありがとうございました。まあ、ゆ〜るい感じのトークもそう聞けるものじゃないので、勘弁してください。
 で、その後、三人揃ってある企画のインタビューというか鼎談に向かったわけですが、こちらは打って変わって「固め」のトークになっちゃいました。和気あいあいを狙っていたのならごめんなさい(笑)。きっと反動です。ええ。
 その様子もやがてある媒体に載るわけですが、時がくれば告知されることでしょう。


ゆるめトーク中


ゆるめトーク中


◆ナイトメア2
 一柳廣孝さんと吉田司雄さんが編まれている「ナイトメア叢書」(青弓社)の第二弾が発売されています。
 タイトルは『幻想文学、近代の魔界へ』。
 高山宏さんや堤邦彦さんをはじめ、読みごたえのある論考やコラムが並んでおります。
 そして巻頭を飾るのが「幽」編集長にして怪談之怪発起人、東雅夫さんの編者のお二人によるロングインタビュー。
 東さんといえば、いまでこそ一緒にお仕事をさせていただいております怪談之怪の同志なのですが、かつてはかの「幻想文学」(そのものズバリの誌名!!)誌の編集長であらせられた方。僕も初対面の時は「"あの"東編集長!」と身体を固くしたものです。はい。
 インタビューでは「幻想文学」創刊当時から「幽」に到るまでの東さん自身の経緯にからめて、「そちら」方面の様々な流れが興味深く語られております。
 お好きな方はぜひお手にとってご覧ください。

◆図巻2
 国書刊行会から『続・妖怪図巻』が発売されました。
 僕と多田克己さんが関わった『妖怪図巻』刊行から6年、ついに続刊の刊行となったわけです。
 6年前の『妖怪図巻』には「化け物づくし」「百怪図巻」などの基本的なお化け図巻をずらっと収録しました。
 妖怪関係に関していうならば、当時は基本文献・基本資料さえきちんと世に出ていないという状況で、「今のうちにせめてこれくらいは出しておかなけりゃ、もう後がないよね、出せなくなるよね」などと気弱なことをと話していたものです(笑)。
 ええ、オバケ自体はなんとなく持て囃されてはいたものの、一般の人でも知っているようなポピュラーな図像を含む絵巻さえ部分的にしか紹介されていなかったりしたわけですね。で、そのなんとなく持て囃されるような状況も何年ももちはしないだろうと、オバケ好きはみんな思ってましたから。
 ところがこの6年の間に状況はかなり変わりました。国書刊行会をはじめ、さまざまな出版社や好事家が「努力」してくれたお蔭で、かなりマニアックな資料まで手に入るようになったわけです。いや、ありがたいことで。
 そして今回は『続・妖怪図巻』。
 編者は稀に見る"妖怪蒐集家"であるところの、川崎市民ミュージアムの湯本豪一さん。さすがのコレクション三連発の豪快さ。しかも、いま「江戸の誘惑」展で好評公開中のボストン美術館蔵・鳥山石燕肉筆百鬼夜行絵巻も全編収録という快挙。
 お好きな方はぜひお手にとってご覧ください。

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■編集者Sのウラ情報

 20日のトークショーにおいでくださった皆様、ありがとうございました。それも遠くからも。住所などお構い無しに当選者を選びましたからいったいどれぐらいの方が実際来てくださるのかまったく計算ができず、ハラハラしました。こういったご招待イベント開催は初めてでしたから実入場者数など予測できません。試写会などの招待イベントを常時開催している方々などはいつもなんでしょうね。定員オーバーだけは避けたい、だからといって抑えめにしても。経験とカンの世界。今回はうまくいきましたが……。
 ところで当日、一番後ろから会場を見渡していると学生時代の各種行事(始業式、終業式などなど)を思い出してしまいました。三人は校長先生かい。(たしかに会場は講堂そのものでした、S)

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■まるひの秘書ヒショバナシ

◆今週の厨子王原稿メール件名 (これまでの歴史は→コチラ
 巨人獣 プルトニウム人間の逆襲
 巨人獣ってなんだ? と思ったら、核実験で被爆して巨大化しちゃったオジサンでした。これもモンスターパニック映画に入るんでしょうか。

「お席は前の方から順に詰めてお座りくださいませ」とか
「6階のトイレは女性専用となっております。恐れ入りますが男性の方は1階のトイレをご利用くださいませ」だの
 講談社講堂で場内アナウンスをやっていたのは私です。こんなことするのは、放送委員会に入っていた小学校以来です。けっこう緊張しました。うひ。
 会場の提供のみならず、休日を返上してお手伝い下さった講談社の皆さまには、心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。向こう一ヶ月間は、音羽方面に足を向けて寝ないようにします!
 トークショーも無事終わり、これで本当に「大極宮フェア2006」も終了した感があります。はい、フェアのページは来週消します。開設五周年記念プレゼント当選者のところは、すべてのサイン本の発送が終わるまで残しておきます。はいそうです、自分が忘れてしまわないためでした!

 ええと、これから「名ゼリフ大全」に投稿くださる方へのお願いです。セリフの掲載ページをできるだけ書いてくださいませ。いくらスタッフといえども、作家のすべての作品を丸暗記しているわけではありません(っていうか、昔の作品はほとんど覚えていないといったほうが正解かも。わははは)。もしページがわからない場合、だいたいでいいので、最初の方とか中盤とか最後のあたり〜とかお書き添えいただけると助かります。
「このセリフはいったいどこに載っているのかな〜」と、ページをパラパラめくっているうちに、(うお、久しぶりだけどやっぱ面白いじゃん)っていつしか本来の目的を忘れて読みふけってしまい、気がつくと夜もすっかりふけているという…何やってんだか私…。
 よろしくお願いいたします。ぺこ。

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■ノリノリ編集後記

 トークショー。抽選に当たってご覧になられた方、なかにはかなり遠方から駆けつけた方もいらっしゃったようですが…いかがでしたか。個人的な感想としては(内容はさておき)ノリがいまいちでしたねぇ。冒頭で作家がことわったとおり、本当にテンション低目でした。どうにかとりつくろっていましたが、三人の話の面白さはあんなもんじゃないですよ。B級映画ネタはもっと掘り下げてもよかったのに…。身のない話にしてもディープさがたりない気がしました。開始時間が早かったせいもあるかもしれません。いずれにしてもフリートークって難しいですね。
 そのトークショー終了後、場所を移動し三人揃って取材を受けました。朝日新聞の別刷り特集「be Extra BOOKS」(6月下旬配布予定)。この特集、通常は作家と本好きの役者さんとかの対談なんですが、今号はまるごと大極宮。で、その取材(鼎談)内容…唸っちゃうぐらいためになる話でした。直前のトークショーとは正反対。ただし紙面に合うかどうかは別問題。経済誌や出版業界誌ならバッチリだけど…構成するライターの方、大変だと思いますがエンターテイメントに仕上げてくださいね。よろしくお願いします。
("嵐を呼ぶ女"ミヤベ健在。今回は虹付きでした…ノリ)

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■アンケートから (兼 間違いさがしコーナー

◆ トークショーに行って来ました☆
終始和やかムード?!で、苦笑・失笑・爆笑させていただきました(笑
で、帰りの出来事。
有楽町から京浜東北線に乗ろうとしたら大風のため、運行見合わせで電車が遅れてました。あんなに晴れていた空が一転雨風が…
宮部さんのパワー?スゴイ。。

◆先日のトークショー、とても楽しかったです。ありがとうございました。
さて、宮部先生が来られると異常な事が起こる…とか。
大沢先生が「まだ何も起きてないけど」とおっしゃられていましたが…あの時既に事は起きていたみたいです(笑)
先生方が出てこられる直前くらいに微かですが…揺れました(震源は千葉らしいです)帰りは風が物凄かったし(笑)
やりましたね!また宮部伝説に磨きがかかりましたねっ!(笑)

トークショーについてのコメント、他にもたくさんたくさんいただきました。ありがとうございます。いやほんと、それまでの快晴がウソのような天候の激変ぶりでありました。地震は気がつきませんでしたけどね。安寿のパワーったらすごいですな! わはは。(まるひ)

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下の方でコッソリ
【厨子王原稿メール件名の歴史】

◆新章突入! 本当にあった"逆襲"シリーズ(仮) 第206号〜

大魔神逆襲
 → ゴジラの逆襲 → メカゴジラの逆襲 → キングコングの逆襲 → 北京原人の逆襲 → スケバン刑事風間三姉妹の逆襲 → スターウォーズ帝国の逆襲 → ウルトラQ・ガラモンの逆襲 → ウルトラQ darkfantasy・ガラQの大逆襲 → 亜空間要塞の逆襲 → 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア → フランケンシュタインの逆襲 → 八岐之大蛇の逆襲 → 十津川警部の逆襲 → 虚航船団の逆襲 → 笑犬楼の逆襲 → 劇場版スタートレック2 カーンの逆襲 → 劇場版クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 → スネークマンショー ピテカントロプスの逆襲 → 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 → ヴァンパイヤー戦争7 蛮族トゥトゥインガの逆襲 → バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲! → 地底人の逆襲 → ゲゲゲの鬼太郎第三部 妖怪天狐地底王国の逆襲 → ゲゲゲの鬼太郎第四部 逆襲!妖怪さら小僧 → トンデモ一行知識の逆襲 → MOTHER 2 ギーグの逆襲 → 火星人類の逆襲 → アラジン ジャファーの逆襲 → 化石人間の逆襲 → ハリセンボンの逆襲 → 殺人鬼(2) 逆襲篇 → 村上朝日堂の逆襲 → キリオン・スレイの敗北と逆襲 → 新宿少年探偵団 まぼろし曲馬団の逆襲 → 新ジェイムズ・ボンド・シリーズ スペクターの逆襲 → 二階堂警部の逆襲 → 逆襲の地平線 → 秘拳水滸伝2 凶剣軍団の逆襲 → 千里眼 メフィストの逆襲 → ナゴヤ帝国の逆襲 → 創竜伝3・逆襲の四兄弟(ドラゴン) → 社会派くんがゆく! 逆襲編 → 記号論の逆襲 → 風雲ジャズ帖の逆襲 → 蝿男の逆襲 → それいけ!アンパンマン ばいきんまんの逆襲

 

◆旧シリーズ
「更新原稿」をいろいろ変えて遊んでみよう♪[第132号〜第195号]

更新太郎。 → こうしん太郎。 → 高信太郎。 → 香辛料。 → 甲府信玄公。(この133号あたりで件名を本格的なコーナーにされてしまうカワイソウな厨子王) → 子牛ん〜健康です。 → 庚申。元寇。 → 孔子に兼行。 → 乞う、青梗菜。 → 交趾(コーチン)。鬱金(ウコン)。「辛いなあ喰いもんネタ(笑)」というグチつき → 護身拳骨。 → 誤診現行犯。 → 小普請剣豪。 → 子負う繁子。 → こう、おしん激昂。 → 往診変更。 → 孝心言行。 → 恒心儼乎。 → 格子に拳固が。 → 誤診原告。 → (グレイと)交信。(UFOが)減光。説明付き。たまにはこうい(151号でこの件名の続きを皆さんから募集して大盛り上がり!) → 香辛料減量。 → 甲信越へ行こう。 → 荒神信仰。 → 降神、玄黄。 → コーリンえんぴつ。 → 降雨。震源。こ……うッ。 → 「コウ!」「シン? 元気?」「おう」 → 光線銃携行。 → 孝心儼乎。(孝心も儼乎も二度目の登場と、まるひにツッコマレル) →  前回のタイトルは急いでいたので一発変換だったわけです(笑)(言い訳キター!) → 工賃、下向。 → 浩二、けん、コウ(芸能人シリーズスタート?) → 工事・拳・豪 → 放心、テンコー → ちょうちんあんこう → 甲信越先行 → 古神に献香 → 降雨シーン、現場はこう…… → 懇親励行 → 殺しで連行 → 抗菌テント → GO! 真剣、GO!!(横文字初登場) → こう、芯がゲル状。 → こ、悪心、下戸。う。 → 麹、発酵。 → ここ押し。ん? 弦を、こう…… → 古址近郊 → 光子力ビーム!! → 等身大線香 → 拘禁連行 → 狂信勤行 → 高知、雲仙、甲府 → もう死んでんだろう? → 乞う。真剣若人 → 発疹侵攻 → 病身不健康 → ここ、よし、ビンゴ!(終了)

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