第210号へ | 第211号 2005.7.8 | 第212号へ | |||||
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王 ▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから |
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■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ | |||||||
◆安寿の本日(更新日)のディナーは六本木の老舗店にて豪華イタリア料理。一方、厨子王は神保町でカレー? |
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■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー | |||||||
◆厨子王復活 先週の金曜日にオフィス会議があった。厨子王の健康が回復して、会議で三人が顔を合わせるのは久しぶり。雑談になったとき、厨子王による馬鹿映画トークが炸裂したことで、全快したのは明らかになった。 ◆ウォーキング再開 天気が悪くて勝浦に行けないので、比較的天気の良い日を選んでウォーキングをしている。麻布十番や白金方面などに最低一時間、長いと一時間二十分ぐらい。 でも、再開にあたりちょっとショックな出来事が。愛用していたナイキのAIRシューズの底がパックリ取れてしまったのだ。とはいえ…このシューズを買ったのは1997年、返還時での香港。返還イベントを観に行ってくれと頼まれて仕事で行ったとき。ナイキのAIRがブームだった頃でもあるが、買った当時からパチモンではないかと噂もあったシューズ。都内でウォーキングの時だけ履いたにしても8年間もったのは立派。よく頑張ってくれたなぁ。ご苦労さんでした。 ◆あとはひたすら… 原稿書きの日々。夏休みに備えて連載小説はそろそろ書き溜めモード。それと月刊誌の短編。 今月末発売になる「オール讀物」では『魔女の笑窪』の最終回。8月末発売になる「小説現代」では『ジョーカー』の最終回。どちらもこれで一冊の本にまとまる。『ジョーカー』は年内、『魔女の笑窪』は来年単行本になる予定。 はぁ… 一週間、こんなところかなぁ。 勝浦に行けないのでややフラストレーションも溜まり気味といった感じ。梅雨時というのは話題も湿りがちだ。 |
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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー | |||||||
◆シュピーゲル! シュピーゲル! 厨子王からソフトを拝借、観ております。「キャプテンウルトラ」。 懐かしいね〜♪ ロボットのハック君、好きでした。 なんで唐突にこの特撮ドラマが出てくるかと申しますと、「妖怪大戦争」初号試写の後、某所のカラオケボックスで厨子王と妖怪仲間の村上さん梅沢さん、角川書店の皆さんと例の如く例によって夜明かし。その際、特撮ドラマの話になって、宮部申しました。 「あの、なんかキノコみたいな形の目と目の間隔が離れたキモチの悪い宇宙人が――」 「宇宙特撮シリーズ『キャプテンウルトラ』ですね!」(速攻で複数人の同時回答) 「あの宇宙人の名前――」 「バンデル星人!」(やはり速攻で以下略) 「ビデオとかDVDは出て――」 「LDが出てます!」(やはり速攻で中略、で厨子王が) 「持ってますからお貸ししましょう」 さらに速攻で「キャプテンウルトラ」のテーマを選曲、皆さんで歌ってくだすったのですが。 ちゃんと画面に「キャプテンウルトラ」の映像が! バンデル星人登場。 宮部、速攻で逃走。 どうして今でもこんなに怖いのでしょう?? こいつら、エリンギに似てる。食べられなくなりそうです。そういえば角川の「邪悪なG細胞」と呼ばれるG編集者は、「マタンゴ」見てシイタケが嫌いになったって言ってたな〜。 ところで先日の新聞に、「ウルトラマン」と「仮面ライダー」が昔のスタイルとコンセプトで復活するという記事が載っていました。まことに嬉しい♪ が、復活ウルトラマン。やはりバルタンと戦うのだとも書いてありました。 電灯つけて寝なくちゃならない。本当にマジで怖いんですよわたし。 以前「バルタン星人はなぜ美しいか」というご本を読み、日本の怪獣デザインの歴史を教わりつつ、それがどれほど独特で優れたものであるかということに感銘を受けたのですが、その際も、当然のことながら掲載されているバルタンの写真をまともに見ることができず、読み方に苦労しました。活字の部分から目をそらさないようにして読むわけね。 でも、怖いんだけど好きなんですよ〜。大好き♪ 怪獣も侵略系宇宙人ももろもろのクリーチャーも全部好き♪ とりわけ怪魚系なんかもうたまりません♪ 次は「コンドールマン」を拝借する予定であります。西沢利明さんの怪人ぶりを見たいのよう〜♪ ◆ゲーム女の生きる道 任天堂の宮本茂さんから(とゆうかここは宮本博士と書きたい!)から、DSの新作ソフトをご恵送いただきました。 いつも本当にありがとうございます!! 目もくらむほどの光栄であります。 「NINTENDO DS」という携帯ゲーム機は、ペンタッチ入力という新しい機能で、今までちょっと考え付かなかったソフト展開をするハードなんですね。もちろんアクションゲームもできるわけですが、一筆書きをしたり、ゲーム機のなかでペットを飼ったり(柴犬とかチワワとかジャーマンシェパードとかいろいろ♪ ちゃんと躾けることができるんです)。ピクトチャット機能で自分の描いた絵とか字を送ることができるので、わたしはこのハード、ゲーム機であると同時にコミュニケーションで遊ぶツールなんだな、と理解していました。 そこへ、今度の新作。 「DS楽引辞典」 そう。電子辞書なんです。とても使い易いです。 そうかぁ。こういう手もあったかぁ。「ツール」なんだから、「便利」をかなえるソフトがあったって、何の不思議もないんですよね。 でも、困ったなぁ。わたし、仕事場にはゲーム機を持ち込まないという方針を通してきたのですが、「辞書だから」と持ってきたら、早晩ほかのソフトも持ち込んじゃいそうな気がする……。 やばいっス(汗)。 なんてこと言いつつ、今後のDSで、ペンタッチ入力で技の出せる格闘ゲームが出ないかな、なんて夢想しております。ヘタれプレイヤーには、ペンタッチはありがたいんですよ。 ここでキーを斜め45度に入れてからすぐ↓へ! キャンセルして→へ! とかいうのができないから。ペンでパパパッとできたら爽快じゃありませんか。 さて、「OZ」の進行状況ご報告であります。 クビが回らなくなりました。 スーパー蹴鞠バトルのやり過ぎ。ヘタだから。ね? 進めないからトレーニングに継ぐトレーニング、EXモード入りびたり。で、ね? 涙が出そうですよ。 これもペンタッチでできたらいいなぁ。 |
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■厨子王の逆襲 〜京極夏彦のコーナー | |||||||
◆何を やるのかやらされるのか、まったく判らなかったわけです。 H社のMさんもJ社のSさんも、D社のYさんも「今考え中で」というばかり。 で、そうしていると突如「国立博物館でイベント」なんて記事が。 で、「こ、国立博物館借りてナニをする気ですか」と聞いても、「今考え中で」といわれるばかり。 取材でご一緒した際、実相寺監督にお聞きしても「はあ、 何をさせられるんですかね」と、淡々とされてはいるものの、やっぱりご存知ない様子。 後ろのほうで「ふっふっふ」と悪魔のように肩を揺すって嗤う、今回 のラスボス・業界のダースベイダーことT氏のシルエットがちらちら見えるだけ。 ええ、「映画姑獲鳥の夏・ジャパンプレミア」イベントのことですね。 進行表が送られてきたのは前日。そんなの見たってよくわかりませんとも。 で、当日。 おーっと赤絨毯かい(笑)。 黒塗りの車から降り、赤絨毯の上を歩いて階段を上り、設えられた雛壇の上に板付きになってインタビューを受けるというスンポー。 まあ、美しい原田知世さん、可愛い田中麗奈さん、格好いい堤真一さんはいいですよ。スターだし。 僕は似合わんぞ赤絨毯。物書きだし。 実相寺監督なんかは「文学賞の授賞式もこんなもんじゃないんですか?」などとおっしゃるわけですが、そんなわけないですね。 報道陣のフラッシュ攻撃と一般のお客さんが注目する中、赤絨毯をすたすた歩くなんてこたぁそうそうありません。 ここは一発、車から降りコケ、絨毯すべりコケ、階段コケの雛壇オチというコケ芸4連発でも……と思ったわけですが、あっさり却下。実相寺監督と腕を組んでスキップ、あるいは僕が監督をお姫さま抱っこ……そういう馬鹿アイディアはすべて却下。 黒い服を着たこわーい顔の人が「どうぞマジメに」と低い声でいうし(笑)。 たしかに格調高い舞台装置ではありますし、何といっても特別に貸していただいた国立博物館ですから、まあ致し方ない。スタッフだって前日(大雨)からリハーサルやら設営やらで大変な苦労をされたうえ、緊張してスタンバってもいるわけですから、これも致し方ない。 万が一の天候不順に備えてウブメポンチョまで作られているし。 まるでセットの久遠寺医院みたいな建物の二階には、ウブメさんがスタンバイしているし。 というわけで、マジメにやってきました。 すげえイイ声のMCさんの紹介で登壇、インタビューの後、堤さんの音頭で憑物落し&ヒット祈願。 鈴がなると大量のケムが!!! そして大量の赤い羽根が!!!! 客席側からは舞台装置とあいまってたいそう綺麗な光景だったようですが、壇上からはよくわからりませんでした。まるで巨額の共同募金をしたようなありさま(笑)。 その後のフォトセッションにおよび、実相寺監督が舞い降りた羽根の掃除を始めるというおまけつき。しまった、その手があったか!! ホウキくらい仕込んで行けばよかったかしら。 ちなみに翌日が堤さんのお誕生日だったのだとか。イベント後にささやかなおめでとうサプライズもありました。 というわけで、今週は写真も多いので、ネタはひとつでごかんべん。 (cinemacafe.net 姑獲鳥の夏 OFFICIAL BLOG にもレポートが掲載されています) |
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■編集者Sのウラ情報 | |||||||
ことしも東京国際ブックフェア&デジタルパブリッシングフェアへ行ってまいりました。今年から開催時期が4月から7月へ変更となり、一部出版社からブーイングがあったと聞いておりました。そのためなのかは定かでないのですが、大手版元で出展を取りやめていたところがありました。 デジタルのほうはソニーのブースがなく、松下との携帯読書端末対決が見られず残念。そんなことで全体としてはいまいち。某版元で20%オフの単行本を買って早々に立ち去り、同時開催されていた文具フェアへ突入、ボールペンを2本貰って帰ってきました。 今に始まったことではないのですが、デジタルの世界は末端消費者不在で企画が乱立するのはこまったことです。大日本印刷のブースでいかにもこの道ひと筋といったおじさんがハードカバー書籍の製本実演。やっぱりアナログ活字が一番です。(高すぎるぞ臨海線、S) |
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■まるひの秘書ヒショバナシ | |||||||
◆今週の厨子王原稿メール件名 (これまでの歴史は→コチラ) スケバン刑事風間三姉妹の逆襲 これは浅香唯ちゃんのやつですね。(なぜか"ちゃん付け"してしまう) 後ろのほう、フロント用照明の下あたりで私もコッソリ見てましたプレミア・イベント。こっちに飛んできたのは赤い羽根じゃなく、ライトめがけてまっしぐらの虫たち。ううう、顔にぶつからないでくれよう。 映画の公式ページでは、あの羽根(姑獲鳥の羽)のプレゼントキャンペーンが始まってます。厨子王のボイスメッセージも聴けます。公開が近づき、情報てんこ盛りの公式ページにご注目くださいませー。 |
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■ノリノリ編集後記 | |||||||
最近どうもボケちゃって…。部屋の姿見を割ったことは以前ここで書きましたが、昨日はナント電車の網棚に鞄を忘れちゃいました。傘と朝顔市で買った朝顔だけを手に下車したわけです。終電だったので焦りましたねぇ。結局終点の「小手指駅」で発見されて今朝戻ってきたのですが。これから暑くなるともっとボケそうで…次は何が起こるか心配です。 で、姑獲鳥イベント! 京極さんがレポートしてますが、すごく良かったです。雰囲気ばっちり。羽根も十枚ほどゲット。ただし関係者ということでポンチョがもらえなかったのは残念。関係者だって欲しいぞぉ。 それともうひとつ。 通勤途中で大沢さんのウォーキングに初めて遭遇しました! てゆうかぼんやり歩いていたら追い抜かれました。大沢さんも最初は気づいていなかったようで。Tシャツに短パン、サングラス姿。なんとも軽快なリズム。尊敬できるほどの行動力は、こうゆう地道な努力からなんですねぇ。本人はダイエットなんでしょうけど…。 (僕もそろそろ登山に向けて鍛えないとなぁ…ノリ) |
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■アンケートから (●はスタッフのコメントです) | |||||||
◆大極宮という存在を全く知らずに今はまっている大沢在昌さんで検索した結果ヒットして驚きました。その前には宮部みゆきさんにどっぷりはまっていたので不思議です。とてもみやすくおもしろかったです。立ち読みができるのもすごく太っ腹でよいと思います。すべて読みたいと思っていても何から読もうか迷う事があるのでとても嬉しいです。2週間で10冊が読書平均量なのでとにかくどんどん新刊を出してください。これからもがんばってください。長生きして恐ろしい量のすごい本を出してください。 ●いらっしゃいませー。「大極宮」へお越しいただいたのも何かのご縁。次は京極夏彦にどっぷりはまってくださいませ♪(まるひ) |
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下の方でコッソリ | |||||||
【厨子王原稿メール件名の歴史】 ◆新章突入! 本当にあった"逆襲"シリーズ(仮) 第206号〜 大魔神逆襲 → ゴジラの逆襲 → メカゴジラの逆襲 → キングコングの逆襲 → 北京原人の逆襲 |
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◆旧シリーズ 「更新原稿」をいろいろ変えて遊んでみよう♪[第132号〜第195号] 更新太郎。 → こうしん太郎。 → 高信太郎。 → 香辛料。 → 甲府信玄公。(この133号あたりで件名を本格的なコーナーにされてしまうカワイソウな厨子王) → 子牛ん〜健康です。 → 庚申。元寇。 → 孔子に兼行。 → 乞う、青梗菜。 → 交趾(コーチン)。鬱金(ウコン)。「辛いなあ喰いもんネタ(笑)」というグチつき → 護身拳骨。 → 誤診現行犯。 → 小普請剣豪。 → 子負う繁子。 → こう、おしん激昂。 → 往診変更。 → 孝心言行。 → 恒心儼乎。 → 格子に拳固が。 → 誤診原告。 → (グレイと)交信。(UFOが)減光。説明付き。たまにはこうい(151号でこの件名の続きを皆さんから募集して大盛り上がり!) → 香辛料減量。 → 甲信越へ行こう。 → 荒神信仰。 → 降神、玄黄。 → コーリンえんぴつ。 → 降雨。震源。こ……うッ。 → 「コウ!」「シン? 元気?」「おう」 → 光線銃携行。 → 孝心儼乎。(孝心も儼乎も二度目の登場と、まるひにツッコマレル) → 前回のタイトルは急いでいたので一発変換だったわけです(笑)(言い訳キター!) → 工賃、下向。 → 浩二、けん、コウ(芸能人シリーズスタート?) → 工事・拳・豪 → 放心、テンコー → ちょうちんあんこう → 甲信越先行 → 古神に献香 → 降雨シーン、現場はこう…… → 懇親励行 → 殺しで連行 → 抗菌テント → GO! 真剣、GO!!(横文字初登場) → こう、芯がゲル状。 → こ、悪心、下戸。う。 → 麹、発酵。 → ここ押し。ん? 弦を、こう…… → 古址近郊 → 光子力ビーム!! → 等身大線香 → 拘禁連行 → 狂信勤行 → 高知、雲仙、甲府 → もう死んでんだろう? → 乞う。真剣若人 → 発疹侵攻 → 病身不健康 → ここ、よし、ビンゴ!(終了) |
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