第195号へ | 第196号 2005.3.18 | 第197号へ | ||
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王 ▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから |
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■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ | ||||
◆3月26日(土)に発売される映画「姑獲鳥の夏」の前売り特典は、"豆ノベルズ"なるものらしい。 |
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■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー | ||||
◆花粉症激化 ひどいひどいと言われていたわりに思ったほどではないなと感じていた今年の花粉症。がっ、今週に入って突然激化。土日に外出したのが悪かったのか、月曜日にいきなり微熱や体のだるさなどが出てまるで仕事できず。こういう状況は、花粉が飛んでいる時期にゴルフに出かけて花粉をたっぷり吸った翌日になったものだけど…。ちょっと外出した程度で、しかもマスクはしていたのに。目とか鼻よりもなにしろ体がだるくて眠くなる。夜もちゃんと寝ているのに、それでも昼間に一時間ぐらいウトウトしてしまう。まるで怠け病みたいな感じ(締め切りがあるので原稿は書いていたんだけど)。 ◆日本ミステリー文学大賞新人賞 なんとか症状が緩和した水曜日、シエラザード文学賞の授賞式に出席してきた。今年で選考委員を務めるのが最後となる「日本ミステリー文学大賞新人賞」は、新井政彦氏の『ユグノーの呪い』。 新井氏は1950年生まれと新人としてはやや年がいっている人だけれど、なんと初めての投稿から数えると20年かかってのデビューだという。なんとも20年間書き続けた根気と熱意には頭が下がる。授賞式でも年齢がいった大人だけあってはしゃぐこともなく、「お祝いは今日いち日、明日からはまた一からプロとしてやっていきたい」と、落ち着いた受賞のコメント。安心して見ていられる新人さんだ。また、この20年間を陰で支えたご家族も立派だと思う。授賞式にみえた奥さんとお子さん三人はみんなで受賞を喜ばれていた。 すでにご本人はわかっていることだろうけど、作家になることも大変だったろうが、むしろこれから先も作家であり続けることの方が大変。今の出版界は厳しいので新人に与えられる時間は短い。 オイラなんかは11年間本が売れなくても(永久初版作家時代)注文は来続けるありがたい時代だったけど、今は余裕がないから早く結果を出さなくてはならない。20年の努力は決して無駄にはなってないと思うし、文章力もついているはずだ。あとはストーリーテリングとどれだけ新しいものを生み出せるかということだろう。 授賞パーティーの後は、新井さんや編集者と六本木に流れた。そこに北方謙三氏、逢坂剛氏、神崎京介氏らが合流し深夜までワイワイ盛り上がった。 ◆宇都宮サイン会 今週末は宇都宮にサイン会に行ってくる。 終了後は移動してゴルフ2連発を予定しているんだけど、花粉を吸い込んでまた帰ってからぼろぼろにならなきゃいいんだが…。月末は恒例の海外旅行も控えているし。どうなるか心配。 某編集者と4月初旬に花粉のない沖縄脱出計画を打ち合わせしてしまったよ。 |
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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー | ||||
◆DVD全13巻、とうとう観てしまいました(泣) とっくに揃っていたのですが、わざと観ないでとってあったのですよ。 TVアニメの「鋼の錬金術師」。 放映中には、全51話の半分ぐらいのところで何度か観ることができずにエピソードがトンでしまい、残念でたまらず、「よし、こうなったらDVDが出揃ったところで通しで観よう!」と、我慢しました。 ただ、ストーリー展開と結末は聞いて知っていました。 なので、なおさらDVDが観られなかったのだ。もったいなくて。さらに、勇気が出せなくて。 だって、 あまりにも辛すぎるラストじゃないですか〜!! ラストのラストも哀切でしたけど。 以前、アフレコのスタジオにお邪魔した際、水島監督ご自身から(当時はもちろんオフレコで)、「最終回では、エドは遠くに行く――かも」という意味深なコメントをいただいていたので、覚悟はしていたつもりなんですが。 う〜ん、でもやっぱりあれはハッピー・エンドなんだろうな。そう思うしかありませんよね。劇場版「シャンバラを征く者」でフォローがあるようですし。 でもって、これでますますコミックの方の展開が楽しみになってきましたね〜♪ なんてことを言ってたら10巻が出ました。 あらま! ラストがあんなことに!! ランファンが強いのにも驚きました。エンヴィーを追い詰めたもんね。あれもあれで「最強の目」なんじゃないですか。 さて、わたくしの身内にもハガレン・ファンがおります。わたくしが感染源。今でこそ落ち着きましたが、一時はアウトブレイク状態でした。グッズも買いまくり。 で、よく話しているのですが、アニメ版とコミックの方のストーリー展開と固有名詞が、けっこうごっちゃになるですよ。 あっちの「ラース」はこっちでは誰だっけ? 「プライド」は誰? 声だけしか出てきてない? 「スロウス」は? あの人じゃなかったっけ? "傷の男"の刺青のこと、エドもアルもまだ知らないんだっけ? マルコーさんてどうなったんだっけ? グラン准将とタッカーは死んだんだよね? いっぺん交通整理が必要だと判断、アニメのコンプリート解読本を買ったのですが、勢い余ってコミックと併読する(するなよ)のでさらに混乱。 コミック8巻でユースウェル炭鉱に出てきたきりのメイ・チャン(+シャオメイ)はどうしてるのかなぁ〜。まだセントラルに着かないのかな。メイ・チャンは小柄だから、実物のエドが"豆"でも気にしないと思うの。早く会わせてあげたいわ。 ◆ゲーム女の生きる道 なにしろハガレンのDVDを観まくっていたので、今週は、さすがにゲームする時間がありませんでした。 ハガレンのゲームは、わたしはアドバンスの2作をプレイしただけで、PS2の方は未プレイなのです。 「ドリームカーニバル」はちょっとやってみたかったんだけど、格闘ゲーム、ど下手だからなぁ。 で、話題は「バイオ4」に。 ご教示ありがとうございました。 ホラ、やっぱりいたでしょう、猛者が。メールをくださったのは10代の学生さん。 わたしらの本のURLを見て「大極宮」にアクセスしてくださったそうであります。重ね重ねありがとうございます! おかげさまで判明しました。 ハンドキャノンは。 無料です!! ただし、限定仕様にするまでにお金がかかるそうであります。 武器屋のおっちゃん、しぶといわ。どこから仕入れてんだろう、ホントに。またメイ・リンの横流しか? って、ゲームが違う。 そういえば、ハガレン見ながら、「賢者の石かぁ〜。うちのマリーが作ったよねえ」 卒業制作で。 と、しみじみ思ってしまうわたくしは、媒体を超えてさらに混乱が加速。 思えば、ホムンクルスも作ったんだよねぇ、ヘルミーナが。いや、攻略本読むだけでボロボロ泣いてしまい、こんなゲームはとてもプレイできないと封印してしまったのは、後にも先にもあれだけでした。「ヘルミーナとクルス」。おかげで、アトリエ・シリーズ全制覇も諦めることになりました。ずっと追いかけてたんですが。 今、ちょっと心配になったので、読者の皆様に申し上げておきます。 わたくし、昼間は原稿を書いているんですよ。 とりあえず、社会人+会社経営者の一人としての責務を放棄してはおりません。 え〜と、ちょっと危ないときもあるけど(正直)。 かろうじて踏みとどまっております。 今年、単行本が少ないのですが、それはゲームのせいではありません(断言)。スケジュールどおりなのです。なにしろ今年は厨子王のこの新作があるし♪ 来年は大夫のあの新作が♪ 会社としては♪♪ コホン。 安寿も働いてはおるのであります。日々コツコツと。 で、これを機会に各社の担当諸氏に申し上げますが、忙しい皆さんはこのページを読むことないです。大夫と厨子王のところだけにしておいてね。 そして血圧に気をつけてね。胃潰瘍にもね。怒っちゃダメよ。呪っちゃもっとダメ。 ね、ね、ね、ね? 皆様の心が平和なら、わたくし、これ以上嬉しいことはございません。 さ〜て、とっとと帰ってタイムアタックやろ〜っと♪ |
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■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー | ||||
◆パス 今週は何もありませんでした。 てゆうか押し詰まった状況でして… 来週は何か書きます。 ごめんなさい。 |
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■編集者Sのウラ情報 | ||||
あす19日、宇都宮パルコ紀伊国屋書店で開催される山椒大夫のサイン会の整理券に多少余裕があるようですので、お近くのかたは是非足をお運びください。詳細はイベントコーナーで。 ところで、「大極宮フェア」コーナーの書店店頭ディスプレイ、見ていただいていますか。各書店の個性が感じられて楽しいですよね。担当の方が時間と頭をつかって少しでも目立つように、一冊でも多く売れるようにと頑張っていただいているのを見ると、オフィスももっと何かお手伝いできるのではと思います。書店のかたからみると、新作が一番、というところなんでしょうがそれが……(以下略)。(三連休、東北道空いていますように、S) |
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■まるひの秘書ヒショバナシ | ||||
◆今週の厨子王原稿メール件名 (これまでの歴史は→コチラ) パス 更新日にオフィスで開かれる会議にも欠席の厨子王。よっぽど追いつめられているのでしょうか。ここはそっとしておこうっと。 山椒大夫と安寿の確定申告も無事に終わり、作家たちも私も(そして税理士さんも!)ヤレヤレといったところです。
と、今これを書いているほんの15分ほど前の写真でした。それでは会議に行ってきまーす。 |
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■ノリノリ編集後記 | ||||
ついに来た。岡部幸雄騎手引退。ここ最近は体調不良のため休養しがちだったので予想はしていたが。柴田政人、福永洋一、伊藤正徳などと"花の15期生"といわれて38年間の現役生活。56歳までよくやったなぁ…と思う反面、佐々木竹見は59歳まで頑張ったのに…と思ったり。まあ、とにかくお疲れ様でした。 数々の名馬とのコンビで活躍した岡部だが、やっぱり岡部といえばシンボリルドルフ。シンボリルドルフといえば岡部。日本競馬史上初めて無敗の三冠馬となり、「皇帝」の名のもとGIタイトルを7つも獲得。この頃がちょうど競馬にハマリ始めた時期で、一時は岡部からばかり馬券を流していた。そしてもう一頭挙げるとすれば、大好きなタイキシャトルか。短距離路線で無類の強さを見せつけ(引退レースこそ敗れたが)、フランスのGIレース、ジャック・ル・マロワ賞でも優勝した。 残念なのは、僕が一口出資している競走馬への騎乗が一度もかなわなかったこと。27日のG1レース高松宮記念に出走を予定しているウインクリューガーの騎乗を引退レースにしてほしかったなぁ。タイキシャトルの仔だし。とりあえず、20日に中山競馬場で予定されている「岡部騎手引退記念競走」には行ってみるつもり。本人の騎乗がないのは、これまた残念だが…。 (イラン弾丸ツアーチケット取れず…無念ノリ) |
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■アンケートから (●はスタッフのコメントです) | ||||
◆新聞で宮部みゆきさんの小説「名もなき毒」が連載されていると聞きました。詳しく教えてください。 ●2005年3月1日から、「中日新聞」「東京新聞」「北海道新聞」の三紙で連載が始まってます。告知しそこねましたすみません! (くまるひ) ◆いつも楽しく拝見させていただいてます。 かねてからの夢を実現したく、報告させて下さい。 トップページ左のフレーム内にある更新情報は(3/1)ではなく(3/11)では? まるひさんにツッコミを入れるのが夢でしたのでちょっぴり・・・いえ、かな〜り嬉しかったりします(笑) これからも先生方、スタッフの皆さんのご活躍をお祈りいたします。 (他多数!) ●喜んでいただけて何よりです♪ 今後もますますマヌケ道に精進する所存でございます!(をい) ってもう…、私のバカバカバカー、ぽかぽかぽかー!(自分の頭を叩くまるひ) |
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下の方でコッソリ | ||||
◆厨子王原稿メール件名の歴史(本人確認用?) 更新太郎。 → こうしん太郎。 → 高信太郎。 → 香辛料。 → 甲府信玄公。(この133号あたりで件名を本格的なコーナーにされてしまうカワイソウな厨子王) → 子牛ん〜健康です。 → 庚申。元寇。 → 孔子に兼行。 → 乞う、青梗菜。 → 交趾(コーチン)。鬱金(ウコン)。「辛いなあ喰いもんネタ(笑)」というグチつき → 護身拳骨。 → 誤診現行犯。 → 小普請剣豪。 → 子負う繁子。 → こう、おしん激昂。 → 往診変更。 → 孝心言行。 → 恒心儼乎。 → 格子に拳固が。 → 誤診原告。 → (グレイと)交信。(UFOが)減光。説明付き。たまにはこうい(151号でこの件名の続きを皆さんから募集して大盛り上がり!) → 香辛料減量。 → 甲信越へ行こう。 → 荒神信仰。 → 降神、玄黄。 → コーリンえんぴつ。 → 降雨。震源。こ……うッ。 → 「コウ!」「シン? 元気?」「おう」 → 光線銃携行。 → 孝心儼乎。(孝心も儼乎も二度目の登場と、まるひにツッコマレル) → 前回のタイトルは急いでいたので一発変換だったわけです(笑)(言い訳キター!) → 工賃、下向。 → 浩二、けん、コウ(芸能人シリーズスタート?) → 工事・拳・豪 → 放心、テンコー → ちょうちんあんこう → 甲信越先行 → 古神に献香 → 降雨シーン、現場はこう…… → 懇親励行 → 殺しで連行 → 抗菌テント → GO! 真剣、GO!!(横文字初登場) → こう、芯がゲル状。 → こ、悪心、下戸。う。 → 麹、発酵。 → ここ押し。ん? 弦を、こう…… → 古址近郊 → 光子力ビーム!! → 等身大線香 → 拘禁連行 → 狂信勤行 → 高知、雲仙、甲府 → もう死んでんだろう? → 乞う。真剣若人 → 発疹侵攻 → 病身不健康 → ここ、よし、ビンゴ! |
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