第186号へ | 第187号 2005.1.14 | 第188号へ | |
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王 ▼写真館 ▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから |
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■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ | |||
◆大沢オフィスの近所にあるラーメン屋がいたく気に入った安寿。今年の安寿のオフィス訪問回数は、前年比200%の予感。 |
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■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー | |||
◆新年 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 年末年始は勝浦で過ごしていたのだが、ここ数年でいちばん暖かかった。大晦日も東京は雪だったようだけど、勝浦は土砂降りの雨。南に位置するぶんやはり温度差がある。なのでゴルフものんびりできた。スコアは例年正月はパッとしないので今年もそうだったが…。震えあがってやることはなかったから、良しとしよう。 東京に戻ってきてからは…新連載が始まったこともあり、いきなり京極モード突入。ほとんど飲みにも行けていない。1月、2月というのは毎年気がつくと過ぎている感じなので、今年もそうかな。 ◆スマトラ沖地震・津波 暮れに起こったスマトラ沖の地震と津波。とてつもなく悲惨な災害となった。去年の朗読会のときに「新潟中越地震」の被災地の方にお見舞いを思いたったが、今回の被災に対しても何かできないかなと思っている。 プーケット島とピピ島は、俺自身が何年か前に家族旅行で行っているので、映像で見る被災地には見覚えがあるところがいくつかあった。現地と離れてはいるが遠い出来事ではない感じがする。 朗読会とかのイベント事で何かをするには準備等がありちょっと無理だが、いずれにしても災害に対する援助というのは、その直後は集まってもだんだん薄れていくものだから、時間がたったころでも何らかのかたちでできればいいかと考えている。とりあえず…「BSブックレビュー」の収録に渋谷のNHKに行くので、義援金の受付箱があるはずだから些少ながら寄付をしてくるつもり。 |
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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー | |||
◆さてもめでたい♪ 新年でございます。あけましておめでとうございます。今年もどうぞ「大極宮」をよろしくお願い申し上げます。 ◆さらにめでたい♪ 祝! 「推理日記」連載33周年 佐野洋さんが月刊ミステリ文芸誌「小説推理」に連載されている「推理日記」が、今年で連載33年目に入るそうです。 これはもう、ほんとーに凄いことです! 丸32年間、しかも過去1回も休載がないというのがまず偉大! そもそも、この「推理日記」というエッセイ(という言葉じゃ言い足りないのですが、コラムでもないし、う〜ん、何と呼べばいいのかなぁ)が、現代ミステリ界に与えた影響の大なることといったら、もう、たいへん! 以前、逢坂理事長も協会報の「剛爺コーナー」でお書きでしたが、「ミステリにおける視点の法則」というものを周知徹底し、多くの作家の意識を目覚めさせたのは、「推理日記」の大きな功績のひとつであります。 これからミステリ作家を目指す皆さん、まだお読みでなければ、すぐ読みましょう! 他のどんな入門書を読むよりも、ストレートに、実践的にためになります。「推理日記」は評論であると同時に技術論であるからです。また、仮に個々の作品論については佐野さんと違う意見を持ったとしても、それがまた創作のエネルギーになります。 とゆう宮部も、習作時代から「推理日記」で勉強し、短編デビューの折にはエールを送っていただき、以来ずっとお世話になりっぱなしでございます。さらに、今書店さんに出ている新年特大号掲載の第385回では、「松本清張傑作短編コレクション」をお取り上げいただいているのです。ありがとうございます〜♪ 八代さま!(推理作家協会理事は、八代将軍吉宗になぞらえて、佐野さんをこうお呼びするのです)これからもますますご健筆を! ◆ゲーム女の生きる道 ふっしぎ〜♪ の♪ ぼうし♪ 今度は光の弓矢を取るべく、まったりプレイしつつ迎えた新年でございます。 大晦日に、光の弓矢ナシのファイルの方で、一応ラストバトルまでやってみたのですが、タートナックを倒すのに時間がかかるのと、魔人グフーが手強いのとで、しっぽを巻いて退散(泣)。でもいいの。ゼルダと共にあけましておめでとう♪ ◆追伸 11日にクリアしました! 大ゴロンちゃんにミラーシールドももらいました。 |
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■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー | |||
◆謹賀新年 ってもう13日ですが。今年もよろしくお願いします。 まあ、こういう商売は盆も正月もないくらいでないとやっていけないわけですが、とりあえず今年も門松立てて餅食ってお正月を迎えることができました。これもみなさんのお蔭です。 ◆第二回怪大賞選考会+怪忘年会 が、暮も押し迫った時期にあったわけです。一年間たまりにたまった投稿作品を、水木大先生、荒俣中先生とともにマジメに選考させていただきました。今回も両先生ともに鋭く厳しい選評が。量が多い上にバラエティに富んでいるので中々大変でした。 選考会終了後、多田重先生、村上札先生などと合流し、怪チームの忘年会。水木大先生のオナラ話などが聞ける貴重な会なわけです。10年目を迎える世界妖怪協会と「怪」、今年はいっそう力が入る模様。次号の発売までもう少しお待ちください。 ◆怪談之怪企画会議+幽新年会 が、年明け早々にあったわけです。幽創刊で第三ステージに突入した怪談之怪の反省と今後の展望に関して、東編集長、木原・中山新耳著者と、久し振りのフルメンバーで密談を。今年は『新耳袋』最終巻・第十夜の刊行年。新耳も十五年になるわけで、盛り上げていきましょうということで。「幽」二号も上々の仕上がり、三号に向けていっそうの悪巧みを。 で、終了後装幀家の祖父江慎さん、写真家のMOTOKOさんなどをお招きして幽チームの新年会。祖父江さん、芸がステキです(笑)。 ◆妖怪大戦争エキストラ撮影 昨年末、火災事故によって延期されていた妖怪エキストラ撮影が大々的に行われました。いや、災い転じてなんとやらの盛り上がりで大変なことになってました。荒俣さん曰く「火事が起きた現場は観客動員に火がつくんです」とか。まさにその通り、質・量ともに物凄いエキストラでございました。いや、何しろ毎日100人〜500人が全員扮装して参加するわけですから、メイクだけでも大騒動。よくぞまとめたという感じで、現場スタッフのみなさんの努力には頭が下がります。同時に朝早く入って長い待ち時間を耐え、おまけに重労働だったにもかかわらず、大いに盛り上がってくださったボランティア参加者のみなさんにも頭が下がるわけです。参加されたエキストラのみなさん、本当にお疲れさまでした。そして本当にありがとうございました。 それから、わたしデザインの河太郎キャラを寸分違わぬ形で再現し演じてくださった阿部サダヲさん(扮装三時間)にも頭が下がるわけです。下げっ放し(笑)。 ぼくも荒俣さんと一緒に慰問に行ったわけですが、まさに空前絶後。映画史上に残ること間違いなし。 なんたって全部種類が違うお化けが500体、三池監督の凝りに凝った演出でどばーっとお祭り騒ぎをするわけで。しかもCGじゃなく実写。こんなモブシーンは見たことがありません。演じているみなさんはどうなっているのか一切わからなかったでしょうが、モニタをみているぼくと荒俣さんは大喜び。傑作です。なんたって、言うのは簡単ですが撮るのは大変なことですから(言ったのは我々なわけで)。ツボを押さえた三池監督の演技指導に荒俣さんもご満悦のごようすでございました。ここまで再現していただけたなら、苦労して企画を練り上げた甲斐もあるというもの。ちなみに大沢オフィスの面々もお化けに雑じっております。 実写撮影は16日の600人体勢妖怪大進撃で終了しますが、これから半年かけてCG作成などの仕上げが行われる予定。まるまる一年かかるわけです。 いや、妖怪好きは必ず満足していただけるはずですし、老若男女、どなたでも楽しめる娯楽大作になる予感。楽しみです。 監督の名言を最後に。 「別に目的はないけど達成感はある! 意味なんかなくても盛り上がる!」 はい、これぞ妖怪の神髄。 ◆江戸博・水木展ファイナル 大好評のうちに幕を閉じました「Oh! 水木しげる展」。年明けから最終日までは「駆け込み入場」的にデッドヒートしたもようで、大変な賑わいでした。 プロデュース者としてはウレシイ限りです。ラストの三連休だけで2万人ちかく入ったのじゃないかしら。ほぼ満杯。図録も売り切れてしまったようで、ご来館のみなさまにはご迷惑をおかけしました。まあ、年末年始のかき入れ時に休館しちゃう公共機関のもどかしさはありますが、みなさんのおかげで大成功をおさめることができました。次は新潟県新津美術館です!! 本年もよろしくお願い致します。 |
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■忘年会写真館 | |||
◆2004年12月28日 大沢オフィス忘年会二次会 in 六本木 毎年恒例となりました。某カラオケボックスのパーティルームで、作家・スタッフ・編集者が飲めや歌えやの大騒ぎでございます。
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■編集者Sのウラ情報 | |||
遅まきながら今年もよろしくお願いいたします。昨年は自然災害、しかも過去に例をみない被害が多発した年でした。今年は平穏な年になりますように。 被災地の皆さんの様子を気にしつつも、日常業務は進めねばなりません。 そんな業務の第一弾が恒例となった「大極宮」フェア。今年も今月20日あたりからスタートです。詳細は来週早々にアップされます。 書店内の展開は大体例年通りですが、今年の企画としては三省堂書店有楽町店と文教堂渋谷店の2店だけですが、店頭ウインドウディスプレイでのフェア告知をやります。ポスター、でかいです。顔、でかいです。お近くをお通りのさいは眺めてやってください。 今年もイベントがいっぱいできますように。(ドラクエ未だ途中、S) |
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■まるひの秘書ヒショバナシ | |||
◆今週の厨子王原稿メール件名 (これまでの歴史は→コチラ) 拘禁連行 新年そうそう事件ですね。事件といえばニセ札ですね。一万円の旧札を使うたびに、思わず透かしを確認してしまう今日この頃です。 久しぶりの更新で手順を忘れ、いつもより作業スピードがノロいうえに、忘年会の膨大な写真の選別および加工に手間どり、2005年最初の週刊大極宮は、ハイ、気がついたら日付の境目をまたぎそうな時間になってしまいました。とほほほほ。 遅い時間の更新を「ああ、またいつものコトねー」と笑って許してくださる心の広い大極宮ラーがたくさんいらっしゃることに感謝いたします。 今年の更新も遅くなりがちでしょうが、何卒よろしくお願い申し上げまっす! ちなみに私は「うるし」に化けました。うひ。 |
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■ノリノリ編集後記 | |||
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。また、たくさんの年賀状やメールによるお気遣い、ありがとうございました。 さて、今年の初詣。久しぶりに明治神宮に行ってみました。といっても三が日ではなく6日。仕事の合間に。小雨が降ったりしたので人出はまばらでなんとなく拍子抜けな感じでしたが、その日は思わぬラッキーがひそんでいました。横綱朝青龍の奉納土俵入り。雲龍型を間近で見ちゃいました。何のことない平日の昼間にやってたんですね。相撲協会の親方衆もたくさん見られたし、正月早々得した気分でした。 でっ、行ってきました「妖怪大戦争」エキストラ。当日、妖怪「墨壷」を割り当てられたわけですが、なんだかやたらと呼び出されまして…最初は抜擢だと喜んでいたのが、後半はいじめか罰ゲームのように感じた次第。汗だくになってげっそりでした。体重も2キロは落ちたかな。ともかく映画の出来上がりが楽しみです。 (撮影所最奥の「大魔神社」にも参拝…ノリ) |
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■アンケートから (●はスタッフのコメントです) | |||
◆明けましておめでとうございます。昨年はサイン会というものにはじめて行き、まじかで大沢大夫先生や、宮部安寿先生と触れ合うことができたり、リーディングカンパニーで、京極厨子王先生の芸達者ぶりに非常に感心したりと充実した1年でした。今年も昨年以上の企画、公演うんぬん、かなり期待していますので宜しくお願いします。 ●作家・スタッフ一同(本業に支障が出ないように気をつけながら)、皆さまに喜んでもらえるようがんばります!(まるひ) ◆暴編集者に「俺の話しが出ているから」と見るように言われたので見ました。 でも、出ていませんでした。 その旨「オレオレ編集者」に言おうと思います。 ●わははは。新年から笑ってしまいました。"暴"っていったい誰なんでしょう。(と、心当たりを何人か思い浮かべてみるまるひ) |
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下の方でコッソリ | |||
◆厨子王原稿メール件名の歴史(本人確認用?) 更新太郎。 → こうしん太郎。 → 高信太郎。 → 香辛料。 → 甲府信玄公。(この133号あたりで件名を本格的なコーナーにされてしまうカワイソウな厨子王) → 子牛ん〜健康です。 → 庚申。元寇。 → 孔子に兼行。 → 乞う、青梗菜。 → 交趾(コーチン)。鬱金(ウコン)。「辛いなあ喰いもんネタ(笑)」というグチつき → 護身拳骨。 → 誤診現行犯。 → 小普請剣豪。 → 子負う繁子。 → こう、おしん激昂。 → 往診変更。 → 孝心言行。 → 恒心儼乎。 → 格子に拳固が。 → 誤診原告。 → (グレイと)交信。(UFOが)減光。説明付き。たまにはこうい(151号でこの件名の続きを皆さんから募集して大盛り上がり!) → 香辛料減量。 → 甲信越へ行こう。 → 荒神信仰。 → 降神、玄黄。 → コーリンえんぴつ。 → 降雨。震源。こ……うッ。 → 「コウ!」「シン? 元気?」「おう」 → 光線銃携行。 → 孝心儼乎。(孝心も儼乎も二度目の登場と、まるひにツッコマレル) → 前回のタイトルは急いでいたので一発変換だったわけです(笑)(言い訳キター!) → 工賃、下向。 → 浩二、けん、コウ(芸能人シリーズスタート?) → 工事・拳・豪 → 放心、テンコー → ちょうちんあんこう → 甲信越先行 → 古神に献香 → 降雨シーン、現場はこう…… → 懇親励行 → 殺しで連行 → 抗菌テント → GO! 真剣、GO!!(横文字初登場) → こう、芯がゲル状。 → こ、悪心、下戸。う。 → 麹、発酵。 → ここ押し。ん? 弦を、こう…… → 古址近郊 → 光子力ビーム!! → 等身大線香 |
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