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 第165号へ 第166号 2004.7.30 第167号へ 
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王 ▼写真館

▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ

◆山椒大夫・大沢のヒゲは、某映画に出演するための役作りというウワサがあったりなかったり…。

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆サメ(その1)
 仕事場の引っ越し祝いに、安寿からサメのぬいぐるみをもらった。「ファインディング・ニモ」に登場するサメの"ブルース"。仕事場にはいろんな人からいただいたサメの飾り物などがあり、ぬいぐるみも三つか四つある。これも大切に飾らせていただく。

◆サメ(その2)
 週末から火曜日まで、予定どおり勝浦に行ってきた。そこでちょっと時期は早いと思ったが、クロダイのブッコミ釣りを試してみた。場所は大原に近い小さな漁港の外れ。夕方、周りに人っ子ひとりいない中、ノンアルコールビールをやりながらの釣り。エサに塩漬けの本イソメを付け、竿を二本出してみた。
 暗くなったころ、一本の竿先にガツンガツンと良いアタリが到来。しかし、クロダイとは明らかに違うカラダをクネクネくねらせる引き。ゴンズイかと思ったが、巻き上げてみると30センチほどのサメだった。ちょうど通りかかった人に声をかけられ、今年はこの辺りでサメが異常発生していると教えられた。
 その後、立て続けにサメばかり5匹! 確かに異常発生だ。船釣りではたまに釣れるが、堤防からは珍しい。
 もちろん、サメはオイラにとっては大切な守り神なので、堤防に放置することなく、丁重に海に御引き取り願った。

…結局、この日はサメしか釣れず。
もしかすると、そろそろ新宿鮫を書けという天の声なのかなぁ…と思いつつ、釣り場をあとにした。

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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆空から見る雷
 飛行機の窓から、初めて雷雲を見ました。見惚れるほどきれいですが、怖かったですよう。

◆ゲーム女の生きる道
 Xboxを出したのはもちろんですが、場所がなくて今までしまっておかざるを得なかったサターンも出しっぱなしにしておけるようになったので、「月花霧幻譚」や「グランディア」などのゲームを再見して懐かしがっております。「パンツァードラグーン」は「オルタ」のおかげでXboxでもやれるけど、「アゼル」はサターンだけだから、これもやり直そうかな。
 と、集めておいたソフトのなかに、なぜか封を切っていない「エネミー・ゼロ」を発見。おかしいな。プレイしたはずなのに(あまりに難しくてすぐ断念したんだけど)。
 よくよく見るとそれは、いわゆるベストチョイス版で、イージーモードがついてるやつだったんですね。そうだ! 竹崎さんからいただいたんでした。
 というわけで再挑戦を始めております。ローラさんは船内をうろうろ。あっち行くとクリーチャーが出るんだよなぁ――という場所には、まだ勇気が出なくて近づけません(泣)。
 このゲーム、韮沢靖さんのクリーチャーがめちゃめちゃ怪しくてカッコよいのです(中途挫折したくせに何で知ってるかというと、雑誌と攻略本のおかげですね)。未プレイの方には、今からでもお薦め♪ ハラハラドキドキで涼しくなれますよ。

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■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー

◆正チャン
 といっても知らない人が多いでしょうが、大正11年アサヒグラフに連載開始以降、カナリの人気を博して書き継がれたマンガ『正チャンの冒険』の主人公であります。
 このたび小学館からめでたく復刻(全部じゃないですが)されまして。一冊本ですが、良心的な編集。原本はなかなか手に入りませんからね、ウレシイ訳です。少年記者の正チャンと友達のりす(まんま、リス)が繰り広げる冒険物語。奇想天外で愉快なお話の数々。登場キャラも福助からキューピーちゃんから七福神からケンタウロスと、和洋入り乱れたいかにも大正風。天狗の首なんていう理解不能のお化けも出て来るし。絵もウマイワケデス。カタカナガスコシヨミニクイカモシレマセンガ、ナレレバダイジヤウブ。りすファン(?)の人は、是非。

◆伊右衛門
 DVDが発売されたようですね。
 それにしても最近のDVD発売ラッシュときたら。うれしいけど追っかけきれませんねえ。二度と見られないだろうと思っていたようなマイナーなものまで出てますし。といっても実際、喜んで入手しても二度は見なかったりもするワケですが(とほほ)。そこで、選ぶ基準というのも揺らぐわけです。こりゃ買いだ! と思った直後に、でもしかしちょっと待て、と。上半期一番ウケたのは「カリキュラマシーンBOX」でしたが、確かにそう何度も観るもんじゃないかもですな……。
 でも先日、貫井徳郎さんと法月綸太郎さんに「クレクレタコラBOXを迷わず買うような人間にそもそも基準などあり得ないと思う」と指摘されたワケですが。うーん。そうはいっても(笑)。

◆張り子
 また出来たワケです。こんどのは……小さ。
 過去最小。ラブリーでもあり、そのぶんキモチも悪いワケです。ははははは。
 張り子人間の荒井良さんの秋の個展には、今までボクの文庫の表紙を飾ったオールスターお化けが初の勢揃いなんだそうですが、そんな場面はボクも見たことないので楽しみでもあります。
 詳細が判明し次第、お知らせしますので、お楽しみに。

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■実況写真館

◆2004年7月30日(金) 大極宮会議 at 大沢オフィス
更新日と重なりました。ので、良い写真ネタができました。(喜♪)



14:00頃

ヒゲ山椒大夫

まずは山椒大夫のヒゲヅラをパチリ



15:30頃

厨子王いなくてチョットサビシイカモ

ノリノリのバヂャー報告と、
まるひの会計報告(&ボーナス交渉)のはざまに
しばし雑談(多忙の厨子王、本日欠席)



17:00頃

アロハがよくお似合いの竹崎さん

対談が載っている「游遊」(安寿が手にしています)を
わざわざオフィスに届けに来てくださった
竹崎"セガの顔といえばこの人"忠さんと記念にパチリ



19:00頃

食欲旺盛!

議題をひとつ消化した後
メシ! メシ! メシ!
お気に入りのT中華料理店から出前をとり
暑さに負けずガッツリ食う! 食う! 食う!



19:45頃

あー食った食った!

食休みの歓談タイム




そして大極宮の更新が行われた後も
白熱の会議は深夜まで続くことでありましょう。


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■編集者Sのウラ情報

 地方の皆さんには馴染みがないでしょうが、六本木(都内にいくつか支店がありましたが)の青山ブックセンターが突然閉店しました。ABCはそのユニークな品揃えとか書店には珍しかった深夜営業で根強いファンのいる書店でした。閉店にいたった詳しい理由は分かりませんが、独特の匂いをもった書店がなくなるのは残念ですし出版界にとっても損失だと思います。
 書店はベストセラーや売れ筋商品だけを並べておけばいいというものではないと思っています。行けばなにか面白いものが見つけられるかもという期待感が皆さんにはありませんか。ただその「なにか面白いもの」というのは各人各様ですからそんな一人一人の趣味に合わせられないよ、というのが書店さんの立場でしょうから、ある特定のジャンルに強い、特化した書店というのは貴重です。みなさんもそういう書店さんを応援してあげてください。
 しかし六本木は少し前に一店閉店しているし、非常に複雑です。
(地元に大型書店が開店、ちょっと楽しみS)

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■まるひの秘書ヒショバナシ

◆今週の厨子王原稿メール件名 (これまでの歴史は→コチラ
 浩二、けん、コウ
 コウちゃん(件名の歴史に出てきます)の新たなお友達登場です! 浩二くんとけんちゃんは、シンちゃんと面識があるんでしょうか。ここから新たなドラマの展開はあるんでしょうか!?(テキトーです、ハイ)

 てなわけで、今まさにミーティングのまっただなかであります。会議室からは、話し声や笑い声が聞こえてきます。食事休憩のついでに抜けて更新作業しておりますが、早く戻って参加せねばです。では行ってきまーす!(只今の時刻 20:10ナリ)

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■ノリノリ編集後記

 北アルプス、いや日本の山岳シーンの象徴…槍ヶ岳を登ってきました。天気はまずまずで景色も堪能。がっ、なんといっても雷です。すぐ近くの大天井岳をはじめ、各地で落雷事故が相次ぎました。さいわい我々のグループは雨には少し降られましたが、落雷には遭遇せず。落雷の予防策はあれど…これは運ですよねぇ。僕は浅草寺で買った「雷除御守」を山では必ず携帯するようにしています。

雷除御守

(雷獣は降ってきませんでした…ノリ)

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■アンケートから はスタッフのコメントです)

◆ああぁぁほんとにビックリしたんです。文庫本を買ったら「大極宮通信」が入っていて、、、。憧れの宮部みゆきさんが中年男性に挟まれて写真に写ってるなんて。勿論両氏は知っては居ますが、実に不愉快だなあと思って中を読んで見ますと、3人仲が良さそうなんですね。 でもなんでこんな事になってしまった(すみません)のか、、、。う〜ん複雑ですねー。

どうしてこんなことになってしまったのか・・・。いちばん不思議に思っているのは、もしかして当の三人かもしれません。わはは。(まるひ)

◆私は、大沢先生のファンなのですが、最近恥ずかしながらやっとパソコンを始めて、ずっと見たかったこのホームページを、ついに見る事が出来ました。
Q&Aのコーナーでは、私と同じ先生のファンの声が聞けて、大変嬉しかったです。
これからも、このホームページを見たいと思います。

パソコン導入おめでとうございます! そして今後とも大極宮をよろしくお願いいたしますー♪(まるひ)

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下の方でコッソリ
◆厨子王原稿メール件名の歴史(本人確認用?)

更新太郎。 → こうしん太郎。 → 高信太郎。 → 香辛料。 → 甲府信玄公。(この133号あたりで件名を本格的なコーナーにされてしまうカワイソウな厨子王) → 子牛ん〜健康です。 → 庚申。元寇。 → 孔子に兼行。 → 乞う、青梗菜。 → 交趾(コーチン)。鬱金(ウコン)。「辛いなあ喰いもんネタ(笑)」というグチつき → 護身拳骨。 → 誤診現行犯。 → 小普請剣豪。 → 子負う繁子。 → こう、おしん激昂。 → 往診変更。 → 孝心言行。 → 恒心儼乎。 → 格子に拳固が。 → 誤診原告。 → (グレイと)交信。(UFOが)減光。説明付き。たまにはこうい(151号でこの件名の続きを皆さんから募集して大盛り上がり!) → 香辛料減量。 → 甲信越へ行こう。 → 荒神信仰。 → 降神、玄黄。 → コーリンえんぴつ。 → 降雨。震源。こ……うッ。 → 「コウ!」「シン? 元気?」「おう」 → 光線銃携行。 → 孝心儼乎。(孝心も儼乎も二度目の登場と、まるひにツッコマレル) →  前回のタイトルは急いでいたので一発変換だったわけです(笑)(言い訳キター!) → 工賃、下向。

マダマダ続ク!?