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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王 ▼写真館

▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ


◆取材のためオフィスにやって来たミヤベ。窓から見える六本木ヒルズ(森タワー)のイルミネーションにビックリうっとり……

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆講演会
千葉県袖ヶ浦市まで講演に行ってきた。地元だけでなく遠方からも含め400人ぐらい来てくださった。
袖ヶ浦は勝浦へのルートに近く馴染みがあるので、「私は半分千葉県民ですよ」と、地名をあげて話したら親近感をおぼえてもらったようだ。
講演後は質疑応答もあり、小説の新人賞に応募している方の相談も受けた。
当日は天気が良かったので釣りに行きたいなぁと思いながらアクアラインを渡って帰ってきた。釣りにもゴルフにもいい季節。
しばらく時間はとれないが…。



講演の様子

二名の手話通訳士さんが、入れ替わりながら
同時通訳してくださいました。

手話通訳士さん大活躍

平川公民館 体育室

お越しいただいた皆さま。





◆コンペ
秋のコンペシーズン開幕。第1弾は50年続いている歴史あるコンペで、今回が100回記念大会。それも泊りがけ。結果は1ストローク差の3位だったが、内容的にはいまひとつ。ドライバーの調子が悪く、前半はパターもイマイチ。あと3つ4つは縮められたかな。

◆50歳とは…
高等裁判所の判事をやっている従兄が、任地が東京になって戻ってきたので何年かぶりに会って飲んだ。その帰り道、50歳になる彼が「50になると楽だよ」と、ふともらした。何がどう楽になるのだろう?
今の47でも楽といえば楽だし…しんどいと言えばしんどい。50歳になれば何か劇的に変わるのかなあ…。どうなの?

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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆続・鳴き声の怪
 今朝、新たな怪しい鳴き声に遭遇しました。今度は木の上から聞えたので鳥だと思うのですが、カラスのようでカラスじゃない。「かあ、かあ」と「きゃん、きゃん」の中間のような声なんですよ。ふっしぎ〜

◆ゲーム女の生きる道
「ヴァンダルハーツ 失われた古代文明」を再々々プレイいたしました。このゲーム、シュミレーションRPGの隠れた傑作だと、わたしは思っているのですよ。
一週間でエンディングまで行ったのですが、「ヴァンダルハーツ2 天上の門」の方と勘違いをしていて、ストーリー上で通過したバトルマップに、あとからフリー戦闘で入り直せるとばかり思い込んで、探索しなくちゃならないアイテムを取り残し。で、隠しマップに入れず武器コンプリートもできず、当然、主人公のアッシュを隠しクラス「ヴァンダリアン」に
チェンジすることもできずに終わってしまいました。
残念なのでもう1回やろうかな。
 で、思いました。ゲーム女の生きる道も、ここんとこマンネリだし、ひとつ「ヴァンダルハーツ1、2」の2作を丁寧にやり直して、ここで紹介しちゃおうか、なんてね。つまり、「幻想水滸伝III」でやったようなプレイ日記を、頼まれもしないのに勝手にやってしまうのだ。
 というわけで、次週よりやらかします。お暇な方、これを機会に「ヴァンダルハーツ」をやってみっかという方(ぜひぜひプレイして!)、よろしくお付き合いくださいませ。

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■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー

◆サイン会
と、いうのは、要するに書店さんへのサービスなわけです。お客さんがたくさんいらっしゃいますから。
これはまあ大変に良いことなんですが、サインする方はひとりですから、お世話になっている全国の書店さんすべてへのサービスというのは不可能なのですね。
どうしても大型書店さんに偏りがちになりますし、都市部中心にもなってしまいます。西でやれば東から、北でやれば南から、それなりに不満の声が出ます。
そうした声に応えて全国サイン行脚、というわけにはいきませんし(笑)。行脚したところで網羅はできません。
何ヶ所でやろうと焼け石に水。まあエリア的にはカバー出来ても、当初の(出版社としての)目的である書店サービスという意味ではいろいろ難しい。
効果的ともいえませんし。
と、いうわけで今回は応募・抽選での直接読者サービスという企画に落ち着きました。
10月4日。場所は講談社。
遠くから来ていただきまして(何だか呼びつけたみたいで気が引けたりもするわけですが)ありがたいことです。
旅費の方が本代より高い方もいますしね。
で、一日かけて来ていただいて、サインの時間なんて数十秒ですから。書いてさっさと帰ってもらうってのも何だなあと思ったのですが。
わりとゆっくり目に書いて、最後まで待ってもらうてえと、結構な時間。今度は間が持たないということが判明。
読者の方はたーだ座ってるだけですからね。
いや、次からは「ファウスト編集長を土に埋めようゲーム」とか、何か考えておきます。
それにしてもあの販促グッズ、ボクは貰ってないぞ。ポスターだって初めて見たし。
うーむ。
わざわざ応援に来てくださった(わけでもないのかな)西尾維新さん、ずんだ餠おいしかったです。
こんど一緒にナマハゲの面をかぶった男をいじめて遊びましょうね(意味不明)。

◆アニメ
が、一部で放映開始になったようですね。「巷説百物語」。
遅ればせながらビデオで拝見させていただきましたが。浸ると浸ってしまう感じの作品でしたね。
続けて見たほうがいいかも。自分が出てるのすっかり忘れてるし。いや、ボクはたった一時間のアフレコだったもんで。
もうちょっと変な声出したほうが良かったようにも思うけどなあ、京極亭。

◆稲生本
荒俣大人の『平田篤胤が解く稲生物怪録』(角川書店)が、ようやく発売。
先に出ていた東雅夫編『稲生モノノケ大全・陰の巻』(毎日新聞社)と併せて、稲生本は充実ですね。
後者には拙文も載せていただいております。
しかしこれは一種のブームなんだろうか。
流行ってるという話はトンと聞かないのですが(笑)。
東さんといえば、『田中貢太郎日本怪談事典』(学研M文庫)もうれしい一冊でした。

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■サイン会写真館

◆2003年10月4日(土)
 大沢山椒大夫が袖ヶ浦で講演をしていたちょうどその頃・・・
 京極厨子王は東京は講談社でサイン会なのであった。



講談社レセプションルーム

全国から集結した
約200人の厨子王ファンの皆様


書く厨子王

ゆっくり書いているところ


書く厨子王の手

書いているところのアップ


しゃべる厨子王

最後にご挨拶


会場に飾られていました

欲しいぞこのポップ!


ファウスト編集長というウワサ

謎のナマハゲ男



今回のサイン会は、『陰摩羅鬼の瑕』の帯についている
応募券を送って、みごと当選された方々が対象でした。

次は・・・あるのだろうか・・・


 
■編集者Sのウラ情報

 またまた三連休ですね。休み前には未読のまま溜まっている本を何冊か片付けて、買い込んだDVDボックスも何枚か片付けてとは意気込んでいるのですが、なかなかねえ。そのうえまるひやハルくんは一緒にオンラインゲームやりましょうとか誘うのよ。わたし、自分のこと分かっていますから。始めたらどんなことになるか。引き籠るよ、きっと。
みなさんはどうやってバランスをとっているんですかね。とくにゲームとかやっている人。自分で決めた時間、たとえば2時間と決めたらそこでやめれる人って、うらやましいと思いますね。私なんか、本もそうですけどなかなか途中で中断できないですね。
(ところがこの連休は仕事なのよ、S)

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■まるひの秘書ヒショバナシ

いやはやいやはや・・・
アニメ「巷説百物語」、どーして全国ネットで放送されないんだよ! 観られないじゃないか! なんとかしてくれよ!
といった感じの、お叱りというか苦情というかお願いというか・・・をたくさんいただいておりますが・・・(;;)
原作者には、放送エリアを決めたり増やしたりする権限なんか、ないのでございますよ。
あいすみません、どうにもできません・・・(;;)
後からDVDになるんですかねえ。なるといいですねえ・・・。

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■ノリノリ編集後記

いよいよ「ラグビーワールドカップ2003」開幕。
でも、戦前の予想だと日本代表は予選リーグ全敗。雑誌「ナンバー」の表紙にはデカデカと"神頼み"みたいに書いてあるし…。
それもそのはず、W杯における過去の通算成績は1勝11敗。今回も苦戦を強いられると思う。
アメリカには勝ってほしいけどなぁ。
とにかく12日の初戦、対スコットランドがすべて。ここで大敗するようなら全敗だろう。
だがその前に、世の中の人は知っているのだろうか? W杯を。こんなに盛り上がらないなんて(もともと期待していなかったが)悔しくてたまらない! 先週ビリーブが鼻差で負けたくらい悔しい!!
嗚呼、ジャパンはどうなることやら…。
で、明日は秩父宮ラグビー場へトップリーグ昇格を目指す釜石の応援に行ってきます。サポーター登録も継続だ。
(11日京都1R、出資馬ウインリゲルで単勝一点勝負…ノリ)

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■アンケートから はスタッフのコメントです)

相変わらず・・・

◆週刊大極宮の中の「編集者Sのウラ情報」に『パンレットもまだ完成してないし。』という記述がありましたが、これは『パンフレット』の間違いではないのですか?

間違いです。直しました〜♪(まるひ)

◆週刊大極宮、京極氏の、
    ◆展示。
     (省略)
     のですが、いや、大坂も良いところですなあ。
の、最後は「大阪」のまちがいですか?

間違いです。直しました〜♪ その2・・・(まるひ)

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