第120号へ | 第121号 2003.9.12 | 第122号へ |
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王 ▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから |
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■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ | ||
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■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー | ||
◆近江 滋賀県の近江八幡を訪れてきた。 前々から旧い街並を観たかったのと、父が京都の出身でルーツが近江商人らしいということで行きたかったのだ。 近江八幡一帯を流れる水路を櫓で漕ぐ和船でのんびり遊覧できる水郷くだりを体験したのだが、これが実に素晴らしい! 和船なので櫓を漕ぐギーギーという音のみ。川面に密生している葦の群落がまた静か。蝉の鳴き声だけが降ってくる。 別天地のような、なんともいえない不思議な時間を過ごせた。 この和船で釣りができたら…。そういえば幸田露伴の本に、明治のころまでは東京でも和船で釣りを楽しむ様子が書いてあったなぁ。 つくづくうらやましい。 などと…昔に想いをはせておりました。 ◆勝浦 夏が帰ってきました。ていうか、いま夏だよ勝浦は! 太平洋高気圧にすっぽりと覆われて、風も無くめちゃくちゃ暑い。 ウォーキングをやれば汗みずく。遅ればせながら夏をとり返している。体調もすこぶる良い。気持ちのいい一週間を過ごしている。 こんな天気が続くんだったら東京に帰りたくない。 ◆加山 その勝浦で、見事に中天に浮かんだ「中秋の名月」を見た。 ベランダから眺めて飲む酒の旨さよ…。BGMは加山雄三。 これがまた合うのよ。涙が出そうなぐらい。 |
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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー | ||
◆どうぞよろしく 推理作家協会編纂の新アンソロジー『推理作家になりたくて』第1巻と第2巻が発売されております。版元は文藝春秋です。 ちょっと定価が高くて申し訳ないのですが、決して損はないだけの中身がたっぷり詰まってますので、ご贔屓にお願いいたします。 これからミステリー作家になりたいという方にも、参考になる……と思いますよ。 ◆うっぷん♪ もろもろ溜まっております。「うっふん」じゃないよ。鬱憤ね。 「うっぷん」は溜めるもの。「うっふん」は消費するものと見つけたり。 で、「うっふん」消費については宮部ではなく山椒大夫の専門ですな。 『大極宮II』で、大沢ゴールドとピンクお姉ちゃんずの雄姿を見ていただけましたか? あのマンガで、宮部は正しく『幻想水滸伝』の"ぼっちゃん"コスプレをしているんですよ。見ていただけましたか? 喜国雅彦さん、ありがとうございました。 ◆ゲーム女の生きる道 『鬼武者タクティクス』は愉快です! ホントに楽しいよ! 高低差のあるマップ構成やキャラの動きがとても懐かしく『タクティクスオウガ』に似ているのですが、もしかして開発メンバーに『タクティクス』を作った方が入っているということはないですか? 『封印の剣』をおいといて、こっちを先にやっちゃおうかな。 |
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■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー | ||
◆某企画 さる企画会議で水木大先生のことを熱く語る(笑)。 語れば語るほど、その偉大さを再認識してひれ伏しますね。 いや、知られざる部分や語れない部分も含めて。 まさに「大水木」であります。 ◆某公演 伝統芸能担当といたしまして、文楽を観てまいりました。 まだ昼の部だけなので、詳しくは夜の部を観てから。 来週ご報告いたします。 ◆厭あ なものを三たび書いてしまいました。ああ厭だ。 ◆新聞 見ましたよと何度かいわれ、「何の?」とボケていたわけですが、そういえば何紙かインタビューされた気がします。 本人的には見てないんですが。 ◆支度 の文庫の表紙のお化けさん達は、実は仏壇の飾りなんです。 その気色ワルイ仏壇に鎮座ましましているお方は、もちろんあの仏様。 ご本尊は来月発売「始末」文庫の表紙にご登場なさいます。 南無。 |
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■編集者Sのウラ情報 | ||
先週からの新しいコンテンツ「立ち読みコーナー」、皆さんに喜んでいただいているようで、毎晩遅くまでテキスト入力、PDFファイル作成を行っている、ハル君もほっと一安心。文庫本自体を直接スキャンして画像データとしてアップすればもう少し簡単なのですが、可能な限り軽くという更新担当まるひの強い信念(?)のため、テキスト→PDFという形をとっています。 今までハードボイルドはちょっととか、厨子王作品は漢字が多くて敬遠していたとかいう方は、雰囲気だけでも味わってください。 そうして読んでみたいなと思っていただければ、書店へ足を向けてください。 そんなこんなで順次文庫化された作品をアップしていきますので、作品選択の参考になればうれしいです。お楽しみに。 (この三連休は夏を取り戻すぞ、S) |
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■まるひの秘書ヒショバナシ | ||
おおー、なつかしいいい! そうそうそう、こんなヤツだったねえー。 と、「立ち読みコーナー」に新たに加わった『無病息災エージェント』のファイルをチェックしながら、思わず声をあげてしまいました。 最初のノベルス版が出たのが1987年(文庫になったのは1990年)ですもんねえ。16年前か・・・そりゃ忘却の彼方で当然ですってば。 読んだ私もそうですが、書いた大沢だって忘れてますもの。 11月の朗読会の出し物を決める際に、三人の掛け合いをこの『無病息災〜』の中からやったらどうか、という案が出たとき 「うわ、どんな話だっけ! 俺、何にも覚えてないぞおおお!」 なーんて、頭抱えてましたからね。 ま、しばらくページをパラパラしているうちに記憶が蘇ってきたようですけど。(当たり前だ) 読者の皆さまに少しでも喜んでいただけたら・・・と思って作った「立ち読みコーナー」なのですが、私もけっこう嬉しかったりします、ハイ。 ずっと前に読んだきり忘れていた本を、もう一度開いてみようかなと思わせてくれる効果もあったのですねー。意外でした。 いやー、次は何のファイルが上がってくるのか、楽しみですわい。 ハルくんがんばってねー! |
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■ノリノリ編集後記 | ||
開幕ですよ開幕! 待ちに待ったトップリーグの… って知ってますか? ラグビーですよ。 明日13日国立競技場でのオープニングマッチはサントリー対神戸製鋼。永友新監督が指揮を執る王者サントリーと大畑、斎藤が加わった神戸製鋼。 いきなりこの組合せが観れるなんてラグビーファンの念願でした。 昨シーズンまでの社会人リーグだと、対戦しない年もあったんですから。 トップリーグは12チームが5ヶ月かけて総当りするリーグ戦。 優勝予想としては上記2チームにNECを加えた3チームだと思うのですが、先日、話をする機会のあった薫田監督率いる東芝府中を個人的には応援します。薫田さんが現役時代にはサインをもらってるしね。 でも、もっと気になるのは今シーズンも引き続きサポーター登録をした釜石シーウェイブス。今期は下部リーグの「トップイースト10」から「トップリーグ」昇格を目指す。 ラストシーズンに賭けるアンガスに期待。うれしいことに釜石戦は秩父宮で3試合もある。とくに12月13日の日本IBM戦は、昇格決定戦出場を賭けた大一番になるだろう。 北の鉄人のプレーは熱く心に響く。釜石戦は必見ですよ! (世界柔道…投げキッスをさせた紀香に教育的指導。 実行した康生に注意。まあいいけど…ノリ) |
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■アンケートから (●はスタッフのコメントです) | ||
あああ、またやってしまった!!!(;;) ◆あのぅ、質問なんですけど朗読会のチケット発売日が26日(土)と表示されていたのですが、26日は金曜日だと思うのですが、日にちと曜日どちらが正しいのでしょうか? ◆いつも楽しみに拝見させていただいております。 突然ですが 朗読会のチケット発売日は9月26日金曜日ですか? 9月27日土曜日ですか? ◆9月26日は金曜日ですよね? 26日発売?それとも27日土曜日発売ですか? 私はいつチケット買いに行けばいいのでしょう? ●他、多数のお問い合わせが・・・。ううううう・・・。イベントのページは訂正済みですが、念のためここでも叫びます。 チケットは9月26日金曜日の発売ですーーー!!! 汗汗汗。(まるひ) |
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