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 第119号へ 第120号 2003.9.5 第121号へ 
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王

▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ


◆第2回朗読会の第一部で読む作品を、なかなか決められなかった大沢。今日(9/5)やっと決定したらしい。(真剣に迷っていたのネ…)

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆続報
映画『天使の牙』の公開期間も残すところあと一週。
観ようと思っていてまだの方はぜひ行ってください。

◆急きょ
ダイエット合宿をすることにした。イベントが多かった夏の疲れのせいか、腰痛が出たりと体調がいまひとつのため。
ストイックと言うとちょっとえらそうだが…気分を変えて生活を立て直そうと思う。
まあ、天気が良さそうなので、時間が空いたら釣りでもしながらね。

◆そろそろ
秋は新人賞のシーズンなので、選考委員を務めている賞の応募作品を読まなくてはならない。勝浦に持っていくか…。

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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆どうぞよろしく
 推理作家協会編纂の新アンソロジー『推理作家になりたくて』第1巻と第2巻が発売されております。版元は文藝春秋です。
ちょっと定価が高くて申し訳ないのですが、決して損はないだけの中身がたっぷり詰まってますので、ご贔屓にお願いいたします。
 これからミステリー作家になりたいという方にも、参考になる……と思いますよ。

◆CSの楽しみ
 家で気楽に、ちょいちょいと映画を観られるということで、重宝しています。先日、『ユージュアル・サスペクツ』が放映されたので、録画しちゃいました。DVDを買い損ねていたのですよ。
 映像の叙述トリックという意味で貴重なミステリー映画ですが、同時に、脇役時代のケビン・スペイシーと、ガブリエル・バーンが競演しているのも素敵♪

◆ゲーム女の生きる道
 エリウッド編を、今度は軍師なしモードで進行中。ヘクトル編をプレイした後だと、易しく感じますね。あいかわらずクリティカルをくらうけど。
 ストーリー分岐の関係で、最初のエリウッド編でもヘクトル編でも「剣聖」カレルが仲間になっていたのですが、今回はハーケンをパーティに加えることになりました。とんでもなく強力なキャラなのでビックリ。ずっと活躍してくれていた勇者レイヴァンの出番がなくなるほどであります。
 なかなか新しいゲームに挑めませんが、集英社のN編集さんが、新刊のゲーム攻略本をいっぱい送ってくださったので、眺めて楽しんでいます。『ファイナルファンタジー クリスタルクロニクル』にも食指が動いちゃう。

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■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー

◆蛇
三津田信三さんのホラー『蛇棺葬』(じゃかんそう/ミステリなのかな)が講談社ノベルスから発売されました。
「表紙に蛇って書いてください」と頼まれたので色紙に三枚くらい書きました(笑)。
本当に表紙になっていました。びつくり。

◆肉
児嶋都さんのホラー『怪奇大盛!! 肉子ちゃん2』(いやしい系。ホラーなんだよね)が星雲社から発売されました。
「肉子の部屋」のコーナーに綾辻さんや僕のハガキが載ってます。
ハガキに書いてくださいといわれたので、ホントにポストから投函しました(笑)。これもびつくり。

◆秀治
年に数回、友人が集まってうちでエーガ観たりするわけです。延々と。
僕は仕事しながらでも会話や鑑賞が大丈夫な人なので、楽しいわけです。
で、最近はマカロニウエスタンなわけです。その日はコルブッチ特集の予定でした。
「ガンマン大連合」「スペシャリスト」「ミネソタ無頼」のラインですね。
ところが。
うちに某巨漢・Uさんが貸してくれた『うちのホンカン』なるビデオがありまして。
昭和50年から56年にかけて北海道放送が製作し東芝日曜劇場で放送した、まあ昔のテレビドラマですね。
脚本を倉本聡、八千草薫、仁科明子(現 亜季子)、藤岡弘、小栗一也、蟹江敬三、室田日出男、笠智衆、中条静夫、藤谷美和子なんかが出てるわけですが。ちなみに民放連盟最優秀賞を受賞。
いや、われわれにとってそんなことは問題じゃなく。
主演・大滝秀治。
ははははは。主演。
まだ若き(?)秀治先生は小さな田舎町の駐在。で、主役! 名バイプレーヤー・秀治が、主役。
集まっていたのは秀治マニアの謎の職人とパーカッショニストの渡辺亮さん。
「秀治、1話だけ観てみようかねえ」と、なるな。普通。誰でも。
うーん名作です。やめられない。
怒る秀治、泣く秀治、恨む秀治、ふざける秀治、興奮する秀治。笑う秀治。秀治てんこ盛り。
ギャグは飛ばす。走る。跳ねる。腹をくだす。すごい! 秀治ファンのバイブル。名人芸。名優だ。
結局、3巻6話全部観てしまいました。

 
■編集者Sのウラ情報

 今回は「大極宮通信」のお話です。ご存知の通り「大極宮通信」はネット環境が整ってないなどの理由でホームページを見られない方のためにアナログ版『大極宮』としてHPの一部を転載し、三人の新刊初版に挟み込んでおります。現在まで7号まで配布済みで今月発売の厨子王「塗仏の宴−宴の支度」から8号の配布となります。なぜ今頃こんなことを書いているかというと、創刊以来奇数月隔月間ということで発行してきたのですが、7号が3月発行で8号はなんと9月発行となっております。表記上の発行日ね。
 どうしてこうなったかと言い訳をするとですね、三人の新刊の発行月のばらつきのためなんですね。3月からでいうと、まず3月の中旬から下旬に安寿の新刊が2冊。そのあと4月下旬に安寿の文庫。そこからちょうど2ヶ月、6月下旬の厨子王の新刊文庫まで三人の新刊がなんとゼロ。そのあと7月25日から8月25日までのひと月で新刊が6冊。固まるときはほんとに固まるのですね。そういうわけで隔月で作成してもほとんど配布チャンスがない時期が出てきてしまうのです。かと思えば同じ号が集中的に配布される時期も。
 あまり集中しすぎても読者の方も大変だろうし、出版社にも営業的にデメリットが多いと思うので、できればばらしてもらえないものかお願いはするのですが、やはり各社思惑があるようで。
 そんなことで「大極宮通信」の発行月がとんでるよというお話でした。(3日の雷雨はすごかったですね、S)

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■まるひの秘書ヒショバナシ

最近、釣りしかしていません。オオナマズの大物記録狙ってます♪
というのは、[FF XI]でのお話。少しの時間でも楽しく遊べるのがいいですね。
貧乏なくせに初期投資をたくさんした(竿を折りまくった)おかげで、腕前もそれなりに上達。釣り場と竿とエサ、それぞれの選択さえ間違えなければ、バキボキッという悲しい音を聞かずにすむようになりました。
莫大な(?)費用をかけて、釣り用品も充実させました。
釣り仲間も何人かできまして・・・。ノンビリ糸を垂らしながら他愛のない世間話などしてるとですね、レベル上げなんかもうイイヤって気になってきます。うはははは。
今週末の目標。船釣りを楽しみつつ、海賊にリベンジ!(レベル35の白魔道士で勝てるんでしょうかね・・・)

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■ノリノリ編集後記

「世界陸上」まずまずの盛り上がりでしたね。数字も良かったとか。やはり日本選手の活躍があったからでしょう。けっしてメインキャスターを務めた青島刑事の人気ではありません(しかし彼…回を重ね、こなれてきたぶんかえって厄介)。
何度も言うようですが、スポーツ中継にタレントは必要なし。
中途半端な知識をひけらかすのがウザイんです。それと…そのタレントに負けじと過剰な実況を試みる局アナはもっと厄介。
ヘッタクソな古舘節もどきは耳ざわりこの上ない。競馬中継のように状況を正確に伝えるだけでいいのに。余計な比喩は不要。
あと、元シンクロ選手…なんか間違ってたぞレポート。必死でオリジナル色を出そうとしているのはわかるけど、空気読んでよ。
現役時代、競技直前でコンセントレーションを高める場所に、今の自分みたいなのがいたら気が散ったでしょ。美女軍団よりタチ悪いぞ。スポーツを観て楽しむ上で必要な緊張感を伝えなくてはならないところで、わざわざバラエティーにしなくていいんだから…。
(体操男子の復活も称えよう…ノリ)

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■アンケートから はスタッフのコメントです)

◆先日、書店にて、「大極宮」を注文しに行きました。
店員さんに「だいきょくぐう」をお願いします、と言ったところ、店員さん間違えて、「だいごうきゅうですね。」
おいおい。「大号泣」なんて本、いつ出たんですか??

・・・つくってるひとは、そうかも、ですけど(笑)

確かに・・・。文庫「大極宮2」の編集を担当したS氏は泣いていたかもです!
わははははっは。あ、笑ったら悪いか・・・。
(まるひ)

◆さっきバックナンバーを見ていてなぜかそこに目がいき、気になってしょうがなかったで書かせていただきました。
それは107号の一番下、108号への赤い矢印が逆なんです。
本当にどうでもいいことなんですが・・・

ご指摘ありがとうございますっっっ! 直しました! こっそり!(まるひ)

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