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 第114号へ 第115号 2003.7.25 第116号へ 
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王

▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ


◆更新日7月25日、山椒大夫は昼過ぎから夜までオフィスにて5本連続インタビューをこなし、ヘトヘトになったという話。

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆映画『天使の牙』試写
映画『天使の牙』の初号試写を事務所のスタッフと観に行ってきた。
前回はビデオにおとしたものだったが、今回は本当のフィルムによる試写。出演者の佐田真由美さんや萩原健一さん、佐野史郎さんたちと一緒に試写室へ。
あらためてフィルムのきれいな画で観ても、よく出来ている作品だという印象。
上映後、ぱあーっと流れて解散する試写と、なんとなくみんな名残惜しげにロビーなんかでたむろしてタバコ吸ったりして話している試写とあるが…今回は後者の方だった。作品に対して、みんなが感じるものを持った証拠じゃないかな。
もろもろと細かなところに注文のある人はいるだろうけど、全体としていい映画になっているんではないか(もちろん観る人の感性によるが)。
なるべく多くの人に観てもらいたい気持ちだ。

◆映画『HERO』試写
『天使の牙』の初号試写前日、『HERO』の試写にも行ってきた。これはプロデューサーのビル・コン氏とちょっとお付き合いがあるということで、招待されたもの。
プレミア試写会だったわりに有名人の数が少なかったせいか、カメラの放列の前で立ち止まって欲しいとの要望も。
「俺なんか撮ってもしょうがないだろうに…」と言ってすたすた歩き去ってしまったけどね。
映画は、なんとも艶やかで色彩にこだわって作られたものだった。

◆太陽は?
仕事の忙しいのが続いている。このホームページを読んだ編集者たちにも「お忙しそうですね」と同情される始末。
でも、助けてはくれない。
とにかく梅雨がいつまでたっても明けないから、ずっと仕事の暗い灰色のトンネルの中を抜けているような感じ。
せめて梅雨でも明けてくれると、夏休みに向かってエンジンの回転を上げるかという気持ちになるのに。
いったい今の季節はいつなんだろう。春がずっと続いているような…。五月晴れもなかったし、夏という感覚がまったくない。体が感じてないし、心も感じていない。
冷夏ともちがう、ただひたすら天気が悪く陽が射さない日々。
青空とか、ギラっとくる太陽とか…いったい何処に行っちゃったの? 
こういうときはみんな本を読むのかなぁ。
『天使の爪』の売れ行きにつながればいいのだが…
って、それはちがうだろう。

◆心配ごと…
8月3日の試写会に、お客さんが来てくれるか不安。

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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆ゲーム女の生きる道
 エリウッド篇も大詰めなのですが、ここまで来てワタクシ勘違いに気づきました。ここで、『ファイアーエンブレム』と書いていましたが、正しくは『ファイアーエムブレム』でございますわね。
失礼をばいたしました。あと、ルシアさんは女性だと思っていたのですが、男性だったんですねー。
 宮部の文句百垂れが聞こえたのか、ヘクトルは攻撃をスカらないようになりました。言ってみるもんです♪ 
エリウッド篇が終わるとヘクトル篇ですからね。
頼りにしてます。
 これが終わったら、やっぱり前作『封印の剣』をやってみないとなぁ。人間関係がわからないともったいないですものね。オヤジ好き好きの宮部としては、20年後のマーカスの姿を見てみたいし。
 となると、『サイレントヒル3』はその後になっちゃうかな。
いろいろなところでお薦めをいただくのですが、なかなか『どうぶつの森』シリーズまで手がまわりません。
『オルタ』だってまだだし(泣)。

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■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー

◆塗仏ご一行様、ご到着。
おいでになりました。張り子職人(絶滅危惧種)荒井さん作成の張り子。
うーん、凄。可動式。御供付き。尾頭付き。で、色黒。
まさに妖怪。
今回は、InDesignと用意周到な担当Yさんのお蔭で、原稿は既に仕上がってます、ハイ。
毎年行われていた張り子が先か原稿が先かのデッドヒートもありませんでした。
それにしても黒いですね。気持ち悪い感じも良し。
因みに、『文庫版塗仏の宴/宴の支度』は9月刊、『文庫版塗仏の宴/宴の始末』は10月刊です。
今回は一年開きませんのでご注意ください。

◆小平次一座様、ご興業。
アートスフィアで行われたネオリアルカブキ「生きてる小平次」を観て参りました。
以前ご紹介した通り、鈴木泉三郎さんの「生きてゐる小平次」の現代風ニューアレンジ。
小平次つながりでパンフレットに一文寄せさせていただいたご縁。
日舞の西川箕之助さん、俳優/作家の大鶴義丹さん、元宝塚の毬谷友子さんという、異色の組み合わせ。音楽は地歌+尺八+ギターの新機軸。
人間国宝・西川扇藏さんの振り付けになる「鳥辺山」を導入部分に持ってきたのにはびっくり。
オリジナルと比較するとややあっさりした仕上がりに思えましたが、小平次ファンには嬉しい企画でございます。
鞠谷さんの熱演が印象的でした。

◆妖怪怪談連合、北行。
更新日の翌日、みなさん陸奥入りなんですね。
水木大先生、多田巨先生、東若先生、木原怪先生、中山談先生、佐野史郎さん。
恐山に行くのだろうなあ、前日。
荒俣さんと僕は用事があるので、前日は不参加。
僕に到っては最終の新幹線で八戸まで行き、そっから車で行きます、ハイ。
着くのは深夜ですね。それからなんやかや用意をして、リハは早朝。
なぜなら僕だけ両方に出るうえ、なんとかパレードにも行くのでリハの時間がとれないのでした。
えーんえーん。しくしくしく。
そういえばノリさんはもう先乗りしてるのか。いや、八甲田山死の彷徨なのかも。
林檎とホタテが楽しみだぞ、と。
生きて戻ったらご報告は来週。
じゃ、失敬!

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■編集者Sのウラ情報

 梅雨明けもせず、パッとしない天気が続きますね。夏は夏らしくしろという感じです。遊びに行く暇もないからまあいいか。
そんなわけでただ今製作中の「大極宮2」。いろいろと「1」からいろいろと変更していますと書きましたが、一番大きな変更点は「横組み」になるということです。日本語は縦組みだろというご意見もあるでしょうが(というより大部分だと思いますが)、WEBの特性を活かす見せ方ということで横組みを採用しました。
また「1」では3人別に章立てしていましたが、今回はWEBのように号数別に編集しております。
といったところが大きな変更点でイメージががらっと変わっております。どうぞ買ってやってください。鼎談部分も増ページです(当社比)。相変わらず角川文庫です。8月25日に発売されるらしいです。
(有線はやっぱりユーミン・チャンネルだよね、S)

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■まるひの秘書ヒショバナシ

金曜のサバ断ち。
って、これは金曜日には(魚の)サバを食わないって決めたんだ絶対!なんて意味ではありませんで・・・(あー、自分で書いててイヤになるほどオモシロクナイ・・・)
京極厨子王から届いた原稿メールのタイトルなわけでして。
先週に引き続き、なぜか更新日になると起こるメールサーバー障害。
いやはやいやはや。
次の金曜も同じことが起こったら、笑えますな。

そんなわけで、吟遊詩人をまったりとやっております[FF XI]。
思い起こせば、[ウルティマオンライン]でもいちばん熱を入れてがんばったのはバードでしたなあ。
楽器を鳴らすのが性に合ってるんでしょうかね。楽しいです。
[UO]にはあるけど[FF XI]にはない"打楽器"が、いつか導入されますように・・・

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■ノリノリ編集後記

このところ、オフィス所属作家原作の二次使用作品が目立ってきました。
安寿は、すでに放送中のテレビドラマ『茂七の事件簿3 ふしぎ草紙』と明日(26日)放送予定の『R.P.G. 〜ロール・プレイング・ゲーム』。
大夫は、この夏公開する映画『天使の牙』。
厨子王は、来年公開予定の映画『嗤う伊右衛門』。
これ以外にも水面下で進んでいる(なかには後退している)作品がけっこうあります。
で、その水面下から実現化する作品が近々でます。
けっこう驚かれると思います。そして賛否両論の意見も出るでしょう。詳しくは来週お知らせいたします。
            (むつ市で久々の行商…ノリ)

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■アンケートから はスタッフのコメントです)

◆気が向いた時しか見ないんじゃなく見られないのです。PC無いので。ネットカフェで毎度堪能してます。これからも時々覗きに参りますので、皆々様頑張ってにぇ。

ありがとうございます〜。がんばりますにぇ〜♪(まるひ)

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