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 第112号へ 第113号 2003.7.11 第114号へ 
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王 ▼写真館

▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ


◆映画「天使の牙」のプロモーションに協力的な山椒大夫。これから雑誌等への露出が増えそうな感じ。

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆必死
今週は仕事仕事だねぇ。仕事ばっかりしてます。
天気もイマイチでダイエット合宿に向かうこともできず…。
梅雨明けが早まりそうだと期待していたけど、そうでもないみたい。

映画「天使の牙」がらみのイベントについては、8月3日にトークショー&試写会&サイン会をやることになった。
詳細は追ってお知らせします。
これ以外にも進行中の企画はあるが、まだ日程までは決まっておらず、自分のスケジュールも立てづらい状況。

なので…この間はひたすら仕事。
夏休みも近いのでいつもなら「夏に向けて…」とか言ってるのに、ぜんぜんそういう気分じゃない。
まだ涼しいせいもあるが。なんかこう…とりあえず目先の仕事をクリアするのに必死。
そんな状態…。

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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆『ウルトラQ』と『怪奇大作戦』
 CSで放映されているのを、まとめ撮りしてもらったので、毎晩数話ずつ観ています。
 以前、DVDで「ナメゴン」を観たら今でも怖かったと書きました。他のエピソードを観ても、その感想に変わりはありませんな。下手すると寝つきが悪くなっちゃう。
 あまりにも怖い思い出があるので、冒頭やタイトルを見て「あ、これはパス」というエピソードもあります。
『ウルトラQ』では、ケムール人が出てくる話ね。
「カネゴンの繭」は、子供のころ「怖い」というより「ヘンな話」として記憶に残っていたので再見したのですが、実はとてもブラックで、「痛い」話だったのだとわかりました。
コミカルなんだけど、薄気味悪いし悲しいし。
びっくりしたのは、カネオ君がカネゴンの繭に吸い込まれたときに見る異世界(?)の光景が、ほとんどダリの絵みたいだったこと。わたしたちの年代って、小学生のときに、凄いものを見せてもらってたんだ。
ヒッチコックの『白い恐怖』の悪夢シーンさながらじゃありませんか。
『怪奇大作戦』では、「青い血の女」が怖いのでパス、パス、断固パス! 「老人をいじめる子供たちを殺さなきゃ……」という、アレですよアレ。アレのおかげで宮部は人形嫌いになったのだ。
 それにしても、若き日の岸田森さんはカッコいいです♪

◆ゲーム女の生きる道
『ティアリング・サーガ』の入口をのぞき、システムは『ファイアー・エンブレム』とほとんど同じだ(当然だ)と確認して満足したので、中断していた『烈火の剣』のエリウッド篇を進めております。ミヤベは、入門シナリオである(はずだよね)リン篇の方がバランス的に難しかったと思うんですけど、それってヘンですかね? 
放っとくとケントばっかりレベルが上がっちゃって、フロリーナなんかゼンゼン使えなくてさ。リンもポコポコ死ぬし。なんか、決定的に間違った育て方してたのかなぁ、わたし。
 楽しくプレイしていますが、『オウガ』や『ヴァンダルハーツ』ばっかりやり込んできた身には、このゲームの「戦闘中でないと買い物ができない」というシステムが、どうにも不便で困っちゃう。
クラスチェンジも戦闘中でないとできないんだよね。うーん。

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■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー

◆嗤う。
伊右衛門movieの現場に行ってきました。
つうか連行されました。おなじみ松竹京都映画。
蜷川監督曰く。
「雨が降ってきたって、小説だとたった一行だけどさ、降らすの三時間かかる訳よ」
そらそうですな。蜷川監督、原作本をずっと持ってて、もう線引きまくりで。
原作に忠実じゃなくて「原作の行間に忠実」「小説のリズムに忠実」って、正しいですよね。
でもあんなに読み込まれると恥ずかしいでしょうに。
みなさん大変な熱演怪演でした。セットもいいし。
で、伊右衛門の長屋にいるワタシ。


素晴らしいセット


何だか知りませんけどインタビューとかされました。
何かの付録なんでしょうね。
で、もうほとんど主役の壺さんとワタシ。


壺と厨子王


この壺、すごいです。
普通考えつきません。感心しました、ハイ。
で、記者会見などありまして、何故か真ん中に引き出されるワタシ。
左が蜷川監督。右が唐沢さん。



かしこまる厨子王


普通原作者は写真切られるから端なんですが、唐沢→蜷川→京極の順でシャッフルして、
何だか知りませんがいつのまにかこんなことに(笑)。
お二人とも真ん中は早死にすると思っているに違いない。
センターを谷線、僕の左右を山線に折って使わなきゃいけないじゃないかこの写真。
で、民谷家の縁側で会見。
こうしてみると変な感じですね。背後蚊帳だし。



茶飲み話してる感じに見えますな


普通セットは見えるとこしか造らないのに、民谷家はほぼ一軒建ってました。
裏まで抜けて行けるし裏の庭には本物の畑が。うーん。住めるぞ。
なんだかすごいことになってました。
画像も思わず○×△な□○×が!!! そんな、ホントに!
きゃあ、やめてぇ。
蜷川監督、キャストの皆さん、スタッフの皆さん、暑いさ中ですが気張ってくださいませ。

余談ですが、撮影所各所に「求む蛾・生死問わず」の張り紙が(笑)。
で、スタッフルームには捕虫網が(笑)。キャストのロールに「蛾」入れて欲しいですね。
小雪さんも綺麗でした、はい。

◆巷説
こんどはアニメですって。
詳細は追って。何だか不思議なアニメです。

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■おめでとう写真館 パート3

◆2003年6月20日 山本周五郎賞贈呈式 の 二次会で
 お祝いのお言葉をいただいた皆様シリーズその2



妖怪馬鹿トリオ
多田克己さん、村上健司さん

化野燐さん 「覘き小平次」の装幀をやっていただきました
化野 燐さん 渡辺和雄さん

香山二三郎さん 茶木則雄さん
香山二三郎さん 茶木則雄さん

貴重な写真かも
浅田次郎、北方謙三両先生も登場

花村萬月さん 安寿
花村萬月さん トリは安寿


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■編集者Sのウラ情報

先週ネタ振りしておいた「進行中のナニ」が、それはアレですとかのツッコミもなくちょっと寂しいです。
まあ、それはそれでナニというのは「大極宮2」であります。
最初の「大極宮」を読んだ方もいらっしゃるでしょうが、↑の3人のコーナーを何週分かまとめて文庫本にしたもので、昨年の9月に「1」(1、とはついてませんが便宜上こういわせていただきます)を出版させていただきました。おかげさまで好評で版元の角川書店様から「パート2を出してっやてもいいよ〜ん」といっていただき、今製作中です。
で「2」ですが、「1」からいろいろと3人と相談し、大幅に変更されております。もちろん、3人のコーナーを何週分か収録するというスタイルは変更しておりませんが。
ということで詳細はまたね。(最近ネタがないのでこれと映画ネタで時間稼ぎを狙っている、S)

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■まるひの秘書ヒショバナシ

『エヴァ』のDVD-BOXを観るはずだった先週末。気力・体力ともに伴わず(というか、あのわけのわからない世界に飛び込む勇気が出ず)、結局まったりと[FF XI]やって遊んでしまいました。
アンケートで「エヴァは理解できないのが普通です!」という心強いお言葉をいくつかいただきまして、ほっとしてます。そうか、わからなくてもイイノネッ♪ とっても気が楽になりました。

さてここから[FF XI]バナシです。(最近ネタがなくってー;;)
ヴァナ・ディール生活もそろそろ3か月め。私のタルタルは、黒魔道士23、白魔道士28、戦士11、シーフ16というジョブレベルになっております。本職の魔道士そっちのけでシーフで遊んでいたら、お金がけっこう貯まりました。ので、ジュノのゴブリンにかばんを大きくしてもらいました♪ ちまちま上げていた調理も、リンゴジュースが絞れるぐらいまで上がったし、自分で焼いたキノコも2ダースあるし、よっしゃ白魔道士を30にしてやろうじゃないか! と、珍しくレベル上げに意欲的になってます。
吟遊詩人やってみたくなったのですね。
自分が今覚えている黒魔法・白魔法もちゃんと使いこなせていないのに、これに歌まで加わったらどうなるんだろう・・・という心配もありますが。
とりあえずがんばってみます。

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■ノリノリ編集後記

梅雨の終わりで中途半端な季節ですなぁ。でも気分は夏!
(…なのか?)雑誌の特集も花火大会やら夏休みやら…。
そして、海海海! 所属する登山クラブの連中も夏は山を回避して大島に行きたいと言い出す始末。幹事(僕)さん8月にセッティングお願いって…だれがするかいボケッ! 
平均年齢45歳の集団で大島まで海水浴に行って何が面白いんじゃい! 酔っぱらいの面倒みるのがおちじゃん。
そんなのは勝浦だけで十分ぢゃあ!
(でも勝浦は面白い! と、フォローしたりして…ノリ)

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■アンケートから はスタッフのコメントです)

◆京極厨子王様、尺八をもらっておられましたね。吹けましたか?

あの場で吹くマネはしてましたね、確か。もちろん音は出ませんでしたが。わはは。(まるひ)

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