大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき公式ホームページ『大極宮』
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神保町ブックフェスティバル
16/10/31
10月29日(土)/30日(日)神保町ブックフェスティバルがおこなわれました。
今年もにぎわっておりました。
歩くのがやっとです。
私が行ったのは初日の11時頃なのですが、その頃には全日本妖怪推進委員会のショップには行列ができておりました。
写真を撮る隙間もなかったです。
暫く待ってようやく撮れた一枚。
京極は店長さんの横でサインを書きながら販売です。
京極は境港のイベントで販売されていた「霊の故郷(みたまのくに)」にサインをしておりました。書籍未収録作品です。
行列の皆さんのお目当てはこれだったのでしょうか。
『書楼弔堂 炎昼』11月25日発売です。よろしくお願いいたします。
きっと来年もあります、そして来年も京極は参加します。
このイベントは貴重な一品手に入れるチャンスなんですよ。
私は早めにお暇して通い詰めている大日本絵画さんのブースへ。豊作でした。
おまけ写真(見たことあるよ、という方にはごめんなさい)。
世の中ハロウィンで盛りあがっていますね。
作家スタッフ皆で出ました。
2004年のフォルダに入っておりました。懐かしいです。
『虚実妖怪百物語』が売れ行き好調で品薄になり、未だに現物を見ておりません(序も破も、もちろん急も)。早く読みたいです(オーツカ・ハル)。
虚実妖怪百物語
16/10/17
いよいよ今週末から三週にわたり刊行されます。
『虚実(うそまこと)妖怪百物語 序・破・急』。
先日、「ダ・ヴィンチ」用の著者インタビューがおこなわれました。
オビにもありますが『虚実妖怪百物語』は京極史上最長なのです。
書店さんにより配本が前後するかもしれませんが、
10月22日『虚実妖怪百物語 序』
10月29日『虚実妖怪百物語 破』
11月5日 『虚実妖怪百物語 急』
と今週末から毎週刊行です。
11月末には『書楼弔堂』の続編も刊行されますよ(オオツカ・ハル)!
怪フォーラム 2016 in とっとり
16/9/15
今年の怪フォーラムは鳥取県境港市でおこなわれました。
いつものように写真を貼ってまいります。
もうすでに記憶が失われつつあります。あとでコメント追加したりするかもしれません。
前日入りいたしました。
水木しげるロードのこういう感じがいいですよね。
こういう感じです。
鬼太郎さんとも出会えます。
物販用のサイン書きです。
一つとして文言はかぶっておりません。
ご購入された方、世界で一冊ですよ。
パーカッショニストの渡辺 亮さんです。渡辺さんには第11回Reading Companyでもお世話になっております。
お詫びです。
第1限に参加予定だった宮部が諸事情により参加できませんでした。
ご聴講いただいたお客様、関係各社様心よりお詫び申し上げます。
誠に申しわけございませんでした。
急遽、山陰放送アナウンサーの秦まりな氏に宮部の代役をお願いいたしました。
突然のお願いお引き受けくださり本当にありがとうございました。
渡辺さんはいつ見てもかっこいいんです。
山陰放送さんのテレビ取材も受けました。
合間合間に物販です。
そして第1限本番です。
演目は京極が以前書き下ろしたもの妖怪朗読劇『霊の故郷(みたまのくに)』です。
秦さんの朗読、渡辺さんの演奏素晴らしかったです。
京極は8人を演じ分けました。
その後、関係者、化け大の生徒さん方による交流会がおこなわれました。
何故か天理大学のトートバッグを販売しておりました。
そしてまた唐突に翌日。
鳥取、岩手、徳島の三県知事、水木しげる先生の奥様の武良布枝様もご登壇されました。
荒俣宏先生や、小松和彦先生もご一緒です。
第3限の『水木大先生の思い出』に、荒俣先生、KADOKAWA 郡司氏と登壇いたしました。
モニタに映る写真を観ながら大先生の思い出を語り合います。
お化け大学購買部にて、荒俣先生のサイン色紙入り書籍のセット販売もおこなわれました。
買いたい衝動を抑えながら撮影しているのです。
妖怪大行進準備中の妖怪達。
人力車に乗った武良布枝様を先頭に県知事さんや化け大教授、妖怪達、そして伝統芸能チームと練り歩きです。
化け大教授、県知事による「怪遺産大談議」がおこなわれました。
と、ここまでで「怪フォーラム 2016 in とっとり」終了です。
実際は写真で紹介したイベント以外にも、たくさんの催し物が行われております。
鳥取、岩手、徳島の三県の伝統芸能の披露などもあったようです。
来年は徳島です。またお餅もまくかもしれませんよ。
駆け足で写真貼ってまいりました。誤字脱字や記憶が蘇ったりしたら削除したり追加したりするかもしれません。何か大事な事忘れているような気がするのです...。
皆様ありがとうございました(オーツカ・ハル)。
マジカル河童ちゃんの直筆サイン入りお名刺をいただきました!
本日発売です(9月8日)。
16/9/08
『完本 百鬼夜行 陰』『完本 百鬼夜行 陽』が本日(9月8日)発売です。
(地域によっては発売日が異なることがございます)
早いところでは、昨日の夕方から棚に並んでいたようですね。
オビ左部分に 期間限定「京極夏彦 朗読動画」を見よう! とあります。
期間は12月末日までのようです。
オビめくるとQRコードが載っているのです。
そのQRコードをリーダー(いまは標準でスマートフォンや、タブレットについているのでしょうか? 私は無料のリーダーをダウンロードしました)で読み取ります。
きちんと読み取れると下の画面が表示されますよ。
京極の朗読が聴けるのです。ちゃんと『陰』と『陽』別ものですからね。
ご購入された方は是非聴いて(観て)ください。
今週末は「怪フォーラム2016 in とっとり 世界妖怪芸術祭」ですよ。
よろしくお願いします(オーツカ・ハル)。
遠野文化フォーラム『遠野物語』の新時代
16/8/26
岩手県遠野市に行ってまいりました。
「遠野文化フォーラム『遠野物語』の新時代 -平地人を戦慄せしめよ-」が開催されました。
と、講演・シンポジウムと続くのですが、その前に遠野文化賞の贈賞式がおこなわれました。
この度、京極が遠野文化賞を受賞いたしました。その贈賞式がおこなわれました。
【遠野文化賞】受賞理由です(会場で配布されたパンフレットより)。
平成25年に柳田國男の『遠野物語』を読み解き、再構成して「同じ内容の違う作品」を作ることを試みた『遠野物語remix』を出版。平成26年には「遠野物語拾遺」を独立した作品と捉えて、「語り直し」という手法を用い再構築した『遠野物語拾遺retold』を出版した・
また、平成28年4月からは「えほん遠野物語」シリーズ『やまびと』『まよいが』『かっぱ』『ざしきわらし』の刊行を開始している。
これらの一連の作品は、若い世代を刺激し、『遠野物語』に新たな可能性を芽吹かせ、『遠野物語』から「遠野の物語」への飛躍につながるものとして、遠野文化賞の目的である「文化を活かした元気なまちづくり」にふさわしいものである。
と、パンフレットにはございました(全部KADOKAWAさんですね)。
ありがとうございます。
京極のスピーチです。
その後、「遠野遺産」の認定式や、「語り部」の認定式などもおこなわれました。
皆様おめでとうございます。
そして基調講演です。
演題は「遠野物語×柳田國男『遠野物語』」です。
学習院大学文学部教授、遠野文化研究センター所長の赤坂憲雄氏、立正大学文学部教授 三浦佑之氏、そして文芸評論家、アンソロジストの東雅夫氏と京極の四名によるシンポジウム「『遠野物語』の新時代」がおこなわれました。
その後、一般の方もまじえての懇親会なども。
地元のお料理とお酒をいっぱい堪能させていただきました。
ありがとうございます。
そしてもうすぐ境港ですよ。天気が良いといいですね。
とり急ぎ、写真にてご報告です(オーツカ・ハル)。
『妖怪造形の技法』
16/7/26
姫路でおこなわれた特別講演会に行ってまいりました。
兵庫県立歴史博物館さんでは、立体妖怪図鑑-妖怪天国ニッポンpart2-という特別展が開催されております。
会期は7月16日-9月11日までおこなわれております。
京極所蔵の張り子も数点展示されております。
この機会に是非是非。
当日、講演前に展示を観に行ってまいりました。
学芸員の香川様の解説つきです。
写真は特別に許可を頂いて撮影しております。
何枚か貼ってゆきます。
少しでも雰囲気が伝われば。
姑獲鳥も展示されております。
張り子とともに運ばれたプラモデルの箱や、京極制作のからかさも展示されております。前にも書きましたが是非実物を見ていただきたい。
公演会場は博物館から少し離れたところです。
今回の演題は『妖怪造形の技法』です。
館長の藪田さまからの見事なパスをいただきました。
京極も講演の最中言っておりましたが、展示されていた明治時代の双六の中にとても気になるお化けが。これも是非博物館で。
その後、少しばかり館長さんと対談、そして質疑応答。
荒井良氏制作の張り子に関する質問も。魅せられてしまうんですよね、わかります。
講演会の後。
ファインディング・ドリーの看板前で、友人の木場氏と記念撮影。
ドリーは観ませんでした。
『夏の妖怪談議』
16/7/13
張り子達姫路へ出発。
16/7/07
twitterにも投稿しましたが、京極の文庫カバーにて使用されている張り子が5点ほど姫路に旅立ちました。
姑獲鳥や塗仏などが兵庫県立歴史博物館で開催される特別展「立体妖怪図鑑-妖怪天国ニッポンII-」にて展示されます。
開催期間は7月16日から9月11日までです。
あの張子たちを実際に目の前で見る機会は少ない(きっと)ので、是非この機会に。
美術品を輸送するプロの方々の手により梱包されてゆきます。
塗仏もこんな姿に。
『東映60周年記念番組』から『かみニャり ごろごろ 猫集会』などなど
16/6/15
先日、調布の深大寺参道にある鬼太郎茶屋にお邪魔してまいりました。
東映アニメーションの清水慎治様と対談がおこなわれました。
この模様は東映アニメーション創立60周年記念特別番組 "栄光の60年!勝利の方程式にて放送予定です。
「ゲゲゲの鬼太郎」や水木しげる先生のお話などなど。放送日時などは、まだ予定となっておりますね、アニマックスさん加入しないと観れないんですよねきっと。加入されている方(もしくは加入を検討されている方)は是非是非。
そしてその後、その場でスカパー専門誌三誌の合同取材。
そしてその後都内某所で「えほん遠野物語」の取材を、そしてその後、某社と打ち合わせ。
そういえば急遽決まった話なのですが今夏遠野に行く事になりました。また告知します。
続けてしまいます。
6月12日(日)に浅草でおこなわれた『かみニャり ごろごろ 猫集会』に参加してまいりました。
会場は雷5656会館です。
イベント名称は『かみニャり ごろごろ 猫集会』です。
趣旨などはリンク先をご参照くださいませ。
『ネコヅメのよる』ですが、ちょっと不思議な猫世界が垣間見えます。おすすめです。
豪華顔ぶれです。
波津 彬子様、深谷かほる様、加門七海様。
町田氏がいじり倒します。町田氏の金縛りの解き方に会場盛りあがりました。
京極は伊藤 潤二氏と二人でトーク、と言いますか町田氏も交えて三人でトーク。
町田氏の司会がホントに凄いんです。町田氏が笑うことで、お客様も(つられて?)笑うという。写真撮るの忘れて私も笑ってました。
メインは猫の話なんですよ。
耳だけじゃないんです。
肉球もついてます。
チャリティーグッズの販売もおこなわれました。京極は完全オリジナルのポストカード四枚セットで参加しました。
楽しいイベントでした。皆様おつかれさまでした。
7月は姫路に文庫の表紙になっている張り子の何点かと共に遠征します。
あの張り子を実際に見ることのできる貴重な機会ですよ。告知はこれからです(オーツカ・ハル)。
『香美異界談義 -いざなぎ流から妖怪まで-』
16/6/03
高知県に行ってまいりました。
国際日本文化研究センター所長の小松和彦先生と京極との対談がおこなわれました。
6月27日発売予定です。
そして翌日、香美市教育委員会主催のイベント『香美異界談義 -いざなぎ流から妖怪まで-』がおこなわれました。
高知に来た目的はこちらがメインです。
会場に向かう前に高知県立歴史民俗資料館さんにお邪魔いたしました。
6月26日まで『いざなぎ流の里・物部 -神々と精霊の棲むムラ-』が開催されております。皆様是非是非。
学芸課チーフの梅野氏にご案内していただきました。ありがとうございました。
もちろん小松先生とご一緒です。
そして会場の高知工科大学の講堂へ。
残念ながら天候には恵まれなかったのですが。
この広い講堂満席です。600名近いお客様がいらっしゃいました。
長いプログラムになっておりまして。
先ず最初は小松和彦先生の基調講演『いざなぎ流の魅力と文化的価値』です。
京極の講演は『いざなぎ流の通俗的な受容について』です。
いつものように壇上で組み立てられたとは思えないような講演です。
メモをとられている熱心なお客様が多く見受けられました。
そして、物部いざなぎ流神楽保存会の皆様によるいざなぎ流ご祈祷舞と神楽がおこなわれました。
とてもステキな神楽だったので、写真多めに貼ってまいります。
個々の説明はできないのですが、少しでも雰囲気が伝われば。
と、説明もなく申し訳ないです。
物部いざなぎ流神楽保存会の皆様ありがとうございました。
観ていてとても楽しかったです。
高知県立大学文化学部教授 橋尾直和先生、資料館をご案内していただいた梅野光興氏、香美市教育長 時久恵子先生も加わり「いざなぎ流」についてのパネルディスカッションがおこなわれました。
コーディネーターは、高知工科大学 経済・マネジメント学群教授 中村直人先生です。
お足下の悪い中ご来場いただいた沢山のお客様、ご参加いただいた先生方、香美市教育委員会職員の皆様、その他関係者の皆様ありがとうございました。
次回予告(初の試み)。
来週6月12日(日)は浅草で猫です(オーツカ・ハル)。