週刊大極宮バックナンバー

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- 第381号 - 2009/01/16
HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ
  • プレゼント(予定)
 2月1日(日)におこなわれるアニメ『魍魎の匣』DVD発売イベントでは、来場された方に、とあるレアなプレゼントが予定されているとか、いないとか(今のところホントに噂)。

『魍魎の匣』DVD

過去の大極宮へ
燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー  
  • 『バイオハザード』
 Wii版の『バイオハザード』が届き、久しぶりに懐かしくプレイしてます。
 Wiiでのこうしたゲームは、2つのコントローラーを使うやり方と1つのコントローラーを使うやり方があり、プレイステーションなどで1つのコントローラーを使ってゲームを動かすのに慣れたオイラは、1つの方を選択。
 コントローラーの十字キーがやや小さいこともあって、プレステなどに比べるといささか人物を動かしにくかったり、肝心要のときに主人公がクルクル回る苦労もありつつ…クリアしました。

 このWii版は以前の『バイオハザード』に比べCGが一変し、主人公やクリーチャーの顔も含めてキレイになっている。ゲームのボリュームは1.5倍ぐらいになった感じ。まあ、十数年前ということもあり記憶が薄れているが(ゲームキューブ版でもやった記憶はあるのだけど)、孤立感や恐怖感をきっちり継承してバージョンアップされている。

 で、今は2度目のプレイでタイムアタック中。プレイマニュアルによれば、まず5時間でクリアすると新しい武器が手に入るとある。
 しかし、プレステ版などより大幅にマップが広がっていて、さらにゾンビやクリーチャーのHPもひじょうに高くなっている。タイムクリアするのはなかなか難しい印象。
 以前だとハンドガンの9ミリ弾2〜3発で倒せたゾンビが、今回は5〜7発かかる状況では、イージーモードでプレイしても弾切れの可能性がある。かなりシビアな作り。さらに、殺したゾンビは焼却しないと、強力になって復活してくる。なので燃料とライターが必要。
 主人公は男性のクリスか女性のジルから選べるが、持てるアイテムの数がクリスの場合は6個までと少ないものだから(ちなみにジルは8個)、2個を燃料とライターで使ってしまうのはキツイ(クリスはスタンダードアイテムでライターを所持しているが)。
 しかも燃料はゾンビ2体分しかもたないので、カラになるとどこかで燃料を補給しなければいけない。他に持てる武器などが減るので、アイテムボックスに行ったり来たり…。ひじょうに意地悪なつくり。
 それがひとつの面白さにつながっているのは事実なんだけど…。

 途中経過の時間が出ないのでわからないけど、ちょっと5時間は難しいかなぁ。たぶんこの2回目でも6、7時間はかかりそう。
 しかし、十数年ぶりにプレイしても『バイオハザード』はホントに“おっかない感”があるゲームで、つくづく名作だなあと思ったしだいであります。
 
  • 『ユーラシアンホワイト』
『バイオハザード』は夜で、昼間は仕事。…あたりまえか。
 今から10年前に連載が完結した、オイラにとって最大長編の『ユーラシアンホワイト』という小説のゲラに手入れをしている。
 年内には本にしたいと思う。

 昼はチャイニーズマフィアとロシアンマフィア、夜はゾンビ……
 年明け早々、昼も夜もドンパチしまくっております。
安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー  
  • ゲーム女の生きる道
 
  エレベーター係が見つかりましたド♪

 ヤード、可愛い(^o^) 私も家にこういうゴーレムが欲しいです♪
 お師匠様ともども仲間になってもらうとき、二択が出ますよね? まあ、こっちを選ぶべきなんだろうなと思いつつ、わざと誤答の方を選んで叱られて、ヤードにとりなしてもらいました。だって可愛いんだもん♪ で、協力攻撃にはビックリ(^^)。合体ロボだ!
 仲間がやっと90人を超えましたが、ここから108人までが遠いんですよね。もしかするともうタイミング的に仲間にできないキャラもいるかもしれない……。1周目では、私はいつもそうなんです(^^;)。
 いろいろなミッションをこなすのも楽しい『ティアクライス』ですが、派遣の失敗も結構あって、私は未だに仕入れがゼンゼンできない。調査ものはルバイスとアーニャに任せておけばたいていはOKですし、畑仕事には力の強い人を送り込んでクリアしてますが、一族の首長であるダイウルフ様に畑仕事をさせるのは、毎回何となく恐縮です。伝説の剣聖にも鍬を持たせてるしな(^^;)。
 ま、兵站も大切な軍事の一環ですから、お許しいただけることでしょう。
 今回、DSの二画面になって面白いのは、バトルの際に、上の画面にも吹き出しでいろんな台詞が出ることです。音声とは違うバージョンもありますよね。
<会心撃>を持ってて使い勝手がいいので、騎士たちのなかでは出番の多いロベルトが、回復したり、補助魔法をかけてあげるたびに、
「頼んでないからな!」
 と(さもさも口をとんがらかせた感じで)言うのは、コドモ〜♪ で可愛い。その割にはあんた、両手剣だから楯が使えなくて打たれ弱いじゃんか。
 凄いのはお医者様のザフラー先生。モンスターを倒すと、「解剖していいかね?」とおっしゃる。今までこんなドクターはいませんでしたよねえ。ユーニスが苦労するはずです。<白銀の拳>や<地獄の拳>を装備させて前衛に出すと、喜び勇んでモンスターをボコりに行く先生の後ろ姿がステキです(^^)♪
arrow 厨子王の逆襲 〜 京極夏彦のコーナー  
  • ◎年頭の全日本妖怪推進委員会ほか◎
 新年ですから、まあ集まりもある訳です。でもって、新年だから気分一新しましょうだとか今年も頑張りましょうなんてことは金輪際いわないわけで、まあ何となくみんな生きていますねという確認のようなもので。
 ついでにみなさん相変わらずバカですねえという確認でもあるわけで、まあお互いいつまでもバカで良かった良かったと安心して、またぐだぐだとするわけですね。妖怪なんてものはそんなものです。

 ただ有象無象の集まりですから、しかも年々人数が増えるもので、もう誰が誰やら状態になり、一応自己紹介なんぞもするわけですが、所属を述べよなんぞといわれると、私ってばどこに所属しているものやら。
 齡を取ると要らない肩書きばかりが増えているわけで、そんなことに気付きましてうんざりしたりもするわけです。
 まあ、今年も一同、のんびりと妖怪を推進していきますので、そこそこご贔屓の程、よろしくお願い申し上げます。

もう誰が誰やら状態

 ↑撮影は松野くらさん。横にいるのは化野燐さん。大笑いしてるのは、五所川原乱子さん。
 
  • ◎年頭のキクチ対談リターンズ◎
 地球を代表するキクチ作家であらせられれる平山夢明さんとの対談「愛とキクチ」(青春と読書掲載/集英社)が好評(どこで好評なんだろう……)につき、ロングバージョンがどこかにアップされるらしいです。なぜなら、構成/校正させられたからです。詳しくはそのうちトップの何処かに載ることでしょう。
 
  • ◎来月の雑誌◎
 小説NON(祥伝社)「厭な小説シリーズ」でスタートした2009年ですが、続く第二弾は小説現代(講談社)です。
 もともと講談社でやっていたシリーズは文藝春秋にお引っ越ししましたので、こちらはまったく別物でございます、はい。
 詳細は、来月発売の小説現代で。
 
  • ◎今週の時代劇◎
    •  というか、今年は必殺仕事人が復活いたしまして(必殺仕事人2009/テレビ朝日系)、毎週大極宮更新日に放送なわけですよ。レギュラー枠で時代劇が放送されるのは良いものです。ええ。もっといっぱいやって欲しいです。
       DVDのほうはもう、出まくりです。大変です。若山富三郎版「子連れ狼」の国内正規版がついに発売になったのはうれしかったりするわけですが。もっと出して欲しいです。困るけど。
       時代劇も推進したーい。
       また来週。
編集者Sのウラ情報  
  • フェアだよ
 近々特設ページが開設され(まるひの頑張り次第で……)、参加書店リストなど公開いたしますが、今年もやります「大極宮フェア」。今回は参加書店も過去最大の1655書店と増えました。今まで近くの書店でやってないよと、淋しい思いをされていた方も、今回は目にするチャンスは増えているはずです。昨日(15日)ぐらいから、書店さんに入荷していますが、展開場所を確保したりと大変な作業となりますので、着いてすぐに並べるというわけにはいきません。ですからこの週末から順次展開ということになると思います。早めに行って無くても慌てないでね。
 今回で早いもので7回目となりました。三人の文庫だけで展開しております。毎回新刊を入れるようにはしているのですが、もう未読がないよ、という方も多いと思います。そういう方は是非お友達に薦めてください。
 芥川・直木賞も決まりました。早速店頭を賑わせていることと思います。フェアとあわせ書店さんが賑わうと嬉しいのですが。
まるひの秘書ヒショバナシ  
  • 今週の厨子王原稿メール件名
 大極宮連れ狼
 時代劇推進の一環ですねきっと。
 
  • 厨子王がコレを見て羨ましがりますよーに!
 って書いて裏にアップしたその直後、当人から電話が!

ひ「裏見てください! 羨ましがってくださいっ」
京「えー、いきなり何ですかあ? どれどれ」
 ----- 間 -----
京「あああ、これはイイ! 羨ましい!」(マジ声)
ひ「ふっふっふ」(得意)
 ----- じゃあ買ってきてあげましょうという話に -----
京「ああ、このステッカーも羨ましい」
ひ「欲しいですか?」
京「欲しいです」
ひ「んじゃ手ぬぐいと一緒に送ってあげますよー」
京「あるんですか?」
ひ「あります」
京「あるんだったら別に羨ましくない。欲しいけど」
ひ(いったいどういう論理じゃあああ!)←心の叫び
京「で、ボクがこのブログを読んだ世界で最初の人間なんですよね」
ひ「そうなりますねえ。たった今ですから、アップしたの」
京「すごいことですよ、それは。 自慢できますっ!」
ひ「はぁ? い、いやそれほどでも……(誰に自慢するんじゃい)」
京「いやあ、ウレシイなあ」
ひ「……」

 今気がついたんですけどね、ワタシ、厨子王と電話で真面目な話をした覚えがないです。いっつもこんなふう。ゲラゲラ笑ってばっかりです。(いいのかしらw)
 
  • 現在の進捗度10%
 大極宮フェアのページ……。
 がんばります。ヽ(`Д´)ノ
ノリノリ編集後記  
  • ナイツ
 先日、実家に帰省する際にJALの飛行機を利用しました。
 そのとき機内サービスのオーディオ番組『JAL名人会』チャンネルで、ナイツの漫才をやっていたんです。同じ内容なのに往復で聴いてしまいました。そして往復で大笑いです。
 3択クイズの回答候補がジャイアンツのスタメンになっているネタは、オチがわかっていても笑ってしまいます。陸上のボルトネタも好きだなあ。
 昨年末の「M−1」では3位と残念な結果でしたが、すでに東京漫才では不動の地位をつかんでいますね。近年お笑いの主流となったショートネタやコントには飽きていたので、ナイツのような漫才は久々のお気に入りです。以前もここで書きましたしちょっと自慢になってしまいますが…ブレイク前から草野球で知り合いだったということでも、いっそう嬉しくなります。ぜひ寄席に行って生で観たいですね。
 今月JAL機に乗る方、『JAL名人会』はオススメです。
(『THE MANZAI』の復活を望む…ノリ)
アンケートから  
  • 続く間違い
◆ひょっとしたら、既にどなたかがご指摘かもしれませんが……、
 著作リストの「日暮らし」、発行年の違いの指摘を受けたと「週刊大極宮」にありましたが、単行本の価格が文庫本と同じ「580円」になっています。
 こちらもこっそり直してはいかがでしょう。
 発行年も価格も……なので、リストを更新なさったときは、さぞ忙しくお疲れだったのだろうと思いました。スタッフの皆様、お体を壊さないよう、どうぞご自愛くださいませ。

・ご指摘ありがとうございます〜。オーツカ・ハルがこっそり直しましたー。(まるひ)
 
裏大極宮へ

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2009/01/16
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