週刊大極宮バックナンバー

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- 第365号 - 2008/09/19
HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ
  • まだ先だというのに
 ハロウィーンの日に向けて、よからぬことを企み始めた気の早いスタッフがいるらしい。

過去の大極宮へ
燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー  
  • 堤防釣り
 秋のカイズ(30センチ前後の黒鯛)シーズンということで、勝浦に一人こっそり釣りに行ってまいりました。
 本来なら水温が高くて魚の活性がよく、アタリも頻繁にあって、いちばんクロダイ釣りにはベストな時期であるはずなのに……
 そして釣り雑誌等ではベストなポイントだと言われている場所に入ったはずなのに……
 釣果なし。
 周りにもいっぱい釣り人がいたんです。がっ、誰一人釣れておらず、なんとこの高水温期にエサ取りすらいないという…ちょっと信じがたい状況でした。
 もしかして勝浦近辺、今年は堤防の釣りはダメなのかしらと思ったりして。
 というのは今年の夏にアジ釣りに行ったとき、例年に比べるとアジが少ない印象があって、なんだかあまり釣れてないなぁという感じだったんです。今年の勝浦の海の状況は、あまり良くはないと言えるかも。
 まぁ10、11月になったら、もしかしたら好転するかもしれないので、またそのときはリトライしてみようと思っていますが。

 どうもこのところ釣りに行っても、ダメダメな話ばかりが続いているようなのだが……。
安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー  
  • ゲーム女の生きる道
 秋の修学旅行が無事終わり、ひと息ついたと思いきや新たな行方不明者が出たりするんですって??

  『ペルソナ4』の話です(^^;)

"メガテン"の愛称で熱狂的に支持されていたあまりにも有名なシリーズ『女神転生』の流れを汲むこの"ペルソナ"シリーズ、私はメガテン時代に恐れをなして以来、まったく手を触れていないのですが、昔、うちのまるひ嬢が、攻略本が壊れかけるほど読み込んでハマッてたことがありました。
 想像してみてください。フツーの厚さの攻略本が、倍ぐらいのボリュームにふくれっちゃってるんですよ? それほどめくってるってことです。

  私の『タクティクス オウガ』本と同じです。

 ちなみに、デネブのお店の開店スケジュールのところで遂にページが脱落、本が半壊、買い直しました。フル装備のデネブを自軍に迎えるのと、「デネブ、ウオーレンのお見舞いに行く」のイベントは両立しないので、手間かかるんですよね。。。
 攻略本といえば、PS2版の方を(このゲームにハマッた編集さんから)拝借することができて、PS3版の方も出ましたので(読み比べると面白い)、やっと進めている『サイレン』なのですが。。。
 なにしろバンバン撃ちまくったりすることに慣れている我が身。
 屍人たちから逃げ回ってるうちに、

  「なんでこんなにビクビクせにゃならんのだ!」

 逆ギレモードに入ること、しばしば(^o^)
 たまに『メタルギア4』の方に戻りながら、

  「ちょっとこっちに出稼ぎに来てくれない?」

 と、スネークに呟いてみたりする今日このごろです。あなたなら10分で完勝よ♪
 
  • ゲーム女が皆様におたずねいたします♪
 プレイヤー・キャラが一般人なので、戦う能力に制限があり(もしくはほとんど戦えず)、逃げ回る恐怖を満喫するタイプのゲームとして、わたくしゲーム女が思い浮かべるのは以下の諸作品なのでありますが。

『サイレン』(PS2、PS3のどちらでも)
『クロックタワー』(スーファミ、PSどちらでも)
『サイレント・ヒル』シリーズ
『零』シリーズ

 これらのゲームをプレイ中に。

  もしも、他のゲームから一人だけ応援を呼べるとしたら、
  誰がいいですか(^o^)?

 ゲームのジャンルは問わず、キャラの属性・ジョブも何でもかまいません。敵キャラだってOKです。ただし、広い意味で<ヒューマン>に限ります。メタルギアとかエヴァとかガンダムはNG。ただガンダムでも、たとえばアムロ単身ならOKです。誰ですか、目的を忘れて「そんなら綾波」と即答するヒトは? ま、それも一興ですが(^^)。
 要するに、

  誰と一緒に逃げたいか? 誰に助けてもらいたいか?

 ということであります。
 お好きなキャラを選び、その理由と共に、どうぞアンケートでお寄せくださいませm(_ _)m
 いただいたコメントはこのコーナーでご紹介させていただきたく思いますので、もしも「それは困る!」という場合は、その旨をお知らせくださいませね。
 さあ、究極の異種格闘技(違うか)! 応援に来てほしいキャラNo.1は、誰かな??

 アンケートはコチラ♪
arrow 厨子王の逆襲 〜 京極夏彦のコーナー  
  • ◎ホラリオン◎
 ドラリオンじゃありません。
 下北沢の小劇場「楽園」にて、日替わり公演されております劇団・あぁルナティックシアターpresentsの、演劇あり、トークあり、高座あり、コントあり、新耳もト学会もあり(笑)という笑いと恐怖の大祭典。
 プロデュースは、小説『血で描く』(メディアファクトリー)を出されたばかりの唐沢俊一さん。
 楽園は小屋としてはなかなか個性的なスペースと聞いていましたし、ホラー演劇というのも考えてみればあまり例がないような(怪談というのはあるけれども)気がしていたので、興味はあったわけです。
 唐沢さんからも「妖怪モノもあるのでぜひ一度ご覧ください」とお誘い戴いていたのですが、なかなかスケジュールがあわず、延び延びになっていまして。
 丁度、これまた順延していた雑誌取材(ウラで来た帰ったのという写真が載っていたアレ)と、それまた先延ばししていた某誌との打ち合わせがあったので、この際まとめてということになりまして。
 そんなわけで。
 ならばゲストで、という運びに。
 いやー、演劇でゲストって、終わってからトークとかなのかしらんと思いきや。
 僕が行く日は、演劇じゃなくて「第一回ルナティック映画祭」だというじゃありませんか。映画祭なのか。
 で、どうも審査員らしいと知ったのは二三日前。で、審査員は清水崇さんと二人だということを知ったのは、前日。
 はたして何がどうなるのやらという神妙な気持ちで下北に行ったわけですが。

映画祭でした(笑)

 いやー。
 映画祭でした(笑)。
 劇団の方が撮ったビデオ作品(五分くらい)と、映像作家の方のショートムービーが数本。上映後、観客の投票で大賞を競うという趣向。
 僕は審査員というよりコメンテーターでした。
 残念ながら清水監督が急用で欠席されることになりまして、プロデューサーである唐沢俊一さんと二人でコメントをさせていただきました。
 そんなこんなでぶっつけ本番。唐沢さん以外全員初対面でもあり、実は緊張していたわたし。
 ただ、どちらかというと無趣味な僕の、唯一の趣味が映像編集なわけでして、しかもバカ好きとしてはこの手の企画は好物でもありまして。
 ええ、オモシロかったです。完成度の問題じゃないんですね。パッションの問題というか(笑)。バカとホラーの奥は深い。
 招待作品の『明日のれるか』も良かったです。僕も自転車乗れませんから。
 山田誠二さんの新作のダイジェストも、何の拍子か流れましたし。何の拍子なんだろうか。

大賞にはサイン入り甚平が贈られました

 劇団のみなさんも大変親切にしていただきまして、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。はい。
 唐沢さんにもお世話になりました。
 ホラリオンは28日まで開催されておりますので、興味のある方はぜひ下北沢へ。

座長さん(左)と唐沢さん(右)
 
  • ◎編集会議◎
 どっかの出版社の会議に出たわけじゃなく。
 雑誌の取材を受けたわけですね。これが↑の取材。
 ちなみに、ウラでは帰る際に機嫌が良くなっているような印象をうけますが、ぜんぜん良くなってません(笑)。
 いや、取材は普通に受けたわけですが。
 いつだって人相は悪くって、機嫌は悪くてもあんな風なんですって。ぼかあ。
 12月売りの掲載らしいです。

撮影ちゅう
 
  • ◎今週の全日本妖怪推進委員会◎
 今年もウンスンカルタの季節が近づいてまいりました(って季節モノじゃないけど)。
 妖怪推進委員会と構成員が大幅にダブっている古典遊戯研究会で、恒例の練習会があったわけですが。
 僕は何だかいろいろなものに追われていて、それで会場の近くでたくさんサインをしていて、結局練習会には顔を出しただけで練習できず。
 大丈夫なのか。ルールは覚えているのか、自分。

 その後、秘密集会があり、そっちには何とか間に合ったのですが。
 夏のしわ寄せは秋にやってくるのです。そして秋のしわ寄せは、冬に持ち越されるのです。そして、しわは年を越していくわけで。
 おててのしわとしわを寄せて、しわよせ。

 また来週。
編集者Sのウラ情報  
  • 江戸川乱歩賞……。
 今日は江戸川乱歩賞の授賞式です。ご存知のとおり、推理作家の登竜門です。今回もお二人、受賞デビューされました。個人的な感覚だと、乱歩賞受賞というのは他のミステリー系新人賞に比べ、半歩ぐらい前に出ているという感じですかね。乱歩賞受賞作は単行本出版され、広告もうたれ、多くの書評で取り上げられます。たくさんの方の目に触れる機会は他の新人賞を圧倒しています。フジテレビの後援も受けていて、映像化も検討されます。
 検討されます、というのは、原則映像化を前提にしているわけですが、映像化できる作品かどうかというのがあるわけです。選考の際は、そんなことは考慮されませんから。流れの中で、これは映像化は無理だよねという会話がなされているかもしれません。
 それに乱歩賞受賞作家という肩書きは一生ついてまわるわけですし。
 にしてもわずか半歩先。簡単に追いつかれ、抜かれる差です。
まるひの秘書ヒショバナシ  
  • 今週の厨子王原稿メール件名
 飛びだせ! 大極宮
 村野武範とか青い三角定規とか思い出しちゃったんですけど、あってるのかなあ……。
 もしかして、カンフーのほう?

 全然カンケイないけど、厨子王のヘアスタイルが、だんだん鬼太郎っぽくなってるような気がするのは、私だけでしょうか。
 
  • 真剣に悩む
 FFシリーズの"シド"か(オンラインゲームの「XI」にも、もちろんいます♪)、アーク・ザ・ラッド2の"トッシュ親分"か、サガフロンティアの"ゲンさん"か。
 安寿のコーナーを見て、真剣に悩む私です。
 うーむうーむ、どのキャラも捨てがたいっ! こっそりアンケート送っちゃっおうかな三人とも……。

 私の悩みは脇に置いておくとして。大極宮ラーの皆さまが、どんなキャラを選び、またどんなコメントをお寄せくださるのか、私もすっごく楽しみです〜♪
  
  • 長い長い殺人のDVD
 たくさんのご応募の中からの抽選も無事終わりました。
 9月22日もしくは24日に発送しますね。
 定形外郵便で水色の封筒がポストに入った方は、おめでとうです〜♪ と、先にゆっておきまっす。
ノリノリ編集後記  
  • 明日、20日は…
 朗読会のチケット発売日です。詳細はイベント情報をご覧いただきたいと思いますが、お買い求めのほど…どうかよろしくお願いいたします。
 でっ、今年の朗読会の準備を進める一方、昨年の朗読会を収録したCDを作っています。三人共演による第2部は、大沢さんが書き下ろした『ぶんぶんぶん』という“らんぼう”シリーズだったので…ちょっと気を利かしてオマケをつけることにいたしました。
 記念すべき第1回朗読会の第2部から『おっとっと』の冒頭(10数分)を再録します。じつはこの第1回のCDは、すでに完売してしまい絶版状態になっているんです。そんな意味でも貴重な音源! リーディングカンパニーではすでに3回も演目になっている“らんぼう”シリーズ。ウラ役を大沢さん、イケ役を京極さんが担当する…名コンビ誕生の瞬間をお楽しみいただけると思います。
 ぜひぜひ、会場で買ってくださいませね。
(某温泉で射的に夢中だった…ノリ)
アンケートから  
  • メンドウなので…(笑)
◆プレゼント応募のフォームに詳細すぎる個人情報の記入を求める欄がなかったのが、ちょっと意外で、かつうれしかったです。
 これから時々寄らせてもらいます。

・そ、それはよかったです〜♪ 応募フォームを作るとき、項目をいっぱい設定するのがメンドウなので……(笑)、最低限に絞ってるんですよう。うひ。
 これからもどんどんお越しくださいませね!(まるひ)

裏大極宮へ

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2008/09/19
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