 第64号へ |
第65号 2002.7.5 | 第66号へ  |
 最新号へ |
| ▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王 ▼まるひ ▼編集者Ｓ ▼ノリノリ ▼アンケートから |
|||||
| ■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ | |||||
|
|
|||||
| ■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー | |||||
◆Ｗ杯決勝戦。 もっともつれると思ったが意外な展開だった。 その中で最も印象深かったのが、敗れたドイツの“カーン”。 よかったねぇ。潔さとは違う口惜しさ、おのれに対する怒り… 負けた男の美しさがあった。 試合終了後、ゴールポストにもたれかかり動けなかった姿、 するするっと尻餅をついたとき…いい顔してた。 もちろん試合中に見せるガッツ丸出しのツラがまえもカッコイイのだが… 負けた男の顔に感動するっていうのは久しぶりであった。 “オリバー・カーン”…気に入ったぜ。 今回のＷ杯は、カーンに尽きる。 ◆新連載情報！ ７月の半ばから「東京中日スポーツ」で始まる新連載の準備中。 タイトルは『海と拳銃』（の予定）。 シリーズ物ではない、まったく新しい小説…というところまでしかまだ 話せない。 スタッフから、冒頭のシーンぐらい教えて！ と言われたが、それは秘密 （っていうか、これから考えるところ…）。 お楽しみに。 |
|||||
| ▲TOP | |||||
| ■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー | |||||
◆トピック Ｗ杯も終ったし、『幻想水滸伝3』の先行体験記も終ったし…。 今は、お借りしていた機械をお返ししてソフトの発売日を待っています。 『茂七の事件簿』よかったっス！ 高橋さんの茂七親分はシブいし、娘役の星野真里ちゃんもいいです。 しっかり作ってあって、大変嬉しゅうございました。 第二シリーズは全10話なので、皆さん楽しみにしてくださいね。 ◆今週のゲーム女の一言 『幻想水滸伝3』のＨＰに出張中です。 そちらでお楽しみください。 （いよいよ最終回。来週からはこちらに戻ってまいります）
|
|||||
| ▲TOP | |||||
| ■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー | |||||
◆発売 オフィスのスタッフの話だと、今週発売号の『ぴあ』に、夏恒例の例の イベントのお知らせが。 知らないあいだに詳細が決まったのか。いや、そんな訳はないが。 聞けば『ぴあ』での前売り開始は７月６日の土曜日（あっ、明日じゃん。 いや今日なのかな／笑） 『第11回怪談之怪・第６回世界妖怪会議』 ８月11日（日曜日）調布市グリーンホール。 出演 水木しげる、荒俣宏、京極夏彦。 出るのか、僕（笑）。 妖怪会議の方は上記の他にレギュラーの多田克巳、さらにシークレットな ゲストあり（畜光タイプの水木しげるとか金色の荒俣宏ではありません）。 怪談之怪の方はレギュラーの東雅夫、木原浩勝、中山市朗の怪談トリオ に加えて、吉例の美人女優だそうで。 それから林家正雀さんの怪談落語、お友達の渡辺亮さんと秋山カヲル さんのユニット・南方幻想のミニライブ付き。 料金はＳ席4300円、Ａ席3800円。 ということですので、よろしくお願いいたします。 ところで内容はいつ打ち合わせするんだ（笑）。あ、十月にもあるのか。 うーん。 （イベントの詳細は、『怪』 -KWAI network-のサイトをご覧ください） ◆妖怪本 妖怪本がいっぱい出ます。 怪ブックスからも湯本豪一さんの『妖怪あつめ』が出ましたし、 続いて妖怪馬鹿・村上健司君の『妖怪ウォーカー』もついに単行本化。 表紙がラブリーです。 国書刊行会からは『妖怪稀覯本集成』が出ます。ありがたいことです。 帯文など寄せさせていただきました。 ◆ぼっけえ きょうてえ岩井志摩子姐さん（最近ベトナム風）の『ぼっけえきょうてえ』の 文庫がようやくぼっけえ角川ホラー文庫に。 解説という名の駄文を書かせていただきました。きょうてえです。 |
|||||
| ▲TOP | |||||
| ■まるひの秘書ヒショバナシ | |||||
前号で、「週刊大極宮」の更新が遅れているのは僕のせい…と、ザンゲ した厨子王。 アラ、自分でゆっちゃったのネ、じゃあもう今回の更新で私「厨子王テメー ばかやろおおお！ いつまで待たせるんだよおおお！ とっととメール 送りやがれえええ！ ボカッ！ スカッ！」とか書いて、思いっきりウサを 晴らしちゃっていいのネ♪ って、くふくふ心で笑っておりましたらば… 夕方４時半ごろですかね、当人から電話ありましてね。 「今週の原稿、送りましたよ」（←声が得意げ） 「えええええええええええええええっっっっ！？」 急いでその場でメールチェックしましたら、ホントに届いてやんの。 件名「今週は早いでしょ。」だって・・・ 「ムキー！ 悪口書こうと思ってたのにいいいい！」 「それは残念でしたねえ、ふふふふふ」（←嬉しそう） はう・・・やられた・・・ どうせ今回も遅いだろうとタカをくくってですね、ええ、「夜の９時から更新 準備始めてもオッケーだしい〜」なんてね・・・私、手が空いたのをいい ことに、新規導入した経理用PCの環境整備にいそしんでいたんです。 しばらくの間は旧経理用PCと並行して使うので、キーボードやモニターを 切替器で共有させてスペースの節約を図ろうとかですね。 「うぅ、このコネクタは何につながってんだ？ ハルくん何ですかコレー？ （↑パソコンの背面をあまりじっくり見たことがない。オフィスのPCの初期 セットアップはすべてハルくん任せ）」などと、人の仕事のジャマしながら 作業を進めているさなかに、"送りました電話"が来ちゃったのです。 うわっ、今週の更新が遅れたら私のせいかい！ ひぃぃ・・・ と、ぐしゃぐしゃになったケーブル類を焦って片づけて、あわてて始めた 次第です。うひ。 「茂七の事件簿」までには終わらせたいです。家で観たいです。 |
|||||
| ▲TOP | |||||
| ■編集者Ｓのウラ情報 | |||||
先週は浅はかな猿知恵をまるひに看過され、見事にネタばれされて しまった。というわけで今週は新ネタです。 前々回、ようやく「標的走路」の直しが終わったという情報がありました が、無事手元に届きました。 たしか直し用のプリントアウトを渡したのは、東京にちらほら雪の舞う 季節でした。いっとくけど今年じゃないよ。 ほぼ１年半ぶりに、こんなに成長してよく戻ってきたねという気分です。 訳が分からない方のために簡単に経緯を説明しますと、数ある大沢の 作品のなかで唯一、諸般の事情で書店にて手に入れることができない 作品が「標的走路」なのです。 これは大沢の処女長篇かつ佐久間公シリーズの長篇第１作です。 多くのファンの方々から読みたいというご要望をいただいておりましたが、 電子出版として加筆修正のうえ復刊させると発表したのが、たしか 去年の夏頃でした。それから約１年。 ようやく直し終わったというわけです。 あとは私の仕事。 テキストデータを修正し、ＰＤＦ化、サーバーアップという手順を進めていき ますが、アップまでもうすこし時間をください。 進行状況は適宜お知らせいたします。 ほんとうに長らくお待たせしておりますが、もう少しです。（Ｓ） |
|||||
| ▲TOP | |||||
| ■ノリノリ編集後記 | |||||
梅雨空の下、草野球の大会に参加してきた。 アーティストリーグという、漫画家さんがオーナーを務めるチームが 集まって、一日だけ局地的な大盛り上がりをみせる大会。 今回も参加した11チームは、複雑な組み合わせでそれぞれ４試合を 戦って順位を決めた。 で、ちばてつや先生率いる我がホワイターズは…優勝した水島新司さん 率いるボッツと戦うこともなく無念の10位。ブービーでした…トホホ。 敗因はとにかく打てなかったこと。とくに僕は今期まったくの不振で、 この日、新たなニックネームをいただいた。 ホワイターズの“サイドブレーキ”。 不名誉だけど、妙に気に入っちゃいました…横文字だし。 スポーツ選手はニックネームで呼ばれるようになって一流ですからねぇ。 （大沢さん、４年後ドイツに連れてって！…ノリ） |
|||||
| ▲TOP | |||||
| ■アンケートから （●はスタッフのコメントです） | |||||
◆厨子王「全部僕が（ばしっ）痛い。許して（ぼくっ）。」 赦します。 ◆更新遅いなーとか思っていたら、京極先生の仕業だったのですね。 そのせいかなんか、妙に京極先生の欄の最後のほうに誤字が（笑）。 そんなところもなんとなく面白くて。 毎週楽しみながら、読ませてもらっています。 ●皆様の心の広さに感謝いたします。誤字はこっそり直しましたー。 ぺこ。（まるひ） |
|||||
| ▲TOP | |||||
| 第64号へ |
 |
第66号へ |
| 最新号へ |
