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 第33号へ 第34号 2001.11.9 第35号へ 
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王

▼まるひ ▼編集者S ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ 

◆ミヤベの「毎日出版文化賞 特別賞」の第一報を聞いた大沢・山椒大夫、
「いったいいくつ賞とれば気がすむんだあああ!!!」と地団駄ふんで
(本気で)悔しがったというウワサ。ププ。

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆ゴルフコンペ速報(その2)
ベスグロで、3位になったが…自分的には納得できない。
ほかの参加者の方が揃ってスコアを乱したためで、スコアは
またも90台!4番までは1アンダーだったんだけど…その後は、ドライバーの
フックがとまらず"大乱調!"
このシーズン、果たしてフックは直るのか?

お祭り、縁日の愛好家としては…
酉の市も始まったので行きたいなぁ。

まだブルーな気分から立ち直れない"山椒大夫"でした。

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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆珍しく(?)
近々、「ファミ通」の巻頭の「フェイス」というインタビューページに出ます。
「ファミ通」にはたくさんお世話になっているので、有り難いし嬉しいしで、
ワクワク!

◆今週のゲーム女のひと言
 ピクミン!
 可愛い!
 ピクミン!
 可愛い!
このところ毎日、こういうコール&レスポンスをしております。
あの耳に残るCMソングも、CDが出るらしい。
でもワタシたち、愛してくれとは、言わーないよ〜♪

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■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー

◆雲。
『今昔続百鬼・雲』が発売になりました。
6日には都内の大手書店に並んだらしいですね。
講談社の場合、発売日というのは「全国に配送が済んだ日の翌日」のこと
なんですね。
一番近い都心とくらべると、一場遠い地方の本屋さんにに本が届くには
約2日ほど時間多くがかかります。しかも届いた日にすぐ店頭に並べる
本屋さんばかりではありません。
そこで一場遠い地方に届いた日の翌日、つまり都心で売られる日から
中2日あけた3日目が発表される発売日、ということになるわけです。
今回の場合は「9日発売」。
最初聞いてたよりも一週間早まったのね。発売日。
間に合いましたなぁ。

◆無。
で、引き続き仕事だけの一週間。
報告するようなことは、なーんにもないですね。
『怪』やら『怪談の怪』やら『怪異・怪談文化の成立と変遷に関する〜』やら
『妖怪狂言』やら(怪ばかりではないか)。
あ〜あ。

◆陰。
私の作品じゃありません。『妖怪根付 陰の巻』ね。
おまけ袋の「御祓済」の題字を提供したギャラ代わりに(笑)赤根付は陰陽
全ていただいていたのですね。しかし天然色はない。半分だけ揃ってるとね、
欲しくなりますよね普通は(ならねーよ←神の声)。
「陽の巻」はね、スーパーコンビニでちょっとずつ買ったです。
で、天然色揃えるのに結構かかったですよ。
でね、後シークレットの天然色だけでコンプってあたりで、ばかばかしく
なっちゃって、よし、「この一個で最後ね」と買った一個が大当たり。
ドラマチックコンプリート(妙な言葉)。
で、「陰」ですわ。もう、結構面倒になってたわけですが、
秋葉原に「陰の巻」売ってたから買ってってやろうぢゃないかという親切な
(悪の)友人の電話にほだされて大人買い(笑)。
前回のドラマチックコンプが影響してるわけ。
で、控えめに2箱ねとお願いしたところが、これが勝率8割り弱。
全体でダブったのはたった2個、しかも12個中赤根付けは5個。
天然色一気に半分揃っちゃって、こうなると揃えたくなるのが人情だ
(そうか?)。

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■まるひの秘書ヒショバナシ

10月中旬のある日、ミヤベの「毎日出版文化賞」受賞を知らせる電話が、
オフィスにかかってきました。
その電話をとったのは私なんですが・・・
第一声「毎日新聞社文化事業局の○○と申します。宮部みゆき先生は
いらっしゃいますでしょうか?」と言われました時に、(うがっ! 文化事業局
となっ! また講演の依頼かっ!)などと勝手に思い込んで、ヒソカに身を
固くしてしまったです。
ううう、○○さんすみませんすみません・・・ぺこぺこぺこ。
いえね、現在ミヤベは講演を一切お受けしていませんで(推理作家協会に
関わるものだけは、ごくたまにやります。理事の務め?)、依頼が来たら
その場でお断り申し上げるよう言われてるんですけどね。いやー、これが
またけっこうたくさん来るんですよ、いろんな所から。
「人前に出て話すことを大変苦手としておりますので、どうかご勘弁下さい
ませ」って言うと、だいたいご理解いただけるんですが・・・
中には「そこをなんとかっ!」とか「いやウチだけは特別にっ!」とかとか
力いっぱい食い下がってこられる方もいらっしゃいまして・・・
そういう方を説得してあきらめていただくのは、たいそう骨が折れます。(;;)
ええええ、こんな誰ともわかんねーネーチャンに電話口で断られるなんて
心外だ! とお怒りになる人もいらっしゃいますな。ミヤベ本人にちゃんと
きいてみろ! じゃないと納得いかねえぞ! って感じですか。
そういう方には何を言ってもダメなので、いちおう「こんな講演の依頼が来て
ますけどぉ〜」って、ミヤベにおうかがいをたてますけどね。
OKの返事が出たことなど、一度もありません。ハイ。(当たり前)
あら、話がそれてしまいました。

えーと・・・、ですから(講演の依頼かな)と思った電話が、話が進むにつれ
"とってもめでたいお知らせ"だということが判明しまして・・・
ミヤベにすぐさま電話すると同時に、「祝!」とデカデカ書いたFAXを大沢・
京極の仕事場にビューンと送り、オフィスにいたノリノリ君やアルバイトの
女性と受賞を喜び合い、その後意地悪く大沢の仕事場に電話を入れて、
予想どおりの「ちっくしょおおおお!」の叫び声を聞かせてもらい。。。(笑)
思いがけず祝賀ムードに包まれた1日となったのでありました。

そして、あまりに早い時期に受賞フィーバーを迎えてしまった結果・・・
11月3日の毎日新聞朝刊紙上での正式発表のことをコロリと忘れてしまい、
(それまではオフレコ扱いだったのです)大極宮でお知らせするのが、遅れ
ちゃったのでした。(;;)
どーもマヌケですみませんです。ぺこ。(長い言い訳)

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■編集者Sのウラ情報

前回忘年会のことをかいたけれど、それにあわせるように少しずつ忘年会の
案内が舞い込むようになった。21世紀も終わるんだね……?
おっとまだ99年あるのか。
でも、ぼくたちが年末を一番感じるのは、なんといっても年末進行。
簡単にいうと年末年始の休みのために、締め切りが繰り上がること。正確
には原稿の遅い作家に「やればできるじゃん」と編集者が内心、思うこと。
締め切りといえば、先日某編集者が脱稿から1週間で1冊作りましたよ、と
某作家に思わずポロリ。
「じゃあぼくの時もそうしてね」、だって。その編集者、しどろもどろになって、
「い、いえこれは特別ですから……」と冷や汗かいて言い訳しておりました。
たしかにこのところ大部分がデータ入稿で、早い進行が可能になっています
が、ぎりぎりまで原稿の入らない編集者はほんと辛いのよ。
社内では制作や業務、営業に、外ではイラストレーター、デザイナー、印刷、
などなどに頭を下げっぱなし。
謝り方がうまいことも編集者に必要な資質かな(S)

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■ノリノリ編集後記

久々に大井競馬へ行ってきた。日本初、同一日にGI2レースとあって
5万人で沸き返っていた(プレゼンターの叶姉妹見たさも少しはいたかも…)。
いつも以上にテンションも上がり、場内を歩き回る。
パドックでは黒山の人だかりをかき分けて、馬を見ながら分かりもしないのに
うなずいて…公認予想屋『佐々木の予想』の口上にうなずいて…
上下するオッズを眺めてうなずいて…馬券購入気合一発うなずいて…
ゴール板の前で結果を見届け…うなだれる。それでも楽しい!
(と、自分に言い聞かせる。)
公営ギャンブルは最高のテーマパークだ!と、改めて思っていたら
『新潟県競馬廃止』のニュース。ショック!
大分県の『中津競馬』に次いで今年2件目。
自分の実家の近くにある『益田競馬』も心配だ。
皆さん、近くに公営ギャンブル施設があったら一度足を運んでみてください。
このご時世…と思われるかもしれませんが、馬や自転車やボートやバイクが
走るスピードと音、客の歓声と罵声を体感するときっと興奮しますよ。
たとえ百円でも賭ければさらに…。
(大極宮で競走馬を買うのが夢!!
      本買って下さい!DVD買って下さい! …ノリ)

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■アンケートから はスタッフのコメントです)

◆各作家様の新刊情報が出ますよね、大極宮。
で、例えば京極夏彦先生の「今昔続百鬼―雲」が11月9日に
発売されることが決定、とか。
でも、6日にはすでに並んでいたのですよ。
発売日というのは一体どういうものなのでしょう?? 
流通の関係上、全国一斉とはならないため、発売日と店頭に並ぶ日が一致しない
こともあるようです。
大極宮の場合は、担当編集者さんに確認を取り、全国の書店に行き渡るであろう
日を発売日としてお知らせしています。(ノリ)

◆今回「今昔続百器・雲」の特典の栞が1000枚に限定されているのは
何故ですか?特典がないのなら、大極宮書店で購入する消費者の
メリットはないと思います。
特典が、買った人全員に行き渡るような配慮が欲しい。
それに入金した順番に1000人というのも、なんとなく嫌な感じがします。
同時に申し込んでも、どうしても振替用紙が届くのが、首都圏よりは
地方の方が遅くなってしまうことも問題だと思います。
大極宮では、入金順ではなく、フォームからの申し込み順で扱っております。
また、特典なしで販売することはありえません。
今回の場合は、万が一(現在の当書店の売上実績からすると考えられませんが)
1000件に到達するようなことになれば注文を締め切らせていただきます。
栞を増刷することは考えていませんので、価値はあると思いますよ…。(ノリ)



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