週刊大極宮バックナンバー

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 最新号へ 2007.6.8

▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王
▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ

◆オフィスのネットワーク周辺機器が頻繁に故障するので、苦肉の策として御祓済の文字を大きく貼ってみたらしい…。

さて効力のほどは?


 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆合宿中
 ただ今ダイエット合宿中。このところお腹がひじょうに出てきたのでそこを締めるべく、ウォーキングのほかに腹筋を中心とした筋トレをがんばっています。が、なかなかやはり…50を超えると以前のようには肉が落ちなくなっていて、フーフーという感じ。食事は例によって野菜を中心にした脂分を取らないメニューで自炊です。

 月曜の夜、退屈だったので小湊港に行って餌木(イカ用のルアー)を投げて遊んでいたら、なんと型の良いアオリイカがヒット! リール巻くとプシュプシュと墨を吐きながら付いてきたのでびっくり。隣でアジ釣りをしていたおじさんがタモ入れを手伝ってくれて見事に1kgクラスをゲット!!
 ただし…上げたのはいいのだけれど、考えてみたらその日はオイラひとりだし(それもダイエット中の身)こんなに大きいのは食えるわけがない。そこで、「今日はぜんぜん釣れなくて…」とぼやいていたおじさんにそのままアオリイカを進呈。
「ごちそうさまです!」と言って嬉しげに持って帰られた。まあ、簡単にあげたことの裏には、「な〜に、このあともすぐ釣れるさ」という甘い計算があったのだが…おじさんが帰ったあと、さらに1時間ほど餌木を投げるもノーヒット。あれは幻のアオリイカだったのだろうか……。

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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆今週はお休みさせていただきます。

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■厨子王の逆襲 〜京極夏彦のコーナー

◆某所で
 出久根達郎さんのお誘いで、明石散人先生や、白川道さん、新堂冬樹さんと美味しいおさかなをいただいてまいりました。
 どう考えても異色の顔合わせなんですが、お料理もお話もたいへんおいしゅうございました。はい。

◆某日に
 前々回紹介した箕面市立郷土資料館学芸員の木場くん(刑事じゃないです)と、斎宮歴史博物館の榎村寛之さんが我が家に。
 いろいろと相談やら打ち合わせやら、雑談やらをさせていただきました。 榎村先生とは東アジア恠異学会などで何かとお目にかかることも多かったのですが、なかなかゆっくりお話する機会がなかったもので、ついつい話し込んでしまったり。いや、どんな些事にも真理は隠れていて、どんな馬鹿話からも得られるものはあるわけです。
 よく「中味が大事」といいますが、中味より考え方ですねえ。

◆某氏の
 お祝い事がありまして、現在そのパーティにむけたお祝い映像を制作中。
 というわけで作業に集中しておりますので、今回は短めで。

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■編集者Sのウラ情報

 ○リーズブートキャンプ(伏字にする必要があるのだろうか)、やってみたいですねえ(イケブン、人に貸す前に自分でやれよ)。大夫様の成果はどうだったのでしょうか。↑のほうで本人が書いているのでしょうか。わたしも結構熱心にダイエットしていた時期もありました。70キロ超えたら人間じゃねえとほざいていたこともありました。いまやそれをはるかに超え+ンキロです。みなさんダイエットは若いうちにしておいたほうがいいですよ。年とともに落ちにくくなりますから。このところ「走る」小説が読まれています。「一瞬の風になれ」「風が強く吹いている」……。なかなかの傑作ぞろいです。走るとダイエットを無理やり結びつけてみました(S)

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■まるひの秘書ヒショバナシ

◆今週の厨子王原稿メール件名
 大極宮危機一髪
 ううう、はたして今週は日付が変わらないうちに更新できるか!(現在瀬戸際…) 汗汗汗!

 名ゼリフ大全アップしましたので、ぜひご覧くださいませね〜。汗汗汗汗焦焦!

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■ノリノリ編集後記

 以前『北斎妖怪百景』(国書刊行会)のなかで京極さんが、「浮世絵のフォルムや構図は、"手に持って眺める"ことを前提として設計されている」と書かれていました。先週から予約注文を受け付け始めた『葛飾北斎「百物語」全5図セット』(見本摺り)を初めて手に取ったとき、まさしくそのとおりだと思いました。手に持ってしげしげと眺め、「僕なら額に入れて壁に掛けたりせずに、ときどきタトウ(入れ物)から出してこっそり眺めます」と言ってしまったのです。浮世絵は昔から好きで、子供のころは永谷園のお茶漬けを食べて、浮世絵カードを集めました。自慢じゃないですが、水木大先生の『妖怪道五十三次』複製画55枚桐箱セットも持っています。コレ…たまに箱から出して眺めると、顔がニタ〜っとしちゃうんです。まあ、それぞれ楽しみ方はあると思いますが…。
『葛飾北斎「百物語」全5図セット』のタトウや解説本は、まだ製作中のため出来上がりしだい写真を載せます。浮世絵版画の普及のため、アダチ版画さんは価格破壊ともいえる値段設定。妖怪好きな方、この機会にぜひご検討ください。ちなみにわたくし、外人の知り合いに1部プレゼントしようと思っております。
(ジャパン、トンガに勝利。やるじゃん…ノリ)

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■アンケートから (兼 間違いさがしコーナー)

◆『週刊大極宮』のページでは「07/6/1」になってるのに、左サイドバーのメニューでは「07/6/2更新」になってるのは発見でしょうか、わざとでしょうか(笑)。

●前号は更新が終わったのが日付をまたいだ丑三つ時だったので、まぎらわしい表現になってしまいました。「6月1日号」の発行が6月2日にずれこんだと…解釈していただけるとありがたいです。(まるひ)

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