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 第249号へ 第250号 2006.4.28 第251号へ 
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王

▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ

◆先日から始まった新コンテンツ「名セリフ大全」に送られてくる名セリフだが、かなりの割合で榎木津のセリフ(暴言)が届いているらしい(笑)

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆GWに
 …備えなければいけないのに、風邪をひいてしまいました。タイから宮古島へと旅行が続いたせいか、このところの気候のせいか。さいわい寝込むほどではなく、喉がおかしいのと咳が少し出るくらいの軽い症状。GWに向けての執筆調整で、粛々と原稿を書いております。
 そのGWが明けるとゴルフコンペシーズン、さらに取材旅行も入っているので、体調管理を十分に整えなくてはいけない。花粉症に関しては…もう終わったと思うのだが、なんせ今の風邪気味な状況だとなんとも判断のつかないところだ。

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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆映画『ブレイブ・ストーリー』
 いわゆるゼロ号(完成形のちょっと前)試写会に行って参りました。

 素晴らしいです〜!!

 映像が美しいのは、なにしろGONZOさんですから今さら申し上げるまでもないのですが!
 ワタルの声をあててくださった松たかこさんが素晴らしいのも今さら申し上げるまでもないのですが!
 原作では「ワタルの旅」がメインでしたが、映画では「ワタル&ミツルの旅」としてストーリーが構成されており、ミツルの存在がぐっと大きくなっていて、そこがとおっても良いのです!
 わたくし、終盤で目がうるうるしてしまいました。もしかすると、この物語の真の主人公はミツルだったのかもしれないです。
 どうぞ公開を楽しみにしていてくださいませね♪
 千明監督&制作スタッフの皆さん、ラストスパート頑張ってくださいね!

◆ゲーム女の生きる道
 今週もまだもろもろ(以下略)、しかも風邪までひいちゃって、ホント踏んだり蹴ったりのゲーム女なのでありますが。
 とりあえず「幻想水滸伝V」の2つ目のエンディング(旅立ち)も見ましたので、「FFXII」をちろりとのぞいて見ることにいたしました。

 ヒロイン、いきなり未亡人。

 これこそが松野節♪

 不幸を描いたら日本一だ! 「オウガ」ファンはみんな知ってるぜ。
 凄いのはこれ、オープニング・ムービーのなかの話なんですよね。ゲームはまだ始まってない。結婚・開戦・夫の死・敗戦・亡国と、たかだか数分のムービーのなかにドラマがてんこ盛り。しかもヒロイン、この時点では17歳です。
 ま、戦国時代には珍しい話じゃなかったか。

 さて、ゲーム本編もちろりっとプレイしてみたのですが。

 ああ「FF」よ、あなたもか。

 画面切り替えなしのシームレスなバトルと書いてあるので不吉な予感はしていたんですが。
 バトルがアクションゲーム的になってるのですね。近いところでは、あの「ローグ・ギャラクシー」と同じ。
 リアルタイム・アクションなのでプレイヤーが操作できるキャラは一人だけ。なので、他のキャラは「ガンビット」という簡易行動指令書で操る、と。
 ガンビット。確かに画期的なシステムなのでしょう(ガンビット=プログラムと考えると、「カルネージ・ハート」を連想しますね。あれは対象がロボットでした)。
 けどこれって、「RPGなのにアクションゲーム的なバトルをしなくてはならないのはしんどい」というわたくしのような人間にとっては、なんか矛盾したシステムに感じられるのですよ。
 道の真ん中に通行を阻む大きな穴がどか〜んと空いていて、そこにとても乗り降りし易い踏み台を置きましたからどうぞ、と言われているような感じです。
 だったら最初から、穴を空けないでほしいと思っちゃう。
 ガンビットを上手に組むと、ボス戦以外ではプレイヤーの操作が要らなくなるんだそうで。
 つまり、ガンビットの組み方を試行錯誤して楽しむということなのでしょう。新しいタイプのRPGの楽しみ方ですね。
 でも、それは、わたくしのやりたいRPGとは違うような気がします。
 それでいて、「ゼルダ」や「メトロイド」や「メタルギア」や「オズ」みたいな(ストーリー性が豊かな)純正アクションゲームとも違う。
 それが辛いんですよ。

 求む、フツーのRPG。

 いずれにしろ、完全攻略本が出るまでは手を出せないなぁ。お薦めのガンビットの組み方とかを見て、楽してクリアしちゃいたいです。ストーリーは気になりますから。
 という次第で「FFXII」は再びペンディング。お金もスキルポイントも貯めまくって再スタートの「幻水V」2周目に入ることにいたします。
 カプコンのクローバースタジオさんから、なかなか気になる面白そうな「大神」という新作ゲームをご恵送いただきました。いつもありがとうございます♪ グラフィックが日本画のような絵本のような感じで、とてもユニークで美しい。こちらももうちょっと情報が出てくるまで待ちでございます。
 とにかく風邪を治さなくちゃ、ごほごほ。

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■厨子王の逆襲 〜京極夏彦のコーナー

◆宮部さん原作の
 アニメーション映画が完成しました。あえてタイトルはいいません。ええ、あれです。お待ちかねのあれ。
 さきほど、本当についさっき、試写を見せていただいたばかりです。
 詳しくは書けませんけども、とても良かったです。
 ちなみに、大・極・宮、三人ともエンドロールに出て来るわけですが、なぜクレジットされているのかは謎ですよ。ええ、安寿姫も「原作」以外のとこでクレジットされてるんですね。さあ、なぜなのか、ぜひ劇場にてお考えください。
 あ、見終わってもわからないかもしれません。夢中でみちゃいますから。

◆東亮太くんの
 新刊が。いや、なかなか良いペースです。『マキゾエホリック・Case2:大邪神という記号』(角川スニーカー文庫)。
 前作をお読みになられた方は即書店に。
 まだの方はこれを機会にぜひ書店に。
 ええ、とりあえず書店に行きましょう(笑)。

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■編集者Sのウラ情報

 世間ではGWです。オフィスも暦通りに休みます。で、作家はというと。大夫は例年通り民宿のオヤジ。安寿と厨子王はきっと仕事しているでしょう。編集者からの電話もないし。で、編集者はというと。この時期は月刊小説誌にとっては迷惑な休みです。たいていの小説誌は毎月22日の発売ですので上旬辺りが原稿の締め切りに設定してあります。連休ということで前倒しで原稿が貰えればいいのですが、作家の皆さんも毎月のスケジュールで原稿を書いていますからそう簡単には前倒し、というわけにはいきません。そんなことでこの連休中も静まった会社内でFAXが原稿を吐き出すのをじっと待っている(いまはメールかな)編集者がたくさんいることでしょう。
(でもその合間をぬって勝浦へ集合するのです、S)

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■まるひの秘書ヒショバナシ

◆今週の厨子王原稿メール件名 (これまでの歴史は→コチラ
 風雲ジャズ帖の逆襲
 16週連続書籍キタコレ!

 山椒大夫・安寿に続き、風邪っぴきの私でございます。鼻かみすぎてカユイやら痛いやら…情けないったらありゃしないです。

 イベント情報のページに載っている「京極噺」静岡公演で、小朝師匠が『豆腐小僧』をおやりになったそうです。それがメチャクチャ面白かったようで(主催者情報)。しかも昇太師匠は「どすこい」ですって!!! くううう、そんな話を聞いたら、何がなんでも行きたくなるじゃないですか! って、次は富山ですか…。うぅ。

 さて、募集から一週間が経った「あなたが選ぶ 名ゼリフ大全」、投稿がゼンゼン来なかったらどうしよう、ってヒヤヒヤしてたんですが、最初の更新にじゅうぶん過ぎるほど届いてます。あーよかったー! ちなみに、第一回発表は5月2日を予定していますので、お楽しみに〜。
 いやー、榎木津人気高し! まあ予想はしてましたが(笑)。このぶんだと、「榎木津暴言集」ができてしまうイキオイ? それも面白いかもですね。わはは。
 あちらのページにも書いてありますけれども、このコーナーにはしめきりがありません。常時募集中です。GWをノンビリおうちで過ごそうという方は、よかったら三人の本のページをめくって、好きなセリフを探してみてはいかがでしょうか。ってゆうか、探してください送ってください! よろしくお願いいたします。ぺこ。
 それでは、楽しいGWをお過ごしくださいませ。

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■ノリノリ編集後記

 コミック化のご意見たくさんいただきました。ありがとうございました。ご希望の多かったメジャーなマンガ家さんはスケジュール的に難しいということになると思われますが、作風・画風を参考に企画を進めていきたいと思います。ちなみに…宮部さんの「霊験お初」シリーズが5月からコミック化されます。作画は坂口よしを先生で、掲載誌は秋田書店の「プリンセス GOLD」(年9回発売)。5月16日発売号から連載ですので、よろしくお願いいたします。

 で、競馬の話。先週、3歳未勝利戦に愛馬が出走しました。初めて出資した牝馬なのに剥離骨折やらなにかと体の弱い馬でしたが、やっとこぎつけたデビュー戦でいきなり勝ってくれました。直線ムチを入れることなく会心の勝利。フジキセキ産駒でサンデーサイレンスの孫にあたります。まだ足元が弱いので、じっくり育ててもらいたい。一つ勝っておけば、余裕を持った調整ができますからね。
(GW、今年は腰痛のため潮干狩りはパス…ノリ)

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■アンケートから (兼 間違いさがしコーナー

◆誤字発見です。
安寿さんの、2段目「今回、(摩防が低い以外は)」の「摩防」は、「魔防」では?

そのとおりでございます! ご指摘ありがとうございますー。しかし…、摩防ってナンダロウ…摩擦に対する防御?(違うって)うひ。(まるひ)

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下の方でコッソリ
【厨子王原稿メール件名の歴史】

◆新章突入! 本当にあった"逆襲"シリーズ(仮) 第206号〜

大魔神逆襲
 → ゴジラの逆襲 → メカゴジラの逆襲 → キングコングの逆襲 → 北京原人の逆襲 → スケバン刑事風間三姉妹の逆襲 → スターウォーズ帝国の逆襲 → ウルトラQ・ガラモンの逆襲 → ウルトラQ darkfantasy・ガラQの大逆襲 → 亜空間要塞の逆襲 → 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア → フランケンシュタインの逆襲 → 八岐之大蛇の逆襲 → 十津川警部の逆襲 → 虚航船団の逆襲 → 笑犬楼の逆襲 → 劇場版スタートレック2 カーンの逆襲 → 劇場版クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 → スネークマンショー ピテカントロプスの逆襲 → 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 → ヴァンパイヤー戦争7 蛮族トゥトゥインガの逆襲 → バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲! → 地底人の逆襲 → ゲゲゲの鬼太郎第三部 妖怪天狐地底王国の逆襲 → ゲゲゲの鬼太郎第四部 逆襲!妖怪さら小僧 → トンデモ一行知識の逆襲 → MOTHER 2 ギーグの逆襲 → 火星人類の逆襲 → アラジン ジャファーの逆襲 → 化石人間の逆襲 → ハリセンボンの逆襲 → 殺人鬼(2) 逆襲篇 → 村上朝日堂の逆襲 → キリオン・スレイの敗北と逆襲 → 新宿少年探偵団 まぼろし曲馬団の逆襲 → 新ジェイムズ・ボンド・シリーズ スペクターの逆襲 → 二階堂警部の逆襲 → 逆襲の地平線 → 秘拳水滸伝2 凶剣軍団の逆襲 → 千里眼 メフィストの逆襲 → ナゴヤ帝国の逆襲 → 創竜伝3・逆襲の四兄弟(ドラゴン) → 社会派くんがゆく! 逆襲編 → 記号論の逆襲

 

◆旧シリーズ
「更新原稿」をいろいろ変えて遊んでみよう♪[第132号〜第195号]

更新太郎。 → こうしん太郎。 → 高信太郎。 → 香辛料。 → 甲府信玄公。(この133号あたりで件名を本格的なコーナーにされてしまうカワイソウな厨子王) → 子牛ん〜健康です。 → 庚申。元寇。 → 孔子に兼行。 → 乞う、青梗菜。 → 交趾(コーチン)。鬱金(ウコン)。「辛いなあ喰いもんネタ(笑)」というグチつき → 護身拳骨。 → 誤診現行犯。 → 小普請剣豪。 → 子負う繁子。 → こう、おしん激昂。 → 往診変更。 → 孝心言行。 → 恒心儼乎。 → 格子に拳固が。 → 誤診原告。 → (グレイと)交信。(UFOが)減光。説明付き。たまにはこうい(151号でこの件名の続きを皆さんから募集して大盛り上がり!) → 香辛料減量。 → 甲信越へ行こう。 → 荒神信仰。 → 降神、玄黄。 → コーリンえんぴつ。 → 降雨。震源。こ……うッ。 → 「コウ!」「シン? 元気?」「おう」 → 光線銃携行。 → 孝心儼乎。(孝心も儼乎も二度目の登場と、まるひにツッコマレル) →  前回のタイトルは急いでいたので一発変換だったわけです(笑)(言い訳キター!) → 工賃、下向。 → 浩二、けん、コウ(芸能人シリーズスタート?) → 工事・拳・豪 → 放心、テンコー → ちょうちんあんこう → 甲信越先行 → 古神に献香 → 降雨シーン、現場はこう…… → 懇親励行 → 殺しで連行 → 抗菌テント → GO! 真剣、GO!!(横文字初登場) → こう、芯がゲル状。 → こ、悪心、下戸。う。 → 麹、発酵。 → ここ押し。ん? 弦を、こう…… → 古址近郊 → 光子力ビーム!! → 等身大線香 → 拘禁連行 → 狂信勤行 → 高知、雲仙、甲府 → もう死んでんだろう? → 乞う。真剣若人 → 発疹侵攻 → 病身不健康 → ここ、よし、ビンゴ!(終了)

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