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 第231号へ 第232号 2005.12.9 第233号へ 
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王

▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ

◆大沢オフィススタッフだけでの秋葉原メイド喫茶ツアーを企画中らしい…。(幹事はオーツカ・ハル)

◆スネコスリ付き「妖怪大戦争」予約締切迫る! 大沢オフィススタッフは全員予約済らしい(エキストラ出演している自分を探すため)。

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆ゴルフ対抗戦
 週刊「コミックバンチ」を出版している(株)コアミックスと会社vs会社のゴルフ対抗戦を行った。4人ずつ参加して総打数で競う団体戦方式で、今回が3回目となる。前回はギックリ腰のために参加できなかったのだが、なんと大沢オフィス側はグロス40打差という屈辱的な大敗を喫していたので(ちなみに第1回も20打差で負け)、今度こそはとオイラも奮起した。
 で、結果は同グロス。本来なら引き分けなのだが、前回からチームとしてハンディをもらっていたのでそのハンディ差で勝ちとなった。でも、嬉しいというより屈辱。ゴルフで相手からハンディをもらうことは滅多にないので、ハンディをもらって勝っても非常に複雑な気分。個人的にはベスグロでチーム戦としての主将の面目は果たせたけども…。
 敵は社長の堀江氏をはじめ各自メキメキと腕を上げてきている感じがあるので、大沢オフィス側も少しゴルフに対して精進する意識をもたないとこれから先も負けっぱなしだろう。100前後で安定しているノリノリも、この対抗戦のためだけにでも練習してスコアアップを目指して欲しいものだ。

◆平凡
 あとは仕事仕事に暮れた一週間。おもいっきり忙しいのではないがのんびりできることもなく、昼は仕事して、夜は2日に一回ぐらい飲みに出る…非常に平凡な日々をおくっている。
 で、世の中はどうか? 12月に入って一週間経つけども、道は混んでるのに盛り場がはやっている印象はない。景気が回復しているといわれているわりには、タクシーの運転手さんや飲み屋から聞こえてくる声ももうひとつ。これからまだ年末に向かって人出は多くなるのだろうけど、肌で感じる印象としてはそれほど景気が良くなっているとは思えない。なんだか微妙な感じといったところか。

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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆ゲーム女の生きる道
 今週は、祝! 「バイオハザード4」PS2版発売ということで。

 11月18日の自作朗読会の後、3次会までなだれ込んだわたくしどもでございます。場所はとーぜん、カラオケボックス。
 そこで宮部、厨子王の新作替え歌をいただいたのでございます。
 え〜、厨子王が替え歌名人だということは、「大極宮」をご覧いただいている皆様には周知の事実だと思うのですが……それとも、誰もまだ書いたことなかったでしょうか?
 ともあれ、そうなのです。厨子王とその仲間たちはよく替え歌を作るんですよ。もちろん、歌唱はカラオケボックス限定ですが、傑作がたくさん! 宮部、すっかり覚えてしまって、よく歌わせてもらってるのがあります。
 たとえば、「許してあげない」という歌。原曲は「守ってあげたい」です。替え歌の歌詞は、とてもここでは書けません(汗)。
 大夫さまがよく歌うのは「○作」(1字伏)。原曲は「与作」。歌詞は、やっぱりここでは書けません(汗々)。
 いえ、可愛いのもあるんですけどもね。これを聴くと、みんな極楽往生を約束されるという、ありがた〜い内容のものもありますし。
 で、新作は。
 タイトルは「ネクロマンス」。「バイオハザード」シリーズに捧げる歌なのです。
 宮部は、京極番でもあるS社のC編集長と一緒に、この新作を歌いまして。

 マスカラも流れるほどの笑い泣き。

 朗読会のためにメイクしてましたから、マスカラが残ってたんです。それが溶けて流れて目のまわりが真っ黒になるほどに、涙こぼして大笑いしました。
 これを一聴、大夫さまが大胆なコメントを。
「三上さんに聴いてもらいたいなぁ〜!」
 はい! わたくしも、「バイオハザード」シリーズの生みの親である三上真司さんに、ぜひともお聞かせ申し上げたい!!
 というわけで。

 私家版CD化をもくろんでおります♪

 クローバースタジオの皆様、さぞかしご迷惑のことと存じ上げますが、その節はどうぞよろしくお受け取りくださいますよう、お願い申し上げます。
 練習しまっす♪

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■厨子王の逆襲 〜京極夏彦のコーナー

◆怪ブログ
 以前紹介した通り、「怪」のサイトがブログ化しました。しかもXOOPS.(ズープス)仕様。
 前々から登録型のコミュニティサイトにしたいという意見はあったわけですが、遅れに遅れていたわけで。思えば「妖怪大戦争」公開前にしておくべきだったようにも思います。残念。
 まあ登録しないと書き込めないのですが、閲覧は自由なので登録制といってもそれほど閉鎖的なもんではありません。掲示板主体の過去のスタイルでも、書き込む人はおおむね決まっていたようですし、登録するといっても何かを強制されるわけでもないので、気軽に訪れちゃってください。一見わかりにくいように思えるのですが、実はそうでもありません。
 アバターは東雲騎人君描くところのプチ妖怪ども。すでに一度増殖しているので、今後も増えるかも。
 で、そん中に「怪メンバーブログ」というのがありまして、管理人、編集長、編集部員、執筆者のカテゴリ分けが。要するにスタッフ側からのインサイダー情報提供コーナー(笑)なのね。
 本年、怪への依願編集部員(何と奇特な!)である傭兵面のビッグO君が参戦し、怪もようやく(十年目にして!)編集部の体をなしたわけでして、いままで単なる邪悪な存在でしかなかったラスカルGさんも、名実ともに怪編集長になったわけです。
 こやつらが、今まで半ば野放しにしていたサイトに定期的に登場するのは義務であります(笑)。実際O君はブログになった途端、せっせと記事をアップして、エライなあと思った次第。しかも今まで裏方として怪をささえてくれてたHさんまで登場してくれて、涙ぐましいかぎりであります。編集長もボツボツ書いてますね。掛け持ちで忙しいうえに足も痛いんでしょうが(ネタが内輪でもうしわけない)、もっと書きなさいGさんは。
 で。
 よーく考えて見れば。
 執筆者って誰よ(笑)。
 あのですね、水木大先生はパソコンをおやりにならないわけです。多田太先生は、先祖の教えなのか信仰上の理由なのか、キーボードにさえおさわりにならないわけです。安寿姫は、ポリシーをもってネットにおつなぎになりません。荒俣中先生はご自分のブログをおもちのようですから望みもありますが、拘束時間の長い媒体を抱えていらっしゃるので中々捕まらないわけです。主要執筆メンバーで、すぐ登場できる人間は限られてるじゃありませんか。
 うーむ。
 ボクはインターネットはほとんど使用しませんが、パソ使えないわけでも繋げてないわけでもないわけで。しかも24時間書斎にいます。すぐ捕まります。
 あーあーわかりました、わかりましたとも。
 というワケで、登場してみました。アバターは1時間もかけて自分で描きました(笑)。
 ところが。
 アップした途端にすごい反応でびつくりしました。どうやらmixiでもって瞬時にネタが流れたようですね。ほんと間髪をいれずの反応。すごいものだなあ。
 ちなみに「キョーゴクがブログを始める」的な流れ方をした節もあるようですが、正確には「怪ブログに記事が載った」ということですので、お間違いなきよう。
 コメント寄せてくださったかたがた、ありがとうございました。数が多いので一件一件返事は無理っぽいです、すいません。
 そうそう登場はできませんが、たまに出るので(お化けみたいだな)よろしく覗いてやってください。
 村上健司君や化野燐さんなど、気が向いたら出てくれそうな執筆者もまだおりますし、電脳なをさんだっていつかは出てくれるかもです。荒俣さんにも頼んでみよう。
 というわけで、今後も「怪」をよろしくお願いいたします。

◆怪奇小説
 出ました。紀田順一郎先生&東雅夫幽編集長・編になります「日本怪奇小説傑作集3」(創元推理文庫刊)。これにて全三巻の完結であります。
 いや、流石の仕上がり。東さんご本人は「年代順に並べたらたまさかこうなった」ようなことを言うわけですが、実に巧緻なチョイス&順番。東さんの作為がないのなら、天の配剤なんでしょうか。読ませます。できれば三冊通読をおすすめします。
 東さんが提起された「ホラー・ジャパネスク」(最近はよく耳にする言葉ですが、二十三年も前に東さんが「幻想文学」誌上で発信したジャンル/カテゴリですね)に繋がる、プレ・ホラー・ジャパネスクの傑作の数々をご堪能ください。

◆幽四号
 も出ました(メディアファクトリー刊)。産休の吸血姫の穴をうめるべく、よく頑張った編集部員。今回は大槻ケンヂさんも初登場。
 こちらは「怪談文学賞」公募のお知らせも載ってますので、興味のあるかたはぜひご一読を。

◆怪0020
 は現在大回転作成中(角川書店刊)。佳境が持続しています「邪魅の雫」(講談社ノベルズ刊)を4日ばかり休ませていただいて、前巷説百物語第三話も書きました。映画関係で一回お休みしていたので久し振りでしたが。
 その巷説ですが、WOWOWで堤幸彦監督版の第二話「巷説百物語・飛縁魔」の制作・放映が決定したようです。詳細はいずれ。
 それから「後巷説百物語」のノベルズ版(中央公論新社)も来春発売だそうで。東雲君、おまけよろしく。

 というわけで、邪魅に戻ります。

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■編集者Sのウラ情報

 慌しくなってきました。そろそろ今年を振り返ってみようかと思う時期にもなってきました。多くの書店でベスト10コーナーが目立つようになっています。読書量、それなりに読んだとは思いますが、ベスト10に入ってくるような作品は相変わらず……。わたしの嗜好って何なんでしょう。DVDを観ていた時間は増えたような。だってあんなものこんなものまでBOX化されてしまうんですから。よくぞこんなものまでという作品まで掘り起こしてきますよね。
 小説だと一度絶版扱いになると、陽の目をみることはほとんどありません。業界全体が大量の新刊を出し続けることに汲々としているからでしょう。みなさん自分が子供のころ読んで感動した作品を自分のお子さんに読ませたいと思うこと、ありませんか。(健康診断を受けた、結果は? S)

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■まるひの秘書ヒショバナシ

◆今週の厨子王原稿メール件名 (これまでの歴史は→コチラ
 MOTHER 2 ギーグの逆襲
 ゲームネタ初登場です。私はこのゲームやったことないんですが、評判は聞いてます。1と2まとめたゲームボーイ・アドバンス用のソフトがあるので、そのうちやってみようかなあ、と思ったらアマゾンでは品切れでした。むむむ。あとで他のショップも探してみようっと。

 いやはやお寒うございます。うかうかしているうちに、今年も残り少なくなってきました。気持ちばかりが焦る師走。でもま、年末の懸案事項のひとつである「オフィスの忘年会をどこでやるか」は、昨年と同じ六本木の和食屋さんに決定したのでちょっと気が楽です。
 去年はコースに私が(自分が食べたい)一品を勝手に追加して予約。その上、当日のテーブルでも、作家・スタッフたちが「コレも食べてみたーい」と、どんどんアラカルトでオーダーしまくり。その結果、コース半ばにして皆満腹状態、終盤は地獄、いちばん最後の美味しいご飯を泣く泣くパスする者続出という、なんともモッタイナイ事態になってしまいました。この過ちをふまえ、今年は最後のご飯まできっちりたいらげることができるよう、最善を尽くす所存でございます。(キアイ!)

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■ノリノリ編集後記

 師走。早すぎです。今年計画していたことってほとんど出来ませんでした。っていうこの時季恒例の後悔…毎年のことなんですが。年明けには自分のスキルアップとか公私にわたり一応いろいろ考えるんですけどねぇ。なかなか新しい事って始められません。せめてアソビの部分だけでも充実していれば気持ちも違うんでしょうが。う〜ん。
 とっ、そんななか。ゴルフだけわずかに進歩しました。年間アベレージが去年の99から1打縮まって98。ほんとにわずか。進歩というより誤差みたいなもの。ってゆうか道具を替えたおかげ、テクノロジーの進化か。自慢もできなきゃ喜ぶほどのことでもないんですが、一年を振り返って数字で表すことが出来た成果はこれだけ。まったく淋しい。あぁ、一年なんか振り返っちゃいけませんね。前を向こう。出来なかったことは来年こそ! …って、これも毎年言ってますなぁ〜。
(ゴルフのあと風呂場で大沢さんに「おまえも腹出てきたなぁ」と言われ軽くヤバイ…ノリ)

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■アンケートから (兼 間違いさがしコーナー

◆まちがい探しなんかより「模倣犯」!続きがよみたいー!

四、五巻は今月末の発売です。もう少しお待ちくださいませー。(まるひ)

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下の方でコッソリ
【厨子王原稿メール件名の歴史】

◆新章突入! 本当にあった"逆襲"シリーズ(仮) 第206号〜

大魔神逆襲
 → ゴジラの逆襲 → メカゴジラの逆襲 → キングコングの逆襲 → 北京原人の逆襲 → スケバン刑事風間三姉妹の逆襲 → スターウォーズ帝国の逆襲 → ウルトラQ・ガラモンの逆襲 → ウルトラQ darkfantasy・ガラQの大逆襲 → 亜空間要塞の逆襲 → 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア → フランケンシュタインの逆襲 → 八岐之大蛇の逆襲 → 十津川警部の逆襲 → 虚航船団の逆襲 → 笑犬楼の逆襲 → 劇場版スタートレック2 カーンの逆襲 → 劇場版クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 → スネークマンショー ピテカントロプスの逆襲 → 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 → ヴァンパイヤー戦争7 蛮族トゥトゥインガの逆襲 → バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲! → 地底人の逆襲 → ゲゲゲの鬼太郎第三部 妖怪天狐地底王国の逆襲 → ゲゲゲの鬼太郎第四部 逆襲!妖怪さら小僧 → トンデモ一行知識の逆襲

 

◆旧シリーズ
「更新原稿」をいろいろ変えて遊んでみよう♪[第132号〜第195号]

更新太郎。 → こうしん太郎。 → 高信太郎。 → 香辛料。 → 甲府信玄公。(この133号あたりで件名を本格的なコーナーにされてしまうカワイソウな厨子王) → 子牛ん〜健康です。 → 庚申。元寇。 → 孔子に兼行。 → 乞う、青梗菜。 → 交趾(コーチン)。鬱金(ウコン)。「辛いなあ喰いもんネタ(笑)」というグチつき → 護身拳骨。 → 誤診現行犯。 → 小普請剣豪。 → 子負う繁子。 → こう、おしん激昂。 → 往診変更。 → 孝心言行。 → 恒心儼乎。 → 格子に拳固が。 → 誤診原告。 → (グレイと)交信。(UFOが)減光。説明付き。たまにはこうい(151号でこの件名の続きを皆さんから募集して大盛り上がり!) → 香辛料減量。 → 甲信越へ行こう。 → 荒神信仰。 → 降神、玄黄。 → コーリンえんぴつ。 → 降雨。震源。こ……うッ。 → 「コウ!」「シン? 元気?」「おう」 → 光線銃携行。 → 孝心儼乎。(孝心も儼乎も二度目の登場と、まるひにツッコマレル) →  前回のタイトルは急いでいたので一発変換だったわけです(笑)(言い訳キター!) → 工賃、下向。 → 浩二、けん、コウ(芸能人シリーズスタート?) → 工事・拳・豪 → 放心、テンコー → ちょうちんあんこう → 甲信越先行 → 古神に献香 → 降雨シーン、現場はこう…… → 懇親励行 → 殺しで連行 → 抗菌テント → GO! 真剣、GO!!(横文字初登場) → こう、芯がゲル状。 → こ、悪心、下戸。う。 → 麹、発酵。 → ここ押し。ん? 弦を、こう…… → 古址近郊 → 光子力ビーム!! → 等身大線香 → 拘禁連行 → 狂信勤行 → 高知、雲仙、甲府 → もう死んでんだろう? → 乞う。真剣若人 → 発疹侵攻 → 病身不健康 → ここ、よし、ビンゴ!(終了)

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