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 第224号へ 第225号 2005.10.21 第226号へ 
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王

▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ

◆宮部が旅行で都内を離れた途端に、雨続きだった東京が見事な晴天に! 雨女宮部は健在らしい。

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆久しぶりの再会
 写真家の巨匠、立木義浩さんがホストを勤める隔月誌「TOKIO STYLE」の対談コーナーにゲストとして呼ばれ行ってきた。立木さんとは今から20年以上前に浅野ゆう子写真集『Night On Fire(ナイト・オン・ファイア)』を集英社で出して以来の付き合い。
 そのときの仕事内容といえば、オイラが書いた小説を元にハリウッドの映画スタッフを使って立木さんが浅野ゆう子の写真を撮るというもの。何千万という費用がかかった今なら考えられない豪華な企画。
 この本は一時古書値で7〜8万という高値がつき、ノリノリもオイラの仕事場の整理をしたギャラ代わりに一冊持って帰ったといういわくつき。ロサンゼルスで約一週間の滞在だったが、当時のオイラはまだ生意気ざかりでいろいろご迷惑をかけたのだった。

 その後、立木さんとは何回か仕事で撮影していただく機会があった。立木さんといえば速射砲のようなしゃべりで、今回も会うと即座に大沢オフィスの話から現在の出版界の状況などいろんな話をふられて、こちらはそれに対応しているだけで対談が出来上がってしまう。
 話の途中でパッと立ち上がって「ちょっと写真撮っちゃおうよ」と、テスト済みのカメラでシャッターを切りまくって撮影もほんの10分たらずで終了。
 撮影される側に負担をかけない立木さんのスタイルは、いろいろな人に人気がある理由の一つじゃないだろうか。



ポーズをキメる山椒大夫

「ちょっと写真撮っちゃおうよ」(右が立木さん)



 まあ、相変わらず元気で若々しい。20年前ロサンゼルスの空港に一緒に降り立ったとき、立木さんが真っ先にしたのは雪駄を取り出して履き替えることだったのだが…そのカッコ良さに思わず惚れこんだ記憶が甦ってきた。

◆天候不順
 本当なら今週は月曜日から勝浦に行っていた予定なのだが、またしても台風は来るは、雨は降るはで勝浦行きを妨害された。本当に今年は勝浦に行こうとすると体が故障したり台風が上陸したり、雨が長期間続いたりと…何か祟られている。それも5月とか10月とか一番陽気の良い時期に。今回行きそびれると年内は行けなさそうなので、なんとか更新日の今日ぐらいからでも行っておきたい。来週半ばからは秋のゴルフコンペシーズンも始まるし、せめてそれまでの3〜4日の間だけでも勝浦でひとりもの思いにふけってみようかなぁ…。

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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆ゲーム女の生きる道
「噂話」にセルマが出てこないかな〜と思いつつ、ナ・ナル島をちょこちょこ訪ねていたわたくしなのですが、彼女は意外なところで応援に駆けつけてきてくれました。
 嬉しい〜♪ 女の細腕の大剣使い、好きなんですよ〜。
 で、大剣といえば。

 ごぉら、ミツバ! 
   おまえまだそんなことやっとンのか??


 思わず取り乱してスゴんでしまうほど驚きましたよ。
 だってレベル25で出てきて、いきなりタイマン勝負なんだもん。うちのキリルはその時点でレベル23。ギリギリのきわどい勝負でした。
 いい加減で追い剥ぎ家業はやめなさい。ラインホルトさんも、いつまでも小娘に弱味握られてんじゃないの! しょうがないなぁ、もう。
 という次第でもちろん「ラプソディア」を進めているわけですが、新しいMAPに入るたびに、「邪眼」が出てくるんじゃないかとヒヤヒヤします。ううう、おぞましい。あれ、ホントに生き物なんスかね??
 それにしても、これだけくまなく「IV」の面子に再会できるとなると、期待が高まりますね。全員出てくるのかな?
 たとえば、クールーク皇国を離れた(はずの)ヘルムート。寝返り組である彼は、いってみれば売国奴ですからな。軍人だもの、ヘタすりゃ銃殺刑ですよ。「IV」の後どうしているのか気になります。シグルドとハーヴェイとも会わせてやりたいじゃない? 彼のお父上の身の上も心配だしね。素敵なロマンス・グレーのおっさまだったから。
 さらにヘルガですよ、ヘルガさん。ミレイとグレッチェンと「IV」の主人公がいるんだから、とーぜん彼女も出てきてくれるんだよね? 恥ずかしがり屋の力持ちさん、「IV」ではうちのエースでした。早く参戦して〜! カールさんが協力攻撃を出したがってるよう♪
 あと、やっぱりビッキーちゃん。どこにいるのかしら♪ ジーンさんにはもう会ったので、条件が揃えば仲間になってくれるのでしょう。

 さて。
 ずっと雑誌チェックをサボっていたわたくし、「ラプソディア」の攻略情報を求めて久々に各誌を買いました。
 と、そのなかに。「幻想水滸伝V」の先行情報が載っていたです♪

 ついに出た、ファレナ女王国!

 わたくしの愛するゲオルグ・プライム様が、かつて女王殺しの罪を着た(というか本当に殺したらしいのだが真偽は不明)当時の物語が、とうとう語られるのです!
 きゃ〜! やったやった、待ち遠しいわぁ〜♪ と思いつつなめるようにページを繰っていたらですな、お立ち会い。
 そこに、若き日のゲオルグ様のお姿が。キャラのイラストが。
 わたくし謹んで申し上げますが、目玉が飛び出しそうになりました。

 ものすごく濃ゆい(驚)!

 ぎょええええ〜! おっさま、若いときはこんなだったの?
 ときどきいますよね。若いときはな〜んかこゆい顔でちょっとカンベンて感じなんだけど、歳とって枯れてくるとカッコよくなる男性が(単にわたくしの趣味かもしれませんが)。

 わたくしは「II」のゲオルグ・プライム様をお慕いする者であります。

 若いころは遠慮しておきます(汗)。

 ビバ! 中年♪

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■厨子王の逆襲 〜京極夏彦のコーナー

◆おまけ
 を作りました。何のおまけかといえば、DVDのおまけ。
 なんのDVDかといえば、妖怪大戦争ですね。構想一日製作期間二日の超大作。
 超大作というより早業ですね。
 何を作ったかはヒミツですが、その日程からも内容は推して知るべしで。
 こういう馬鹿馬鹿しい企画は好きです。馬鹿馬鹿しいんですが。ゆるくてステキ。
 村上・金魚大好き・健司君&ボランティア妖怪関係者のみなさん、おつかれさまでした。
 やっぱり妖怪は、ゆるーい感じが似合いますね。
 しかし、いいのかこれで?

 ついでに、第一回からの妖怪会議の記録VTRも貸してくれと依頼がありまして、探しました。
 いったいどんなフロクがつくんでしょうねえ。

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■編集者Sのウラ情報

 通勤途中のバスが映画館の前を通ったとき、そばに立っていた女子大生が「ホラ象、やってたでしょ、『象になった少年』」。象にはならんでしょ。その後の地下鉄で、女子高生がコンビニのオデンを食べながらのってきました。よりによってオデン……。
 さて、来月の朗読会に向けてのパンフレット、朗読台本作成も目処がつき、次は来年1月の「大極宮フェア」の準備に取りかかります。次回からは今までの7社から3社増えて10社の文庫で展開します。その各社との打ち合わせですが、7社のときでさえ担当の方全員のスケジュールを合わせるのは至難の業でしたのに、10社ともなるともうほとんど不可能です。大変ですが皆さんに喜んでいただけるよう頑張ります。恒例の読者プレゼント、期待してください。
(厨子王から「24」1〜3のボックスを格安で買った、観る時間が……S)

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■まるひの秘書ヒショバナシ

◆今週の厨子王原稿メール件名 (これまでの歴史は→コチラ
 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲
 映画じゃなくてゲームの話になりますが、その昔、まだポケモンに赤と緑しかなかった頃、ひとりでコッソリ遊んでおりました。赤から始めたのかな。最初は「やったー、とうとうピカチュウげっとだぜー!」なーんてカワイイもんでしたが、そのうち「モンスター図鑑を完成させたい!」という野望がむくむくとわき上がってきました。
 ポケモンの画期的なところは、お友だちのゲームボーイと通信ケーブルでつないで、モンスターを交換できることでした。そして、進化する条件がこの通信交換のみ、というモンスターもいたのでした。はい、モンスター図鑑の完成には、通信交換が不可欠だったのです。
 イイトシこいてポケモンにはまっている人間など、私の周りには皆無でした。私にはモンスター交換してくれる「お友だち」がひとりもいなかったのです(涙)。
 で、私はどうしたかといいますと…
 緑買ってきて、先に始めた赤と同じようにやりこみました。そして…
 新たにゲームボーイ本体と通信ケーブルも購入しました…
 もうおわかりですね。最終手段、セルフ交換でっす!
 2台のゲームボーイをケーブルでつなぎ、ひとりぼっちで初めてモンスターの交換をしたとき、心は"ゲンガー"げっとのヨロコビよりも

 なんか、バッカじゃねーの、私?

 というムナシサに包まれたのでありました。思わず安寿のマネしてデカ字になってしまいましたが。
 以上、厨子王の件名が呼び覚ました、ポケモンにまつわる私の哀しい過去でした。いやー、今思い出してもほんとバカですわ…。わははは。(といいつつ、その後も青まではやったんですけどね。うひ)

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■ノリノリ編集後記

 日曜日の京都競馬場。いよいよディープインパクトの菊花賞。皇帝シンボリルドルフ以来21年ぶり、史上2頭目となる無敗の3冠制覇となるんでしょう。「スピードの皐月賞、運のダービー、実力の菊花賞」…。ダービー2着のインティライミが出てこない時点で、決着はついています。他の出走馬を無理に1着予想するのは無駄です。とはいえ、アクシデントが考えられないこともない。武豊騎乗で一番人気となった皐月賞馬ノーリーズンの落馬がありました。現にディープインパクトも皐月賞では落馬寸前になりましたし。
 馬券はインパクトが無事に回ってきた場合と、そうでない場合の2通り購入予定。シックスセンスを対抗に、コンラッドとピサノパテックに期待。
 ちなみに…秋華賞は3連単を3点まで絞ってとれたと思ったら、ゴール寸前で1、2着馬が入れ替わりハズレ。「ユタカのバカッ!」と何度も叫びました。競馬をやる人は、武豊と相性の良い人と悪い人にわかれると思いますが、僕は後者。だから収支も長年マイナスなんでしょう。いつになったら素直な予想が出来るのか…ということでもありますが。
(29日、京都11R「スワンS・GII」に愛馬クリューガーが出走とのウワサ…そのとき行商中のノリ)

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■アンケートから (兼 間違いさがしコーナー

◆ 私にもついに誤字を指摘できるチャンスが。。。
まるひさん、「NEW ADDITION ! 」の神保町ブックフェスティバル出店の記事が(04/10/14)になっています。05年の間違いですよね!
重箱の隅・・と思いつつ、参加できるのが嬉しくてドキドキしながらメールしました。こっそり直して下さいませ。

◆まるひさん、宮部先生のイベントは1月13日ですか?1月18日ですか?上と下の日付が違っているような・・・

まあよく間違いのネタが尽きないこと…。自分でもアキレかえっております。ぅぅぅ。宮部のイベントは13日ですスミマセン。今週こそはノーミス目指すぞおおお!(自信ありません…まるひ)

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下の方でコッソリ
【厨子王原稿メール件名の歴史】

◆新章突入! 本当にあった"逆襲"シリーズ(仮) 第206号〜

大魔神逆襲
 → ゴジラの逆襲 → メカゴジラの逆襲 → キングコングの逆襲 → 北京原人の逆襲 → スケバン刑事風間三姉妹の逆襲 → スターウォーズ帝国の逆襲 → ウルトラQ・ガラモンの逆襲 → ウルトラQ darkfantasy・ガラQの大逆襲 → 亜空間要塞の逆襲 → 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア → フランケンシュタインの逆襲 → 八岐之大蛇の逆襲 → 十津川警部の逆襲 → 虚航船団の逆襲 → 笑犬楼の逆襲 → 劇場版スタートレック2 カーンの逆襲 → 劇場版クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 → スネークマンショー ピテカントロプスの逆襲

 

◆旧シリーズ
「更新原稿」をいろいろ変えて遊んでみよう♪[第132号〜第195号]

更新太郎。 → こうしん太郎。 → 高信太郎。 → 香辛料。 → 甲府信玄公。(この133号あたりで件名を本格的なコーナーにされてしまうカワイソウな厨子王) → 子牛ん〜健康です。 → 庚申。元寇。 → 孔子に兼行。 → 乞う、青梗菜。 → 交趾(コーチン)。鬱金(ウコン)。「辛いなあ喰いもんネタ(笑)」というグチつき → 護身拳骨。 → 誤診現行犯。 → 小普請剣豪。 → 子負う繁子。 → こう、おしん激昂。 → 往診変更。 → 孝心言行。 → 恒心儼乎。 → 格子に拳固が。 → 誤診原告。 → (グレイと)交信。(UFOが)減光。説明付き。たまにはこうい(151号でこの件名の続きを皆さんから募集して大盛り上がり!) → 香辛料減量。 → 甲信越へ行こう。 → 荒神信仰。 → 降神、玄黄。 → コーリンえんぴつ。 → 降雨。震源。こ……うッ。 → 「コウ!」「シン? 元気?」「おう」 → 光線銃携行。 → 孝心儼乎。(孝心も儼乎も二度目の登場と、まるひにツッコマレル) →  前回のタイトルは急いでいたので一発変換だったわけです(笑)(言い訳キター!) → 工賃、下向。 → 浩二、けん、コウ(芸能人シリーズスタート?) → 工事・拳・豪 → 放心、テンコー → ちょうちんあんこう → 甲信越先行 → 古神に献香 → 降雨シーン、現場はこう…… → 懇親励行 → 殺しで連行 → 抗菌テント → GO! 真剣、GO!!(横文字初登場) → こう、芯がゲル状。 → こ、悪心、下戸。う。 → 麹、発酵。 → ここ押し。ん? 弦を、こう…… → 古址近郊 → 光子力ビーム!! → 等身大線香 → 拘禁連行 → 狂信勤行 → 高知、雲仙、甲府 → もう死んでんだろう? → 乞う。真剣若人 → 発疹侵攻 → 病身不健康 → ここ、よし、ビンゴ!(終了)

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