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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王 ▼写真館 ▼編集者S ▼まるひ ▼ノリノリ ▼アンケートから |
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■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆おめでとう 厨子王、山本周五郎賞受賞おめでとう! これで我が大沢オフィスからの受賞者は2名… 私ひとりが……。 厨子王はこの何年間か非常に忙しく、本業の小説以外にも学術的な研究論文を書いたり、水木しげる氏絡みのいろんなイベントもやったりと多忙をきわめていた。 その一方できっちり仕事もしていたわけで… それがこういう形で評価されて良かったなあと思う。 授賞式のときには安寿を含めたいつものメンバーで賑やかにお祝いをしたい。 ◆コンペ速報 なんちゅうか…天気が話とぜんぜん違うじゃん。 どこに行ったんだよ五月晴れ! 雨の中プレイして、いささか風邪をひいてしまったよ。 スコアの方は2回とも80台をキープしているんだけれども、思ったほど上位にくい込めない。7位と4位。 前回、前々回ならこのスコアで優勝だったのに。 めぐり合わせというやつだ。 あと、今年は真保裕一氏の進境が著しく、コンペに出るごとに自己ベストを更新しているような状態なので、ハンディキャップの関係で上にいかれてしまう。 でも、今のハンデだと70台でまわらないと厳しくなってきたかなという感じもある。 まあ、人は皆たゆまぬ努力をしていて、努力をしているのは自分だけではないということか…。 そういう実にあたりまえな結論に達した山椒大夫でした。 |
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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆実話です 角川書店さんからハリウッド版『リング』のDVDを頂戴し、夕食の後、いそいそと観ました。おお、怖い怖いと2時間愉しみ、見終わってテレビ画面に切り替えたら、ちょうど「ニュースステーション」の時間でした。で、そのままニュースを見ていたら―― 突然、テレビ画面が砂嵐になってしまった!!! ぎゃぁぁぁぁ!!! あまりにもタイミングの良すぎるこのアクシデント、原因は集合アンテナの不調で、2時間ほどで直ったのですが、それにしても怖かったです。サマラ、恐るべし。 ◆ゲーム女の生きる道 というわけで『タクティクスオウガ外伝』をプレイしているのですが、SF版『タクティクスオウガ』とのいちばん大きな違いは、ウエイトターン制がなくなって、通常のシミュレーションRPGと同じ交互ターン制になったことですね。ずいぶんプレイが易しくなりました。でもグラフィックはそのままだし、高低差のあるステージも懐かしい。夢中になっております。勲章をゲットするのも楽しいですね。今回は連戦がないんだね、と気楽に 進んでいた「秋季」のストーリーで、いきなり4ステージ連続セーブなしの城攻めがあるところなんかも心憎いぜ。 しかしねえ、いくら外伝とは云え、ヒロインがヒステリーで他人に依存してばかりいるくせに自己チュウで要求がきついというところまで、本家そっくりにしなくても……。はっきり言ってものすごい邪魔。このエレノアって奴。シビュラ姐さんの方がずっといい女だと思いますが、アルフォンスも女を見る目がないねえ。15歳じゃ仕方ないか。 BESTエンディングを観るために、仕方なく自軍に入れて連れ歩いていますが、バトルにはまったく参加させず。 装備品オーキッドパールを剥ぎ取ってイナンナに付けさせて、あとはほったらかし。そういえばワタシ、カチュア(『タクティクスオウガ』のヒロインで、主人公の姉さん)も同じように扱ってたっけな。カマンダスガンをゲットするために戦死させるときには(そうしないと出てこない隠しマップがあるのよね)、ここを先途と自軍に攻撃させました。 みんな積年の恨みを晴らすチャンスだよ! ってなもんで。 「オウガシリーズ」の4コマ漫画(ゲームコミックですね)では、「鬼姉」と呼ばれてるんですよ、彼女。 エレノアも、バトルで戦死させると隠しマップが現れ、強力な武器がとれるとかいう芸当を見せてくれないもんかしら。 スターティアラ? いいよ、思い出さなくても。 それより、どうやったらデネブに会えるのかなぁ。 ◆そして… 厨子王さま、 山本周五郎賞受賞おめでとうございます!!! |
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■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆怪談之怪 久しぶりのスタンダード開催。 MIBこと木原・中山怪談ブラザ−ズと幻想文学界の貴公子ヒガシ様、そして私が迎えた今回のゲストは、ななんと富江うずまき伊藤潤二さん。 「話をするのが得意ではないので」とおおせでしたがなんのその。 とても濃いお話を聞かせていただいて嬉しゅうございました。 おまけにこんな色紙を戴いてしまいました(〜。〜)。 「ミミの怪談」(新耳袋を漫画化した作品)の主人公ミミちゃんですね。 しかし何より驚いたのは、漫画に登場する作者の絵とご本人がそっくりだったことですねうーん。すごい。 ◆京都の 京極堂。 前回紹介した写真へのリアクションがあるようですが…… 結構誤解されているようなので、はい。 よくお読みになるとお判りになりますでしょうが、「名前の一部に京極堂が〜」と書いてありますね。しかも懇親会の二次会で十二時過ぎに行って開いているのですから……。 はい、そちらのお店ではありません。 勘違いされた方、多かったみたいですね。 ◆何か 「覘き小平次」が賞を戴きました。ありがとうございます。 しかし記者会見って、大変ですねえ……。 |
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■めでためでたの写真館 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆2003年5月15日 厨子王が第16回山本周五郎賞を受賞した、めでたい夜の巻
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■編集者Sのウラ情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
久しぶりのお祭りでした、厨子王の「山本周五郎賞」受賞。 ファンの皆様からも多くのお祝いをいただきました。直木賞のときはオフィスでジリジリとしながら連絡を待っていたのでちょっとした緊張感もありましたが、今回はK社、S社の編集者と打ち合わせ中でしたので経過などを気にしている間もなくの受賞でした。 皆さんお待ちかねのアレもナニしてますので、いましばらくお待ちを。 ちょっと疲れ気味なのでこれだけで。(S) |
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■まるひの秘書ヒショバナシ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
15日。京極は自宅で仕事。オフィスでは、4持からミヤベのインタビューを入れてあり、それが終わってから彼女も一緒に"その一報"を待つ態勢に。 決まるのは6時ごろという話だが、時計の針が5時半に近づいたあたりから、ミヤベもスタッフも皆がソワソワ落ち着かなくなる。居ても立ってもいられない感じ。 電話が鳴るたびに、部屋の空気が一瞬固まる。向かいの机のハルくんから(ひょっとしたらコレがそうかもしれませんよ。まるひさんが出たほうがいいんじゃないですか?)と、アイコンタクト。(いんにゃ違う。君が出れ)と目で返す。 そうやって何本かの電話をやりすごした後・・・ これだ! 6時にはまだ早いけれど、ヒショのカン(?)が告げる。 ワンコールで受話器を取る。京極の声。 「いただいちゃいました」 「おめでとうございますうううううううううううううう!!!」 皆に聞こえるよう、オフィスじゅうに響き渡る声で叫ぶ。 拍手。踊るミヤベ。緊張から一気に祝賀ムードへ。 嬉しくて浮き足立ってるミヤベと私は、京極が記者会見場のホテルオークラに着く時間になんか合わせていられない。じっとしていられない。 「行きましょう行きましょう行っちゃいましょう!」 と、S氏やハルくんに後を任せて、ふたりでビューンとタクシーでオークラまでかっとびましたさ。わはは。 あとは写真館にあるとおりです。 厨子王様、おめでとうございます。"カネゴン"がちょうどお祝いになってよかったです。うひ。(それだけで済ますつもりなのか?) |
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■ノリノリ編集後記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
公私ともにめでたい事が続きました。 京極さんの受賞の件は他で取り上げていますので、ここはわたくしごとの報告を…。 愛馬ウインクリューガー号がGI制覇!! 現段階でのこの馬の唯一の持ち味"粘り強さ"を生かした最高のレース展開。幸四郎の騎乗は完璧でした。 これでタイキシャトル初年度産駒の代表といえるでしょう。 と同時に種牡馬の道も確保したことになるでしょう。 血統的に母系がスタミナタイプなだけに、成長する秋以降は距離延長の可能性もあり、もっと楽しみになります。 ひょっとすると海外挑戦も…!? 夢は尽きません。 たくさんのご声援、祝福メールありがとうございました。 万馬券をとられた方、おめでとうございます。 次走もきっと人気がつかないので狙い目ですよ。 (配当で今年度募集馬2頭買い。計5頭の大馬主…ノリ) |
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■アンケートから (●はスタッフのコメントです) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆京極先生、山本周五郎賞受賞おめでとうございます。 ●というメッセージを、たくさんたくさんたくさんいただきましたー♪ ありがとうございますううう!(まるひ) |
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