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 第84号へ 第85号 2002.12.6 第86号へ 
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▼山椒大夫 ▼安寿 ▼厨子王 ▼レポート

▼まるひ ▼編集者S ▼ノリノリ ▼アンケートから

■HEADLINE RUMORS 〜 風のウワサ


◆大沢オフィス忘年会"超高級中国料理"店のメニューを見て、"熊の手の
煮込み"を推した山椒大夫。が、お財布係の安寿が難色を示した模様。

 
■燃えよ山椒大夫 〜 大沢在昌のコーナー

◆真っ只中!
年末進行、真っ只中。とりあえず…イレギュラーの仕事は、月刊誌の新年
特大号の短編読み切りを1本クリア。
これから連載中の原稿の書き貯めをしつつ…
新年合併号から始まる『週刊現代』の新連載を立ち上げ…
さらに新年休み明けに締切がくる月刊誌の読み切りを書かねばならない。
ああ、しんど…。

◆ついに!
文春ネスコより『標的走路』の単行本が発売になりました。
23〜4歳にかけて書いた初の長編小説。
こっぱずかしい文章が随所にあって、直しながら「キャーッ」という感じだった。
でも「キャーッ」を削っちゃうと、それはまた別のものになってしまうので、
「キャーッ」とつぶやきながら、最低限の直しにとどめた。
このホームページをご覧になっている方の中にも、読みたがっていた人が
いると思う。
恥ずかしいけど…恥ずかしいけど…(読んでくださいとは言いにくい)。

◆ひょっとして…
先週、クリアの報告をした『バイオハザード0』。自分が知らない
だけかもしれないが、タイムアタックモードはないのかな? 
だとしたら、"ヤリ込み気力"を萎えさせるなぁ。

◆もうひとつ
クリスマスに向けて"新宿鮫ジッポ"をプレゼントにいかがでしょう。

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■安寿のがまぐち 〜 宮部みゆきのコーナー

◆今年も
インフルエンザの予防注射を受けてきました。

◆今週のゲーム女のひと言
連夜『バイオハザード0』にどっぷり。
クリーチャーとの遭遇も怖いですが、思いがけないタイミングで強制的に
単独探索モードになっちゃうことがあるのがスリリングです。
ある場所では、一人になったレベッカが弾切れ寸前のところまで追いつめられ
ちゃってハラハラ(泣)。
場合によっては、グレネードランチャーでゾンビを撃つなんて無駄なことを
しなくちゃならない羽目に追い込まれてドキドキ。

どこでも出し入れOKのアイテムボックスはなくてもいいけど、アイテム整理用の
棚みたいなものは欲しかったなぁ。人情として、どうしてもアイテムを狭い範囲
内に置いてしまうので、いざピックアップしようとするときに、なかなか目的の
ものが拾えないのだ。
「だから、フックショットじゃなくてダイアルが欲しいんだってば!」なんて、
一人で怒ったりしてね。

ところで、工場のターンテーブルを降ろして研究所に着いたとき、見覚えのある
マップに出くわしますよね? 正面右手が警備室、直進するとエレベーター、
左手の廊下奥に中央シャフトへ通じる電動ドア。これ、『バイオハザード2』の
研究所B4のマップだよね? 懐かしいですねえ。
エレベーターを調べると、「ここはすでに調査が済んでいる」という字幕が出る
のもお茶目な感じです。おっしゃるとおり、『2』でさんざん走り回らせていただき
ましたからね。

だけどそうすると、ラクーン・シティとアンブレラの地下研究所と幹部養成所と
例の洋館の位置関係はどうなるのだろう?
ターンテーブルに乗って初めてこのマップに着いたとき、あるキャラクターに
会いますよね。
で、そのキャラが「ここの先に古い洋館があるはずだ」みたいなことを言い残して
去る。え? 洋館はあっちにあるの?
地図が読めない女のわたくしは、悩んでおります。

◆『勉強嫌い、集中力のなさは眼が原因だった』
というタイトルの書籍が書店に出ています。
著者の内藤貴雄さんは、プロフィールによりますと、視覚と人間の行動の
関わりについて研究を進めておられる視覚ケアの専門家で、他にもいくつも
著書を上梓しておられます。

拙著『模倣犯』に、登場人物の一人が少年時代に視覚障害に悩まされていた
という描写がありますので、それを読んだ読者の方から、何件かお問い合わせ
をいただいたのですが、わたしが描写した視覚障害は、ストーリーの都合上、
フィクションを混ぜたものなので、適切なお返事をすることができなくて申し訳
なかったのです。
専門家による正確で詳しい情報をお求めの方は、このご本を一読されると
よろしいのではないかと思います。

『勉強嫌い、集中力のなさは眼が原因だった』 内藤貴雄著 二見書房刊
 ISBN4−576−02183−4 本体定価1300円

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■さまよう厨子王 〜 京極夏彦のコーナー

◆撮影所。
東映太秦撮影所から召喚の呪文が。
なんでも『OUT』の平山秀幸監督が時代劇を撮影しているという話。
平山監督とは『学校の怪談2』に一文を寄せさせていただくために撮影見学を
させていただいた際にお会いして、あれこれお話をさせていただいております。
その時は妖怪関係者(笑)としての召喚でございましたが、今回は時代劇
関係者(笑)としての召喚なのか。
で、行ってまいりました。
松竹京都映画撮影所には『怪』の時にお世話になりましたが、東映は初めて。
もっとも映画村は何度か行ってますが(笑)。つうか小説すばるのお馬鹿企画
コスプレ時代劇座談会の時に行きましたね。
で。
何を撮っていたかというと。
エコエコアザラク……は黒いミサ。エロイムエッサイムは……悪魔くん。
と、もう一人。
はい、天草四郎サマですね。
若い人にはわからんかもしれませんが、沢田研二と真田広之の接吻が……
なんて話はどうでもいいのですが、そう、山田風太郎先生の『魔界転生』で
ございます。
深作欣二監督の映画化から20年を経てのリメイクですね。
今回の『魔界転生』は前作とはまったく違った切り口で風太郎作品に挑む
意欲作。
なんたって「基本はチャンバラ」というのですから、嬉しいじゃあーりませんか。
柳生十兵衛は佐藤浩市さん、でもって天草四郎は窪塚洋介くんという、
新生魔界転生。
ホリ・ヒロシさんデザインの衣裳もカッコいいし、原口智生さんの妙に力の
入った(笑)転生特撮シーンも見ものですね。
個人的には麿赤児さんに期待。
そして中村嘉葎雄さん(柳生但馬守)の殺陣が楽しみで楽しみで。
撮影所では『怪』でお世話になった杉本哲太さんや柄本明さんが渋い芝居を。
窪塚さんは、月並みな表現ですが、そりゃもう好青年で、まあいろいろとお話を
させていただきましたが、窪塚ファンに嫉まれるので教えたげません(笑)。
写真も見せてあげません(笑)。
で、まあ平山監督とのツーショットを。




ツーショット


「地に足のついた殺陣で娯楽時代劇を」って、
恰好良すぎです、監督。




洞窟のセット


これはセットですね。すげえ洞窟。




わ〜い♪ 嬉し〜い♪


でもって持ち道具さんに貸してもらった宮本武蔵(長塚京三さん)の
櫂形木刀を持って喜ぶ私。ただの馬鹿。





ともあれ、とても雰囲気の良い現場でした。
時代劇愛好普及会(いつ出来たんだ)の一員としては完成が待ち遠しいところ
でございます。
これからは時代劇ですね。

◆スタジオ。
NHK-BS2の長寿番組『週刊ブックレビュー』から召喚の呪文が。
『覘き小平次』を取り上げてくださいますそうで。
で、行ってまいりました。収録。
司会は藤沢周さん。意外なことに初対面で緊張(ご本人の談によれば「廊下で
何度かすれ違って」いたようですが)。
いや、例によって緊張していてもあがって見えないという妙な体質なので
落ち着いているように見えますが、何を話したか覚えてません(笑)。
妙なこと口走っていないか心配。
放映は素早いので明後日の8日(日曜日)だそうです。

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■ノリノリレポート

◆12月5日。
京極さんがゲストで出演する、NHK衛星第二放送『週刊ブックレビュー』の
収録現場に行ってきました。




ぬりぬり


メイク中。
『トップランナー』のときより入念!?




ごそごそ


打ち合わせも終え、出番を待つ京極さん。
今回は"最新刊『覘き小平次』を語る"というテーマなので、
収録時間は短くてすみそう…。




ひろびろ


スタジオ収録現場。カメラは4台。
どちらかというと司会者体質なので、
いまひとつしっくりこない様子…。




よしよし


本番収録直後。
「NGなしの一発OK!」に、ホッとひと安心。
まん中は司会の作家・藤沢周氏。
左は柴田祐規子アナウンサー。




やれやれ


放送時間18分30秒の特集コーナーに対し、
収録時間は30分チョット。
今回はカットも少ない!(編集も楽かな?)
おつかれさまでした。


※"手作りお菓子を食べるコーナー"は、
残念ながらありませんでした。(…あたりまえ)


NHK-BS2(衛星第二放送)
放送日時 : 12/8(日) 午前 8:05〜8:59
再放送日時 : 12/14(土) 夜 22:15〜23:09

お見逃しなく!!

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■まるひの秘書ヒショバナシ

その昔、といっても数年前ですが、オフィスからほど近い六本木の路地裏に
それはそれは美味くて安い中華料理店がありました。
中華料理店といっても、内装は木を基調としたちょっとオシャレ系(っていうんだ
ろうか・・・)、メニューにも料理長の創意と工夫がふんだんに盛り込まれていま
して。
「中華食いましょー」と誰かを誘って連れていくと(私の軽いお財布でも楽勝で
まかなえるお会計)、ありきたりのイメージとはかけ離れた店内の様子と料理の
面白さ(&美味さ)に、かなーり驚かれ、そして喜ばれたものです。
ミヤベ安寿もその店の虜になったひとり。オフィスに寄る用があるときは、
たいていそこで夕食を一緒にしたです。
合い言葉は「カエルの店に行こう!」
私たちのいちばんお気に入りのメニューが、"カエルのガーリック炒め"だったん
ですねー。香ばしくパリパリに焼けたカエルの足を、手づかみで骨までしゃぶり
つくしてたっけ。ああ、思い出すだに惜しい店をなくしたものです。
別の所でメニューに"カエル"を見つけると懐かしくて頼んだりしてますが、未だに
あの店と肩を並べるほどのものに出会えません。

というわけで、"熊の手"には「うーん、ちょっと・・・ワタシは・・・」と腰が引けて
いるミヤベですが、「ありますよ! カエル!」という私のひとことには心が動いた
様子です。
これで"超高級中国料理"のコースにカエル料理が組み込まれることは、ほぼ
決定といってよろしいでしょう。(でも、ガーリック炒めはないんですけどね)
さあ、お味はいかに? 期待大です。

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■編集者Sのウラ情報

最近驚いたのは、やっぱりスクエアとエニックスの合併でしょうね。
これって出版界でいうなら音羽の雄講談社と一ツ橋の小学館が合併するような
もんですかね。
FFとドラクエが一緒になったようにサンデーとマガジンや週ポス、週現がひとつ
になるなんてことがあるんですかね。
あるいはグループどおしで光文社と集英社か。
いままでだったら一笑に付されるようなことですが、最近の経済状況、出版界を
とりまく状況を考えると、あながち、という気もします。
他業種ならライバル社がいきなり合併なんていうことは銀行や保険、メーカー、
流通をとわずごく普通にありますものね。
じゃあ出版社の合併の可能性があるのかと問われれば、体力が弱ってきて
いる版元が吸収される形での統合なら今でも少なからずあります。その版元の
持つ資産(雑誌のバリューなど)などに価値があると判断されたなら。
でもどうなんでしょう、今回のスクエアとエニックスみたいな、だれもがあっと
驚くような合併話は可能性としてはないとは思います。
ただ、なにがあっても不思議ではない、というのが今の出版界なのです。
はたして来年生き残れる社は……。(S)

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■ノリノリ編集後記

二回目のアイスホッケー観戦、日光アイスバックス対コクド。
会場の『新横浜プリンスホテルアイスアリーナ』の北側スタンドで、エレクトーン
を弾いている女性が一番カッコ良かった。"プロの仕事"ってかんじ。
で、試合の方もまあまあ。前回はハズレだったようだ。
一試合だけ観て「つまらない」と言ったのは失礼でした。とりあえず、アイス
バックスのファンクラブに入って応援することにしました。
そして、ラグビー。
大学、社会人ともに地域のリーグ戦終了。来週末から全国大会が始まる。
社会人は、来季からスタートする"ジャパンラグビートップリーグ"入りを賭けた
試合になるので、熱戦を期待している。がっ、その前に…
明日7日は、秩父宮ラグビー場で"釜石シーウェイブスRFC"の応援。
観戦ではなくて応援。
桜庭ヘッドコーチのもと、"赤鬼"アンドリュー・ファーガス・マコーミックも
加わった"釜石シーウェイブスRFC"の応援。
10大会ぶりの全国大会出場を賭けて、NEC(東日本リーグ7位)との戦い。
予定のない方、秩父宮に足をはこんで"釜石シーウェイブスRFC"を応援しま
しょう。
(地元釜石の応援団に加わって大漁旗を振りたい…ノリ)

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■アンケートから はスタッフのコメントです)

◆このアンケートで一番多い年代はどれくらいでしょうか?
今年いただいたアンケート約2000件を対象に調べました
 10歳未満---0%
 10代----- 20%
 20代----- 31%
 30代----- 31%
 40代----- 14%
 50代------ 3%
 60代以上---1%
という感じで、20代30代の方が多いです。(ハル)


◆宮部先生非常に羨ましいです!! 火村先生の名刺…
心中では指を銜えて羨ましげにパソコンを見つめてました(苦笑)
そういえば忘年会・豪華中華料理の下見のお話はどうなったのでしょう?
実はひそかに気になっています(^_^;)
大沢オフィスの皆様、お風邪が流行っているということですが、
どうぞお体お大事になさって下さい。で、来週の更新も頑張って下さい!
私は榎木津氏の名刺が欲しいですー!(って、そんなものは存在しませんが)
下見は・・・私が風邪を長引かせたせいで、多忙なミヤベとスケジュールが合わなくなり、
見送りになりました。ううう、すみません。ぺこぺこ。(ミヤベにも謝っている)
おかげで、「この料理はネタとして面白そうだ」ともくろむ大沢のアドバイスを元に
コースを組むはめになりそう???(まるひ)

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